2022/11/11

IELTSリーディングの解き方をプロ講師が解説!対策のコツと勉強法について

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この記事を書いた人

バークレーハウスIELTS講師
高橋 舞 Mai Takahashi
スポーツ推薦で大学入学したため本格的な英語学習は大学デビュー。卒業後はスイミングインストラクターとして勤務後、単身渡米。米国ミシガン州中央ミシガン大学院修了。専攻は応用言語学。大学院在学中に、大学付属の語学学校で主にアラビア系の大学入学&編入希望者に対し、英語で英語を教える実践的なティーチングメソッドを身につけながら、TESOL(英語教授法)取得。2017年からバークレーハウスに勤務。大学・専門学校・企業で、文法、英会話から資格試験対策まで幅広く授業を行う。分かりやすく、丁寧な指導と個人個人に合わせた学習・留学アドバイスで受講者からの信頼と人気を得ている。TOEIC 990点、IELTS 8.0点取得。3時のおやつが欠かせない柴犬愛好家。趣味は旅行と漢字のクロスワード。

IELTSのリーディングテストで質問を先読みするべきかどうかは、問題形式によって異なります。

今記事では、問題形式別に先読みが必要かどうかに加え、高スコア獲得のポイントや攻略法を豊富な経歴やIELTSのノウハウをもつ、英語講師が解説します。

そのほかにも、リーディングセクションで役立つ勉強法についても紹介するため、IELTS対策の参考にしてみてください。

目次

IELTSリーディングテストの概要

IELTSには「ジェネラル」と「アカデミック」という2つのモジュールが存在します。

ジェネラルは、英語圏への留学以外の研修や移住・永住を希望している方が受験し、対してアカデミックは海外で留学または仕事をしようと考えている方が受験する試験です。

この記事では、海外の学校や職場で不自由なく過ごせるレベルか評価する目的をもっているアカデミック・モジュールで出題されているリーディングに焦点を当てています。

また、ジェネラルとの違いについても解説していきます。

では、アカデミックのリーディングの概要を見ていきたいと思います。

  • 長文パッセージは3題
  • 1つのパッセージは900〜1,000語程度の長さ(全体で約2,700語)
  • 質問数は全体で40問(各パッセージ13~14問)
  • 試験時間は60分
  • 9点満点

IELTS公式サイトによると、2021年度の日本人のアカデミック受験者のリーディング平均スコアは6.1です。

上記の平均以上のスコア獲得には、40問中23問以上の正答が必要となります。

IELTSリーディングの5つの問題形式と先読みの必要性

アカデミックのリーディングの問題形式は大きくわけて5つあります。

  1. TRUE/FALSE/NOT GIVEN(YES/NO/NOT GIVENのときもあり)
  2. マルティプルチョイス*
  3. ヘディング問題
  4. マッチング問題 *
  5. 穴埋め問題

こちらの5つの問題タイプのうち、2つ目のマルティプルチョイスには「本文の内容に関する選択問題」と「本文のタイトルを選ぶ問題」の2パターンあります。

また、4つ目のマッチング問題 には3パターンあり、「与えられた文と選択肢の組み合わせ」「どの情報がどの段落にあるか」「人名とその人の主張の組み合わせ」に細かく分類されます。

上記の問題形式の出題の順番は試験によりバラバラですが、出題されます。

TRUE/FALSE/NOT GIVEN、選択問題、穴埋め問題に関しては、基本的にどこかのパッセージで1回はかならず出題されます。

問題タイプが5つに分かれるとレッスンで説明すると、「問題を先読みすべきですか?」とよく質問されます。

質問を先読みするかしないかは、問題形式とパターンによって以下の表のように異なります。

問題形式 先読みする?
TRUE/FALSE/NOT GIVEN(YES/NO/NOT GIVEN) YES
マルティプルチョイス 本文の内容に関する選択 YES
本文のタイトルを選ぶ問題 NO
ヘディング問題 NO
マッチング問題 与えられた文と選択肢の組み合わせ YES
どの情報がどの段落にあるか NO
人名とその人の主張の組み合わせ NO
穴埋め問題 YES

IELTSリーディング問題形式別の解き方のコツ

では、5つの問題形式がどういう問題なのかと、解き方のコツや先読みについて、詳しく説明します。

TRUE/FALSE/NOT GIVEN問題を解説

TRUE/FALSE/NOT GIVEN問題はIELTS特有の問題形式で、前述したとおり、どこかのパッセージでかならず1回は出題されます。

まずは、IELTSのTRUE/FALSE/NOT GIVENで問われている内容を確認してみましょう。

TRUE = 問題文の内容が本文に書かれており、かつ内容が一致している
FALSE = 問題文の内容が本文に書かれているが、内容が間違っている
NOT GIVEN = 本文に問題文の情報が書かれていない(TRUEでもFALSEでもない)

場合によってはYES/NO/NOT GIVENのときもあり、基本的には同じですが、以下のように著者の意見との関連を問われます。

YES = 問題文の内容が著者の意見と一致している
NO = 問題文の内容が著者の意見と異なっている
NOT GIVEN = 問題文に対する著者の意見が書かれていない

どちらの問題でも本文の内容に関することが聞かれているため、問題と本文の内容を理解することで回答できます。

自分の知識や経験が問われているわけでもないため、考えて答えを導く必要はありません。

TRUE/FALSE/NOT GIVEN問題を解く際は、先に問題を読みましょう。

ただし、先読みの仕方・本文の読み進め方にはコツが必要です。

Q1を読む ⇒ 本文を読む ⇒ 答えを書く ⇒ Q2を読む ⇒ 続きから本文を読む

上記のように、1問ずつ先読みすると、効率良く問題を解けます。

なぜこのように解くかというと、この解答形式は基本的に問題と同じ順番で本文に答えが出てくるからです。

そのため、問題すべてに目を通してから解いたとしても、本文を読んでいるあいだに問題の内容を忘れてしまいます。

もう一度問題を読むことになると、2倍の時間がかかってしまいます。

IELTSのリーディングは時間との戦いでもあるため、TRUE/FALSE/NOT GIVEN問題は1問ずつ確実に読み進めましょう。

また、解答するときには「言い換え表現」に気をつけてください。

問題文や選択肢の単語や表現は、本文で使われる表現をほぼ100%言い換えています。

同義語を使ったり文の語順や構成を変えたりしているため、本文を読むときに同じ単語を探すのではなく、同じ内容を伝えている部分を探しながら読みましょう。

さらに、もう一つ注意する点は「書き間違い」です。

TRUEと書くところにYESと書いたり、NOと書くべきところにFALSEと書いたりする方を、初級者、上級者に関わらずありがちなケアレスミスです。

このように書き間違えると、減点となり貴重なスコアを落としてしまうため、気をつけましょう。

マルティプルチョイス問題を解説

マルティプルチョイス問題とは、本文の内容に一致するものを3択か4択の選択肢のなかから1つ、または2つ選ぶ形式のことをいいます。

ほかの資格試験や学校の期末試験でもよく見られる馴染みのある形式だと思います。

IELTSのマルティプルチョイスには、「本文の内容に関する問題」と「本文のタイトルを選ぶ問題」の2パターンあります。

1つ目のパターンの「本文の内容に関する問題」は、先読みしましょう。

TRUE/FALSE/NOT GIVENと同様、基本的に出題される順に答えが本文から出てくるため、

質問1を読む ⇒ 本文を読む ⇒ 答えを選ぶ ⇒ 質問2を読む

上記の流れで進めると時間を無駄にすることなく解き進めることができます。

反対に、2つ目の「本文のタイトルを選ぶ問題」は先読みしません。

この問題は、本文全体でどんな意味を伝えているのか、一番言いたいことは何か、が問われています。

本文には具体例や重要度の低い情報、補足などを含まれており、ひっかけとして選択肢に入ってきます。

そのため、ピンポイントな情報ではなく、本文全体に共通していることは何か、というのを意識すると消去法で正しい答えに辿り着けます。

ヘディング問題を解説

次は、ヘディング問題です。

選択問題の一種で、各段落のタイトル・要約を選択肢から選びます。

段落ごとのメインポイントや筆者の伝えたい事が理解できていないと正しい答えが選べないため、好き嫌いがわかれる問題形式の1つです。

今までの受講生の傾向から、学生時代に国語が得意だった、本を普段から読んでいる方はこのヘディング問題が得意な傾向にあります。

この問題タイプは質問の先読みの必要はなく、むしろ先読みをすると時間の無駄です。

次に紹介している型の流れが、もっとも効率良く先読みできます。

第一段落を読む ⇒ 選択肢から選ぶ ⇒ 第二段落へ進む

段落を読む際には、ただ読み進めるのではなく、「段落で伝えたい事・一番言いたい事は何か?」を意識しましょう。

そうすることにより、消去法で正しい答えに辿り着ける可能性が高くなります。

コツさえ掴めばヘディング問題は比較的簡単だといわれていますが、前述のとおり、得意不得意が顕著にわかれます。

そのため、得意な方や高得点を目指している方は、上記の解法で読み進め、リーディングがすごく苦手な方や読むことに時間がかかる方は、以下の方法でも答えを導きだせる場合があります。

各段落の最初と最後の二文を読む ⇒ 選択肢から選ぶ

マッチング問題を解説

マッチング問題は「問題文で書いてあることを主張したのはどの人物か」というように、問題文と与えられた項目がマッチするものを選びます。

冒頭でも述べましたが、マッチング問題は3パターンに細かく分類されます。

パターンによって先読みするかどうかは異なるため、一つひとつ解き方を確認してみましょう。

まずは「与えられた文を選択肢の文と組み合わせる」問題です。

この問題は、途中で切れている不完全な文章があり、その続きに入るものを選びます。

たとえば、以下のようなものです。

Q1. The researchers conducted a study to 

A: find out the relationship between sleeping patterns and social status. 
B: prove the current hypothesis is correct. 
C: determine whether pillows are effective in treating sleeping disorders.

このタイプも答えが順番通りに出ていることが圧倒的に多いため、最初の問題だけを先読みし本文を読むことをすすめます。

2つ目のパターンは「どの情報がどの段落に書いてあるか選ぶ」問題です。

この問題は段落のなかの一部分の情報が問題として取り上げられているため、先読みはせず

第一段落を読む ⇒ 選択肢を読む ⇒ 答えを選ぶ

この流れで解いていくと効率的です。

最後の問題は、「人名と、その人の主張や経験など」を組み合わせます。

Q1. studied psychology in college
Q2. spent a lot of time researching animals
Q3. concluded that animals have feelings

A.	Mark 
B.	Tom
C.	Ross

上記のように、人名という「固有名詞」があるため本文のどこに答えが書いてあるかを探すのは比較的簡単です。

そのため、問題の先読みはしませんが選択肢である人物名は先にチェックしましょう。

選択肢を見る ⇒ 1人目の名前を本文から探す ⇒ 周辺を読む ⇒ 問題文と合わせる

1人の名前が本文全体を通して繰り返し出てくることもあるため、注意して解答しましょう。

穴埋め問題の解説

最後は穴埋め問題です。

パッセージの一部の要約がところどころ空欄のある状態で出題され、その空欄に当てはまる単語を、指定された語数に従って本文からそのまま抜き出し、答えとして空欄に入れていきます。

穴埋め問題は、問題文を先に読みましょう。

基本的に最初の問題だけ目を通して、問題に出てきたキーワードや固有名詞をヒントに本文を読んでいきましょう。

また、問題部分にタイトルがある場合はそちらも確認するとさらに答えがどこに書いているかが見つけやすくなります。

穴埋め問題も問題番号の若い順番で本文に答えが出ていることが圧倒的に多いです。

ときどき順序が入れ替わって答えが出ていることはありますが、その場合は両者が本文の比較的近いところから出ます。

注意すべきなのは、語数が指定されているという点です。

穴埋め問題にはかならず「WRITE ONLY ONE WORD」などと指定されます。

この場合は1単語だけ本文から抜き出すため問題はないですが、

「WRITE NO MORE THAN TWO WORDS AND/OR A NUMBER」と指示された場合は、以下の用の表に答えが3パターンあるため、とくに注意が必要です。

Two words (2単語):white dogs
Two words and a number (2単語と数字):3 white dogs
A number (数字):3

本文を読み始める前に、問題文にある指定語数をしっかり確認しておきましょう。

また答えは、本文から丸写しのため、スペルに自信のない方でも大丈夫です。

ただ本文に「dogs」と複数形で書いてあるのに、回答に「dog」と単数形で書いてしまうと間違いになります。

コンピュータ受験の場合は本文からコピペができるため、スペルミスの心配はしなくても大丈夫です。

IELTSアカデミックリーディングまとめ

ここで、IELTSアカデミックのリーディングについておさらいをしておきましょう。

  • 長文パッセージが3つ出題され、1パッセージは900〜1,000語程度
  • 全体で40問(1パッセージにつき13または14問)
  • 試験時間は60分
  • 5つの問題形式がある (TRUE/FALSE/NOT GIVEN・マルティプルチョイス・ヘディング問題・マッチング問題 ・穴埋め問題)
  • 先読みは、問題形式や問題パターンによって異なる

アカデミックとジェネラルの違いは?

ここまで、IELTSの「アカデミック・モジュール」のリーディングの問題を見てきました。
次に、「ジェネラル・モジュール」との違いを確認していきます。

どちらのテストも、試験時間は60分、問題は全部で40問という点は同じです。

しかし、パッセージの数と出題される問題形式の比率、さらにどの程度の正答率が必須になるのか、根本的なスコア換算が異なります。

アカデミック ジェネラル
試験問題 60分
問題数 40問
パッセージの数 計3つ(約900語程度) 計5つ 内訳:
1つ(約900語程度)
4つ(約500語程度)
問題形式 問題の難易度が高い
選択式の問題が多い
難易度はやや低い
記述式の問題が多い
スコア換算(6.0目標) 最低23問正解 30問以上正解

上記の表のように設問や難易度に差はありますが、どちらの試験タイプを受けても同じぐらいのスコアになるように設計されています。

また、表に記載しているスコア換算に関しては、冒頭で述べた日本人の平均スコアを取得するための正答数となっています。

ほかスコアの正答数も気になる方は、下記の表を見てみましょう。

アカデミックアカデミックジェネラル
バンドスコア正解数正解数
9.039 – 4040
8.537 – 3839
8.035 – 3637 – 38
7.533 – 3436
7.030 – 3234 – 35
6.527 – 2932 – 33
6.023 – 2630 – 31
5.519 – 2227 – 29
5.015 – 1823 – 26
4.513 – 1419 – 22
4.010 – 1215 – 18
3.58 – 912 – 14
3.06 – 79 – 11
引用元

IELTSリーディング対策方法

IELTSリーディングはどういった内容の試験なのか、問題形式とそれぞれの解き方を見てきました。

ここからは、リーディング対策の進め方と勉強法について解説していきます。

IELTSリーディング対策の3ステップ

はじめてIELTSを受験する場合、まずどこから手をつけていいのかさっぱりわからないという方も多いと思います。

また、受験したことはあるけれど、自分の進め方が合っているのかと不安に感じている方も少なくないと思います。

IELTSを受験するために、とくにリーディングはどのように対策をおこなえば良いか、3ステップで紹介してます。

Step1:自己分析

まずは、自分の実力や得意・不得意な部分を知ることからはじめましょう。

わからない状態で取りかかってしまうと、自分に合っていない対策や学習法をおこなってしまい、時間の無駄になってしまうことがあります。

そのため、以前受けたほかの資格試験でリーディングはどれくらい点数が取れたかを参考にして、大まかな自分の実力を確かめてみましょう。

また、問題集や模擬試験を一度解いてみて、時間がどれくらいかかったのか、どの問題タイプが得意もしくは不得意なのかを認識しておきましょう。

Step2:学習計画を立てる

Step1の自己分析をおこなうことで、自分の現時点での実力がわかります。

すると、目標スコアと自分の実力がどのくらい差があるのか、自然とわかります。

冒頭でも説明しましたが、リーディングの目標スコアが6.0の場合、最低でも23問正解する必要があります。

現時点で15問正解したのであれば、あと8問を正解するのに単語を増やすべき、読むスピードを上げるべき、など自分に必要なスキルに合わせて、学習計画を立てることが大切です。

Step3:習慣化する

とにもかくにも、継続がすべてです。

目標スコアを達成するまでの学習計画を立てられたら、それに従い、3週間はがんばって取り組みましょう。

そうすると学習が習慣化してきます。

3日坊主で終わってしまうような計画の場合は、自分が続けられる計画をもう一度練り直しましょう。

どうしても一人では独学できない!という方にはスクールで学習するのもいいかもしれません。

直近1年の卒業生は720名以上で、目標のIELTSスコア達成率は93%以上にもなるバークレーハウスには、IELTSのリーディング対策にも特化しています。

バークレーハウスの講師はIELTSに精通しているため、今回の記事では扱いきれなかったポイントを含めたリーディングのノウハウを伝授してくれます。

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IELTSリーディングテストの勉強法

次に、IELTSのリーディングの勉強法を2つに分けて紹介します。

語彙力を上げる勉強法

語彙力を高めて、基礎知識を身につけましょう。

リーディングには語彙力が必要不可欠です。

単語がわからなければ、正答率を上げることが難しいです。

まず、基本の単語やとくに中学校で習うものは正確に覚えるようにしましょう。

また、単語を覚える際には、反復練習が有効です。

「エビングハウスの忘却曲線」でも実証されている通り、人間は時間とともに忘れていく生き物です。

ただし、何度も何度も同じ人に出会ったり思い出したりすると、どんどん記憶が強化されていきます。

上記をふまえると、1日10単語を1週間続けて70個覚えるよりかは、1日一気に70個を覚えることを週2~3日おこなう方が単語の量が増えます。

多くの方がおこなっている間違った学習法で、「単品」で単語を覚えてしまっていますが、覚える際には「セット」を心に留めておいてください。

たとえば「accident」という単語があったとします。

この単語を使った次の2つの文章の意味を日本語で考えてみましょう。

英文
1.	Ms. Yamada got injured in a car accident.
2.	I deleted the email from Mr. Tanaka by accident. 
日本語訳
1.	山田さんは交通事故で怪我をした。
2.	田中さんからのメールを誤って削除してしまった。

いざ文章のなかに入り込んでしまうと途端に意味がわからなくなったり、意味をはき違えてしまったりする方が多くいます。

IELTSのリーディングでは単語の意味を知っているだけでなく、この言葉がどのように使われるのかをさまざまな要素を「セット」にして覚えるようにしましょう。

さらに、五感もフル活用できるとなお良しです。

五感を活用するには、自分の体験談を使った例文を使うと良いです。

先ほどの「by accident」であれば、自分のうっかりで誤っておこなってしまったことをもとに例文を考えると記憶に残りやすくなります。

文法理解が捗る勉強法

しかし、いくら多くの単語を知っていても、英語の文構造が理解できないと意味を間違えてしまいます。

単語にあわせて、英文法も対策しておく必要があります。

文章を読む際に最低限気を付けるべきことは、「主語と述語(動詞)」を見つけることです。

IELTSの文章はアカデミックな内容がほとんどのため、3~4行にもわたる長い文章も出てきます。

長文の文章が出てきた際に、どれが主語でどれが述語なのかをパッと見つけられれば、理解度もかなり正確になってきます。

Electroreception can also play an important role in animal defences. Rays are one such example. Young ray embryos develop inside egg cases that are attached to the sea bed.  The embryos keep their tails in constant motion so as to pump water and allow them to breathe / through the egg’s casing. 

スコアを6点まで目指している方は、中学英文法をやり直しましょう。

中学英文法が理解できている方や、それ以上のスコアを目指している方は「関係代名詞」「現在完了・過去完了」「受け身」「分詞構文」「仮定法」を重点的にカバーしていきましょう。

リーディング力UP法
リーディング力をアップするのに手っ取り早い近道は正直ありません。

そもそもリーディングが苦手、読んでると頭が痛い・眠くなってしまう方は、文章を読むという行為に慣れる必要があります。

この場合は、普段から本や新聞を読む習慣をつけ、耐性を作っておきましょう。
また、どんなトピックでも大丈夫です。

興味のある分野からまったく自分と関連のないトピックまで幅広く触れられると、IELTSのリーディングでも十分に対応できる力がついてきます。

さらに必要なスキルとして、制限時間内に文章を正しく理解しなくてはいけません。

つまり、英文を英語の語順で理解する必要があるということです。

英文をより理解するための練習方法として、「スラッシュリーディング」がおすすめです。

下記例文のように、意味の塊に分けて文章中にスラッシュを入れ、わかりやすくする方法です。

Electroreception can also play an important role / in animal defences. // Rays are one such example. // Young ray embryos develop inside egg cases / that are attached to the sea bed. // The embryos keep their tails / in constant motion / so as to pump water / and allow them to breathe / through the egg’s casing. //

スラッシュを入れた後はかならず意味を確認します。

文章を一文ずつ細かく意味を確認することによって自然と精読ができます。

スラッシュを入れる → 意味を確認

この方法を繰り返しおこない、最終的にスラッシュがなくてもどこで意味が切れるのかがわかるようになってくるとよいです。

自分の弱点を知っていて強化すべきポイントがわかっている方は問題ないですが、自分の状態を把握できていない、自分の今の実力がわからない、目標スコアに対してどの程度勉強すればいいかわからず、不安な方はスクールを活用するのも一つの手です。

バークレーハウスでは、カウンセラーやプロの講師から、自分の学習法が果たして正しいのか、自分の弱点は何なのか、自習ではどのように取り組めば良いのかなどの学習のサポートもあります。

リーディングスコア向上のポイント

最後にリーディングのスコアを向上させるためのポイントをいくつか見ていきましょう。

問題形式・特徴を理解する

今回の記事で紹介したように、問題形式によって解き方が異なります。

リーディング力が高くても各問題形式の特徴と解き方を把握していないと、60分間の試験時間ですべて解き終わりません。

IELTSでは1問正解するだけでもスコアが0.5上がることもあるため、問題を解き、すこしでも無駄な時間を減らし、1問でも多く正解できるようにしましょう。

要点となるポイントを把握する

リーディングを正確に解いていくためには、「何が言いたいか」を理解する必要があります。

わからない単語にばかり気に取られて、結局何を伝えているのかを理解できていないという受講生を多く見かけます。

文章全体を読んで要点を把握することは、初級者の方にとっては難易度が高いため、まずは段落ごとにメイントピックを理解していくようにしましょう。

時間配分に慣れる

時間配分に苦戦しないという方はいないのではないでしょうか。

かなり上級者でもギリギリで読み終えることが多いと思います。

時間が足りないという状況を改善させるためには、目標スコアに合わせて各パッセージにかける時間をある程度決める必要があります。

一般的にパッセージごとに難しくなるといわれているため、パッセージ1は17分、パッセージ2は20分、パッセージ3は23分が理想的だといわれています。

こちらは全部の問題を解くための理想的な時間配分となっていますが、もちろん目標スコアによって配分は変わってきます。

たとえば、スコア6.0を目指しているのであれば、比較的難易度の低いパッセージ1と2に時間を多めにかけて理解度を高め、正答率を上げるという作戦をとることもできます。

そのため、自分の実力と目標スコアに合わせた時間配分を決めておきましょう。

最適な時間配分を身につけるには、普段の学習で、模擬試験や問題集を使って何度か通して解くことをおすすめします。

読む速度を上げる方法

読むスピードを上げるといっても、ただ早く読むだけでなく、正確に読み進めるためには、単語力と文法力はある程度つけておく必要があります。

文章で出てくる単語や文構造で知らないということをできるだけ少なくしましょう。

また、英語の語順で文章を理解できないと読むスピードが落ちてしまうため、上述のスラッシュリーディングなどを用いて読む練習をしましょう。

さらに、リーディングのスピードは普段から本を読んでいるかいないかで大きく変わります。

日本語でも英語でも普段から本や新聞、雑誌などを読んでいる方と、読んでいない方とでは、スタート時点がかなり違います。

普段から文章を読むという習慣をはじめは5分からでもいいため、身につけていきましょう。

間違えやすい問題への対策

解答を見て丸付けして終わりではなく、なぜ自分が間違えたのかを確認しましょう。

以下のリストを見て、確認してください。

  • 理解していたけど、単語がわからなかった
  • 内容の理解が間違っていた
  • ケアレスミスだった

しっかり間違えた原因を解明し、次に同じミスをしないようにすることが大切です。

何回か練習問題や問題集を解いていくと、自分がよく間違える問題やなぜ間違えるのか、原因が絞られてきます。

自分のミスの傾向を理解できたら、間違えた問題を正しい解法で解けるように繰り返し解いてみましょう。

本番試験で自分の不得意な問題が続いた場合や、いくら探しても答えが見つからない場合もあると思います。

そんなときは、とりあえず答えを埋めてください。

とくに選択問題やマッチング問題などは、偶然でも正解になる可能性があります。

本当にわからない場合は勘でもいいので、埋めてくださいね。

満点を狙っているのでなければ、苦手な問題に時間をかけるよりかは、ほかの得意分野で点数を稼げばいいため、そちらを確実に取れるように時間をかけましょう。

まとめ

スコアが伸び悩んでいる方や、高スコアを狙う方は、IELTSに精通した講師に現在の英語力を見極めてもらいましょう。

自分一人では気づかない点を見つけてもらい、英語力を適切に把握できれば、最適な学習法を教えてもらうことができます。

バークレーハウスにはさまざまなコースがあり、IELTSを知り尽くした講師陣が揃っていて、日本人講師でも4技能すべてを教えられるというほかのスクールでは少ない特徴があります。

実際に、バークレーハウスの直近1年の卒業生は720名以上で、目標のIELTSスコア達成率は93%以上にもなります。

カリキュラムも受講生のために徹底的にカスタマイズしてレベルにあったものを用意しているため、IELTS全般だけでなく、IELTSのリーディングだけの対策を取るということも可能です。

自分の目的や希望に合わせて受講することもできます。

また、語学カウンセラーによるサポート体制があるため、疑問や悩みの解決、モチベーション維持もできます。

IELTSリーディング対策はもちろんですが、留学におこなってからも役に立つ基本の英語力も同時に養うことが可能です。

まずはぜひ無料の体験レッスンを受けてみてください。

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