2025/11/18

IELTS 5.0の英語力・レベルは?IELTS 8.0の講師が勉強法を解説!

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バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。
  • IELTS 5.0って、どれくらいの英語力?
  • IELTSのスコアがあれば何ができるの?
  • IELTS 5.0を取るには、どれくらいの勉強が必要?

IELTSの受験を考えている方のなかで、IELTS 5.0の具体的なレベルやスコアの活用方法を知らない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、IELTS 5.0のレベル感や他試験との比較、スコアを活用できるシーンについてわかりやすく解説します。

また、IELTS 8.0を取得した講師が、効率的な学習法を各セクション別に紹介するため、これからIELTS 5.0の取得を目指す方はぜひ参考にしてみてください。

目次

IELTS 5.0のレベルはどれくらい?

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IELTS 5.0とは、どのくらいの英語力を指すのでしょうか?

この章では、IELTS 5.0の英語力がどれほどのものか、「CEFR(セファール)」による位置づけや他試験との換算スコアを交えながら詳しく解説していきます。

IELTS 5.0の英語力は?CEFRでの位置付け

IELTS 5.0は、「身近な話題について理解することができ、簡単な表現を用いてコミュニケーションがとれる」レベルです。

英語力を評価する国際基準の「CEFR(セファール)」では、B1レベル(中級)に相当します。

B1レベルでは、日常会話などの基本的なやりとりはある程度こなせますが、複雑な表現や専門的な内容はまだ対応が難しい段階です。

リーディングやリスニングにおいても知らない単語や表現が頻繁に出てくるため、英語の基礎がすこしずつ身についてきた段階といえるでしょう。

なお、IELTS 6.0(CEFRにおけるB2レベル)は、「身近なトピック以外にも幅広く対応でき、複雑な表現も使用できるレベル」となります。

ほかの英語試験(TOEFL・TOEIC・英検)とのスコア換算

IELTS 5.0のスコアは、ほかの英語試験のスコアでいうと、以下のように換算されます。

IELTSとほかの英語試験のスコア換算

  • TOEFL iBT:約35〜45点
  • TOEIC:約550〜600点
  • 英検:2級

ただし、スコア換算はあくまでも目安です。

各試験の形式や出題内容もそれぞれ異なるため、TOEICや英検で同じくらいのスコアを取れていたとしても、IELTS 5.0が取得できるというわけではありません。

IELTSでは、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能がバランスよく出題されるため、より総合的な英語力が必要とされます。

そのため、目標スコアを確実に取るには、IELTSの形式に合った対策をしっかりおこなうことが大切です。

IELTS 5.0があるとできること

IELTS 5.0は、英語力としては初中級レベルとされるスコアですが、意外にも活用できる場面は多岐にわたります。

たとえば、国内大学の入試において優遇を受けられたり、海外の大学への留学準備段階として語学学校やファウンデーションコースへの入学が可能になる場合もあります。

さらに、移住やビザ申請に利用できるほか、就職活動での意欲アピール材料としても有効です。

以下では、IELTS 5.0を取得すると、どのような進学・留学・就職・移住の選択肢が開けるのかを具体的に解説します。

国内の大学入試での優遇

近年では、日本国内の大学でもIELTSのスコアを入試で活用できるケースが増えています。

たとえば、IELTSの一定以上のスコアを持っていると、英語の試験で得点が加点されたり、満点として扱われたり、試験そのものが免除されるケースがあります。

さらに、一部の私立大学では、出願資格として「IELTS 5.0以上」を設定しているところもあります。

また、グローバル系の学部では、大学の留学プログラムへの参加条件としてIELTSスコアの提出が求められる場合も多いため、早期からの対策をしておくと安心です。

このように、IELTS 5.0のスコアは、大学進学を目指す受験生にとって大きなアドバンテージとなる可能性があります。

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海外の大学・大学院への留学

海外の大学・大学院への留学を目指す場合、多くの大学ではIELTS 5.5〜6.0程度のスコアを求められます。

そのため、IELTS 5.0のスコアでは、出願できる大学や学部がかなり限られてしまうのが現実です。

しかし、正規の学部・大学院への直接入学が難しくても、語学学校やファウンデーションコース(進学準備コース)であれば、出願できる可能性があります。

とくにイギリスやオーストラリアでは、英語を母国語としない留学生向けのファウンデーションコースを設けている大学が多いです。

まずは基礎的な英語力を強化し、正規課程へ進むルートが用意されています。

語学学校やファウンデーションコースに入学できる可能性はあるものの、留学先ではアカデミックな英語力が求められるため、できるだけ渡航前にスコアアップを図るのが理想です。

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留学や移住のためのビザの申請

IELTSスコアは、英語を公用語とする多くの国で留学や移住の際に必要となるビザ申請時の語学力証明として利用されています。

とくに、イギリスやオーストラリア、カナダ、ニュージーランドでは、永住権や一部の就労ビザ申請の要件としてIELTSスコアが求められる場合があります。

IELTS 5.0は、このようなビザ申請における最低基準として設定されているケースが多いです。

たとえば、オーストラリアの特定スキル移住ビザでは、IELTS 5.0(各セクションで4.5以上)が最低条件とされています。

将来的に留学や移住を検討している場合は、IELTS 5.0を取得しておくことで選択肢を広げることが可能です。

就職やビジネスシーンでの活用

IELTSスコアは日本国内の就職活動や社内での昇進の検討材料としても注目されています。

とくに、外資系企業や海外との取引がある企業などは、社員の英語力が重視されるため、IELTSスコアを持っていると有利になる可能性が高いです。

しかし、IELTS 5.0の英語力は「身近なトピックについて限られた表現で会話ができる」程度のため、ビジネスの場面で求められる高度な英語力としては不十分と見なされる場合があります。

実際、履歴書に記載できるスコアも、一般的にはIELTS 6.0以上といわれています。

ただし、IELTS 5.0のスコアを取得しておくことは、これから英語力を伸ばしていきたいという意欲のアピールにもつながるため、就職活動での差別化ポイントになるといえるでしょう。

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【IELTS 8.0の講師が教える!】IELTS 5.0を目指すための勉強法

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IELTS 5.0を目指すうえで重要なのは、「英語の基礎をしっかり固めたうえで、自分に合った学習法を継続すること」です。

以下では、IELTS 8.0を取得した講師の視点から、勉強時間の目安や英語学習の基盤となる文法・語彙をどう身につけていけばよいかを解説します。

必要な勉強時間の目安は?

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