日本人が知らないドイツ文化


ドイツの結婚式

ドイツの結婚式

ドイツでは結婚前日に招待客が、皿、カップ、グラスなど食器を割りまくる伝統習慣があります。そして結婚式当日、花嫁と花婿は、そのぐちゃぐちゃに散らかった場所を一緒に片付けるのです!この習慣は新婚夫婦への教訓で、今後ふたりに苦難がやってくることがあっても、結婚生活がうまくいくためには、より緊密な協力をする必要があるということを教えているのだそうです。

ペットの犬に税金がかかる

ペットの犬に税金がかかる

ドイツでは犬を飼うと、税金を払わなければいけません。この犬税は、飼っている犬の頭数分を支払うようになていて、料金は年間120ユーロ程度。使い道としては、犬の糞などで汚れた街の清掃費用や、犬の糞始末のために街中に用意されたエチケット袋などに利用されています。犬一匹ずつに税金を支払っていることから、犬の権利も守られて、飼い主としての責任感にも繋がるかもしれません。

電車の駅に改札がない

電車の駅に改札がない

電車に乗車する際、改札口で係員がチェックしたり、もしくは自動改札機を通ったり、そういったものがありません。定期券を持っていても、毎回カバンから出す必要もありません。ただし、改札がなく、切符を見せなくていいからといって、切符や定期券を購入せずに電車に乗ってしまうと、大変なことになります。月に1回程度、監視員が突如として現れるのです。それも普通の恰好をしている一般人のようで、いきなり「定期券、切符を見せてください」と始まり、持っていないことが見つかると、多額の罰金を支払うことになります。

くしゃみ

くしゃみ

誰かがくしゃみをすると、「ゲズントハイト」と言います。「Gesundheit」は、直訳すると「健康」ですが、この場合、「ご健康を祈ります!」のような感じで使われます。またこれは、ドイツ人にとって言わないと失礼と感じられるのか、他人同士でも声を掛け合うことがあります。

誕生日の前祝はタブー

誕生日の前祝はタブー

ドイツでは「誕生日を迎える前にお祝いの言葉をもらうと早死にする」という迷信があります。うっかりフライングでお祝いの言葉をかけないよう注意しましょう。また、誕生日当日までに、もらったプレゼントを開けることもタブーとされています。

ベルリンの年越しカウントダウン

ベルリンの年越しカウントダウン

ベルリン新市内で年を越される方は、市民によって放たれるものすごい数の爆竹に注意が必要かもしれません。ドイツではこの期間だけ花火や爆竹が解禁されるため、「待っていました!」と、空が煙で白くなるくらい放たれます。

「ドイツ人=働き者」のイメージは本当?

「ドイツ人=働き者」のイメージは本当?

国で定められた祝日は、年間11日。日本の16日に比べると少なく、やはり「ドイツ人=働き者」?と思ってしまいがちですが、意外とそうではないようです。残業が残っていても、基本的には自分のライフスタイルを優先し、1ヶ月程度のまとまった休暇を取ることも当たり前です。フレックス制や、チームで仕事をすることが徹底されていて、労働時間よりも「仕事の効率化」が最も優先されるべき事項のようです。

「乾杯」は、歌も一緒に

「乾杯」は、歌も一緒に

ドイツでは、乾杯の時に歌う「アイン・プロージット」という歌があるのをご存知でしょうか?毎年ミュンヘンで行われる世界最大規模のビール祭り「オクトーバーフェスト」では、お祝いに皆で盛大に歌うのがお決まりとなっています。