2023/04/14

イギリス留学の3つの特徴を紹介!教育レベルや生活環境、ビザなど徹底解説

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この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

イギリスへ留学したいという夢がある方にとっては、まずイギリスという国がどのような特徴や魅力があるのか知りたいですよね。

日本人にとって住みやすい国なのかどうかも気になるところです。

そしてイギリス留学について詳しく知りたい方、またイギリス留学がどんな方に向いているのか知りたい方も多いのではないでしょうか。

本記事では、イギリスの基本情報から住みやすさについて、現地からのリアルな情報も交えて紹介します。

 

ビザ事情や教育環境、大学や大学院への進学のための方法も併せて紹介します!

 
目次

イギリスの基本情報

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まずは、イギリスの基本情報について紹介します。

留学する国の基本情報をおさえておくことは、とても大切です。

日本よりも約半数の人口ですが、さまざまな宗教・人種の方が暮らしています。

日本との時差もあるため、長く暮らしていくことを考えると気になるポイントだと思います。

 概要
正式名称グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
首都ロンドン
面積243,000km²
人口約6,708万人(2020年時点)
主な宗教キリスト教(英国国教会が半数以上)、
イスラム教、ヒンドゥー教、無宗教など
公用語英語
英語環境イギリス英語
(地域や階級によってなまりあり)
通貨スターリング・ポンド
1ポンド=約164円
(2023年3月30日現在)
日本との時差-9時間
サマータイム:-8時間
ワーホリ可否可能
出典:https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/uk/data.html#section1

イギリスの魅力

長い歴史のあるイギリスでは、古い伝統と最先端の文化が融合しうまく調和しています。

そのため、イギリス留学中は刺激的な経験ができるでしょう。

そして、国際色豊かなイギリスでの学びでは、最高レベルの教育水準が期待できます。

そんなイギリスの魅力について、さらに掘り下げて紹介します。

古い伝統と最先端の文化に触れられる

一般の方々が現在暮らしている住居でさえも、200年前に建てられたものがあるというくらい、イギリスには各地に歴史的な建物が残っています。

ロンドンには、1066年までさかのぼる歴史的な要塞であるロンドン塔やバッキンガム宮殿、ウェストミンスター寺院など、立派で荘厳な建物が随所にあり、とても圧倒されます。

また、美術館や博物館が無料で開放され、一流の絵画がいつでも観賞できます。

一方ロンドンでは、最先端のお店やデパートが並び、流行のファッションを取り入れたショッピングを楽しめます。

国際色が豊か

学業やビジネスなど、ロンドンへ来る方の目的はさまざまですが、昨今ロンドンで暮らす方は、イギリス人よりも他国からの移民が半数を超えたといわれています。

それだけ多くの人種や宗教の人々が一緒に暮らしているということです。

背景や考えの異なる人々と知り合うことで、国際感覚が自然と身に付くことは間違いありません。

最高レベルの教育水準

世界大学ランキングの上位10校では、第1位と第2位のオックスフォード大学とケンブリッジ大学を含む3校が、イギリスの大学となっています。

イギリスの教育は、世界の先端をいく研究者や産業界の専門家からも注目を集めています。

また、イギリスでは参加型の授業スタイルが重視されています。

講師の話を聞くだけではなく、ゲーム・問題解決・ディスカッションなどが行われ、積極性が養われます。

イギリス留学の特徴

次に、イギリスで留学し、生活するうえでの特徴についてみていきましょう。

海外で生活するとなると、物価や治安が気になるところです。

また、教育環境はどのように整っているのかを知ることで、自分の理想通りの留学がイギリスで叶えられるかがわかってくるはずです。

物価や治安

学生であると、生活のための予算が限られている方が多いのではないでしょうか。

イギリスでは最低限の暮らしに必要なもの、たとえばスーパーマーケットで買える食品については基本的に税金がかかりません。

そのため、新鮮で量が豊富な野菜や果物、肉類は安く買うことができるため、自炊をすれば健康的でコストを抑えた生活が可能です。

そのほかのものについては、日本より物価が高いと感じることも多いかもしれません。

治安に関しては、日本よりも悪いと思い、気を引き締めておいて間違いはないでしょう。

スマートフォンを盗まれるなどの被害も多発しています。

生活費を抑えて安い物件に住む際も、治安が悪いエリアである可能性が高いです。

そのため、女性の一人暮らしなどはあまりおすすめできません。

専門留学の選択肢が豊富

イギリスでは語学学校や大学だけでなく、専門学校や語学学校の専門コースなど、ジャンルに特化した勉強ができるため、留学方法の選択肢が豊富です。

また、語学学校のレベルは、プログラムによってさまざまです。

基本的には入校時にテストをし、初級・中級・上級レベルなど、受講生のレベルに分けられます。

レベルはA1〜C2で表され、これはイギリスで共通の英語力レベルを証明してくれます。

そのほか、仕事で使える英語力を身に付けるためのビジネス英語コースや英語教師用コースなど、特別なコースが受講できる語学学校もあります。

大学・大学院の在籍期間が短い

イギリスでは基本的に、大学は3年、大学院は1年で卒業できます。

コースによっても在籍期間が異なるため、自分の入りたい大学の在籍期間を前もって調べておきましょう。

社会人になってから大学留学や大学院留学を目指す方にとっても、短い期間で単位を取得できるというのは魅力的ではないでしょうか。

イギリス留学のメリット

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イギリスの魅力や特徴を紹介しましたが、まだ留学先をどこにしようか迷っている方もいるのではないでしょうか。

次に、イギリス留学ならではのメリットを、イギリスの特徴を交えて解説します。

クイーンズ・イングリッシュが学べる

イギリスにはクイーンズ・イングリッシュと呼ばれる貴族の発音があります。

しかし、イギリスには階級や地域によって異なった発音があり、イギリス人は自身の発音に誇りをもっています。

近年は、BBCのキャスターもそれぞれの発音を尊重しています。

そんな地域ごとの特性を感じて旅をしてみるのも、またひとつの楽しみとなるでしょう。

世界的に有名な大学が多い

世界大学ランキングの上位10校の、第1位と第2位を含む3校が、イギリスの大学であるということからもわかるように、イギリスには最高レベルの教育水準が期待できる大学が多くあります。

そのため、イギリスへ大学・大学院留学をすると、世界の最高峰の教育が受けられます。

日本人留学生が少ない

イギリス留学の最大のメリットは、日本人留学生が少ない点ではないでしょうか。

ロンドンから離れた地域に行くと、日本人留学生が少なく、英語力を伸ばすためには良い環境が整っています。

オックスフォードやケンブリッジ、マンチェスターなどもおすすめです。

ヨーロッパを始め、各国からの留学生も多く、国際色豊かな友達作りができます。

2年の就労ビザを得られる

就労ビザにはさまざまな種類があり、働きながら留学するならワーキングホリデービザがおすすめです。

滞在期間は最大2年間となり、ほかのワーキングホリデー先より期間が長いのが特徴です。

ただし年齢は18〜30歳までで毎年抽選になるため、申請しても必ず取得できるとは限りません。

ワーキングホリデー終了後や大学院卒業後は、就労ビザ取得に挑戦する方も多いですが、現実はなかなか厳しいようです。

ヨーロッパ各国へ旅行ができる

ヨーロッパ各国へのアクセスがいいというのもイギリス留学の魅力のひとつです。

LCCを利用すれば航空運賃は1万円もかからずに、時間が空いたときにサクッと旅行というのも可能です。

日本からヨーロッパへ旅行するには時間もお金もかかるため、留学の機会にさまざまなヨーロッパ各国へ気軽に行けるのもいいですよね。

エンタメが豊富

無料で入れる美術館や博物館を始め、ミュージカルやショッピング、イギリス伝統のパブから多国籍のレストランなど、伝統と最新、そしてさまざまな国の文化が入り混じるエンタメが満載です。

イギリス留学のデメリット

イギリス留学にはさまざまなメリットがありますが、デメリットはあるのでしょうか。

実際に長期間生活をするとなると、いくつかの問題点もみえてきます。

英語力がないと生活できないのか、イギリスは食事がまずいってよく聞くけど実際はどうなのかなど、留学前の不安にも向き合ってみましょう。

以下で、イギリス留学のデメリットをイギリスの特徴を交えて解説します。

日常生活である程度の英語力が求められる

家を借りる、携帯電話の契約をする、病院の登録、銀行口座の開設など、日常生活を始めるまでの手続きに英語が必要になります。

相手は、こちらは英語が話せて当たり前と思い込んで接してくることもあります。

また留学したての頃は、速すぎる英語に焦ってしまう場面もあるかもしれません。

しかし最近はオンラインでの手続きが可能な場合も多いため、下調べして臨めばそこまで恐れることはないでしょう。

また、困ったときは一人で抱え込まず、誰かに助けを求めてみるのも一つの手です。

一人ですべての手続きをするのも立派なことですが、誰かに助けを求めるのも、海外で生き抜くための力です。

食事のクオリティが低い

イギリスの食事がまずいというのは、よく聞く話だと思います。

また、レストランでの食事は、日本に比べると質の割に割高だと感じることも多いでしょう。

しかし、オーブンでじっくり焼いたロースト料理や手軽に食べれるフィッシュアンドチップスなどのイギリス定番料理から、日本食を含む多種多様なレストランでの食事を楽しめます。

海外で暮らしていると日本食が恋しくなるときがくると思いますが、スーパーなどで日本食を購入することも可能です。

物価が高い

イギリスの物価は日本に比べると高く、エンターテインメントや外食はとても高くつきます。

テイクアウトの食べ物も値段の割に質が見合ってないと感じることもあるでしょう。

しかし、スーパーでの買い物はそれほど高くありません。

スーパーに売っているオーブンに入れて温めるだけの便利料理は種類も多く、安くて美味しいためおすすめです。

また、ガスオーブンがついている家が多いため、スーパーで買ったピザも美味しく食べれます。

天候が悪い日が多い

とくに冬の間は日も短く、日中も曇り空か雨が続くなど、ビタミンD不足にも気を付けなければいけないほど日照時間が短くなります。

うつ状態にもなりやすいでしょう。

ビタミンDを多く含む食材を意識して食べて、ときにはサプリメントなどを使用してビタミンDを補給するようにしましょう。

 

家でも楽しめる趣味があるといいです!

 

日本人が少なくホームシックになりやすい

ロンドンには比較的多くの日本人が暮らしていますが、日本人だからといってすぐに友達になれるものでもありません。

なかなか友達ができないと、ホームシックになることもあるでしょう。

せっかく海外へ飛び出すのならば、新しい環境で友達作りにも積極的に行動してみましょう。

今はオンラインでの繋がりも当たり前になっているため、SNSで現地の友達を作ることも可能です。

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イギリス留学に向いている人

イギリス留学に向いている人はどんな人なのでしょうか。

特徴やメリット・デメリットをみてきて、自分にイギリスは向いているなと思った方もいるかもしれません。

留学は、自分自身の目的や目標に合った留学プログラムやコースを選ぶことが重要です。

ここではイギリスの特徴を踏まえて、イギリス留学に向いている方の特徴について紹介します。

専門分野の勉強がしたい方

イギリスは、世界有数の高品質の教育を提供する国の一つです。

英国の大学は世界的にも高い評価を受けており、世界中から多くの学生が留学しています。

前述したとおり、イギリスは専門留学の選択肢が豊富です。

アートや演劇、デザインなど専門的なジャンルの勉強がしたい方にとって、イギリスはぴったりな国です。

また留学経験は、就職においても有利な要素になることがあります。

イギリスでの留学経験があることで、多様な人脈やグローバルな視野をもっていることがアピールポイントとなることがあります。

英語力を伸ばしたい方

イギリスは英語を母語とする国であり、英語を学ぶための最適な環境が整っています。

留学生は、日常的に英語を使うことで効果的に英語力を向上させることができます。

また、自分の努力次第で英語力の向上は変わってきます。

今現在英語力に自信のない方でも、英語が話せるようになるチャンスのため、諦めず留学をしてみてください。

文化や芸術に触れたい方

イギリスは、多様な文化体験ができる場所です。

世界中から留学生を受け入れているため、異なる文化・言語・習慣などに触れ、自分自身を成長させられます。

イギリスでの留学経験は、国際的な視野を広げるための良い機会です。

イギリスの文化や社会に触れることで、多くのことを学べます。

イギリス留学の種類とビザ

留学するうえで、避けて通れないのがビザの手続きです。

ここでは、イギリスでできる留学の種類とビザについて紹介します。

また、ビザの情報は変更となる可能性があります。

実際に申請する際は、必ず公式の情報を確認するようにしましょう。

語学留学

イギリスの語学留学は、イギリス英語を学びたいという方におすすめです。

本場のイギリスへ留学すれば、アメリカ英語とは違った発音やイントネーションを学べます。

また、私立の語学学校や、公立や大学内に併設された語学学校で学ぶこともできます。

自分に合ったプログラムをみつけることがポイントです。

必要なビザは観光ビザで、6か月未満の滞在で就学目的(英語コースを含む)のビザです。

18歳未満の方は、保護者の同意など条件があります。

また、通える学校にも制限があるため、前もって確認しておきましょう。

必要なビザ申請費用
観光ビザ120ポンド
(約2万円)
※1GBP = 166円で換算

短期留学

短期留学は、一般的には私立の語学学校で学びます。

また、私立の語学学校であれば1週間から留学が可能です。

幅広い年齢層、目的、レベル別に短期コースが用意されているため、自分に合ったコースがきっとみつかるはずです。

必要なビザは短期留学ビザです。

16歳以上の渡英者かつ、6か月以上11か月未満の滞在で、英語コースを受講するためのものです。

18歳未満の方は、保護者の同意が必要など条件があるため注意しましょう。

必要なビザ申請費用
短期留学ビザ200ポンド
(約33,300円)
※1GBP = 166円で換算

大学留学

イギリスでの大学留学は基本的に3年間で卒業でき、専攻はあらかじめ入学前に決めておきます。

日本の高校を卒業してすぐに進学する場合は、ファウンデーションコースを経て入学するのが一般的です。

大学留学で必要なビザは学生ビザです。

16歳以上で、イギリスで勉強するために必要なビザです。

16歳または17歳の方は、保護者の同意が必要になるため注意しましょう。

学生ビザは、高等教育機関に通う場合は最大週20時間、語学学校であれば最大週10時間までの就労が許可されています。

必要なビザ申請費用
学生ビザ363ポンド
(約60,400円)
※1GBP = 166円で換算

大学院留学

イギリスの大学院留学は、幅広い分野のコース・テーマから学べます。

多くの修士号は1年間で取得ができ、時間の限られている社会人からも人気です。

大学院留学も大学留学と同じく、必要なビザは学生ビザです。

必要なビザ申請費用
学生ビザ363ポンド
(約60,400円)
※1GBP = 166円で換算

ワーキングホリデー

イギリスのワーキングホリデーの対象は18〜30歳まで、最長2年間の滞在が可能です。

他国に比べてビザの発給数が少ないため、競争率が高いのも特徴です。

必要なビザはワーキングホリデービザ(YMS)です。

ビザ申請費用のほかに、医療費を払う必要があります。

必要なビザ申請費用
ワーキングホリデービザ
(Youth Mobility Scheme visa)
259ポンド
(約43,000円)
※1GBP = 166円で換算

イギリス留学におすすめのエージェント

質の良いイギリス留学をしたい方は、サポートがついているエージェントを利用するのが効率的です。

留学にせっかく行くのであれば、中身の濃いものにしたいと思う方が多いのではないでしょうか。

イギリス留学を成功へと導くために、以下でおすすめのエージェントを紹介します。

SI-UK

イギリス、アイルランドの大学・大学院への出願をトータルサポートする留学エージェントです。

その方に合った留学タイプ、大学、コースを紹介してくれます。

出願手続き、留学の細かい手順についてもサポートしてくれるため、見落としがなくて安心です。

beo

カウンセラーが全員海外留学の経験者のため、ほかのエージェントと比べてレベルの高いサポートが受けられます。

専門性を活かした留学プランの提案をしてくれるため、明確な目標がある方にとっても心強いでしょう。

海外の大学・大学院の合格率は、TOP校を含めて9割以上の実績をもっているため、その実力は確かです。

イギリス留学は専門的な勉強がしたい方におすすめ

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今回は、イギリス留学について知りたいと思っている方に向けて、イギリスの魅力や特徴について紹介しました。

イギリス留学のメリットとデメリットも併せて紹介しましたが、自分が目指している留学スタイルにぴったりだと思う方もいたのではないでしょうか。

語学留学から大学進学、ワーキングホリデーまで、あなたの目的にあったイギリス留学を成功へと導いてください。

また、留学をより良いものにするためには、留学エージェントの利用もおすすめです。

バークレーハウスでは留学に関する無料相談を実施しています。

SI-UK と beo は、バークレーハウスを通して申し込みをするとお得な特典がつくため、ぜひこの機会に利用してみてください。

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