2023/12/12

ケンブリッジ大学特有の不思議なイベント“Swaps”とはどんなもの?

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この記事を書いた人

英語教育起業家/IELTSエキスパート
嶋津 幸樹 Koki Shimazu
17歳のときに海外進学塾を創業、大学在学中に3校を経営し、24歳で売却。高校生時代に体験した、ホームステイでの厳しい体験をバネに独学でIELTS 8.0を獲得し、オックスフォード大学・ロンドン大学(UCL)の修士課程にダブル合格。その後、ケンブリッジ英語教授法資格CELTAを取得。ロンドン大学教育研究所応用言語学修士課程(MA in Applied Linguistics)修了。世界でもっともイノベーティブな教育を実践する英語教師に贈られる、Pearson ELT英語教育ティーチャーアワード2017を世界108か国1,395名の応募から選出され受賞。著書は12冊。

今回は、特別回として、学問的な内容から離れて、海外留学のエンタメ要素を紹介します。

海外留学は勉強だけではなく、その土地の文化や伝統に触れ、世界の常識を学ぶ場でもあります。

今回は、一つの例として、ケンブリッジ大学の古い伝統である、カレッジの男女が交流するイベントについて紹介します。

目次

ケンブリッジ大学のカレッジについて

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ケンブリッジ大学は31からなるカレッジで構成されていて、学生はいずれかのカレッジに所属します。

カレッジでは、試験期間が終わると、“May Ball” と呼ばれる豪華なパーティーがあります。

パーティーでは、食事やアルコールドリンク、音楽バンド、花火やゲームなどが用意され、学生たちが一晩中お酒を飲み、踊り明かす伝統があります。

地下に巨大なワイナリーを有するカレッジや学生専用の日本でいう、居酒屋とバーを組み合わせたようなパブもあり、学生は大量のワインを安く手に入れられます。

また、ケンブリッジ大学のカレッジは、伝統的にさまざまなルートでお金を稼いでいて、王室から与えられた土地を所有するカレッジもあります。

どのカレッジに所属するかによって、条件や環境、ステータスが変わりますが、ケンブリッジ大学の学生になると、想像をはるかに超える華やかな世界があります。

ケンブリッジ特有のイベント “Swaps”

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最後に、“Swaps” という、希望する男女が交流するケンブリッジ特有の不思議なイベントを紹介します。

定期的に開催される “Swaps” では、それぞれのカレッジの男性30名ほどが別のカレッジの女性30名ほどと、1つのダイニングホールでフォーマルディナーを楽しむというものです。

かつてのケンブリッジ大学のジェントルマンは、このイベントでフィアンセを見つけていたと言われています。

海外大学に入学してみないと味わえない世界も、留学の楽しみの1つかもしれませんね。

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