2021/11/09

イギリスに留学したら訪れたい人気観光地!ロンドンと郊外の全15ヵ所!

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

せっかく留学するならば、その土地の見どころを楽しみたいものです。

イギリス留学の場合にも、訪れてほしいおすすめの観光スポットがたくさんあります。目ぼしい場所があり過ぎて、選ぶのにも一苦労です。

そこでこの記事では、イギリスのおすすめ観光スポットを厳選してご紹介します。その数はロンドンとその他のエリアに分け、全部で15ヵ所です。

これからイギリス留学をする予定で、この機会に観光も楽しみたいと考えている人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

目次

イギリスでおすすめの観光地【ロンドン編】

歴史ある建造物や話題のスポットが多いイギリスの中でも、特にロンドンには目立った観光地が集まっています。

ここでは、その中から8つのスポットをご紹介します。

※費用はすべて1イギリス・ポンド(GBP)=150円で計算しています(2021年9月現在)。

おすすめ1. バッキンガム宮殿

イギリスで最も有名な観光地として人気のバッキンガム宮殿は、エリザベス女王の公邸であり、執務を行っている場所でもあります。

他国の賓客を招く迎賓館としても使用されているので、テレビなどで見かけることも多いでしょう。

ここで行われる行事として有名なのが、衛兵交代。真っ赤な制服に、ベアスキンと呼ばれる黒く大きな帽子を身に着けた衛兵たちの姿をぜひ見てみてください。

庭園だけの見学ならば、学生料金で15ポンド(約2,250円)ですが、ステートルーム(来賓用の広間)も見学するならば54ポンド(約8,100円)必要です。

おすすめ2. ロンドン塔

城塞として建てられ、後に牢獄として使われたロンドン塔。1000年の歴史を持つこの建物は、ヘンリー8世の妻であるアン・ブーリンの処刑など、悲しい物語も残っている場所です。

ホワイト・タワーと呼ばれる建物には、イギリスの歴代の王たちの甲冑や、王室儀式で使用されるクラウン・ジュエルなどの至宝が展示されています。

さらに必見なのは、ロンドン塔からの眺め。歴史的な建造物と現代の最新建築が融合した様子を、一度に見られるポイントです。

入館料は18~64歳の大人で28.9~29.9ポンド(約4,500円ほど、季節により異なります)と、少々お高めです。

おすすめ3. エリザベス・タワー

「ビッグ・ベン」として知られているこの塔は、テムズ川沿いに建つウェストミンスター宮殿にある時計台です。鐘の鳴る四面時計で、イギリスの象徴的な存在として大切にされてきました。

エリザベス・タワーと改称されたのは2012年。エリザベス女王の在位60年を記念して新たに名付けられました。

日本の学校でチャイムとして流れるメロディは、この時計台で正午に流れる「ウェストミンスターの鐘」という曲だそうです。その旋律を聞けば、きっと懐かしい気持ちになる人も多いことでしょう。

おすすめ4. タワー・ブリッジ

タワー・ブリッジは、テムズ川にかかる大きな橋です。ロンドンが商業的に発展するのに伴い、橋が船の入港を邪魔しないようにと跳ね上げ式の橋が建設されました。

ゴシック様式の2つの尖塔を持つ美しいこの橋。最大86度まで跳ね上げられますが、それにかかる時間はなんとたったの1分です。

観光用に造られたガラスの回廊を通りながら、周囲の景色を展望できます。順路の最後にはお土産屋さんもあります。

学生証を提示すれば、7.9ポンド(約1,185円)で見学できます。

おすすめ5. ウェストミンスター寺院

11世紀に建てられて以降、ほとんどの国王がここで戴冠式を行いました。近年では、ロイヤルウェディングが行われていることでも有名です。

英国国教会の総本山といえる、由緒正しいゴシック様式の僧院です。

なお、すぐ近くにあるカトリック教会のウェストミンスター大聖堂と間違われがちですが、異なるものですので注意してください。

見どころのひとつは、荘厳なステンドグラスです。高くそびえる寺院の窓にはめ込まれ、陽を浴びてのぞかせる姿は息を飲む美しさです。

おすすめ6. 大英博物館

大英博物館は、世界で最も有名な博物館といっても過言ではないでしょう。「教科書で見たことがある!」と、思わず指さしたくなる展示がいっぱいあります。

常時15万点を超える展示物があり、ラムセス2世の巨像やミイラ、イースター島のモアイ像やギリシャの神殿飾りなど、たくさんの歴史的重要物が展示されています。

それだけ多くの価値ある展示が見られるにもかかわらず、入場料は無料です。オーディオガイドは、7ポンド(約1,050円)で利用できます。

ぜひたっぷりと時間を取って行ってみてください。

おすすめ7. アビー・ロード

ビートルズが1969年に発売したアルバム『Abbey Road』のジャケットで、メンバー4人が歩いている写真に使われた横断歩道です。ここは「世界で最も有名な横断歩道」として人気のスポットです。

この横断歩道を渡り、すぐそばにあるレコーディングスタジオを訪れる観光客が後を絶ちません。

もちろん入場料などは必要ありません。最寄りの駅はジュビリー線のセント・ジョンズ・ウッド駅。ピカデリーサーカスから行くならば、地下鉄ベーカールー線に乗ってベイカーストリート駅でジュビリー線に乗り換えましょう。20分程度で到着できます。

おすすめ8. 9と4分の3番線(キングスクロス駅)

ファンタジー好きならば、この場所の名前を聞いてすぐにピンと来るのではないでしょうか。

ここは『ハリーポッター』シリーズに出てくる名所で、ハリーたちがホグワーツ魔法魔術学校へ行く列車に乗るためのホームです。

キングスクロス駅には「9と4分の3番線」と書かれた場所があり、壁には半分めり込んだカートが。

そこで記念撮影ができるようになっており、週末はかなりの行列になるようです。

プロによる写真撮影サービスもあり、10ポンド~(約1,500円~)で撮ってもらえますよ。

イギリスでおすすめの観光地【その他編】

ロンドン以外にも、イギリスには各地に見どころが点在しています。

おすすめ1. オックスフォード大学(オックスフォード)

世界大学ランキングで2位とされるオックスフォード大学は、歴史的価値や映画の舞台として必見の観光地のひとつです。

ロンドンからは、バスで1時間半程度、電車だと1時間ほどで訪れることができます。

「クライストチャーチ・カレッジ」の食堂である「グレートホール」は、映画『ハリーポッター』シリーズでホグワーツ魔法魔術学校の食堂のモデルとなりました。

また、グレートホールに続く階段は、映画の中に出てくる学校内の階段そのものです。

恐竜の骨や絶滅した飛べない鳥「ドードー」の化石などが展示されている、オックスフォード自然史博物館にも注目してください。

おすすめ2. リバプール大聖堂(リバプール)

リバプールと言えばサッカーを連想する人も多いでしょう。実は、リバプールの旧市街地は世界遺産として認定されており、観光地として人気です。

そんなリバプールにあるリバプール大聖堂は、まさに街のシンボル的な存在。英国国教会の教会の中でも最大で、パイプオルガンの大きさや鐘の重さなど、どれをとってもイギリスで最も大きいものです。

高さ101メートルもある塔の上からは、街並みを見渡すことができます。

おすすめ3. リバプール博物館(リバプール)

2011年にオープンしたリバプール博物館は船のような外観をしており、海商都市として栄えてきたリバプールの象徴です。

リバプールの街の歴史や娯楽を伝える展示物が、多数飾られています。

こちらも入場料は無料ですが、5ポンド~(約750円~)の寄附金が推奨されています。カフェやお土産屋さんを利用するのもよいですね。

おすすめ4. ウィンザー城(ウィンザー)

ウィンザー城は、現在でも使用されている城としては世界で最古にして最大の城です。週末にエリザベス女王が頻繁に訪れ、過ごしている公邸でもあります。

セント・ジョージ・チャペルは荘厳なゴシック様式の教会で、近年ではヘンリー王子とメーガン妃の結婚式が行われました。

また、メアリー女王のドールハウスは有名で、当時の建築家や職人による技が集約した作品です。

「ステート・アパートメント」では「レンブラント」や「カナレット」などの絵画をはじめ、イギリスやフランスの高級家具など貴重なロイヤルコレクションを見ることができます。

衛兵交代も、見どころのひとつです。

おすすめ5. ブライトンピア(ブライトン)

ブライトンピアの歴史は古く、1800年代の終わりごろからアミューズメントパークとして親しまれてきました。

細長い桟橋上にジェットコースターやゲームアーケードなどが並び、老若男女問わず楽しめる場所として人気です。

ロンドンからまっすぐ南へ向かい、電車で約1時間半ほどで対岸にフランスを臨む街、ブライトンに到着します。

1デーパスは、基本的に27.5ポンド(約4,125円)ですが、条件によってもっと安いチケットもあるので訪れる前にチェックすることがおすすめです。

おすすめ6. ロイヤル・パビリオン(ブライトン)

ロイヤル・パビリオンは、ブライトンに建てられたイギリスのリゾート地のひとつです。放蕩王と呼ばれたジョージ4世が、まだ摂政王太子であった時代に建てられました。

建築家のジョン・ナッシュによって設計された、「インド・サラセン様式」と呼ばれる建築です。

内観は「シノワズリ」と呼ばれる美術様式で飾られており、見る人を飽きさせません。大人の入館料は、13ポンド(約1,950円)です。

おすすめ7. ストーンヘンジ(ソールズベリー)

ストーンヘンジは、「環状列石」と呼ばれる組み石の世界遺産です。ロンドンから南西にある街、ソールズベリーの平原にあります。

高さ4~5メートルの石が30個並べられ、直径100メートルもの円形を成しています。長い年月を経て落石しているものもありますが、その力強い姿は圧倒的です。

今では研究が進み、紀元前2500~2000年頃に作られたと考えられています。

神秘的な雰囲気を持つストーンヘンジ、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

イギリス観光の注意点

最後に、観光するにあたっての注意点をまとめておきます。

写真撮影は要確認!

イギリスでは、エリザベス女王の公邸など、貴人の貴重な場所が一般に公開されている観光地も少なくありません。事情を理解して、写真撮影が禁じられている場所では写真を撮らないようにしましょう。

わからないときはスタッフや周囲の人に確認するなどして、むやみやたらに写真を撮ってSNSにアップするような行動は控えるべきです。

入場無料でも寄附金を

大英博物館しかり、貴重な展示物を有する施設が入場無料で楽しめるのがイギリスのすごいところです。

ただし、施設の維持には莫大な費用がかかります。貴重な体験をした恩返しという意味でも、ぜひ寄附金を支払いましょう。

他にも施設内のショップなどを利用するなどして、施設の維持に貢献するのもひとつの方法です。

ルールやマナーを守って

触れてはいけないものに触れるのはやめましょう。また、入ってはいけない場所に入ることも控えてください。

イギリスには、歴史的に貴重なものを数多く有する観光地が多くあります。

ルールを守ってイギリス観光を楽しみましょう。

まとめ

この記事では、イギリスの観光地を紹介しました。

ロンドンだけでも十分楽しめますが、郊外にはリゾート地や大学都市、有名な世界遺産などもあります。

イギリスへの留学を検討中、または現在イギリスに留学していて観光の行き先に迷っている人は、今回ご紹介した内容を参考にしてみてはいかがでしょうか。

https://berkeleyhouse.co.jp/wp-content/uploads/2024/01/ryugaku-sup-2401_cta.jpeg
Page
top