2022/11/10

TOEIC 800点をとるポイントは?必要な勉強時間・勉強法を紹介

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この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

「TOEICで高得点をとりたいけど何の対策をすれば良い?」「勉強時間はどれくらい必要?」のような悩みはないでしょうか?

TOEIC対策は参考書や対策動画などの情報量が多いことから、何から対策をすれば良いかわからない方も多いと思います。

本記事では、TOEICで800点をとるためのポイントや勉強法を詳しく解説していきます。

目次

TOEIC800点の英語レベル

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TOEIC800点をとるために必要な英語レベルを解説します。

TOEIC800点の英語レベルは、「海外に駐在できるレベル」です。

ネイティブレベルの英語力はないものの、ビジネスシーンでも十分にコミュニケーションがとれます。

以下でリスニングとリーディング、それぞれの英語レベルについて詳しく解説します。

リスニング

TOEIC800点のリスニングレベルは、日常会話をほとんど完璧に理解できるレベルです。

また、ラジオやTVなど専門的な内容以外は聞きとることができ、ニュースも基本的には理解できるレベルです。

海外旅行に行った際も現地の方と英語でコミュニケーションがとれます。

ビジネスシーンでは専門的な会議の内容をすべて聞きとることは難しいですが、話の趣旨や話している内容の雰囲気はつかめるだけの能力があります。

リーディング

TOEIC800点のリーディングレベルは、基本的な英文が読解できるレベルです。

洋書や英字新聞をすべて理解することは難しいですが、理解できる箇所も多いため、趣旨を推測しながら読み進めることができます。

ビジネスメールや英文資料の内容も大体は理解できる能力があります。

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TOEIC800点の難易度

TOEIC800点の難易度について解説します。

また、TOEIC800点をほかの英語試験のレベルに換算した場合、どれくらいになるのか紹介していきます。

英検に換算すると準1級相当

TOEIC800点は、一般的に「英語が十分にできる」基準スコアです。

TOEIC800点を英検に換算すると、準1級レベルになります。

英検準1級は、英検のなかで2番目に高い級であり、英語ができる印象をもたれます。

「英語ができる」というのは、ビジネスシーンでも困ることなく英語でコミュニケーションがとれる状態のことを指します。

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大学入試に換算するとMARCHクラス

TOEIC800点の偏差値は62.3です。

偏差値62.3を大学入試に換算するとMARCHレベルです。

上記の偏差値は、コロナ禍の影響のない2020年1月のデータで偏差値を算出しています。

偏差値60前後の代表的な大学を以下に挙げます。

  • 青山学院大学
  • 明治大学
  • 中央大学
  • 法政大学
  • 立命館大学
  • 関西学院大学
  • 関西大学

800点以上は受験者の上位11%

TOEIC800点以上の受験者は、受験者全体の上位約11%にあたります。

以下の表がTOEIC公開テストのスコア分布表です。

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出典:TOEIC  Program DATA&ANALYSIS 2022

もっともボリュームの多いスコアは、595点〜645点です。

795点以上の受験者が15.9%となっています。

スコア895点以上の受験者は4.2%と、ほんの一握りの受験者が達成していることがわかります。

約85%の正答率が必要

TOEICスコア800点以上を超えるには約85%の正答率が必要です。

TOEICのスコアレンジ換算表において、800点を超えるには約170問の正答が必要となります。

リスニング・リーディングともに、各100問ずつの合計200問で構成されているため、正答率は85%となります。

正解数と不正解数は具体的に下記のようになります。

  • 正解数:170問
  • 不正解数:30問
  • 正答率:約85%

TOEIC800点に対する評価

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TOEIC800点以上をとると周りからどのような評価を受けるかについて解説します。

以下で、大学生と社会人の場合に分けて紹介していきます。

大学生の場合

一般的に、大学生でTOEIC800点以上を取得していると就職活動で評価されやすいといわれています。

エントリーシートを提出する際に、多くの企業ではTOEICの点数を記入する欄があります。

そこで800点以上のスコアを取得していると、似たような経歴をもつほかの就活生と差をつけることができます。

また、英語スキルが証明できることはもちろんのこと、800点をとるまでの過程が評価されることもあります。

TOEIC800点をとるまでには計画立案力や実行力、諦めず努力する必要があるため、継続力がある人材であると評価されるでしょう。

就活で周りと差をつけるためにも、TOEIC800点以上を取得しておきましょう。

ただし、外資系企業ではTOEIC800点以上あっても差別化できない場合もあるため注意しましょう。

社会人の場合

社会人でTOEIC800点を取得していると転職で有利になりやすいです。

現代は企業もグローバル化が進んでおり、英語が話せる即戦力を求めています。

そこでTOEIC800点以上あることをアピールすることで、採用される可能性が高くなります。

企業によっては転職活動中にスコアの提示を求めてくる場合があります。

転職活動前には、TOEICを受験しておくと良いでしょう。

また、企業によってはTOEICの点数も昇進や昇格の判断材料となることがあり、将来的に昇進や昇格につながる場合もあるでしょう。

逆に、TOEICのスコアが昇格に必須の条件となっている企業もあります。

自分の企業では、TOEICのスコアが昇進に必要なのかどうか確認しておきましょう。

海外出向や海外赴任のためにもTOEICが必要な場合があるため、海外出向希望者はTOEICの受験がおすすめです。

TOEIC800点に必要な英語力

大学生と社会人が就職活動などをする際はTOEIC800点以上のスコアがあると良いと前述しました。

では、800点以上取得するにはどれくらいの英語力が必要になるのでしょうか。

単語

TOEIC800点には、8,500単語程度の単語力が必要です。

8,500単語は、ネイティブの6歳の子と同じくらいの語彙力となります。

日本の中学課程を修了すると、2,500単語程度身につく要領になっています。

これを踏まえると、8,500単語を取得するのは簡単なことではありません。

8,500単語は膨大な単語数ですが、語彙力が増すことでリスニング・リーディングどちらにも役立ちます。

TOEIC以外の日常会話やライティングでも役立つため、まずは8,500単語を目安に頑張って勉強してみましょう。

リスニング

TOEIC800点台であれば、日常会話のリスニングはほぼ完璧にできる英語力です。

日常会話では相手の言っていることを理解でき、会話のキャッチボールができます。

ビジネスなどの難しいシーンでは理解できないケースもありますが、ビジネスシーンでもある程度活用可能なコミュニケーション能力があるとTOEICでも認定されています。

まずは、日常会話のリスニングが完璧に聞きとれるくらいの英語力を身につけましょう。

リーディング

洋書や英字新聞、雑誌の記事など、さまざまなジャンルの文章をほとんど抵抗なく読むことができるレベルです。

すべての単語を理解することは難しいかもしれませんが、大体の文脈や趣旨などは理解できます。

このレベルでは、難しい単語が出てきても文章を推測する能力が自然と身についてきます。

しかし長文の理解力はあっても、読むスピードが遅いのが原因でTOEIC800点が獲得できない方が多いです。

速読を勉強法に取り入れ、読むスピードが上がればTOEICのリーディングパートがスラスラ解けるようになります。

まずは、読むスピードを上げる力からつけていくと良いでしょう。

TOEIC800点に必要な勉強時間

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TOEIC800点に必要な勉強時間は下記のとおりです。

以下の表は、1日に2〜3時間勉強した場合の期間を示しています。

TOEICで100点スコアアップさせるためには、200〜300時間の勉強が必要とされています。

下記の勉強時間を参考に、目標を立てて勉強しましょう。

現在のスコア勉強時間期間
500点600〜900時間約10〜15ヵ月
600点400〜600時間約6〜10ヵ月
700点200〜300時間約3〜5ヵ月半

TOEIC800点以上をとる対策ポイント

TOEIC800点以上をとる対策ポイントを紹介します。

具体的に、下記3つがポイントとなります。

  • 単語を徹底的に覚える
  • 苦手分野を克服する
  • 英文の読解スピードを上げる

単語を徹底的に覚える

まずは、単語を徹底的に覚えましょう。

TOEIC800点を目指すには、「単語の意味がわかる」「知っている」状態ではなく、完璧に覚えることが重要です。

「単語を完璧に覚える」とは、単語を見聞きして瞬時に理解できる状態を指します。

瞬時に理解できると日本語の意味を思い出す時間を削ることができるため、時間をほかの問題に使うことができます。

TOEIC800点以上に必要な8,500単語を完璧に覚えることを目標にしましょう。

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苦手分野を克服する

次に、苦手分野を克服しましょう。

ハイスコアを目指す方は苦手なことを減らす必要があります。

TOEICの問題を解いていくうちに、自分の苦手なパートがわかってくると思います。

各パートに特化した参考書もあるため、苦手なパートの問題を徹底的に解きましょう。

とくにPart5やPart6は点数がとりやすいパートです。

Part5やPart6が苦手な方は徹底的に問題を解いて、苦手を克服しましょう。

失点を得点に変えるためには、苦手を克服するしか方法はないといえるでしょう。

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英文の読解スピードを上げる

TOEICの試験はスピード感が求められるため、英文の読解スピードを上げましょう。

リーディングセクションでは、与えられた時間内に80%以上正答する必要があります。

英語の知識だけでなく、英文を読む集中力と英文をスムーズに理解するスキルが必要です。

英文の読解スピードが上がれば、その分問題を解くのに多くの時間を使えます。

また、試験前に一通り問題を解いてみることをおすすめします。

どのくらいのスピード感で進めれば良いか確認してから、本番に臨みましょう。

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TOEIC800点以上を目指す勉強法

TOEICで800点以上を目指すための勉強法を紹介します。

具体的には、下記の勉強法がおすすめです。

  • 映画やPodcastで自然な発音を聞く
  • Part5とPart6に特化した問題集をひたすら解く
  • 単語のイメージと用法をセットで覚える

映画やPodcastで自然な発音を聞く

映画やPodcastで自然な発音を聞きましょう。

リスニングセクションの対策として、耳を英語の音に慣らす必要があります。

英語耳にする方法として、映画やPodcastをひたすら聞き続けることが有効的です。

映画やPodcastはネイティブの方の発音を自然と聞くことができます。

発音や綴りの規則性を知ることで、より正しい音がイメージできてリスニングも向上します。

とくに映画は楽しみながら学ぶことができるため、継続しやすい勉強法です。

すでに内容を知っている映画を英語で見ることもおすすめです。

Part5と6に特化した問題集をひたすら解く

Part5とPart6に特化した問題集を解くこともおすすめの勉強法です。

リーディングセクションのPart5とPart6は、短時間で解けるうえに高スコア獲得が期待できます。

とくに、Part5やPart6は練習でやった問題と似た問題が出ることが頻繁にあります。

満点に近い正答数に上げるために問題集を繰り返し解いてみましょう。

また、自分の苦手な部分を把握して、英文の理解力と読解スピードを上げる必要があります。

読解スピードを上げるためには、ひたすら英文を読んで慣れるトレーニングを行いましょう。

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単語のイメージと用法をセットで覚える

単語のイメージと用法をセットで覚えましょう。

前述したように、TOEIC800点には8,500単語を覚える必要があります。

問題をより早く正確に解くために、語彙力を上げておきましょう。

単純に単語の意味だけ覚えるのではなく、例文や単語のイメージも一緒に覚えておきましょう。

イメージと一緒に覚えておくことで忘れにくく、記憶に残りやすいです。

また、類義語や同義語も一緒に覚えておくと記憶に定着しやすくなります。

TOEIC対策におすすめの参考書・スクール

TOEIC800点以上を目指すための、おすすめの単語帳・問題集・コーチングスクールをそれぞれ紹介します。

【単語帳】キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE800公式

まずは、「キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE800公式」という単語帳です。

TOEIC800点を取得するために必要な単語が収録されています。

キクタンの特徴として、音声を聞きながら単語を覚えることができます。

音声を使って英単語を覚えることにより、記憶に残りやすくなります。

また、リーディングのみならずリスニングも同時に鍛えることができるためおすすめです。

【問題集】TOEIC Listening & Reading問題集

「TOEIC Listening & Reading問題集9」は、ETSが製作した公式教材です。

公式の教材のため、より本番の試験に近い形でトレーニングができます。

近年Part2の難易度が上がっているため、公式問題集でリスニングの対策をするのがおすすめです。

本番のテスト同様の公式スピーカーによる音声を聞いて勉強ができる点も特徴です。

問題集選びに迷った際は、まずこの1冊を選んでみましょう。

【問題集】世界一わかりやすいTOEIC L&Rテスト総合模試2[800点突破レベル]

TOEICの本番形式の模擬試験が2回分収録された実践問題集です。

800点突破レベルということで、公式問題集よりも難易度が高い問題が掲載されています。

また解説も豊富に記載されているため、どうして間違えてしまったのかなど、問題の意図を確認しながら進めることができます。

TOEICでよく出題されるひっかけ問題も多数収録されているため、本気で800点を目指したい方におすすめの1冊です。

【スクール】スタディサプリ

スタディサプリは、TOEIC L&R TEST 20回分相当の問題演習が用意されており、繰り返し学習していくことで800点に達する力が身に付いていきます。

また、ディクテーションとシャドーイングでリスニング力がアップできます。

AIを使ったランク判定や問題最適化で自分に合ったスタイルで効率的にスコアアップを目指すことができます。

パーソナルコーチプランも用意されているため、スピード感をもって得点を伸ばしたい方にはパーソナルコーチプランもおすすめです。

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【スクール】PROGRIT

PROGRITは、短期集中で英語力の向上を目指す英語コーチングサービスです。

決まったカリキュラムがなく、生徒一人ひとりに合わせた専用カリキュラムを組んでくれるのが特徴です。

TOEIC L&Rテストの点数アップを目指すコースもあります。

専属コーチが生徒一人ひとりについて、学習スケジュールの管理やチャットでの相談、英語添削などを毎日してくれます。

マンツーマン指導のため、効率よく点数アップを狙うことができます。

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【スクール】RIZAP ENGLISH

RIZAP ENGLISHは、ダイエットで有名なRIZAPと同じ会社が運営している英会話スクールです。

ライザップならではのストイックな目標管理とサポートシステムにより、最短2ヵ月でTOEIC対策ができます。

専属のトレーナーが受講生の課題に応じてフルオーダーメイドのカリキュラムを作成してくれます。

TOEICのスコアアップコースを含めて、全コースオンライン受講に対応しています。

自分に合った勉強法で早く効果を感じたい方におすすめの英会話スクールです。

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しっかり対策すれば800点以上達成できる

今回は、TOEIC800点以上をとるポイントや勉強法について解説しました。

TOEIC800点を取得することは簡単ではありませんが、地道に努力を重ねていくことで達成することができます。

TOEIC800点をとるためには、現在のスコアを目安に勉強時間を増やしていきましょう。

800点からスコアが遠いほど1日の勉強時間や、期間も長くなります。

TOEIC800点以上をとる対策ポイントとしては、下記のとおりです。

  • 単語を徹底的に覚える
  • 苦手な分野を克服する
  • 英文の読解スピードを上げる

勉強法は下記がおすすめです。

  • 映画やPodcastで自然な発音を聞く
  • Part5とPart6に特化した問題集をひたすら解く
  • 単語のイメージと用法をセットで覚える

上記の対策ポイントや勉強法を参考にして、TOEIC800点を目指しましょう。

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