2022/07/28

イギリスの大学に進学する方法まとめ。ファウンデーションコースがもっともおすすめな理由とは

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

イギリスの大学は世界的に水準が高く、優れた教育を提供しています。

イギリスの大学で勉強したいと考えている方もいるのではないでしょうか。

しかし、イギリスでの大学進学となると、英語力のハードルが高いと感じられるかもしれません。

そこで本記事では、イギリスの大学に進学する方法を解説しています。

また留学方法として、ファウンデーションコースに通うことのメリットについても紹介しています。

イギリスの大学に進学したい方、ファウンデーションコースに興味がある方は、読んでみてください。

目次

イギリスの大学に進学する方法

イギリスの大学に進学する方法を3つ解説します。

1. 正規留学

正規留学はイギリスの大学に直接出願し、合格して入学する方法です。

入学のためには、学力や英語力を証明する必要があります。

また多くの場合、英語による面接や自己PRが課されます。

2. ファウンデーションコース

ファウンデーションコースは、現地大学へ進学するための特別なプログラムです。

英語や一般教養、希望する専攻学問の基礎知識などが学べます。

日本からイギリスの大学に進学するには、多くの場合ファウンデーションコースに通う必要があります。英語スコアがファウンデーションコースの入学要件に満たない場合は、まずは語学学校に通い、英語力を鍛えましょう。

3.編入留学

すでに日本の大学に通っている場合は、編入留学によってイギリスの大学に通う方法もあります。

編入留学では、英語スコアや日本の大学での成績を提出することになります。

日本の大学で優秀な成績を修めておくことが、希望大学に留学する近道になります。

イギリスの大学進学にはファウンデーションコースがおすすめ!

イギリスの大学進学には、まずファウンデーションコースに通うのがおすすめです。

ファウンデーションコースにはメリットがたくさんあり、また日本の高校からイギリスの大学に留学するためには必須となっています。

ファウンデーションコースとは大学準備コース

イギリス国外からの学生のために用意された、大学に進学する準備コースをファウンデーションコースと呼びます。

ファウンデーションコースでは、イギリスの大学で学ぶにあたって必要な一般教養や、アカデミックイングリッシュを勉強します。

ノートテイキングのノウハウや、ディスカッションの作法、エッセイや論文の書き方も学びます。

ファウンデーションコースには、各大学が開講しているものと、語学学校やカレッジが運営するものが2種類があります。

2つを比較すると、大学が開講するファウンデーションコースは難易度が高い傾向があります。

ファウンデーションコースの魅力やメリット

ファウンデーションコースでは、イギリスの大学の授業についていくための英語力が身につき、また英語で学習するために必要な基礎的能力も鍛えられます。

まずはファウンデーションコースで、一般教養や基礎学習に取り組むことで、イギリスの大学で本格的に勉強するための準備ができます。

その期間でイギリスでの暮らしや、英語にも慣れることができ、無理なく留学生活を送れます。

日本人の高校生はファウンデーションコースへの入学が必須

一般的に日本やアメリカの大学は4年制ですが、イギリスでは3年制となっています。イギリスの教育制度では、高等教育に一般教養課程が含まれていて、大学では1年次から専攻学問に注力する仕組みになっているからです。

イギリスの高等教育では、A-Levelと呼ばれる一般教養課程を実施しています。

A-Levelを修了することで、高校卒業資格、及び大学入学資格として認められます。

一方、日本の高校ではこのように一般教養を学ぶ機会がありません。

日本の高校を卒業しただけでは、イギリスの大学への進学要件を満たせないため、ファウンデーションコースに通う必要があります。

ファウンデーションコースで一般教養の単位を修得することで、イギリスの大学に入学するための条件を整えられます。

ファウンデーションコースの入学条件や必要書類

それでは、ファウンデーションコースの入学条件や必要書類について解説します。

入学条件と必要書類

ファウンデーションコースに入学するためには、指定されているさまざまな書類を用意する必要があります。

必要書類の例
・IELTSスコア
・高等学校の卒業証明書、及び成績証明書
・推薦状
・エッセイ(志望動機)
・パスポートのコピー

大学にもよりますが、必要となるIELTSスコアの目安は4.5〜5.5くらいです。

高等学校の卒業証明書や成績証明書については、英語表記のものが必要です。

推薦状は、高校時代の担当教師による英語での直筆のものになります。

用意するのに時間がかかる場合もあるため、早めに依頼しておくことがおすすめです。

エッセイ(志望動機)では、志望専攻やコースについてのモチベーションや熱意を書きます。

こちらも英語での執筆なので、早い内からとりかかりましょう。

そのほか、有効なパスポートのコピーや、ビザのコピーなども提出する場合があります。

入学の注意点

英語スコアが足りない場合は、ファウンデーションコースへの進学の前に、語学学校に通う必要があります。

大学付属、または提携の語学学校なら、一定の成績を修めれば、ファウンデーションコースで必要な英語スコアの提出を免除している場合もあります。

また、日本で既に大学に通っていてイギリスの大学に編入留学するケースでは、ファウンデーションコースが免除される場合があります。

日本で一般教養課程を修了していれば、ファウンデーションコースで学び直す必要はありません。

ただし、日本で修得した単位のすべてが、必ずしもイギリスの大学で有効に認められるとは限らない点には注意が必要です。

まとめ

イギリスの大学に留学するなら、まずはファウンデーションコースに通うのがおすすめです。

ファウンデーションコースでは英語力や勉強のノウハウが身につき、また本格的な勉強が始まる前に、イギリスでの生活に慣れておくことができます。

ファウンデーションコースに入学するための英語スコアが足りない場合は、語学学校などで英語スキルを鍛えましょう。

イギリスの大学に留学したいと考えている方は、参考にしてみてください。

https://berkeleyhouse.co.jp/wp-content/uploads/2024/01/ryugaku-sup-2401_cta.jpeg
Page
top