日本人が知らないアイルランド文化


お酒

お酒

アイルランドと言えばアイリッシュビールが有名ですが、有名なのはギネスビールです。ギネスビールはアイルランドの首都ダブリンの中心で生まれました。今でもダブリンの中心部にはギネスビールの工場が残っていて毎日製造しています。
元々ギネスビールは醸造に失敗したビールをそのまま出荷したら、意外と消費者に好まれそこから誕生した経緯があります。以来1759年からギネスビールを大量生産を始めました。またアイルランドにあるお酒は、ギネスを始めとする「スタウト」という種類の黒ビールの他に、程よい苦みがあり軽い味わいのビールである「エール」、独特な香りと味わいのある「アイリッシュウイスキー」、「サイダー」と呼ばれるフルーティな炭酸のお酒が人気です。

パン

パン

他のヨーロッパ諸国と同じように、アイルランドでもパンが主食として食されています。一般的なのがいわゆる食パンである「ブレッド」と、ブレッドにイースト菌の代わりに重層を加えて発酵させずに作る「ソーダブレッド」の二つです。ソーダブレッドは普通のパンのふわふわとした食感ではなく、ざっくりした軽い食感が特徴です。また、ブレッドに具材を挟む「サンドウィッチ」も非常にポピュラーです。

ハロウィン、その起源は…はるか太古のケルトの祭り

ハロウィン、その起源は…はるか太古のケルトの祭り

古代ケルトの「Samhain祭」が起源といわれています。これは死の神サムハインをたたえ、新しい年と冬を迎える祭りで、この日の夜には死者の魂が家に帰ると信じられています。もしかすると日本のお盆ともなんらかの関連があるのかも知れません。北アイルランドのデリーでは、世界でも最大級のハロウィーン・フェスティバルが開催されていることで有名です。

お話し好き

お話し好き

お酒を飲むパブでは知らない人に話しかけて飲むのが普通の風景です。いきなり話しかけられてもビックリしないで下さい。また、地元の人と仲良くなるのに良い機会なので是非話してみましょう。話す際に注意した方が良いのは「政治」「宗教」についての批判です。美味しいギネスビールと一緒に盛り上がりましょう。

ピースサイン

ピースサイン

日本人が良くするピースサインですが、ピースサインを裏向きにするとアイルランドでは中指を立てることと同じの悪い意味に捉えられてしまいます。ちなみにこちらはフランスでも同じ意味になります。アイルランドでは絶対に行わないように気を付けてください。

音楽家 エンヤ

音楽家 エンヤ

アイルランド出身の歌手・作曲家・音楽家です。またテクノロジーを活かした作曲をしているため、スタジオ外部でのコンサートなどでは再現が難しく人前での表現はあまりないものの、「癒し」というジャンルでは世界的に有名なミュージシャンであります。世界的に有名にした曲はトム・クルーズが主演した映画「遥かなる大地へ」のサウンドトラックとして使われた「Book Of Days」からです。また歌詞には英語以外にもゲール語・ラテン語・日本語なども使われています。エンヤが作詞した日本語の曲を探してみては?

アザラシ

アザラシ

アイルランドの首都ダブリン郊外にある「ハウス」というシーフードレストランには毎日アザラシが訪れて話題になっているようです。アザラシの「サミー」が訪れるようになったのは洪水など色々な自然現象ですが、ご近所からは可愛い姿としてYoutubeに投稿されているものもあります。毎日、レストランの従業員から魚をもらうのに味をしめたアザラシを見に行ってはいかがでしょうか。ちなみに好物はニシンやサバのようです。

レプラコーン

レプラコーン

レプラコーンは、アイルランドに住まう妖精たちの中で、最もよく知られた種族のようです。緑色の服を着た背の低い老人姿の妖精である。ちなみに「ハリーポッターと炎のゴブレット」のクィディッチのワールドカップでマスコットとしてレプラコーンが登場し、会場内に金貨を降らせました。