TOEFLとは世界基準の英語テストであり、主に海外の大学や大学院への進学を目指す方に対して、「英語で勉強をする力」を測る目安となるものです。
専門的な学問を英語で学ぶ際に必要なスキルを測るために作られているテストなので、TOEICに比べて馴染みのない学術的な単語やテーマが多く、海外の学校生活に関する知識も必要です。
また読む・書く・聞く・話すの4技能も総合的に測られるため、一人で攻略しようとすると時間がかかってしまい独学で高スコアを取得するには至難のわざです。
そこで今回は、TOEFL対策のためにスクールに通うメリットや高得点を目指すのに適したスクール選びのポイントを紹介いたします。
TOEFL対策は塾やスクールに通うべき?
結論から述べると、TOEFLで高得点を取りたい場合は塾やスクールに通うことをおすすめします。
TOEIC同様、書籍やインターネット、スマホアプリなどもあり、独学でTOEFL対策の勉強をすることももちろん可能ですが、ゼロから高得点を目指すにはかなり時間と手間がかかってしまいます。
TOEFL対策ではリーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4技能をバランスよく対策しなければ高得点にはつながりません。
特にライティングやスピーキングは、アウトプットをし、評価してもらうことが大切です。
やみくもに無計画で勉強を始めても、自分のレベルにあった学習方法がわからず破綻してしまいます。
塾やスクールでは、まず学習者一人ひとりに対してどの技能が弱点となっているのかを見つけ出し、その後どのような学習計画を立てれば良いか一緒に考えていきます。
この最初の段階で学習者にあった学習方法がわかるため、初めから効率的に対策を進めることができます。
短期間で効率的にTOEFLの高得点を狙う場合は、塾やスクールに通うことが近道となるでしょう。
スクールでTOEFL対策をするメリット
スクールでTOEFL対策をする場合のメリットはたくさんありますが、、はじめてTOEFLを受講する方、何度か受講したけれどスコアがなかなか伸びず悩んでいる方にとってのメリットをご紹介します。
短期間でスコアを上げられる
スクールでTOEFL対策をする場合のメリットの一つは、独学で学習する場合に比べて短期間で効率よくスコアを上げられるという点です。
多くのスクールや塾では、まずレベルチェックテストを行い学習者の弱点とそれに対する攻略方法を示してくれます。
TOEFL対策の計画を進める上で、この最初の段階でレベルチェックをしてしっかりと自分の苦手な部分を把握することが大切です。
独学で学習計画を立てる場合、どの項目にどれくらい学習時間を配分すればいいのか、学習時間自体を忙しい毎日からどう引き出すかということから自分自身で考えなければならずそれだけで時間がかかってしまいます。
多くのTOEFL対策学習者を担当してきたスクールの講師や担当者であれば、学習時間の配分やスケジュールの立て方についてのノウハウがあるため、時間を無駄にせず効率的に学習をスタートできます。
ライティングやスピーキングの添削を受けられる
二つ目のメリットは、スピーキングとライティングの2技能に対してその場で添削をおこなってくれる点です。
書店に行くとリーディングとリスニングに関する問題集に比べてスピーキングとライティングはかなり少ないです。
スピーキングとライティングは明確なひとつの正解がないため、いくら独学で練習をして解説を読んでも自分がどのレベルにいるのかが非常にわかりにくいという特徴があります。
その場で聞き手あるいは読み手になってくれる相手がいることによって、客観的なアドバイスが得られるため自分が直さなければならない部分を明確にできます。
さらにその聞き手・読み手がTOEFL対策のノウハウを持ったスクールの講師であれば、TOEFLの出題傾向や高得点を取るためのポイントが得られるというメリットがあります。
スクールでTOEFL対策をするデメリット
それでは反対に、スクールでTOEFL対策をするデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
費用がかかる
スクールに通うためには、入会金、受講費用、テキスト代などがかかってしまうというデメリットがあります。
独学であれば参考書やテキスト、アプリのダウンロードくらいしかかからないので、その部分で大きな差がつきます。
そのため、スクールを選ぶ際には相場に合っているか、分割払いや返金制度があるかなども事前に確認しておくことが必要です。
スクールに通う手間がかかる
仕事や趣味などのプライベートな時間で忙しい毎日の中で、さらにスクールに通う時間を捻出するのは大変という方も多いのではないでしょうか。
特に社会人の方は、仕事のための勉強も同時にしなければならないということも多く、なかなか通学に時間を割くのは大変です。
ただ、昨今ではオンラインの授業を積極的に進めているスクールが多いため、そういったところを選べば通学の手間は省けます。
TOEFL対策スクールを選ぶ際のポイント
TOEFLはTOEICや英検とは異なり、独学で高得点を取るのはなかなか大変なテストであることがわかります。
しかし、いざTOEFL対策ができるスクールを探そうとしても、たくさんありすぎてどれがいいかわからないことも多いです。
ここからはTOEFL対策のためのスクールを選ぶ際に着目したいポイントを3つ紹介します。
自分に合ったレッスンがあるか
1つ目のスクール選びのポイントは、自分に合ったレベルのコースが用意されているかどうかです。
TOEFLを受験するのがはじめての場合は、そのスクールが初心者向けのTOEFL対策をしているかどうかを確認しましょう。
スクールによってはハイレベルの人向けのコースのみの場合や、グループレッスンがメインで自分のレベルにあわせたレッスンを受けることが難しい場合もあります。
確認をする際には、スクールの公式ホームページを確認してみてプライベートレッスンがあるかどうか、グループレッスンもレベル分けされて複数クラスが用意されているかなどをチェックしましょう。
また、問い合わせフォームや電話などの連絡先がある場合は、そこへ直接自分のレベル(初めてTOEFLを受ける予定・英語学習初心者、など)を伝えて適したコースがあるかどうかを聞いてみるといいでしょう。
もし時間に余裕があるようであれば、体験レッスンを受けてみるのもおすすめです。
スクールの雰囲気やレベルが自分に合っているかが実際に目で見て体感できますし、初心者の方やスクールに通ったことがない人はスクールというものがどのようなものなのか知ることができます。
たいていの体験レッスンは無料なことが多いので、気軽に参加してみましょう。
一方、過去に何度かTOEFLを受験したことがあり、さらにスコアアップを目指したいという人には、初心者向けのTOEFL対策のみのコースしか用意されていないスクールはあまり意味がありません。
最初に「◯月◯日までに◯◯点を目指す」もしくは「プラス◯◯点」という目標を設定して、それに対応したコースがあるかどうかをチェックすることをおすすめします。
スクールのホームページ内にある卒業生の大学合格実績や体験談、実際に何点スコアを上げることができたのかというデータやレビューも検討材料の一つです。
初心者レベル〜ハイレベルまでどのレベルもカバーできるのはやはり大手スクールであることが多いです。
大手スクールであれば、TOEFLに特化したグループレッスン・プライベートレッスン・レベルごとのクラスが用意されていることが多いので、自分のレベルに合わせやすくミスマッチが起こりにくいと考えられます。
もし、問い合わせをしてみても自分のレベルに合っているかわからない場合は、一度気になる大手スクールの無料の体験レッスンやカウンセリングを受けてみましょう。
オンラインに対応しているか
2つ目のポイントは、オンライン授業の有無です。
地方に住んでいる場合など、スクールに通うための時間をなかなか捻出できない方は、スクールにオンラインレッスンの設定があるかどうかが大きなポイントとなります。
冒頭にも述べた通り、現在はコロナ禍によってオンラインでの授業を始める英語スクールが続々と登場しています。
オンライン授業によって、地方に住んでいて通学することが難しい人や、仕事やプライベートで忙しくなかなか決まった時間にスクールへ通うということが難しい人にもスクールの選択肢が増えました。
また、オンラインと通学をミックスすることができるスクールも多くあり、そういったところを選べば直接講師と対面して質問、アドバイスをしてほしい場合にも安心です。
TOEFLを熟知した講師がいるか
3つ目のポイントは、TOEFLを熟知した講師がそのスクールにいるかどうかという点です。
英語スクールには、TOEIC対策や英検対策といったさまざまなテスト対策コースが用意されています。
しかし、先述した通りTOEFLは海外に留学するために必要な英語力があるかどうかを測るためのテストなので、TOEICや英検とは出題される問題の傾向やその対策方法が異なります。
そのため、いくら英語の知識が豊富で教え方が上手な経験のある講師でも、TOEFLがどういったテストなのか、どのような対策をしなければならないのかを熟知していなければ、TOEFLで高得点を取るための対策をすることは難しいです。
スクールのホームページで情報を得る際には、講師紹介のページも必ずチェックして講師の経歴にTOEFL対策に関する指導歴があるかを確認しましょう。
TOEFLのスコアアップを目指すならバークレーハウス
今回おすすめしたいスクールの一つは東京都に2つの校舎を構えるある「バークレーハウス語学センター」です。
このスクールでは、TOEFLのスコアを効率的に上げたい人のためのTOEFL対策コースが用意されており、スクールレッスン、グループレッスンの他にZoomレッスン(オンラインレッスン)を選ぶことができます。
Zoomレッスンであれば自分の生活スタイルやスケジュールに合わせたレッスンのプランを立てられるため、通学が難しい人にもおすすめです。
また、バークレーハウス語学センターは45年間英語をはじめとしたさまざまな語学試験の指導をしている老舗スクールで、卒業生の95%が個人の目標スコアを達成しているという実績もおすすめする理由の一つです。
TOEFL対策講座の強み
「バークレーハウス語学センター」のTOEFL対策講座には、3つの強みがあります。
1つ目は日本人とネイティブの講師がダブルでサポートしてくれるという点です。
ネイティブ講師から指導を受けるメリットは、アウトプットが必要なスピーキング・ライティングの対策時にネイティブの視点からの評価・改善点を教えてもらえることがあげられます。
逆に日本人講師から指導を受ける際には、英文法を日本語でしっかり学べる、わからないことを日本語で質問できるという点がメリットとなります。
バークレーハウス語学センターの日本語講師陣は、TOEFLやIELTS対策の指導経験が豊富な方ばかりです。
また、ネイティブ講師もTOEFL指導歴20年以上という経歴や、TOEFL教材の執筆を手がけたことのあるプロフェッショナルがそろっています。
このように、日本語講師とネイティブ講師のどちらも、TOEFL対策のスペシャリストとしてサポートしてくれるという心強さがおすすめする理由の一つです。
バークレーハウス語学センターの2つ目の強みはマンツーマンのプライベートレッスンが受けられるという点です。
グループレッスンはなかなか個人に合わせて学習を進めることが難しいですが、マンツーマンレッスンであれば自身の弱点に合わせた学習ができます。
バークレーハウス語学センターのTOEFL対策コースにはグループレッスンもありますが、短期間でスコアをアップしたい方にはマンツーマンレッスンがよりおすすめです。
このマンツーマンレッスンでは、日本人講師とネイティブ講師の組み合わせを自由に選べ、苦手とする分野を重点的に対策できるようカスタマイズできるので効率的に学習ができます。
さらに、TOEFL対策コースの担当講師陣は自身でもIELTSやTOEFLの高スコアを取得しているので、学習者の立場にたって親身にアドバイスしてくれます。
3つ目は、海外大学入学に関する相談を受けられるという点です。
英語学習以外でも、海外大学の選択や海外生活の準備など初めてだらけのことはたくさん出てくるでしょう。
このような英語学習以外の悩みを相談できる環境が、バークレーハウス語学センターには整えられています。
スクールに常駐しているTOEFLカウンセラーは、全員TOEFL受験歴があり留学経験も豊富なので、試験や海外生活に関するアドバイスをいつでも気軽に受けられます。
日本国内からはなかなか集められない海外大学の情報についてもバークレーハウス語学センターのカウンセラーを通して共有でき、自分に合った大学を一緒に探してくれるという点でも非常に心強いです。
通学・オンラインで迷った時は…
通学をするか、オンラインレッスンを受けるかで迷った場合は、それぞれのメリットを考えてみましょう。
通学のメリットは、ネイティブ講師と直接対面して生の英語を聞き取れるということ、そして常駐しているカウンセラーや講師に気軽にその場で相談ができるという点です。
オンラインレッスンのメリットは、自分の仕事やプライベートの都合で通学できなくても、自宅や外出先でレッスンを受けられるという点です。
なかなか時間が取れない、距離的な問題でなかなかスクールが長続きしないという悩みがある場合は、オンラインレッスンを試してみることをおすすめします。
スクールの近くに住んでいたり時間に余裕がある方で、対面でのカウンセリングやレッスンがいいという方は通学を、遠方にいたり忙しい方はオンラインレッスンを受けてみるといいでしょう。
バークレーハウス語学センターのオンラインレッスンは、通学コースと全く同じ講師陣・カウンセラーが対応してくれます。
レッスンやカウンセリングの質、英語学習計画のプロセスは通学タイプとまったく同じなので、忙しくて時間のない方、遠方に住んでいる方でインターネットの環境が整っている方にはとてもおすすめです。