OA6.0 → OA7.0取得

モジュール:Academic
受講回数:10レッスン
受講期間:約5ヶ月
学習目的:海外留学

OA6.0→OA7.0取得 リスニングは8.0の高スコア!

IELTS学習を始めた理由は?
会社の留学制度を使ってUCバークレー(カリフォルニア大学バークレー校)での短期留学プログラムに参加するため、IELTS OA7.0またはTOEFL iBT90をとる必要がありました。IELTSとTOEFLをそれぞれ受験してみて、なんとなく肌に合うと感じたIELTSでOA7.0を目指すことにしました。
バークレーハウスを選んだ理由は?
マンツーマン指導の対策塾を探していたのですが、いくつかの対策塾で体験レッスンや説明を受けた中で、講師の質の高さと価格の納得感を勘案しバークレーハウスを選びました。また仕事をしながら英語学習を行う必要があったため、レッスンごとに曜日・時間・講師が選べるというフレキシビリティの高さも大きなポイントでした。目指していた大学がUCバークレーだったので、スクール名に親近感を覚えたことも選んだ理由の一つです。
バークレーハウスを選んで良かったことは?
一つは、IELTSに関する情報収集を効果的かつ効率的に行うことができたことです。バークレーハウスにはIELTS指導経験の豊富な講師が多数在籍されていて、レッスンごとに講師を自由に選ぶこともできるため、はじめの2~3回は毎回違う講師のレッスンを受講し、それぞれの先生から学習方法や本番での解答方法についてアドバイスを頂きました。IELTSに関するネットの情報や書籍はTOEICやTOEFLなどと比べると比較的少なく、自身での情報収集では抜け漏れが出てしまいがちですが、経験豊富な先生方に直接質問をぶつけることで多くの疑問を解消することができました。また、例えばリスニング対策としてシャドーイングとディクテーションのどちらを行うべきかなど、複数の先生から頂いたアドバイスの中から自分に合った勉強方法を選ぶことができました。

もう一つは、内宮先生という講師に出会えたことです。L&R対策でお世話になった内宮先生には、出題パターン、間違えやすいポイント、解答のコツ、イギリス英語特有の単語・発音など、大変分かりやすく教えて頂きました。また問題文に出てきた単語の語源やその類語についても教えて頂くなど、自己学習では得られない深い学びを得ることができました。内宮先生に英語の面白さや奥深さについて改めて気付かせて頂いたことで、IELTS学習を終えた今でもモチベーション高く英語の勉強を継続できています。内宮先生にお会いできて本当に良かったと感じており、きっかけを下さったバークレーハウスに心から感謝しています。
印象に残ったアドバイスはありますか?
Readingのパラグラフを選ぶ問題が苦手だったのですが、まずパラグラフの一文目でヒントを探し、なければパラグラフの最後の文、それでも見つからなければそれ以外の文と優先順位をつけて答えを探すことを教えて頂き、解答のスピードと精度が飛躍的に上がりました。またIELTSはオーストラリア英語も考慮して作られているため、イルカ、サンゴ礁、有袋類などに関する単語が狙われやすいというご助言も印象的でした。Speaking Part2ではお題の質問を自分の得意分野や話し慣れたトピックに絡めて話を展開すること、Writing Task1では質ではなくとにかくスピード重視で解き点数配分の高いTask2に時間を残すこと、Task2では質問パターンに応じてお決まりのIntroductionやその後の論理展開をあらかじめ決めておくことなど、点数アップに直接繋がる多くのアドバイスを頂きました。
勉強する中で苦労したことは?
思うようにスコアが上がらなかったことです。OA7.0を目指していた中で、3回目の受験で初めて6.0から6.5に上がったのですが、4回目の受験では再度6.0に下がってしまい、本当に7.0を取れる日が来るのかとても不安になりました。また各項目の点数も試験ごとに上下してしまったため、小手先のテクニックではなく本当の意味で英語力全体の底上げが必要であり、4技能をバランスよく継続的に勉強しなければなりませんでした。内宮先生には試験が終わるたびにどのような問題が出てどのように解いたかを報告し、都度ご助言を頂きました。例えば特にスコアが上下していたSpeakingについて、Part2のスピーチの際にトピックズレ(聞かれたことにダイレクトに答えていない)をしていたことが原因ではないかとご指摘頂き、その点を意識した対策を行うことでその後の点数アップに繋がりました(内宮先生にはL&R対策をお願いしていましたが、S&Wについても多くのご助言を頂きました)。また点数が上がらないことに対する不安な気持ちを打ち明けて相談に乗って頂きましたが、「もっと高いスコアをとれる実力があるはずだから安心していいですよ」「勉強した分だけ着実に英語力はついていますよ」と励ましのお言葉を頂き、自信を取り戻すことができました。
具体的な学習方法は?
目標をOA7.0(R7.0 L7.0 S6.5 W6.5)として取り組みました。あくまでも自己学習がベースになると考え、バークレーハウスでのレッスンは2週間に1度を目安に5カ月間(計10回)受講しました。知っている単語が増えたり問題の正答率が上がったりすると先生が褒めて下さったので、自身の成長を実感することができ、モチベーションアップにも繋がりました。L&Rはまず実戦形式の問題を解き、復習の際に精読して分からなかった単語や表現を徹底的に調べました。Readingでは問題文を何度も音読し、Listeningではスクリプトなしでも意味が理解できるようになるまで繰り返しCDを聞くことで、意味理解のスピードアップと単語の定着を心掛けました。Speakingについては違う学習塾の先生に週に1度(40分)の特訓をしてもらいました。Writingは問題パターンがある程度決まっているため、それぞれのパターンに応じてよく使う表現や論理展開方法を覚えてしまい、あとは参考書を1冊買って主に独学で対策を行いました。S&Wに共通した対策として、トピック別(仕事、教育、環境問題など)に使いたい単語やフレーズをノートに書き出し、少しずつ表現の引き出しを増やしていきました。
ペーパー受験とコンピューター受験のどちらがオススメですか?
コンピューター受験を強くお勧めします。私はペーパーで3回受験後、コンピューターで2回受験しましたが、とにかくWritingではその差が歴然で、全体的な論理構成や使いたい表現などをメモ程度に入力していき、後からそれらをきちんとした文章にしていくことでまとまりのある論文を作りやすいと感じました。Readingにおいても文章中にハイライトを付けたり解答欄に単語をコピペできたりと、コンピューターならではのメリットを感じました。唯一のデメリットとしてListeningの最後の見直し時間が少ないというものがありましたが、実際にやってみるとそこまで問題にはなりませんでした。点数が伸び悩んでいる方は是非一度コンピューター受験を検討してみて頂ければと思います。
IELTSを学習している方へアドバイスをお願いします
私は約半年間IELTSの勉強をしましたが、やってもやってもスコアが上がらず本当に苦労しました。ただIELTSは試験対策を通して4つの技能が確実に高まるようになっており、またS&Wなどでは社会問題に対する自分の意見を求められるなど、グローバルで活躍するために重要なエッセンスが詰まった極めて優れた試験だと思っています。おそらく多くの方の目標はIELTSで高得点を取ることではなく、留学などを通して英語力を磨き、将来英語を使って世界で活躍されることだと思いますので、点数が上がらなくても必要以上に焦らず、自分の英語力が着実に上がっていると信じて勉強を続けていって下さい。その経験は必ず皆さんの将来のためになると思います。