2021/09/06

オーストラリア留学の費用総まとめ。期間・方法ごとにご紹介します!

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バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

オーストラリアへの留学を検討しているなら、どのくらいの費用がかかるのか気になっている方も多いかもしれませんね。

とくにオーストラリアは物価が高いので、事前に把握しておきたいところでしょう。

また、留学費用に加えて留学期間はどのくらいが適切なのか迷っている方も多いはずです。

そこで今回は、オーストラリア留学の費用や留学期間の決め方をご紹介します。

留学費用をできる限り安くする方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

【期間別】オーストラリア留学の費用

オーストラリア留学には、授業料や航空券、滞在費、海外留学保険などさまざまな費用がかかります。

オーストラリアは物価が高めで、税金を差し引いた可処分所得も世界でトップクラスです。どのくらいの費用がかかるのか事前に確認しておかないと、留学中にお金が足りなくなるかもしれません。

ここでは、期間別にオーストラリア留学にかかる費用をまとめました。それぞれの期間でかかる費用を確認していきましょう。

1ヶ月

授業料 9万円〜15万円
滞在費 4万円〜11万円
学校の諸経費 5万円〜6万円
航空券 8万円〜12万円
観光ビザ 0円
海外旅行保険 0円〜2万円
生活費 10万円〜20万円
合計 26万円〜66万円

1ヶ月間にかかるオーストラリア留学の費用は、およそ26万円〜66万円になります。

オーストラリア留学の費用で多くを占めているのが、授業料です。ただし学校の立地や設備、校舎の綺麗さ、コマ数によって授業料は大きく変動します。

次いで、費用が多くかかるのが滞在費です。

滞在費は、滞在方法によって異なります。ホームステイの場合は1ヶ月に8万円~11万円ほど、学校の寮の場合は4万円~10万円ほど、シェアハウスの場合は4万円~6万円ほどかかります。

3ヶ月

授業料 27万円〜45万円
滞在費 12万円〜44万円
学校の諸経費 5万円〜6万円
航空券 8万円〜12万円
観光ビザ 0円
海外旅行保険 0円〜6万円
生活費 25万円〜50万円
合計 77万円〜163万円

3ヶ月間にかかるオーストラリア留学の費用は、およそ77万円~163万円になります。

3ヶ月間の場合の滞在費は、ホームステイの場合は24万円~44万円ほど、学校の寮の場合は12万円~40万円ほど、シェアハウスの場合は12万円~24万円かかります。

半年

授業料 54万円〜90万円
滞在費 24万円〜88万円
学校の諸経費 5万円〜6万円
航空券 8万円〜12万円
観光ビザ 6万円
海外旅行保険 6万円〜12万円
生活費 50万円〜100万円
合計 159万円〜314万円

半年間にかかるオーストラリア留学の費用は、およそ150万円~314万円になります。

半年間の滞在費は、ホームステイなら48万円~88万円、寮なら24万円~80万円、シェアハウスなら24万円~48万円ほどです。

1年

授業料 108万円〜180万円
滞在費 50万円〜176万円
学校の諸経費 5万円〜6万円
航空券 8万円〜12万円
観光ビザ 6万円
海外旅行保険 16万円〜24万円
生活費 100万円〜200万円
合計 293万円〜604万円

1年間にかかるオーストラリア留学の費用は、およそ293万円~604万円になります。

1年間の滞在費はホームステイの場合なら96万円~176万円、寮なら50万円~160万円、シェアハウスなら50万円~10万円ほどです。

オーストラリアの大学留学・ワーキングホリデー費用

大学留学やワーキングホリデーなど留学する方法によっても費用は異なります。

ここからは、それぞれ1年間留学した場合にかかる費用をまとめました。大学留学やワーキングホリデーを検討している人は、ぜひ参考にしてくださいね。

大学留学

授業料 200万円〜300万円
滞在費 50万円〜176万円
学校の諸経費 8万円〜10万円
航空券 8万円〜12万円
観光ビザ 6万円
海外旅行保険 16万円〜24万円
生活費 130万円〜150万円
合計 418万円〜678万円

オーストラリアの大学留学は、入学する大学やコースによっても大幅に異なります。ただし、一般的にはレベルが高い大学ほど費用がかかりがちです。

また、授業料以外にも教材費も年間に約8万円~10万円ほどかかるので注意しましょう。

オーストラリアの大学は、物価が高いといわれるイギリスやアメリカよりも安く抑えられます。ただ平均授業料は50万円程度の日本とは異なり、オーストラリアは最低でも200万円と高くなります。

ワーキングホリデー

授業料
滞在費 50万円〜176万円
学校の諸経費
航空券 8万円〜12万円
観光ビザ 6万円
海外旅行保険 16万円〜24万円
生活費 130万円〜150万円
合計 93万円〜368万円

ワーキングホリデーの場合は、学校に通わない限り授業料が発生することはありません。また現地で働くことができるので、収入も得られます。

しかし実際にオーストラリアに渡航したものの、すぐに仕事が見つからないことも多いです。最低でも、3ヶ月間は働かずに生活できるだけの生活費用は用意しておくことが好ましいでしょう。

授業料以外では、ビザ申請料金や海外留学保険、航空券の費用がかかります。もし学校に通う場合は、授業料も踏まえてお金の用意をしておきましょう。

オーストラリア留学の期間の決め方

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留学を考えるとき、どのくらいの期間にすれば良いか悩む人が多いかもしれませんね。もちろん留学期間が長ければ英語に触れる機会も増えますが、長ければ良いというわけではありません。

たとえ期間が短くても、留学期間中の過ごし方で得られるものは多くあります。自分のライフスタイルや予算に合わせた期間選びが大切になるのです。

まずは、なぜオーストラリアに留学をしたいのか、留学の目的を明確にするのが良いでしょう。英語を習得したいなら語学学校、専門知識を深めたいなら大学、現地で働きたいならワーキングホリデーなど、目的が明確になれば留学方法も見えてきます。

留学方法が決まったら、ここでご紹介した費用目安を参考にどのくらいの期間留学できるか検討しましょう。

オーストラリア留学の費用を安くする方法

オーストラリアの費用を見て金銭面に不安を抱いた方もいるかもしれませんね。オーストラリアは物価が高いですが、やり方次第では留学費用を安く抑えられるのです。

ちょっとしたことですが、少し考え方や視点を変えるだけで夢のオーストラリア留学は実現できます。ここで紹介するオーストラリア留学の費用を安くする方法を参考にしてください。

方法1. 期間を短くする

当然のことながら、留学費用は長ければ長いほど高額になります。もし資金面に不安を感じるなら、留学期間を短くするのも方法でしょう。

期間が短いと勉強できる時間も少なくなるので、なるべく長い期間留学したいと考える方もいるはずです。

ただ、留学する前にしっかり英語の基礎を固めるなど、日本で勉強してから留学すれば短期間でも英語力は向上します。特に語学留学の場合は、初日に英語力を確かめるテストを行います。

ハイスコアを取れれば、レベルが高い教室に割り振られます。自分より少しレベルの高いクラスで英語を勉強することで得られるものも多くなるため、留学生活も充実したものになるでしょう。

方法2. 主要都市を避ける

オーストラリアは物価が高いといわれますが、実は地域によって多少の違いがあります。例えば、メルボルンやシドニー、ブリスベンなど主要都市は留学先として人気が高いエリアですが物価は高めです。

一方で、パースやケアンズなどはオーストラリアのなかでも比較的物価は安めです。留学費用を抑えたいなら、主要都市を避けて少しマイナーな地域を選ぶのも良いでしょう。

特に生活費は毎日のことなので、物価が安いと大きな差が生まれます。

方法3. 奨学金を活用する

オーストラリアの大学に留学するなら、奨学金を活用するのがおすすめです。奨学金のなかには返済不要のものもあるので、就学が終わってからお金を返済する必要もありません。

ただし返済不要の奨学金は人気が高く、制度によっては条件が設けられていることも多いです。

また申し込み期間は設定されていることもあるので、奨学金を活用したい場合は早めに準備を進めることをおすすめします。

想像以上に奨学金制度は多くの種類があるので、自分にあったものを選びましょう。

まとめ

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本記事では、オーストラリア留学にかかる費用や留学費用を安く抑える方法をご紹介しました。留学費用は長くなればなるほど高くなり、現地での滞在方法によってもかかる費用は大きく異なります。

ただし、期間を短くしたり奨学金を活用したりすることで留学費用を最小限に抑えることも可能です。現在オーストラリアへの留学を検討している方は、今回ご紹介したポイントを踏まえ、具体的な留学プランを立ててみてはいかがでしょうか。

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