留学をまえにして、以下のような課題や不安を抱えてはいないでしょうか。
- 海外留学をしたいけれど、何から準備したらいいのかわからない
- 海外留学して、渡航後にトラブルがあったらどうしよう?
- 自分にあった海外留学先が見つかるか不安
本記事では海外留学を希望している人に向けて、留学エージェントのメリットとデメリット、おすすめのエージェントや、選び方を解説しています。
留学を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
海外留学エージェント
留学エージェントは海外留学を希望する人に対して、さまざまなサポート・サービスを提供する留学生の心強いパートナーです。
サービス内容
- 語学レベルを確認後、希望にあった教育機関の紹介にはじまり、留学前の語学レッスンや渡航手続きや宿泊の手配や現地での生活サポートやトラブルへも対応してくれます。
しかし、留学エージェントには得意とする国・地域や留学方法に差があり、サポート内容はマチマチなので注意してください。
留学する目的をまとめ、条件の合う留学エージェントを探すことが大切です。
コロナ禍以降の海外留学
2020年2月から新型コロナウイルスの大流行があり、出国・入国ともに制限があったためほとんどの海外留学が取りやめとなりました。
日本学生支援機構の発表によると、日本人留学生の数は2019年の107,346人から2020年には98.6パーセント減の1,487人まで落ち込みました。
2021年のデータでは、日本人留学生数は10,999人まで回復しています。
出入国制限緩和後の留学生数
- 日本では2023年5月に新型コロナウィルスが5類感染症に移行され、海外でも出入国の制限が無くなっているので、2023年の留学生数はさらに増えていると考えられます。
出入国の制限が無くなっているとはいえ、留学先の常に最新情報の確認が必要な状況には変わりありませんので、留学先を検討する際は注意しましょう。
国内エージェントと現地エージェントの違い
留学エージェントは、国内のエージェントと現地のエージェントがあります。
それぞれの特徴を以下に解説しますので、参考にしてください。
国内の海外留学エージェント
エージェントとしての規模が大きく、留学先の国にオフィスがある場合もあります。
出発前に対面で相談可能な点や、帰国後のキャリア相談など、サポート面が充実しているのが特徴です。
本記事では、国内の海外留学エージェントについて解説します。
英語対策や志望動機書・推薦状の添削も可能なエージェント
留学エージェントの提供するサービスはさまざまです。
国内のエージェント会社には、英語対策や志望動機書・推薦状の添削も可能なエージェントも存在します。
現地の生活相談や留学先とのトラブル対応など、渡航後のサポートをしてくれる場合もあり、サポートが手厚く安心して任せられるのが嬉しいポイントです。
なかには、無料でおこなってくれるエージェント会社もあります。
しかし、無料エージェント会社のサービス内容が良いとは限りません。
無料の留学エージェント
- 無料の場合は現地の留学先から紹介料やバックコミッションをもらって、会社を運営しているケースが考えられるからです。
- そのため留学先が限定されることや、紹介料目当てで特定の留学先を強引に勧められることがあるかもしれません。
有料の留学エージェントでも、会社によってサービス内容が異なるとともに、費用にも差があります。
費用負担に含まれるサービス内容と、追加で発生するサービスを明確にし、自分にあった留学エージェントを探しましょう。
現地の海外留学エージェント
現地の留学エージェントは、エージェントとしての規模は小さいケースが多いです。
出発前のサポートは基本的にメールでの連絡に限定され、サービスはシンプルな内容です。
費用節約のポイント
- サービス内容に比例して、国内のエージェントよりも費用が割安なので、留学経験のある人や語学力に自信があって、さまざまな手続きを自分で済ませられる方は試してみてはいかがでしょうか。
海外留学エージェントを利用するメリット
次に、留学エージェントを利用するメリットを紹介します。
疑問点や不安な点を解消できる
留学エージェントにはカウンセラーがおり、細かな疑問や不安を相談できます。
カウンセラーは全員留学経験者、というエージェントもいるでしょう。
留学の際には、さまざまな不安や疑問でいっぱいになって当然です。
留学の経験があって同じような不安を乗り越えてきたカウンセラーだからこそ、説得力のあるアドバイスをしてくれるでしょう。
また、留学エージェントは渡航先や学校の情報など、情報収集しています。
エージェントに聞けば、最新で正確な情報を得られるのは大きなメリットです。
トラブルがあったときに頼れる
どれだけ準備していても、留学中に思わぬトラブルが降りかかることもあります。
パニックになる方もいるかもしれませんが、留学エージェントのサポートがあれば安心して渡航できますよね。
似たようなトラブルの経験があるかもしれませんし、サポートサービスによっては現地の日本人スタッフが24時間体制で対応してくれる場合もあります。
いずれにしても、何かトラブルがあったときに相談できるひとがいれば、普段の生活にも余裕が生まれるでしょう。
海外留学エージェントを利用するデメリット
留学エージェントの利用は、メリットの一方でデメリットもありますので両方を理解したうえで検討しましょう。
個人手配に比べて費用がかかる
留学エージェントが提示するサービスの料金には、手数料やエージェントのマージンが乗っているケースがほとんどです。
自分で手配した場合と比較すると、コストは割高になります。
留学先の教育機関への支払いで、為替レートを独自に設定している留学エージェントもあり、正規レートに上乗せされるため直近で金融機関が公表している為替レートよりも円安のケースもあります。
留学エージェントが提案する見積もりの各項目をキチンとチェックし、手数料がかかる場合は、サポートの内容と見合っているか確認しましょう。
当たり外れがある
留学エージェントのなかには、悪質・高額なところもあります。
検討する際は、複数のエージェントを比較検討するのが良いでしょう。
しつこく勧誘される、特定の留学先のみを勧めてくるところは避けたほうが無難です。
インターネットの口コミや、カウンセリング内容を参考にしつつ、慎重に検討しましょう。
海外留学エージェントの選び方
ここからは留学エージェントの選び方を紹介します。
留学エージェントの選定は、留学の成功・失敗にも関わります。
下記を参考に、複数のエージェントを比較検討しましょう。
留学を希望する国に対応しているか確認する
エージェントによって、留学先や留学の方法に得手不得手があることを理解してください。
エージェントの得意不得意とは
- たとえば、イギリス大学院留学に強いが、アメリカ留学は弱い、などです。
- 自分が学びたい言語や行きたい国に対応しているか、かならず確認してください。
- なかには英語圏の留学しか扱っていないエージェントもあるので、学びたい言語が英語以外の方は特に注意しましょう。
費用・料金体系が明確か確認する
ビザ取得や留学の手続きなど、手数料が発生することがあります。
その場合には手数料の金額は明確か、また適正なのかを確認してください。
一社だけの見積もりでは、手数料が適正かわかりにくいです。
そんなときは、相見積りをすれば価格感を掴みやすくなります。
手数料が相場から著しく離れている場合は、理由を説明してもらいましょう。
納得できる説明をされない場合、他のエージェントを探した方が良いかもしれません。
また、手数料が無料のエージェントもありますが、無料がかならずしも良い訳ではないので、手数料や料金の中身を理解してよく検討しましょう。
複数の海外留学エージェントで話を聞いて検討する
留学エージェントごとに、特徴やメリットは異なるので、他社の比較・検討をおすすめします。
いくつかの留学エージェントを見比べると、料金の差やサービス内容の違いに気づくでしょうから、気になった点は納得いくまで質問しましょう。
会社だけでなくカウンセラーとの相性も重要なため、実際に相談してみるのも大事ですね。
無料カウンセリングをおこなっているエージェントもあるので、積極的に活用してみましょう。
海外留学エージェントおすすめ10選
ここからはおすすめの海外留学エージェントを紹介します。
それぞれ特徴のあるエージェントなので、あなたにピッタリのエージェントが見つかるでしょう。
バークレーハウス
留学の目的、学校の成績やご経歴などをヒアリングのうえ、最適なサポートを提供しております。
出願までのスケジューリングや、自分に最適な留学プランなど、何から検討したらいいかわからない場合も、一から無料で相談でき、ヒアリング内容をもとに最適な留学を提案してくれます。
留学に必要となる英語資格スコアや出願準備のサポート、正規留学と語学留学をおこなっております。
LINEでバークレーハウスを友だち登録していただくと、おすすめ留学先診断など簡単なカウンセリングを受けることができます。
スマ留
競合他社と比較して最大50%オフという圧倒的な安さがセールスポイントの留学エージェントです。
サポート料金は無料、語学学校の空き時間を利用して勉強する、など独自の工夫でコストカットを徹底し、リーズナブルな価格を実現しています。
留学費用を分割払い出来るのも嬉しいポイントです。
手持ち資金に余裕がないが今すぐ留学したい、という方でも月々3,000円から留学が可能です。
成功する留学
留学業界紙を発行しているStudy Travel社主催の、Study Travel Star AwardsでアジアNo.1留学エージェントを5回受賞し、日本で唯一殿堂入りしている留学エージェントです。
4ヶ月以上、9ヶ月以上など、一定以上の留学期間であれば英語学習や必要書類などの留学サポート費用が無料になるキャンペーンを実施しています。
留学情報館
手数料が0円、渡航前の英語力サポート、帰国後のキャリア相談など充実したサポートが人気です。
提携する海外大学への推薦枠を持っているので、高校の成績と英語力だけで大学留学を実現できます。
留学タイムズ
留学タイムズは、45ヶ国5000校以上の語学学校と提携しており、非常に選択肢の多い留学エージェントです。
また、大手旅行会社H.I.Sと提携し安心サポートを提供しています。
留学ジャーナル
留学関連の情報マガジン「留学ジャーナル」の出版社なので、情報量が圧倒的に豊富です。
対応しているサービスは短期留学からワーキングホリデー、インターンシップなど幅広く提供しています。
50代や企業関係者向けの留学サポートをしているのも特徴です。
夢カナ留学
一人ひとりの要望を丁寧にヒアリングして、オーダーメイドの留学・ワーホリプランを作成してくれます。
語学を集中して学べるように日本人が15%以下の学校に絞って紹介してくれるので、「留学したのに英語が話せない」という失敗を減らせます。
ISS留学ライフ
小学生の親子留学から社会人まで、幅広い年齢層が利用できるプランが豊富に揃っています。
世界に1,200校以上のネットワークを持つので、一人ひとりにピッタリの留学先を紹介してくれます。
ウィッシュインターナショナル
海外10カ国21都市にサポートオフィスを構え、日本人スタッフが現地に常駐しており、24時間体制でトラブルの相談に乗ってくれます。
同じカウンセラーが渡航前の相談から帰国まで一貫して担当するので、一人ひとりの事情や思いを理解して、きっちりサポートしてくれます。
ラストリゾート
累計11万人の留学をサポートしてきた実績があり、語学学校や海外保険の手続きなどの手数料は無料なのがセールスポイントです。
実績があるからこそ海外提携先の特別料金が設定されていて、業界最安値の留学を実現しています。
まとめ
今回は海外留学エージェントについて選び方やメリット、おすすめの留学エージェントを紹介しました。
留学エージェント選びは留学の成功を左右するといってもいいくらい重要な一方で、大手から中小までたくさんのエージェント会社が存在します。
実際にカウンセリングを受けてみて、良かったと感じた会社へ相談してみると良いかもしれません。
バークレーハウス語学センターでは留学支援をはじめ、TOEFLやIELTSなど英語に関する各種試験対策をサポートしています。