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2021/6/10

TOEFL Junior®は誰向けのテスト? 対策法、iBT®との違いは?

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この記事を書いた人

バークレーハウスIELTS講師
竹林 駿 Suguru Takebayashi
米国ミネソタ州立大学大学院修了。専門はライティング。大学院在籍時は英語で詩を執筆し、米国の文芸雑誌に応募していた。勉強の傍ら、Diversity Councilにてファシリテーターとしてボランティア活動にも従事し、米国の中学高校などで人種差別などをテーマにしたセミナーに「留学生(=外国人)」として自ら登壇した。帰国後は英検、TOEIC、大学受験などの英語指導に携わったほか、2019年度から都内の私立大学でも教鞭を取る。IELTSでは、4技能(L, R, S, W)全てのセクションで8.0以上を取得。英検1級、TOEFL iBT112点。

竹林先生

「TOEFL Junior®(ジュニア)」というテストを知っていますか? ずばり、中高生を対象にした、TOEFL iBT®を少し簡単にしたテストです。

「TOEFL Junior®」の試験概要や、対策法、更には入試に利用できるのか否かなど、学生さん必見のブログです!

目次

TOEFL Junior® Standardの試験概要

まずTOEFL Junior®には、「Standard」と「Speaking」という2つの形式のテストがあります。どちらも主に中学・高校生向けです。まず「Standard」の方から見ていきましょう。

Junior Standardの構成:
・Listening:(42問)約40分。スコアは200~300点の間で5点刻み
・Language Form and Meaning:(42問)25分。200~300点
・Reading:(42問)50分。200~300点
・合計:(126問)約115分。600~900点

問題形式:
全て4択問題。問題文、選択肢ともに全て英語

出題される英文の内容:
・Listening:生徒同士の会話や、自然会話などに関するレクチャー等
・Language Form and Meaning:手紙やメール、記事等
・Reading:図表や雑誌の記事、自然科学に関する長文等

竹林先生

ご覧の通り、スピーキングとライティングのテストはありません。

問題構成としては、「TOEIC L&R®」や、「TOEFL ITP®」に似ていますね。

竹林先生

そうですね。ただ、もちろん英語力のレベルは「TOEFL Junior® Standard」の方が易しめです。

同じTOEFL®でも、iBTとの違いは?

以下が、内容面におけるiBT®との違いです。

iBT®Junior® Standard
・リーディング(54分)
・リスニング(約40分)
・スピーキング(約17分)
・ライティング(50分)
・リスニング(約40分)
・文法&語彙(25分)
・リーディング(50分)

続いて用途の違い

iBT®Junior® Standard
英語圏の大学や大学院へ進学日本国内の高校や大学入試

最後に、レベルの違いです

iBT®Junior® Standard
リーディング、リスニングは英検1級レベル。スピーキング、ライティングは共に、日常的に英語を使っているレベルにしておきたい。リーディング、リスニングは英検2級~準1級レベル。スピーキングとライティングは無い。文法問題は、高校で習う文法で充分。

「iBT®」との一番大きな違いは、「TOEFL Junior® Standard」にはライティングとスピーキングが無いという事でしょうか?

竹林先生

そうですね。あとは英語力のレベルが全く違います。Junior® Standardは中学生と高校生が主な受験者ですが、iBTは海外の大学や大学院を目指す人向けなので、iBT®の方が全体的な英語力ははるかに高くなります。中学生高校生でも、長い間海外で過ごした帰国子女であれば、iBT®の方がやりやすいかもしれませんし、実際、高校時代まで海外で過ごした学生が日本の大学を受験するケースなどでは、iBT®を受験する事が多いです。

中学生でも全問正解できるのか

「TOEFL Junior® Standard」は中学・高校生向けとのことですが、中学生でも全問正解できますか?

竹林先生

全問は難しいかもしれません。文法問題(Language Form and Meaning)やリーディングの文には、分詞構文など一般に中学校では習わない文法も出てきます。そう考えると一般的な中学生では読みにくい英文が含まれる事になります。

リーディングは、1つの長文どれくらいの長さですか?

竹林先生

最も長い長文で250~300語ほどです。こちらも、多くの中学生が学校では触れたことない長さではないでしょうか。

竹林先生

また、リスニングに関しても、公式ホームページのサンプル問題の音声を聞くと、「do the whole thing(1から全部やる)」という、ちょっとネイティブっぽい表現や、fungi(菌), fertilizer(肥料), absorb(吸い込む)など中学では習わない単語も含まれていたので、中学生で満点を取るというのは至難の業かと思います。

高校生でも、かなり英語に触れている人でないと満点はなかなか難しそうですね。

スコアは何点取ればすごいのか

竹林先生

スコアは600~900点で出るのですが、スコアに応じて5つのレベルに分けられています。
900-845点SUPERIOR
(CEFR: B2)
複雑な言葉の構造や語彙に関する知識を活用して、複雑な文章や言い回しについても常に理解できる
840785ACCOMPLISHED
(CEFR: B1)
複雑な言葉の構造や語彙に関する知識を活用して、複雑な文章や言い回しについてもおおむね理解できる
780-730点EXPANDING
(CEFR: B1~A2)
基礎的な言葉の構造や語彙に関する知識を活用して、多少複雑な文章や言い回し、初歩的な内容についても、理解できる
725-655PROGRESSING
(CEFR: A2~A1)
基礎的な文章や言い回し、基礎的な言葉の構造や語彙を、時々理解できる
650-600点EMERGING
(CEFR: A1)
基礎的な言葉の構造や語彙に関する知識を活用して、非常に初歩的な文章や言い回しを理解するが、語学力や理解力の更なるスキルアップが必要

また、他の英語テストなどと比較した表はこちらです(あくまで参考としてご覧ください)。

TOEFL Junior® Standard「845-900点」と同等:
 → 英検準1級 / TOEIC®800点程度 / TOEFL iBT® 60-80点程度
TOEFL Junior® Standard「785-840点」と同等:
 → 英検2級 / TOEIC®550点程度 / TOEFL iBT® 50-60点程度
TOEFL Junior® Standard「655-725点」と同等:
 → 英検準2級 / TOEIC®230点程度 / TOEFL iBT® 20-30点程度
TOEFL Junior® Standard「600-650点」と同等:
 → 英検3級 / TOEIC®120点程度 / TOEFL iBT® 15-20点程度

入試に使えるのか

竹林先生

TOEFL Junior® Standardを入試に活用できるかという点ですが、大学入試で使えると公言している大学や学部は、2021年現在、全国で300近くに上ります。

竹林先生

一方で、高校入試でTOEFL Junior® Standard、またはTOEFL Primary®(小学生向けテスト)が使えるとした学校は、2020年の段階で30校もなく、こちらはまだまだ浸透していないようです。
・大学入試で活用できる大学や学部は、全国に300か所近く。
・高校入試で活用できる学校は、わずか30校以下。まだ浸透度低い。

詳しい学校のリストは、以下をクリックしてご覧ください↓↓

竹林先生

また気を付けて頂きたいのが、前述の通り、大学や学部は300近くがTOEFL Junior® Standardを「受け入れて」はいますが、その利用方法に関しては、「テストに加点」とする所や、「授業料減免」とする所もあってまちまちなので、どのような形でスコアを活用できるのかは、必ず自分が受験する大学のHPなどで確認するようにしましょう。

出題傾向と対策法

竹林先生

では、TOEFL Junior® Standardを受験する人は、どんな対策をすればいいのか、ご紹介していきます。

Listeningの問題と対策法

TOEFL Junior® Standardのリスニングでは、ただ「聞き取れる」だけでは高得点は望めません。音源と選択肢が、同じ表現を使う事はまれだからです。たとえば、音源では
You should study hard tonight.」と先生が言っていて、問題では「The teacher tells the students not to play too much tonight.」という選択肢が正解だったり。英語を聞き取って概要をつかんだ上で、言い回しは違えど矛盾しない選択肢を選ぶ必要があるので、ここはかなり練習を積む必要あり。そもそも聞き取りに自信の無いという人は、音源を聞きながら同時にスクリプトを音読するなどし、ネイティブの発音と速度に同時に慣れていくようにしましょう。

Language Form and Meaningの問題と対策法

こちらは単純に文法と語彙の問題です。英文の途中に空いた空欄に入れるべきものを、4択で選ぶものです。出題される問題としては、受動態、接続詞、関係詞、比較など、中学高校で習う典型的な文法問題です。そのため、中学高校で習う文法を押さえていれば怖くありませんが、4択の選択肢が、文構造や使い方をしっかり把握してないとかなり引っかかりやすい問題もあります。「ぼんやりと文意が分かる」程度の理解度だと大きく落とす可能性あり。たとえば、従属接続詞の後は名詞だけではなくSVが来る、などそれぞれの文法の使い方をちゃんと頭に入れましょう。勉強法としては、学校で使ってる文法のテキストを最初の章から最後の章まで見直す程度でOK。その上でTOEFL Junior® Standardの問題集に着手しましょう。中学生以下の人には、まだ学校で習ってない文法が出てしまうかもしれません。単語の問題も出ますが、こちらは英検2級くらいの語彙力で充分対応可能です。

Readingの問題と対策法

全部で7つの英文や表が出され、それぞれに複数の設問があります。文章は、長いもので300語程度で、中学生からすると長いと感じるかもしれません。また内容も、学術的なものになるので、英検準1級レベルの語彙が無いと完全に理解するのは難しいでしょう。単熟語を覚える作業は着実に進めましょう。トピックは文化、歴史、生物など多岐にわたりますが、いわゆる専門知識は無くても文を理解する事は可能です。とはいえ、単語が分かるか否かは、やはりかなりの重要度を占めるでしょう。また、問題を解くのみならず、英文を和訳して文を正しく理解してるか確認しましょう。

ずばり受験するメリットは?

ではこの試験を受けると、どんなメリットがありますか?

竹林先生

TOEFL Junior® Standardを受験するメリットが大きいかどうかは、中学生が受けるか高校生が受けるかで異なる気がします。中学生が受ける場合、先述のように、分詞構文など一般に中学では習わない文法がリーディング内に出ていてフェアでなかったり、高校入試で使える学校が全国にまだ30校以下しか無かったりと、正直中学生には大きなメリットはあまり無い気がします。

中学校で英語力を示すなら、英検やGTEC®などの方がメジャーですもんね。

竹林先生

高校3年生が受けるなら、先述のように大学入試で使える大学や学部はそこそこあるのでメリットがあります。英検などではライティングとスピーキングを加えた4技能をテストしてくれるので、英語力の証明という点では、TOEFL Junior® Standardだと少し物足りない気が私はしてしまいますが、ライティングとスピーキングに慣れてないけど英語力を示したいという高校生にはTOEFL Junior® Standardはお得なのではないでしょうか。

申込み方法

TOEFL Junior® Standardを受験したい、と思ったらどうすればいいのですか?

竹林先生

TOEFL Junior®のホームページから申し込めますよ。下にリンクを貼っておきます。
  • ・受験料:4,500円(税込み)
  • ・テスト形式:ペーパー(パソコン受験なし)
  • ・会場(公開テストの場合):札幌、東京、横浜、名古屋、大阪、福岡など

2021年度では、公開テストの受験の機会は、以下の通り2回だけです。

  • ・2021年6月20日(日)→ 公開テスト申し込み受付終了
  • ・2021年12月5日(日)→ 公開テスト申し込みは2021年9月7日から受付開始

竹林先生

これ以外にも、定員に上限がありますが「留学希望者向けテスト」というのも開催されています。詳しくはTOEFL Junior®のホームページをご覧ください。なお、団体受験をやっている学校もあります。興味ある人は、今通っている学校の先生に、団体受験をやっていないか聞いてみて下さい。

スコアはいつ届く?

スコアはいつ届きますか?

竹林先生

受験日からおよそ1か月です。

TOEFL Junior® Speakingとは?

中学生・高校生が英語のスピーキング力を試したい!と思ったら、TOEFL Junior® Speakingを受けることができます。テストの主な概要です↓↓

テスト形式パソコン受験(CBT)
設問数4
所要時間約8分
スコア0~16点で採点
Question1与えられた英文を音読(準備1分、音読1分)
Question2絵を見せられ、その絵の内容を英語で説明(準備1分、話す時間1分)
Question3non-academicな内容のリスニングを聞き、その内容をまとめて英語で話す(準備45秒、話す時間1分)
Question4academicな内容のリスニングを聞き、その内容をまとめて英語で話す(準備45秒、話す時間1分)
※試験中、しゃべる英語は全て録音され、後日採点官が採点

TOEFL Junior® Speakingを受ける中学生高校生って、多いんでしょうか?

竹林先生

正確な人数はわかりませんが、Standardに比べるとかなり少ないと思います。高校や大学の入試で使えるという話もほとんど聞きません。これから入試に利用する学校が増える可能性はありますが、よほどスピーキングが好き、という人以外は受ける人は少ないかと思います。

英語試験への腕試しにも

竹林先生

いかがでしたか? 英語が得意な人から、大学入試に利用したい人まで、中学生・高校生が受験できる「TOEFL Junior®」。入試で利用できるのは主にStandardテストですが、Speakingの方も、腕試しに受けてみると、英検やTEAPなどの受験準備にも役立つでしょう。皆さんの英語学習を応援しています!

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