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特に、
オックスフォード大学
ケンブリッジ大学
インペリアル・カレッジ・ロンドン
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス
キングス・カレッジ・ロンドン
ノッティンガム大学
セント・アンドリュース大学
上記のような名門校を目指すならば、IELTS 7.0は必須です。
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IELTSの仕組みを理解すれば、独学+αでIELTS 7.0を目指せる?
IELTS 7.0と言われても、レベル感がピンと来ないかもしれません。
少しずつ日本にも浸透してきたIELTS ですが、英語圏、特にイギリスやオーストラリアなどに留学する際には、願書受付に義務づけている大学や、ビザ申請に必須の国があるほどメジャーです。
そして、大学によっても求められるレベルは違ってきますが、基本的に現地の学生と一緒に英語での教育についていける、大学生として必要な英語力です。
現地の学生と同じように授業が受けられるくらいの英語力だと考えるとイメージが湧くでしょうか。
IELTS 7.0ってTOEICや英検で言うとどれくらいのレベルなの?
IELTS 7.0は、TOEICでいうと900点前後、英検なら1級ぐらいのレベル感です。英単語数で言うと、6,000語から12,000語程度になります。 このくらいの英語力があれば、留学や海外移住が可能になる、ということです。
ただ、TOEICやTOEFL、英検などの試験はそれぞれビジネス英語や学術英語など、分野が少しずつ違うので、単純比較できない側面もあります。
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IELTSはネイティブすらなかなか満点が取れないって本当?
大卒のネイティブが予習なしでIELTSを受験すると、平均で7.5~8.0を取ることが多いです。
ネイティブが失点する原因は、スピーキングのパートで質問に簡潔に答えて黙り込んでしまうことと、ライティングで7.0レベルの作文が書けないこと、が多いです。
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海外留学をすれば、自然とIELTS 7.0が取れるの?逆に、海外留学を経験していないと厳しいの?
海外の大学に留学経験があれば余裕でIELTS 7.0が取れるのではないか、と考える方もいるかもしれません。
あるいは、国内でしか勉強したことがないからIELTS 7.0なんて取れないのではないか、と考えるかもしれません。
しかし、話はそんなに単純ではありません。
まず、海外の大学に留学した経験がある人でも、日本の大学に在籍しながらの交換留学、海外のコミュニティカレッジへの語学留学、中学・高校レベルの留学と、 現地の学生と同じように受験をして、合格した人では、英語力に差があります。
イギリスの超難関大学であるオックスフォード大学でも、学部生の交換留学ならIELTS 6.0があれば十分応募できますが、 イギリス人学生と同じように入学から卒業までずっとオックスフォード大学に在籍する場合だと、IELTS 6.0では出願資格がありません。
それは、留学生だから、と手加減してもらえる交換留学や、そもそも英語の勉強に集中する語学留学と違い、現地の学生と同じレベルが求められるからです。
また、IELTS 7.0はネイティブの高校卒業時の学力を持った大学生と同じことができる、ということなので、ネイティブでも中学生や高校生のレベルでは取得は難しいでしょう。
しかし、悲観的になる必要はありません。
それは、国内で十分、IELTS 7.0が目指せるからです。
このスコアを取得してから渡航した方が、現地での学生生活から得られるものが多く、有意義だと言えます。
IELTSの構造上、試験対策の学習や、講師とのレッスンを頑張っていれば、試験以外でも通用する英語の底力がつくからです。
IELTS7.0のスコアを持っていても、まだ出願できない大学があるのは本当?
イギリスの名門校を目指す場合、あるいは名門大学院を目指す場合、IELTS 7.0でもまだ足りない場合があります。
それは、7.0が現地の大学生と同様に授業についていける、というレベルで、大学院では現地の大卒者と同じレベルが求められるからです。
そのため、大学院を目指すなら、7.5や8.0が必要になるケースがあります。 願書を出す前に、目指す大学もしくは大学院がどのくらいのIELTSスコアを推奨しているのか調べておくと学習計画が立てやすくなります。
IELTSを採用している大学はサイトに推奨スコアを公開していることが多いので、チェックしてみてください。
IELTSを採用している世界最高峰の大学トップ30校をご覧いただければ、IELTS7.0もしくはそれ以上のスコアがあれば、可能性がどんどん広がることがお分かりになりますね。
IELTS 7.0のスコアを目指すのに必要な英語力は?
IELTS 7.0を目指す!と思い立ったら、どのぐらいの英語力があればいいの?
現時点でIELTS5.0~6.5のスコアがあれば、十分目指せます。
IELTS未受験でも、英検準一級または二級、TOEICなら550~700点ぐらいあれば射程圏内です。
試験ではとっさに使える、あるいはわかる英語が実力なので、底力を上げることでスコアを上げることができます。
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そもそも自分の英語力が知りたい
ただ、TOEICや英検で全体的なレベル感を把握しても、各技能でのスコアがわからなければ不安ですよね。
そのためにも、現在の英語力を網羅的に測ることが重要になります。
効率的に弱い分野を伸ばして全体的なバンドを引き上げるためにも、スキルごとにレベルチェックを受けることがお勧めです。
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IELTS 7.0を達成できる勉強法や学習時間を知りたい!
4技能ごとの勉強法と学習時間目安
レベルチェックを受けてみて、もしかして、いけるかも!と思ったら、次は勉強法が知りたいですよね。
4技能の試験なので、技能ごとに作戦を練って勉強したいものです。
また、バンドを0.5上げるために学習時間が一般的に200時間程度必要とされているので、現在のレベルから7.0まで上げるのに何時間必要なのか計算できますね。 現在5.5の方なら、必要学習時間が600時間、ということになります。
あくまで目安なので、個人の習得度や勉強法の効率によって変わってきます。
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IELTS 7.0を達成するための最適な勉強法とは?
リーディングの勉強法
IELTSのリーディングは、長文が3つあり、制限時間が60分なので、1問あたり20分、ということになります。
長文問題は基本的に、海外の大学や大学院に進んだら実際に触れることが多くなるようなアカデミックな記事や論文などの抜粋で、700~900語あることが一般的です。
本文に対しての設問が60分で40問あるので、ゆっくりと読んでじっくり考える時間はありません。
しかも、分野によっては内容自体が不得意分野、ということもあるかもしれません。
それではどうすればいいのでしょうか。
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普段の読む速度が遅めだな、という自覚がある場合は、本文を全部読もうとせず、最初の質問を先に読みましょう。
どんな情報が必要なのかがわかれば、それらしいものを探すだけのスキミング読法で済ませて時間が節約できます。
英語の作文や論文の決まり事として、段落の1文目もしくは最後の文がその段落の要点なので、これも拾っておくと全体の流れがわかるので、全部を読む時間がなくても、全体的な理解を問う質問も対処できるのです。
そのため、言い換えられている前提で、同義語に対するアンテナを立てて目を通すことが得策です。
ここが、日ごろの語彙力の見せ所なのです。
普通の単語帳に載っているような単語では足りないので、アカデミックな単語を集めた単語本を使ったり、普段から英語の学術論文を読んだりして必要な語彙に慣れておくことが有効です。
リスニングの勉強法
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たとえば、学務室の職員に履修相談をする学生、という状況を把握した上で話を聞いていれば、必修科目や成績評価などについて語るための語彙が出てくる、という心の準備ができます。
この時、選択肢まで読んでいるような余裕はないと考えられますので、問題文だけを読んでおきましょう。
また、相談という形の対話ですと、紆余曲折あって結論が出るパターンになりますが、途中の紆余曲折の部分で出てきた内容がひっかけ問題として登場しがちなので、音声そのままの単語が選択肢に入っていれば、罠だという可能性にも注意しておきましょう。
逆説表現が出てきたらなおさら要注意です。
地図を説明するタイプの問題もよく出ます。
この手の問題では、地図に話者の現在地が書いてあればそれを見つけ、載ってなければどこに何があるのか頭に入れておくことが大切です。
情報が聞こえてきた時に、だいたい地図のどのあたりを見ればよいのかすぐに分かった方が、時間が節約できるからです。
また、基本的なことですが、前置詞を事前におさらいしておくこともおすすめします。
上級者でも意外と前置詞につまづくのです。
リストに含まれたものを選択肢から複数選ぶタイプの問題も、相談などの対話を追っていくタイプの問題も、登場順番の通りに選択肢が並べられるので、聞いた情報を全部記憶しながら順不同で解いていく必要はありません。
このため、1回しか流れない音声で聞き取れなかった内容は、あとの問題に響くことがあまりなく、悩み続けるより前に進んだ方が得策です。
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ライティングの勉強法
IELTSのライティングはタスク1が20分、タスク2が40分、という配分になっています。
ネイティブでもなかなか高得点が期待しにくいライティングは、そもそもIELTSでの作文がアカデミックな体裁でないといけないこと、英語らしい論理的な話の展開が自然にできること、語彙や使える文法の幅が自然にアピールできること、問題文をきちんと読んで質問に答えていること、が絶対条件になります。
まずは学生時代に日本語で課されていたレポートを思い出してみてください。行き当たりばったりな構成ではなかったはずです。
起承転結、演繹法、帰納法、など話の展開に決まった筋があったことでしょう。
英作文にもお決まりのパターンがあるのです。タスク1は基本的に図やグラフを説明することが求められ、受験者の意見や考察は必要ありません。
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特に分数は分子→分母の順で読むので、日本語と逆です。
数値は100以下であればアラビア数字で書くのではなく、きちんと単語として書くことがお約束なので気をつけましょう。
パーセンテージや実験期間も「どこから」「どこまで」変化したのか、きちんとイメージした上で書くと失敗しにくくなります。
仮定法も使えると文法力のアピールになりますが、考察に走ってしまわないよう、注意が必要です。
一方、タスク2では意見を求められます。
これはレポートというよりは作文に近いものになりますが、ここでも問題文をしっかり確認しましょう。
2つの事柄を比較して自分はどちらを推すのか、なぜそう考えるのか、というパターンや、ある人たちの意見がこうで、どの程度そうだと思うのか、というパターンなどいろいろあります。
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大卒や大学院を出たネイティブでも高得点が難しいのは、こういうミスをしがちだからです。
何を聞かれているのか理解できたら、今度は話を組み立てます。英語の作文は一般的に序論で自分の意見が何なのか、どういう事例でそれを裏付けるつもりなのか宣言しておきます。
その後は本論を3段落書きますが、これは3つの理由です。説得力が高いのは、2番目に重要な理由→3番目に重要な理由→1番重要な理由、という順番で並べることです。
段落の最初の文で理由をズバリと言い切り、裏付けとなる事例や、その考えに至った論理で解説します。
特に問題文に「あなたの知識や経験をもとに論ぜよ」と書いてあれば、体験談でも大丈夫です。
本物の学術論文だと学者自身の体験談をフィールドワークの事例として使うことはほとんどありませんが、IELTSのライティングのタスク2なら、問題文に使っていいと書いてあれば使っていいです。
本論の3つの段落が書けたら、結論を書きますが、この時に序論で告知した内容とずれがないか確認しましょう。
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スピーキングの勉強法
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一方、英語を母語としない外国人でもっとも容赦なく減点されるのは、質問を理解していないのに聞き返さず、関連性が薄い内容を暗記したセリフのように唱えることです。
また、自己紹介や自分の会社やふるさとの紹介を丸暗記する人もいますが、これは絶対にバレますのでNGです。
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暗記しようとするより、面接でよく聞かれる内容がスムーズに語れるように必要な語彙や文法などに親しんで、英語でしゃべる練習をしておく方が効果的です。
レベルが高くない場合は特に発音や語彙、基本的な文法がチェックされますが、時制、単数複数、比較級などの基礎ができていて、日本人に多いRとLの混同などが克服できていれば、中上級者とみなされ、多少の言い間違いは聞く側が少しは脳内修正して聞いてくれることが多いです。
逆に、発音や文法が悪いと、どんなに語彙力が高くても評価されません。
ある程度話せるという印象を最初に持ってもらえれば、ベースラインから加点してもらえます。このため、話せる人、という印象を始めに作ることがとても重要です。
それでは、話せる人の印象はどう作るのでしょうか。
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正しい表現を言い慣れると、とっさに出てきます。
アイコンタクトや社交辞令は海外経験のある方が有利ですが、英語圏の映画やドラマなどでこの部分を観察したり、スピーキングのレッスンでコーチングしてもらったりすることでかなり対策できます。
話の論理的な話し方はライティング同様、意見宣言→理由を説明、という流れを意識すれば大丈夫です。
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効果的に学習するにはプロに教えて貰うのが得策
ここまでIELTS7.0に向けた勉強法を4技能それぞれ見てきました。
ただ、未受験の方、慣れていない方は特に、知らないうちにずれた学習になってしまうケースもあります。
そうなると、せっかくの努力が非常にもったいないですね。
そんな心配がある方でも、IELTSを熟知したプロにフィードバックしてもらえれば安心です。
また、4技能を満遍なくレベルアップさせる必要があるため、技能別、あるいは苦手分野のみに特化したピンポイントのレッスンが効率的です。
まとめ
◆誰でも、IELTS7.0が目指せます。 ◆IELTS7.0を取得すれば、海外移住のビザが取れたり、海外の優良大学に出願したりできます。 ◆現在のレベルをしっかり技能別に測って学習計画を立てると効率的です。 ◆過去問題集を解き、語彙力を高める学習をして、シャドーイングをするなどの独学に、苦手な技能や特に伸ばしたいスキルに特化したレッスンを足すとますます効果的です。