2024/11/22

オーストラリアの語学学校を比較!語学学校の種類や比較ポイントも解説

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この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

オーストラリアは、近年、語学留学やワーキングホリデーの渡航先として人気を集めています。

自然が豊かで治安が良く、親しみやすい方々が多いオーストラリアは、初めて海外留学に挑戦する方でも安心して過ごせる環境が整っている国です。

オーストラリアの語学学校への留学を考えている方のなかには、語学学校の種類や、学校を選定する際のポイントがわからない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、オーストラリア留学の魅力や語学学校の種類、地域ごとの語学学校の特徴について詳しく紹介します。

さらに、学校選びのポイントや、語学学校の申し込み方法についても解説します。

オーストラリアへの語学留学を検討している方は、学校選びの参考にしてください!

目次

オーストラリア留学の魅力

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オーストラリアは多民族国家で、世界中から移民や留学生が集まる国です。

そのため、英語力を伸ばす環境として理想的です。

広大な自然や温暖な気候に恵まれ、陽気でフレンドリーな国民性もオーストラリアの大きな魅力です。

さらに、留学生がアルバイトをしやすい制度が整っており、長期滞在がしやすいです。

以下では、オーストラリア留学が人気の理由について詳しく解説します。

語学力向上を目的とした留学先として最適

オーストラリアは英語が公用語で、豊富な語学学校が存在します。

各地域に多種多様な学校があるため、自分の学びたいスタイルや目的に合わせて選択が可能です。

多くの学校では実践的な英会話力の向上に力を入れており、語学力を伸ばしたい方にとって理想的な留学先といえます。

また、英語学習に加え、現地の文化や自然を楽しむためのアクティビティやフィールドトリップが充実している学校が多いことが特徴です。

スポーツや観光、コミュニティ活動などを通じてさまざまな経験ができる点もオーストラリア留学の魅力です。

一方、アメリカやイギリスの語学学校は、アカデミック英語の指導に力を入れていることが多いです。

TOEFLやIELTSなどの試験対策コースが充実しているため、大学や大学院への進学を目指す方に適した環境です。

また、イギリスでは、歴史的な文化や伝統に触れられるプログラムが豊富で、文化的な体験をしたい方に人気となっています。

留学先を選ぶ際は留学目的に合った国を選ぶことが大切ですが、とくに実践的な英会話力をアップさせたい方は、オーストラリアがおすすめです。

フレンドリーな国民性と自然が多い

オーストラリア留学が人気の理由は、学校の質だけではありません。

治安の良さやフレンドリーな国民性、豊かな自然環境といった生活のしやすさも大きな魅力です。

銃規制が厳しいため、治安がよく、海外留学が初めての方でも安心して過ごせます。

また、現地の方々は陽気でフレンドリーな人が多いことで知られています。

そのため、英語が流暢でなくても、話している内容を理解しようとしてくれる人が多いでしょう。

さらに、オーストラリアは多文化社会であり、多くの移民やさまざまな国籍の学生が集まります。

多様な環境で学ぶことで、異文化理解が深まり、国際的な視野を広げるいい機会になります。

また、温暖な気候と美しい自然にも恵まれていることから、ビーチや国立公園でのアウトドア活動が盛んです。

週末はシュノーケリングやサーフィン、ハイキングなど、オーストラリアの大自然に触れながら、リラックスした時間が過ごせるでしょう。

アルバイトの機会が多い

オーストラリアでは、留学生でもアルバイトの機会が得やすいことが魅力の一つです。

語学留学生も学生ビザがあれば、2週間で48時間までの就労が許可されています。

観光産業が盛んなため、レストランやカフェなどのサービス業の仕事が比較的見つけやすいです。

また、大学や大学院を卒業したあとは、特定の条件を満たせば卒業生ビザ(Post-Study Work Visa)を取得し、現地で就労することも可能です。

一方、ほかの英語圏の国では、学生ビザでの就労条件が国ごとに異なります。

たとえば、アメリカでは学生ビザをもつ学生は、大学内の仕事に限り、週20時間までアルバイトが可能です。

イギリスでは、学期中の就労は週20時間まで、英語コースの学生は週10時間までと、就労時間に制限があります。

このことから、オーストラリアは各国と比較して就労条件の自由度が高く、アルバイトしやすい国です。

働きながら語学を学びたい方にとって、理想的な留学先といえるでしょう!

語学学校の種類

オーストラリアの語学学校は、大きく以下の3つの種類に分けられます。

オーストラリアの語学学校の種類

  • 私立の語学学校
  • TAFE(公立の職業訓練専門学校)附属の英語学校
  • 大学附属の英語学校

私立の語学学校は、留学生向けにさまざまなコースやプログラムが提供されており、とくにコミュニケーション力の向上に重点を置いた学校が多いのが特徴です。

TAFE付属の英語学校では、TAFEへの進学に向けた準備コースがあります。

準備コースを修了すると、TAFEの入学試験で英語要件が免除される場合も多く、TAFEへの進学を検討している方におすすめです。

大学付属の英語学校では、大学進学準備コース(EAP)や試験対策コースを受講できます。

EAPでは、大学で学ぶうえで必要となるノートの取り方やレポートの書き方など、実践的なスキルを学べることが特徴です。

以下では、語学学校の各コースの特徴について、詳しく見ていきましょう。

一般英語コース

一般英語コースは、日常会話や基本的な英語力を身につけるためのコースです。

初級から上級まで幅広いレベルがあり、読む・書く・聞く・話すの4技能をバランスよく学習できます。

一般英語コースであれば、英語力に自信がない方でも自分のレベルに合ったクラスで英語を学べるでしょう。

また、短期の語学留学やワーキングホリデーで働きながら英語を学びたい方にも適したコースです。

試験対策コース(IELTS、TOEFLなど)

試験対策コースは、IELTSやTOEFLなどの英語試験のスコアアップを目的としたコースです。

各試験の特徴や出題形式に特化した学習ができるため、高スコアを目指す方に適しています。

大学や大学院への進学を目指す方にとって、現地の語学学校で試験対策に集中できるコースとしてとくにおすすめです。

資格取得コース(英語教師、バリスタなど)

資格取得コースは、英語教師やバリスタなど、特定の職業に必要な資格を取得するためのコースです。

このコースでは、将来の仕事に役立つ実践的なスキルを身につけることが可能です。

とくに、英語を第二言語とする人々に教えるための資格であるTESOLは世界的に有名で、TESOLを取得していると国際的に高い評価を得られます。

ただし、TESOLコースに入学するには、一定の英語力が求められます。

また、オーストラリアならではのバリスタコースも人気です。

カフェ文化が盛んなオーストラリアで、バリスタとして働くための技術を学べ、コース修了後には受講の証明書が発行されます。

オーストラリアのカフェでバリスタとして働きたい方におすすめです!

地域別の語学学校

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オーストラリアは生活の質が高く、都市部でも清潔で治安が良い環境が整っています。

医療制度も充実しており、学生ビザで留学する場合は、OHSC(海外留学生健康保険)への加入が義務付けられています。

OHSCに加入すると、現地で病気や怪我をした際の自己負担額を抑えられるため、海外が初めての留学生でも安心して生活できます。

また、広大な国土をもつオーストラリアでは、都市ごとに気候や街の雰囲気が大きく異なる点も特徴です。

以下では、留学先として人気のある各都市の特徴について解説します。

シドニー

シドニーはオーストラリア最大の都市で、多文化が共存する国際都市です。

世界的に有名な観光名所が多く、学習だけでなく観光やショッピングなど、さまざまな体験ができます。

また、シドニーには多くの学校が集まっており、幅広いコースやプログラムから選択が可能です。

そのため、学校選びの際は、まず自分が現地で学びたいことや留学の目的を明確にして、情報を集めるようにしましょう。

\ニューサウスウェールズ州おすすめ語学学校/

メルボルン

メルボルンは芸術と文化が豊かな都市で、クリエイティブな学習環境が整っています。

ヨーロッパ調の歴史的建造物が立ち並び、有名な美術館や展示館などが数多くあります。

また、カフェ文化の発祥の地としても知られ、個人経営のカフェで美味しいコーヒーが楽しめます。

さらに、教育の質が高く、大学付属の語学学校が多くある点もメルボルンの特徴です。

ブリスベン

ブリスベンは温暖な気候とリラックスした雰囲気が魅力の街です。

シドニー、メルボルンに次ぐ、オーストラリア第三の都市で、2032年にオリンピックが開催されることでも注目されています。

人々は親切で温かく、治安も安定しているため、非常に過ごしやすいです。

また、ブリスベンの語学学校では母国語禁止制度を取り入れている学校も多く、厳しい環境ながらも英語をしっかり学べる点が特徴です。

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ケアンズ

ケアンズは自然豊かで、観光と学習を両立しやすい都市です。

世界最大の珊瑚礁群であるグレートバリアリーフや熱帯雨林があることで有名です。

また、美しいビーチにも恵まれており、リゾート地としても人気があります。

さらに、ケアンズには小規模でアットホームな雰囲気の語学学校が多く、アウトドアアクティビティが充実している点が特徴です。

ゴールドコースト

ゴールドコーストはビーチリゾートとして有名で、さまざまなアクティビティが楽しめる場所です。

都市は比較的コンパクトですが、パラダイスビーチなどの有名なビーチが多く、一年をとおして多くの観光客が訪れます。

ゴールドコーストの語学学校も充実しており、なかにはサーフィンやシュノーケリングなどが課外活動として含まれている学校もあります。

明るくリラックスした雰囲気のなかで、英語学習だけでなく、マリンスポーツも楽しみたい方にぴったりの場所です。

パース

パースは西オーストラリアの中心地であり、広大な自然と都市が調和した美しい街です。

公共交通機関が充実していることから、車を運転しなくても電車やバスで通学や観光ができます。

また、日本人が比較的少なく、娯楽施設も多くないため、落ち着いた環境で英語学習に集中したい方におすすめの都市です。

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アデレード

アデレードは教育水準が高く、落ち着いた環境で語学学習ができる都市です。

生活費が安く、フルタイムの学生は公共交通機関を半額で利用できるなど、学生に優しい都市といえます。

また、質の高い教育機関が多い学園都市でありながら知名度は高くなく娯楽も少ないため、モチベーションの高い学生が集まりやすいです。

英語をしっかり学びたい方にとって、学びやすい環境が整っています。

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キャンベラ

オーストラリアの首都であるキャンベラは、安定した学習環境が整った都市です。

国会議事堂などの政府関連施設があるため、政治に興味がある学生にも適しています。

国立の博物館や美術館もあり、無料で入場できる施設も多いため、週末に芸術や文化に触れたい方にとって魅力的な場所でしょう。

語学学校は少ないものの、オーストラリア国立大学やキャンベラ大学などレベルの高い大学があり、大学付属の英語コースを希望する方にとくにおすすめの街です。

ダーウィン

ダーウィンは、オーストラリアの北部に位置する熱帯地域で、ユニークな文化と大自然を楽しめる都市です。

クロコダイルの観察やサンセット・クルーズなど、アウトドア活動の種類が豊富です。

また、人口の約4分の1が原住民のアボリジニといわれており、アボリジニの文化に触れる機会も多くあります。

さらに、アジアにもっとも近い年で、アジア系の住民が多いものの、日本人は少ない街のため、英語漬けの環境に身をおきたい方に最適な環境です。

タスマニア

タスマニア州は、オーストラリア大陸の南に位置する島で、自然豊かな地域です。

島のほとんどが公園や保護区として保護されており、静かな学習環境が整っています。

世界遺産に登録されたタスマニア原生林があることでも有名で、自然との共生に興味がある方にはとくに魅力的でしょう。

また、タスマニアの語学学校には私立の語学学校、TAFE付属の英語学校、大学付属の英語学校が各1校ずつあります。

学校数は3校のみと少ないものの、それぞれの留学の目的に合わせた学校選択が可能です。

語学学校の比較ポイント

オーストラリアの語学学校への入学基準は比較的シンプルで、多くの学校が以下の条件を満たせば入学が可能です。

オーストラリアの語学学校の入学要件

  • 年齢制限:一般的に16歳以上
  • 英語レベル:英語レベルの要件なし(入学時に英語のレベルチェックテストを受け、レベルに応じたクラスに振り分けられる)
  • 申請書の提出:学校指定の入学申請書に必要事項(個人情報、学歴など)を記入し提出
  • ビザ:学生ビザ(サブクラス500)、ワーキングホリデービザ、観光ビザなど、適切なビザの取得が必要

語学学校を決める際は、授業内容や料金など、自分の留学目的や予算に合った学校を選択することが大切です。

以下では、語学学校を決める際の比較ポイントについて詳しく紹介します。

コース内容

語学学校で受講できるコース内容は学校によって異なるため、学校選定の際は各校のコース内容をしっかり比較することが大切です。

自分の学習目的に合ったプログラムがあるか、授業の回数が自分のスケジュールに合っているかなど、細かく確認するようにしましょう。

授業料金

授業料も語学学校を選ぶ際の重要なポイントです。

費用対効果を考えて、自分の留学予算に合った学校を選ぶようにしましょう。

以下は、オーストラリアの語学学校の授業料の目安です。

項目授業料の目安
入学金200〜300ドル
授業料1,400〜1,800ドル(1か月あたり)
教材費40〜80ドル(1か月あたり)
※1ドル=98円で換算

アメリカの語学学校と比較すると、オーストラリアの語学学校はややリーズナブルな傾向にあります。

また、留学期間が長くなるほど、1か月あたりの学費は安くなることが多いです。

都市によっては生活費が安いところも多く、学費と生活費のバランスが良い国といえるでしょう。

なお、シドニーやメルボルンなどの大都市は生活費が高いため、留学費用を抑えたい方は地方都市がおすすめです。

一方、欧米諸国では語学学校の学費が高い傾向にあります。

とくにアメリカの一部地域やロンドンなどは生活費も高く、全体的に留学費用が高額になりやすいです。

学生サポート体制

語学学校選びでは、学生のサポート体制が整っているかもポイントです。

勉強に集中できる環境が整っているかや困ったときにどのようなサポートが受けられるかを事前に確認しましょう。

学校によっては、日本人カウンセラーが常駐している学校もあります。

初めての海外留学で、現地での生活に不安がある方は、日本人スタッフがいる学校を選ぶのも一つの方法です。

施設・設備

学校の施設や設備が充実しているかも比較のポイントになります。

コンピュータールームや図書館、自習室など、授業以外の時間にも英語が学べる環境があると非常に便利です。

また、学生が自由に使えるスペースのコモンルームがある学校の場合、ほかの学生とコミュニケーションが取りやすいでしょう。

学校では多くの時間を過ごすことになるため、学習環境が快適かどうかをしっかり確認するようにしてください。

語学学校の特色

語学学校では、学校ごとに教育方針や特色、ルールが異なります。

たとえば、母国語禁止のルールを設けている学校や、試験対策に力を入れている学校、アクティビティが充実している学校など、特色は学校によってさまざまです。

各学校の特徴を比較し、自分の学習スタイルに合った学校を見極めるようにしましょう!

語学学校の申し込み方法

オーストラリアの語学学校に申し込む方法は大きく分けて2つあります。

直接出願で申し込む方法と留学エージェントをとおして申し込む方法です。

どちらの方法が適しているかは、一人ひとりの英語力や予算などによって異なります。

以下では、直接申し込む方法と留学エージェントを通じて申し込む方法のそれぞれのメリット、デメリットについて解説します。

直接出願

語学学校に直接申し込む場合、学校探しや必要書類の準備、学校とのやりとりなどをすべて自分でおこないます。

直接出願の最大のメリットは、自由度が高いことです。

留学エージェントと提携していない学校でも、自分が気に入った学校に自由に申し込みが可能です。

しかし、入学手続きや海外送金などの慣れない準備をすべて自分でおこなう必要があるため、英語力に自信がない方にとっては負担に感じるかもしれません。

留学エージェント経由

留学エージェントを経由して申し込む場合、エージェントのサポートを受けながら準備を進めます。

エージェントを利用するメリットは、初めて海外留学をする方などが安心して手続きを進められる点です。

また、自分の留学目的や希望に合った学校を紹介してもらえたり、複雑な書類手続きを代行してもらえたりと、スケジュールに余裕がない方にはメリットが大きいでしょう。

ただし、エージェントによっては提携している学校が限られていたり、「手数料無料」といいながら追加料金が発生するケースも見受けられます。

留学エージェントを利用する際は、信頼と実績のあるエージェントを選ぶようにしましょう。

語学留学のご相談はバークレーハウスへ!

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オーストラリアの語学学校は、教育の質が高く、さまざまなプログラムやアクティビティが充実しており、学生から高い満足度を得ている学校が多くあります。

世界中から移民が集まる多文化社会で英語力を伸ばしながら、国際的な感覚を身につけることが可能です。

また、オーストラリアはビザ制度が柔軟で、語学留学生でも就労しやすい点が魅力的です。

国全体の生活の質も高く、地方都市では生活費も抑えられるため、コストパフォーマンスの良い留学先といえるでしょう。

バークレーハウスでは、海外留学を検討している方に向けて、留学サポートを提供しています。

学校選定やコース紹介から、必要書類の確認、出発前の語学対策まで、トータルサポートが可能です。

また、正規留学(大学院・大学・カレッジ・高校)のサポートをメインに、語学留学についてもさまざまな国、カリキュラム、期間などが異なるプログラムを多く扱っています。

留学に関する無料相談も実施中のため、オーストラリア留学を検討されている方や語学学校の選定に迷っている方は、ぜひお気軽にご利用ください。

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