2022/03/17

英検の受験の持ち物は?役に立つアイテムまで徹底解説!

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

日本でもっともよく知られている英語の資格試験の1つである、英検の受験を検討している方は多いのではないでしょうか。

英検の受験は、会場で試験を受ける形式になっています。

自宅でオンライン受験できる試験ではないので、忘れ物をしてしまったり、用意をしておいたほうが良いものを準備しそびれてしまったりすると、合否に影響を及ぼしかねません。

今回は、英検の受験において必要な持ち物や、用意をしておくと役に立つアイテムについて紹介します。

この記事を見た方限定で、英検合格に一歩近づく対策教材を無料配信中です!
受取方法は↓のボタンからご確認いただけます。

\プロが過去問を研究して作成したTips集/
目次

英検の一次試験で必要な持ち物

一次試験において必要な持ち物は、主に「一次受験票(4級・5級)」、「一次受験票兼本人確認票(1~3級)」、「身分証明書」、「筆記用具」、「上履き・スリッパ」、「腕時計」です。それぞれの持ち物について以下に詳しく紹介します。

ちなみに英検は、4級と5級では一次試験のみ、3級以上からは一次試験と二次試験で構成です。

一次試験については、筆記で行うリーディング・ライティング・リスニングの能力を測ります。(4級と5級では、ライティングは行いません。)

一次受験票(4級・5級)

まず、英検を受験する際には申し込みが必要です。

個人で申し込みをした際には、一次受験票は試験日の1週間前までに到着します。

学校や塾などを通じて申し込みをした場合は、学校や塾の責任者宛に郵送される仕組みとなっているので、学校や塾から配布される形式になるでしょう。

一次受験票は英検の5級、4級の受験において発行される書類です。

また、試験日1週間前までに一次受験票が未着の場合は、英検サービスセンターに問い合わせが必要です。

一次受験票には、受験会場・着席時間(説明開始時間)など重要なことが記載されているので、事前によく確認し、忘れずに持参しましょう。

一次受験票兼本人確認票(1~3級)

前出の項目でご紹介した一次試験受験票は、1~3級においては一次受験票兼本人確認票となります。

一次受験票兼本人確認票も、一次試験受験票同様、試験日の1週間前までに到着します。

一次受験票兼本人確認票と一次試験受験票との違いは、本人確認を行うために顔写真を貼る必要がある点です。

写真のサイズは縦3cm×横2.4cmです。

4cm×3cmの主に履歴書に貼るサイズの証明写真を準備しておきましょう。

最近6ヶ月以内撮影、上半身無帽、正面が必須条件で、モノクロ、カラーどちらでも可です。

本人確認票は一次受験票の右側についていますので、切り離さずに写真を貼付して持参しましょう。

当日に慌てないよう、事前に写真を撮影して準備しておくことが大切です。

身分証明書

英検では、厳正公平な試験を実施するため、本人確認を厳格化しています。

そのため、1~3級の受験においては身分証明書も必要とされています。

英検の受験において、身分証明書として認められているものは以下です。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証(コピー可)
  • 学生証
  • 生徒手帳(写真なし可)
  • 社員証
  • マイナンバーカード

名刺や会員カード類、定期券、有効期限を過ぎた身分証明書などは、英検の受験においては身分証明書として認められませんので、注意が必要です。

筆記用具

英検の一次試験はマークシート形式での受験になります。

そのため、筆記用具はHBの黒鉛筆もしくはシャープペンシル、と定められています。

万年筆やボールペン、サインペンなどの使用は不可ですので注意してください。

シャープペンシルを持っていくのであれば、替えの芯、鉛筆を持っていく場合は、鉛筆削りも念のため用意しておくと良いでしょう。

また、解答を修正する際には消しゴムが必要ですので、消しゴムの用意も忘れずにしましょう。

もし筆記用具を忘れてしまっても、試験会場での貸し出しはありませんので、忘れないように注意してくださいね。

上履き・スリッパ

試験会場によっては、上履きやスリッパが必要なこともあります。

必要かどうかは、受験票で事前に確認しておきましょう。

腕時計

時計が設置されていない教室で受験する可能性もあるため、腕時計も持参しましょう。

英検において、時間配分は合否を分ける重要なポイントの1つです。

普段は携帯電話やスマートフォンなどで時間を確認している方も多いと思いますが、英検では携帯電話、スマートフォン、ウェアラブル端末等の時計としての使用は禁止されているので、必ず準備しておきましょう。

英検の二次試験で必要な持ち物

英検の二次試験は面接形式のスピーキングテストが実施されます。

二次試験は3級以上の受験者が対象で、一次試験の受験会場が本会場だったか、準会場だったかによって持ち物に違いがあります。

ここでは、英検の二次試験で必要な持ち物について詳しく紹介していきます。

本人確認票・二次受験票 (一次試験の会場が本会場だった場合)

まず、一次試験が本会場での受験だった方が必要なものとして、本人確認票と二次受験票が挙げられます。

本人確認票は一次試験受験票の右側についていて、一次試験、二次試験共通です。

一次試験の受験の際には切り離さずに持参をしていますが、二次試験受験の際には、一次試験受験票から本人確認票を切り離して持参しましょう。

二次受験票も一次受験票同様、試験の1週間前までに到着します。

その際、一次試験の結果である「一次試験 個人成績表」と共に郵送されます。

二次受験票がなく、一次試験 個人成績表のみ到着した場合は一次試験不合格、ということになります。

一次試験免除者は、二次受験票が到着します。

一次免除確認票から本人確認票を切り離し、写真を貼り付けることを忘れないようにしましょう。

二次受験票(一次試験の会場が準会場だった場合)

一次試験の会場が準会場だった場合は、本人確認票は発行されません。

二次試験の事前に送られてきている二次受験票に写真を貼り付けて持参します。

写真のサイズは、本人確認票と同じ3cm×2.4cmですので、履歴書用の4cm×3cmで撮影をしておけば問題ありません。

英検において、受験する場所である準会場と本会場の違いについては、こちら下記リンクの「英検の本会場と準会場の違いとは?準会場を選ぶメリットなどを紹介」でご覧いただけます。

気になる方はぜひチェックしてみてください。

身分証明書

一次試験同様、身分証明書も必要です。

前出の項目で紹介した、英検で認められている身分証明書を持参しましょう。

筆記用具

英検の二次試験は面接形式のスピーキングテストですが、面接カードを記入する際に筆記用具が必要です。

一次試験と同様にマークシート形式ですので、HBの黒鉛筆もしくはシャープペンシル、消しゴムが必要です。

面接形式のため、筆記用具が不要だと勘違いをしてしまう方もいるかもしれませんが、忘れずに準備するようにしましょう。

上履き・スリッパ

一次試験同様、試験会場によっては、上履きやスリッパが必要なこともあります。

必要かどうかは、受験票で事前に確認しておきましょう。

もしも受験票を忘れてしまったら?

英検の受験の必需品である受験票ですが、万が一忘れてしまった場合はどうなってしまうのでしょう。

最初に準備していたバッグから別のバッグへ荷物を入れ替えることになり、つい忘れてしまうこともあり得ます。

実際に、受験票を忘れてしまう方は毎回5人ほどはいるそうです。

もし、受験票を忘れてしまった場合は、身分証明書を持って会場本部に行けば、仮の受験票を発行してもらうことができます。
その際、受験番号がわかればスムーズに発行してもらえますので、運営スタッフとのやり取りを円滑に進めるために、スマートフォンなどで事前に受験票を撮影しておくことをおすすめします。

また、身分証明書と受験票を同時に忘れてしまうと、仮の受験票も発行してもらえませんので、同じケースやポーチなどに入れることは避けたほうが良いでしょう。

さらに、身分証明書はコピーの使用は可ですが、スマートフォンの画面表示は不可ですので注意してくださいね。

英検の試験で持っていくと役に立つおすすめアイテム

前出の項目で英検の受験において必須である持ち物は紹介しましたが、ここでは持っていくと役に立つおすすめアイテムをまとめています。

飲料水・チョコレートなどの糖分類

試験中に飲み物を飲むことはできませんが、水分補給は必要ですので、飲料水は持参しておくと良いでしょう。

また、勉強で脳を使った時に、脳の栄養分として1番効果的なものは糖分といわれています。

試験会場に向かうまでの間も勉強をする方は多いでしょうから、チョコレートなどのちょっとつまめるお菓子を持っていると安心です。

糖分類としてお菓子を持参する場合は、普段食べているお菓子がおすすめです。

試験前に食べればリラックス効果を得ることもできます。

折れにくいシャープペンシル・芯

英検は時間配分が重要ですが、試験中はどうしても気が急いてしまい、シャープペンの芯が折れてしまうこともあり得ます。

事前に芯が折れにくいシャープペンシルと芯を用意しておけば、焦って筆圧が高くなってしまっても芯が折れてしまうことを防ぐことができます。

また、マークシートの丸を塗りつぶすのは時間がかかるため、鉛筆シャープといった少し太めのシャープペンシルもおすすめです。

自分に合ったシャープペンシルと芯を用意しておくと良いでしょう。

予備の筆記用具

試験中に筆記用具を落としてしまった、もしくは芯が折れてしまった時を考慮して余分に準備することをおすすめします。

予期せぬアクシデントがあったとしても焦らずに済みます。

電車内・教室内での勉強道具

試験会場に向かうまでの時間や、教室内での待ち時間での勉強道具の持参もおすすめです。

突然不安になったことや、曖昧なことなどを試験前に確認しておけば、落ち着いて試験を受けることができますよね。

常備薬

試験直前に頭痛や腹痛などの急な体調不良に備えて、常備薬も準備しておきましょう。

急な体調不良で思うような結果を残せなくなってしまうことは残念です。

特に、緊張すると腹痛が起きやすいという方は、常備薬を準備しておくと安心です。

上着

人によって快適だと感じる室内温度は違いますので、体温調節をしやすいように上着も役に立つアイテムとして挙げられます。

冬の試験会場で暖房や空調の効きが悪かったりする時はもちろん、夏の試験会場で冷房が効きすぎていて寒い、ということもあり得ます。
暑い、寒い、といった状態は集中力の妨げにつながりますので、体温調節しやすい服装を意識し、念のため上着も用意しておくことをおすすめします。

子どもに付き添う保護者の必要な持ち物

子どもの付き添いで英検の試験会場に行く保護者の方も少なくないでしょう。

受験票を忘れてしまった際の対策用として、スマートフォンで受験票の写真を撮影しておくことをおすすめします。

また、身分証明書を忘れてしまった際の対策として、身分証明書のコピーを準備しておくと安心です。

受験者同様、会場は上履きやスリッパが必要な場合もありますので、必要であればスリッパも忘れずに持参しましょう。

冬の会場で暖房や空調が効いていないこともあり得ますので、カイロや上着などの防寒アイテムも用意しておくとより安心といえるでしょう。
また、控室がなく、真冬に外のベンチで待つ、ということもあるかもしれません。会場のカフェテリアが土日は閉まっていますので、そういった際に時間をつぶせる会場近くのカフェ情報を把握しておくことも大切です。

子どもが筆記用具などを忘れてしまった時のために、事前に会場近くのコンビニ情報も把握しておくと何かあった時でも焦らずに済みます。

近年はスマートフォンがあれば時間をつぶせる方も多いでしょうが、スマートフォンの電池残量が少なくなった時のために、本や雑誌など読むものを持っていると安心して待っていられます。

https://berkeleyhouse.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/eiken-tips-2310_cta.jpg
Page
top