2024/02/14

カナダ留学でビクトリアへ行こう!特徴やメリット・デメリットを解説

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この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

カナダは英語圏の留学先として高い人気を誇っており、日本からも数多くの留学生が渡航しています。

そんなカナダのなかでも、おすすめの渡航先の1つがビクトリアです。

本記事では、カナダのビクトリアへの留学に興味がある方向けに、ビクトリアの魅力を紹介します。

また、ビクトリアに留学するメリットやデメリット、現地での生活のポイントなどもあわせて解説するため、カナダ留学を検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

カナダの都市ビクトリアについて

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ビクトリアは、カナダのブリティッシュコロンビア州に位置する都市で、バンクーバー島の西海岸にあります。

人口は約40万人ほどで、州議会場があるほか、州知事が住んでいます。

住民の主な使用言語は英語ですが、フランス語を使用する住民も少なくありません。

日本からの直行便はないものの、バンクーバーからの移動手段が豊富で、フェリーボートや水上飛行機などを利用してアクセスできます。

フェリーを利用する場合は、穏やかな内海を通過するため、船は揺れが少なく、カナダの雄大な自然を楽しめるでしょう。

そして、ビクトリアはカナダ人が選ぶ、「いつか住みたい都市ランキング」において、毎年上位にランクインしている街で、低層ビルやリゾート住宅が建ち並んでいます。

留学生向けの学校や大きな病院が充実しており、病気になっても安心な環境といえます。

また、ショッピングモールなどの買い物スポットも豊富で、世界中の洋服なども手に入ります。

ビクトリアの気候

多くの方がカナダに対して寒い国という印象をもっていると思いますが、ビクトリアは地中海性気候に属している街で、年間を通した寒暖差が穏やかです。

1年を通して四季折々の花が咲き、快適な住環境地が広がっているため、日本人にとっても過ごしやすいといえるでしょう。

ただし、最低気温は低く、夏でも10℃近くまで下がるため、朝晩の冷え込みは厳しいです。

とくに、冬場は降水量が増えるかつ、日照時間も短くなります。

そのため、日本から防寒アイテムを持参するなどして、寒さ対策に備えることが重要です。

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ビクトリアの特徴

カナダの都市であるビクトリアには、個性的な特徴が複数あります。

具体的にどのような特徴があるのか、以下でそれぞれ解説します。

「ガーデンシティ」とも呼ばれる緑の多い街

ビクトリアは「ガーデンシティ」とも呼ばれる街です。

有名な観光地であるブッチャート・ガーデンをはじめ、春になると各所で色とりどりの花が咲き、観光客を楽しませています。

また、都市の中心部のみならず、住宅地でも豊かな緑があふれていることも特徴です。

イギリスの伝統的な庭園であるイングリッシュガーデンを採用している家庭も多く、ビクトリアの自然美を存分に堪能できます。

イギリスの影響が強く残っている

ビクトリアの名前は、カナダが昔イギリスの植民地であった時期に、イギリスの女王ビクトリアにちなんで名づけられました。

そのため、ビクトリアはイギリス文化の影響を強く受けています。

近代化が進んでいるトロントやバンクーバーに対して、ビクトリアは歴史的な建造物が数多く残っており、まるでヨーロッパにいるような雰囲気も味わえます。

ビクトリアのシンボル的なホテル、フェアモント・エンプレスでは本格的なアフタヌーンティーも楽しめます。

ネイティブのカナダ人がほとんど

カナダは、アメリカやオーストラリアに並ぶ移民大国です。

とくに、近年はバンクーバーなどの大都市でアジア系の移民も増加しており、街を歩いていると日本語や中国語が聞こえてくることもよくあります。

しかし、ビクトリアの場合は、住民の約8割がカナダ人のため、ネイティブが使用する英語に触れる機会に恵まれています。

そのため、ビクトリアでの生活や現地の方との交流においては、地元の文化や環境に深く触れられる環境が整っているといえます。

ビクトリアに留学する5つのメリット

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カナダには、バンクーバーやトロントなど、留学先として日本人から高い人気を誇る都市が多数ありますが、ビクトリアもおすすめの場所です。

以下では、ビクトリアへ留学する6つのメリットについて紹介します。

教育機関が豊富

カナダは教育水準が高い国の1つであり、そのなかでもビクトリアは教育機関が豊富にある街です。

語学学校や専門学校、コミュニティカレッジ、大学などが揃っており、バンクーバーと比較しても学校数や教育の質はまったく差異がありません。

また、語学学校もたくさんあり、それぞれ留学生に対するサポートも充実しています。

大学へ正規留学する方だけでなく、コミュニティカレッジを経由して4年制大学に進学する方にとっても、すばらしい環境が整っています。

日本人が少ない

ビクトリアは、バンクーバーやトロントと比べて日本人が少ない街です。

日本人が少ない環境では、必然的に英語を話す機会が増えるため、英語力の向上が期待できます。

日本人が多い環境では、いざというときに助け合えるというメリットがありますが、日本人同士が集まると、日本語での会話が増え、英語を使う機会が失われるというデメリットも考えられます。

英語力を早く上達させたい方は、留学先を検討する際に、できるだけ日本人が少ない環境に身を置くことがおすすめです。

 生活費を抑えられる

カナダは、ヨーロッパやアメリカと比べ、生活費が抑えやすい国です。

そのなかでも、ビクトリアは家賃や交通費が比較的手頃な街として知られています。

留学生活を続けていくうえで、お金の問題は無視できない存在です。

金銭的な余裕が生まれれば、勉強に集中できるだけでなく、学校以外の場所で新しい経験を積むことも可能となるでしょう。

経済的な安心感があれば、留学生活を有意義に過ごすことができるでしょう。

治安がよく人が温かい

ビクトリアは、カナダのなかでも治安がよい街として知られています。

夜中に出歩かない、人通りの少ない場所に行かないなど、基本的な安全対策を徹底すれば、トラブルに巻き込まれる心配はないでしょう。

また、ビクトリアは、地域特有の人の温かさに触れられる点も魅力の一つです。

地元の方は親しみやすく、田舎ならではのアットホームな雰囲気が広がっています。

留学中は安心して地元の方々と交流し、街の魅力をより深く理解ができるでしょう。

季節ごとにアクティビティが楽しめる

ビクトリアでは、季節ごとに異なるアクティビティが楽しめます。

カナダの多くの地域では、冬は寒い日が続き、外出が難しい状況が一般的ですが、ビクトリアは温暖な気候が特徴のエリアです。

そのため、冬にはスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを楽しめます。

また、ビクトリアには湖も多く、夏になればヨットでセーリングに挑戦する方も多いです。

初夏から秋にかけては、サーモン釣りも楽しめるでしょう。

季節ごとにさまざまなアウトドア活動が可能なため、ビクトリアならではの季節の楽しみ方が魅力といえます。

ビクトリアに留学する4つのデメリット

ビクトリアは魅力的な都市である一方で、留学生にとっては考慮するべきデメリットも存在します。

デメリットを把握しておくことで、留学中も困ることが少ないでしょう。

以下では、ビクトリア留学の4つのデメリットについて解説します。

都会的な楽しみが少ない

ビクトリアは、ほかの大都市と比較すると娯楽が少ない街です。

田舎街特有の穏やかな雰囲気が漂っている点はビクトリアの大きな魅力ですが、ナイトクラブや深夜まで営業している飲食店はほとんどありません。

そのため、都会的な娯楽に慣れている方や、都会が好きな方にとって、ビクトリアは刺激が少ないと感じる可能性が高いです。

ただし、ビクトリアののどかな雰囲気と美しい自然環境は、穏やかでのんびりとした生活を望む方にとっては魅力的な要素となります。

留学を検討する際には、自身のライフスタイルや好みに合った都市を選択することが大切です。

希望にあったアルバイトを見つけにくい

ビクトリアでは、希望にあったアルバイトを見つけることが難しい傾向にあります。

ワーキングホリデーを利用する場合やカレッジ、または大学へ進学する場合は現地でのアルバイトが認められています。

しかし、ビクトリアはアルバイトの求人数が限られており、主要都市と比べると全体数は少ないです。

ちなみに、ビクトリアは観光関連の接客業の求人が多い傾向があり、観光関連のアルバイトをするには一定の英語力が求められます。

アルバイトを見つけやすくするためにも、留学前にある程度の英語力は身につけておくと、仕事が早く見つかるでしょう。

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日本からアクセスしにくい

ビクトリア留学のデメリットとして、日本からのアクセスが難しい点も挙げられます。

現在、日本からビクトリアへの直行便は運行されておらず、ビクトリアへ行くためにはバンクーバーで一度乗り継ぎが必要です。

日本からバンクーバーまでの飛行時間は約9〜11時間で、その後飛行機や船を利用してビクトリアへ移動します。

バンクーバーからビクトリアまではBCフェリーの利用が一般的で、乗船時間は1時間半程度です。

事前に現地の情報を入手しにくい

ビクトリアは、情報収集が困難な都市といえます。

留学前の準備として、現地の語学学校や交通手段などに関する情報を十分に得ることは重要です。

しかし、バンクーバーやトロントと比較すると日本人の数が少ないため、日本語で最新の情報を集める難易度は高いでしょう。

ビクトリアの最新情報を手に入れるには、バークレーハウスの留学エージェントに依頼することがおすすめです。

バークレーハウスの留学エージェントは、アメリカやカナダ留学のサポートに強く、ビクトリアに関する情報も豊富に提供しています。

留学カウンセラーは、留学を成功させるために現地の学校や留学イベントなどを頻繁に訪れており、現地の担当者と多くのコネクションをもっているため、最新情報をいちはやく提供することができます。

無料カウンセリングも実施中のため、ビクトリアへの留学を検討している方は、積極的に利用してみましょう。

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ビクトリアの留学生活でのポイント

最後に、ビクトリアで留学生活を送るための重要なポイントを紹介します。

留学前に想像していた留学生活と違うというギャップが生じないようにするためにも、各ポイントをしっかりと確認しておきましょう。

生活の足は「バス」になる

ビクトリアはコンパクトな都市として知られており、日本とは異なり電車が一般的な移動手段ではありません。

国際運転免許証を持っていない場合、生活の足はバス、または自転車になります。

市バスの料金はすべて$2.5で統一されており、お釣りは出ません。

そのため、バスに乗る際は、小銭か回数券、あるいは定期券を用意してください。

また、学校によっては学生向けに定期券(バスパス)が割引で購入できます。

自分が在籍している学校が割引対象になっているか、あらかじめ確認しておきましょう。

お出かけ着を一着持っていく

留学の際は、お出かけや特別なイベント用にドレスやスーツを持参することをおすすめします。

カナダでは、ホームパーティーやイベントが頻繁に開催され、フォーマルな格好をする機会が多いです。

パーティーやイベントによってはカジュアルな服装でも参加ができる場合もありますが、基本的にはドレスコードが存在します。

とくに、ビクトリアはほかの都市に比べると、洋服が買える店が少ないため、現地調達が難しいことがあります。

そのため、荷物に余裕があればお出かけ着を持っていきましょう。

ちなみに、カジュアルな服はH&MやGAPなどで購入できます。

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まとめ

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カナダのビクトリアは日本人が少なく、英語学習に集中しやすい街です。

海外に不慣れな方が渡航する場合、やや難易度が高い街ともいえますが、英語学習や情報収集などの事前準備を怠らなければ問題ありません。

もし、ビクトリアへの留学準備に不安を抱えている方は、バークレーハウスに相談してみてください。

バークレーハウスは、日本ではじめてアメリカへの正規留学を実現させた語学スクールであり、英語スクールとしても40年以上にわたるノウハウを有しています。

英語に不安を抱えている方は、IELTS公式テストセンターを運営する企業が提供する対策レッスンや留学前に英語力を向上できる英会話レッスンの受講が可能です。

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