2021/12/27

イギリス留学ブログ!リーズ大学の現役大学院生の1日とは?

この記事を書いた人

Y.D
学習院大学文学部卒業
吉田 大輝 Yoshida Daiki
大学卒業後、バークレーハウスでスクールカウンセラーとして勤務。
IELTS対策を中心に、各種試験対策に励む生徒たちをサポートする中で渡英を決意。現在はイギリスのリーズ大学大学院にて翻訳コース、異文化コミュニケーションを専攻。

吉田

はじめまして!吉田と申します。
私は現在、イギリスのリーズ大学に大学院留学をしており、実際に現地で対面授業を受けています。

今回の記事では、イギリスでの一日をご紹介します。

現地留学している私の休日の過ごし方や、留学生活の中で実感していること、コロナ禍での留学等、皆様が気になる情報を現地からリポートしていきます。

この記事がみなさんのお役に立てれば幸いです!

社会人留学についての記事も執筆しています!コロナ禍でのイギリス留学に興味のある方は下記リンクをどうぞ!
目次

日本人留学生、1日のスケジュール

吉田

ここでは、1日のスケジュールを時間ごとに詳しくお伝えしていきます。私が平日と休日をイギリスでどのように過ごしているかを知っていただければ幸いです。

平日のスケジュール

私が平日どのようなタスクを行っているかをご紹介します。

07:00 a.m. Morning

朝7時に起床し、まずは朝食の準備をします。朝食のメニューは基本的に毎日同じもの(トースター、オムレツ、サラダ)を食べています。

その後、シャワーを浴び、着替えてから、大学に向かいます。大学までは徒歩30分ほどかかりますので、日々のいい運動になっています!

08:30 a.m. Campus

通常であれば、朝8時半から9時までの間に、大学のキャンパスに到着します。こちらは私が通っているリーズ大学になります。

授業まで時間がまだあるので、この日は大学の図書館に併設されているカフェで自習をしました。

日本ではドトールやスターバックスが一般的ですが、イギリスではCafe NeroやCostaがメジャーになっています。

カフェでは、フリーWIFIやコンセントが利用可能なので、ストレスなく自習をすることができます。

10:00 a.m. Take a class

午前10時から授業があるので、講義のある校舎に移動します。リーズ大学のキャンパスはとても広大なので、校舎間の移動でもかなりの時間がかかります。

授業形式は、基本的にすべて対面形式になっていますので、私はコロナ前の状態と同じ様に対面授業に参加することができています。

もちろん、これは在籍している大学や学部・専攻などによって変わってきますので、しっかりとご自身で見て判断してください。

*コースメイトは様々な国籍の留学生で構成されています。
また授業は予習をしてきていることが前提で進んでいきますので、授業前に参考文献を読むことや、課題を終わらせることが必須になっています。

授業内容やトピックに対する自分の意見もしばしば求められるので、積極的な姿勢で授業に参加するのが大切です。

*コースメイト(CourseMate):同じ授業を取っている学友の呼称

12:00 p.m. Lunch

昼休みは主に、クラスの友人たちと学食で昼食を取ります。

学食には自分で具材を決めることができるサンドイッチや、カレー、カスタマイズ形式の焼きそば等、様々な国の料理を楽しむことができます。

料金はまずまずといった所で安くはないのですが、味に問題はないのでたまに利用しています。

13:00 p.m. Review & Homework

午後に授業が入っていなかったので図書館で授業の復習と予習、また別の授業で提出が求められている課題をこなしています。

授業ごとに、講義内容に関する記事や、文献を読むことが求められているので、授業後はそのまま図書館で予復習をすることが多いです。

また日々の授業の準備とは別に、エッセイの提出もあります。

私はエッセイを書き終えるまで時間がかかるので、エッセイが出た際は早めに取り掛かるように心がけています。

15:00 p.m. Home

予復習を終え、自分の部屋に帰ります。

帰り道にALDIという格安スーパーマーケットがあるので、食料品や日用品はそこで購入しています。

またリーズ大学の場合、キャンパスが街の中心部にあるので、大学の帰りにショッピングをすることもできます。

ショッピングモールには、日本でも馴染みのあるH&Mなどのアパレル店や、おしゃれな雑貨屋などもあるので、放課後にコースメイトやハウスメイトと買い物をすることもあります。

19:00 p.m. Dinner

私は大体この時間に夕食を食べます。

夕食にはカレーやパスタなど、手間のかからない簡単な料理を自炊しています。また自炊以外の夕食には、

スーパーマーケットで売られているお惣菜を利用することもあります。

イギリスのスーパーマーケットには、様々な冷凍食品がお手頃な価格で売られているので、週に一回ほど利用しています。

20:00 p.m. Hangout with friends

夕食後は*ハウスメイトとパブに行くことが多いです。自宅の近所にもパブが沢山あるので、よくハウスメイトと一緒にお酒を楽しんでいます。

*ハウスメイト(HouseMate):アメリカや日本ではルームメイトと呼ばれるが、イギリス連邦諸国ではハウスメイトまたはフラットメイトなどとも呼ばれる

イギリス人は基本的にビールをよく飲みます。

ジョッキ一杯のビールは、だいたい4ポンドくらいの値段で販売されています。

私はジョッキ1杯程度のビールで充分なのですが、イギリス人からするとかなり少ないらしいです。

22:00 p.m. Night Time

留学中は無理をしやすく、その分睡眠不足になりやすいので、早めに寝るよう心がけています。以上が現地留学生の平日のスケジュールになります!

休日の過ごし方

吉田

休日の過ごし方ですが、主に大きく2種類に分かれています。
まずは、土曜日からご紹介します。

イギリス流、土曜日の楽しみ方

1つ目の土曜日ですが、こちらは主にコースメイトやハウスメイトと一緒に街へ買い物に出かけたり、友達の家のパーティーに参加したりすることが多いです。

パーティーは基本的に、大学寮のコモンルームや街中のパブで開催されます。

またパーティーには、イギリス人学生、国際留学生、日本人留学生、リーズ大学以外の大学生や、また卒業生なども参加しています。

パーティーは様々な経歴の人に出会うことができる社交の場として、とても盛り上がっています。

ほとんどのイギリス人はお酒を沢山飲み、また激しく踊るので、このように色々な人と盛り上がれるイベントが好きな方にとっては、イギリスのパーティーは非常に楽しく感じるのではないかと思います。

遊ぶ場所には事欠かない?

パーティーの他にもボウリング場や映画館など、日本と変わらない娯楽施設が多くあるので、そのような場所へ遊びに行くことも多いです。

また私の住んでいるリーズから、電車で30分程度の所にヨークという街があります。ヨークは観光客に非常に人気な街で、週末は特に沢山の人であふれています。

ヨークには歴史的な街並みが残されていて、まるでハリーポッターのダイアゴン横町のような風景が広がっています。

このように普段生活している場所以外の所へ遊びに行くこともあります。

現実に引き戻される、課題に追われる日曜日!

2つ目は、課題に没頭する日曜日です。ですが、なぜ日曜日に集中的に授業課題を取り組むのでしょうか?理由をお教えします。

実は、街のお店や飲食店は毎週日曜日を定休にしている所が多く、外出できる場所があまり多くないことが理由です。

そのため、必然的に日曜日は家で課題をする様になりました。

日本では24/7で開いているお店が多いので、留学生の方は日本の感覚のまま外出すると、殆どのお店が閉まっているので気をつけてくださいね。

私の休日をご紹介!

私の趣味は料理をすることなので、月に2回ほどハウスメイトに日本食を作ってあげます。

リーズのシティ中心部には生鮮食品市場やアジアンスーパーがあり、そこでは生食可能な魚や日本料理用調味料を購入することが可能です。

以前、私はその市場で生サーモンを購入し、ハウスメイトにお寿司を作ってあげました。

市場を含めリーズシティ内のいくつかのスーパーでは、リーズ大学の学生証を提示すると、学生割引をしてもらえるサービスを実施しているので、見逃さないようにチェックしてます。

現地に留学をしてみて、実感していること

授業スタイルについていくのが大変

吉田

まず一番大変だったことは、イギリス英語に慣れていくことです。現地の人やハウスメイトは英語をとても速く話すので、まずは彼らの話を聞いて、理解をしようとするだけで精一杯でした。特にイギリスに到着してからの1週間は、ハウスメイトが何を言っているのか理解できず、何度も聞き返していました。

また、現地の授業スタイルへついていくことも苦労しました。

現地の授業では、様々な国籍のコースメイトと意見を交わし、自分の考えを述べなくてはいけない場面がたくさん存在します。

先生が説明したことを理解し、それに対して自分の意見を話さなくてはいけないので、当初は授業についていくことが本当に大変だと感じました。

加えて授業ごとにリーディングリストや課題など、次の授業までにやらなくてはいけないことが大量に出されるので、イギリスの授業スタイルに慣れるまでたくさん時間がかかりました。

普段の何気ない日常が楽しい!

留学生活の中で楽しかったことは、何気ない日常です。

もちろん少し遠い町に観光をしに行くことや、パーティーに参加することなど、どれも非常に楽しいのですが、やはりハウスメイトとの何気ない日常がとても楽しく感じます。

吉田

例えば、一緒にお昼ご飯を作って食べたり、近所のスーパーマーケットへ買い出しへ行ったり、一緒にゲームをすることやホラー映画を見ることなど、どれも日常の一部なのですが、こんな些細なことがすごく楽しく感じます。またそのような生活の中で、イギリスの文化を学ぶことや、イギリスと日本とで異なる物事の考え方を発見することができるので、この日常生活にとても満足しています。

イギリスの授業スタイルに慣れるまでは時間がかかり大変でしたが、今は大学の授業もとても楽しく、自分の成長を感じることができ、とても充実感を感じています。

その日の授業トピックに対する自分なりの答えを、様々な国からの留学生とディスカッションをし、グループ内で意見をまとめ、教授の前で発表をし、クラス全体に理解してもらった時の達成感は、留学生活でしか味わえない貴重な瞬間だと強く思いました。

留学中にストレスを感じたらどうすればいい?

大学や先生側は、留学生がそのような環境に置かれ、ストレスを感じやすく精神的に不安定になりやすいことをきちんと認識しているので、困った場合はすぐに相談をすることができます。授業内容を理解できなかった、授業の課題に対する質問がある、留学生活で困ったことがある場合など、きちんとそれらのトラブルに対応した相談窓口が設けられているので、その点はとても心強く感じました。

コロナ禍での現地生活

吉田

最後に読者の皆様が気にされている、コロナ禍での留学生活についてのまとめです。コロナ禍での留学に不安を抱える方も多いかと思います。これは私の意見なのですが、日本での生活以上に、留学中は自分の身は自分で守ることを徹底する必要があります。

イギリス留学の場合、イギリス人の大半はすでにワクチン接種を完了していますし、またマスク着用に対する理解や、屋内換気などの一定の感染対策はされています。

しかしながら日本と比べると、イギリスの感染対策はかなり緩いです。

キャンパスではマスクを着用しないイギリス人が大半を占め、パーティーやパブでは三密の光景が広がっています。

ですので、もしコロナ禍での留学を希望する場合は、自分自身で感染対策をしていくことが大切だと強く感じました。

まとめ

吉田

現地からの留学レポートお楽しみ頂けましたか。実際にこれから留学をする人、留学を考えている人、様々な方がいらっしゃるかと思いますが、私はイギリス大学院留学を決断して、心からよかったと言えます。
この記事を通じて、皆様の留学に対する悩みや不安が少しでも解消できれば、うれしく思います。

実は、今記事とは別に、イギリス留学に必要な物などの解説記事を執筆しました。留学準備には欠かせない記事内容となっているので、ご興味のある方は下記リンクからご覧ください。
https://berkeleyhouse.co.jp/wp-content/uploads/2024/01/ryugaku-sup-2401_cta.jpeg
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