日本人が知らないロシア文化
愛想笑いをしない
ロシア人は仕事中に笑うものではないと思っているようで、仕事には真面目に取り組みます。それを知っていると、彼らが不愛想だとしても許せるでしょう。しかし、スターバックスの店員さんは愛想が良いので、国民性が変化しているかもしれません。
自分の非を簡単には認めない
ロシア人は頑固な性格で、自分の非をすぐには認めません。この謝らない性格は、プーチン大統領など、政治的な体制が背景にあるのでは?と考えられます。反省や失敗を認めると終了という意識が強いからなのかもしれません。
トイレットペーパー
ロシアのトイレットペーパーは全く吸水性がありません。ロシア人からすると「吸水性がないので、逆に手が汚れない」濡れるということは不潔であるということだそうです。そのため、1)吸水性がない 2)手が汚れない 3)手を洗わない という考えになるそうです。
結婚してから考え直す期間が1ヶ月ある
ロシアでは離婚率が高いため、法律で1ヶ月間考え直す期間を設けています。また、結婚式の1ヶ月前と2日前の2回、夫婦そろって役場に出向いて申請しなくてはなりません。
ボルシチ
世界三大スープの一つのボルシチは、ロシア料理には欠かせません。寒いロシアでは、体を暖める具だくさんのシチュー、スープ、煮込み料理が多いです。スープの中身は決まっていないですが、沢山の具材を入れて作ります。野菜以外にもソーセージ、ハム、ベーコン、肉だんごなどを入れたりします。また、地域によって素材が異なります。通常は温製ですが、夏には冷製スープを作ることもあります。本場のボルシチは、バターやチーズなど脂肪分が多く入り濃厚です。
ロシア若者
ロシアの若者の間では、日本アニメ、日本漫画、J-rockなど、日本のポップカルチャーが人気です。コスプレなども有名で、SNSやYouTubeでも多く見られます。日本語で放送されているアニメを理解するために、日本語を学習する人も増加しています。さらにモスクワでは日本で公式に認定された忍者教室も存在しています。
全館暖房
外はものすごく寒いですが、その代わり建物の中はセントラルヒーティングで全体が暖かいです。建物の中は20-23℃ほどの設定になっているので、半そでやTシャツでも過ごせます。日本の木造住宅のトイレやお風呂場は、室内にもかかわらずロシアより寒いです。
黄色い花はNG
ロシアで花をプレゼントする時は、次のことに気を付けましょう。黄色い花は「浮気の象徴」「ケンカや別れを招く」ということを意味します。赤いカーネーションは、墓前に供えるものです。また、兵士が帰還した時に渡す花でもあります。