2026/03/11

【高校生向け】大学受験や海外留学に役立つTOEFLとは?高校生が受験するメリットや活用法を解説!

TOEFL 高校生

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バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。
  • TOEFLって高校生でも受けられるの?
  • 英検やIELTSとの違いは?

  • 受験や留学でどう役立つの?

進学や留学を考える高校生のなかには、このような疑問を抱いている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、TOEFLの試験概要から、英検・IELTSとの違い、高校生が受験するメリット、スコアの具体的な活用法までわかりやすく解説します。

目次

TOEFLとは?高校生でも受けられる英語試験

まずはじめに、TOEFLはどのような英語試験なのか、その特徴を押さえておきましょう。

TOEFLはどんな試験?英検・IELTSとの違い

TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、英語を母語としない人を対象にした国際的な英語試験です。

おもにアメリカやカナダなど、英語圏の大学や大学院への進学において、英語力の証明として広く利用されています。


TOEFLの大きな特徴は、アカデミックな英語力を測る試験である点です。

リスニングでは大学の講義を想定した音声を聞き、リーディングでは学術的な論文や記事を読解します。

さらに、スピーキングでは自分の意見を論理的に話し、ライティングではエッセイ形式の文章を書く力が求められます。

このように、4技能すべてを通じて、大学生活に必要な英語力をバランスよく評価する構成になっています。

一方で、日本でなじみのある英検は国内向けの英語検定で、日常英語を中心に実用的な英語力を測ります。

IELTSはイギリスの英語試験で、「イギリスやオーストラリア、ニュージーランド、カナダ」などでの進学や移住に使われることが多いです。

IELTSも4技能を測定しますが、イギリス英語がベースとなっているため、発音や表現に若干の違いがあります。

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高校生でもTOEFLは受験できる?

TOEFLには年齢制限がないため、高校生でも問題なく受験できます。

実際に、中学生や高校生でTOEFLに挑戦する人も増えています。

将来の大学進学や留学、奨学金の申請を見据えてスコアを取得するケースも多く見られます。

高校生のうちにTOEFL受験をするメリットは、早い段階で自分の英語力を客観的に把握できることです。

4技能をバランスよく測るため、どのスキルが強みで、どの部分を重点的に伸ばすべきかが明確になります。

その結果、日々の学習においても「自分に合った対策」がしやすくなり、効率的にスコアアップを目指すことができます。

在学中に取得したTOEFLスコアは海外大学への出願はもちろん、国内大学の推薦入試や英語試験の代替として活用できる場合もあります。


高校生がTOEFLを受けるメリットと活用方法

TOEFLスコアは、海外進学だけでなく国内受験や交換留学、奨学金申請など多方面で活用できます。

続いては、高校生のうちに受験をするメリットと活用の方法について紹介します。

海外大学への留学に語学力証明として活用できる

TOEFLは、国際的な英語試験として、世界中の大学や教育機関で広く認められています。

語学力の証明として非常に信頼性が高く、多くの大学が入学審査で重視しています。

試験運営団体であるETSによるとアメリカの大学の約90%が入学基準としてTOEFL iBTを採用しています。

そのため、TOEFLスコアを取得しておくことは、海外大学への出願時に大きな武器となります。

アメリカやカナダ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏はもちろん、アジア圏の有名大学でもTOEFL iBTのスコア提出を出願条件としているケースが多くあります。

高校在学中からスコアを取得しておけば、志望校の出願条件を早めに把握でき、目標スコアとの差を分析しながら効果的な学習計画を立てることが可能です。

進学先の選択肢を大きく広げる後押しとなるでしょう。

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国内大学の推薦・入試で試験免除や優遇が受けられる

近年、国内大学でも国際系学部や英語プログラムを中心に、TOEFLスコアを評価する入試制度が増えています。

たとえば、推薦入試やAO入試では、一定のTOEFLスコアを持っていれば英語試験が免除されたり、得点が加算されたりする制度を導入する大学が増加しています。

そのため、高校生のうちにTOEFLスコアを取得しておくことで、国内受験でも大きなアドバンテージを得ることができます。

交換留学や奨学金申請にもスコアが使える

TOEFLスコアは、海外大学への正規留学だけでなく、高校在学中の短期・長期の交換留学や奨学金申請にも活用できます。

とくに交換留学制度では、派遣先の高校や大学が一定のTOEFLスコアを出願条件としているケースが多く、早めの準備が重要です。

また、奨学金制度の中には英語力を評価基準に含めるものもあり、TOEFLスコアを提出することで選考時に有利になる場合があります。

iBT、iTPって何? TOEFLの種類

TOEFLには複数の種類があり、それぞれ試験形式や目的、スコアの使い方が異なります。

ここでは代表的な「TOEFL iBT」と「TOEFL ITP」の違いを整理し、高校生がどちらを受験すべきかを解説します。

TOEFL iBTとITPの違い

TOEFLには主に「TOEFL iBT(Internet-Based Test)」と「TOEFL ITP(Institutional Testing Program)」の2種類があります。

名前は似ていますが、試験内容や目的、スコアの利用範囲が大きく異なります。

TOEFL iBTは、インターネットを通じて受験する正式なテストで、大学や教育機関への出願に広く使用できる公式スコアとして認定されています。

一方、TOEFL ITPは過去の問題を使用して紙ベースで実施される団体向けのテストとなり、スピーキングとライティングのセクションは含まれません。

  • リーディング
  • リスニング
  • 文法

上記の3技能のみを測定する形式です。

そのため、TOEFL ITPのスコアは公式な出願には使用できず、校内評価や学内選抜など限られた場面でのみ利用されます。

海外大学や奨学金への正式な出願には、TOEFL iBTのスコア提出が必須です。

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高校生がTOEFL iBTを受験する目的

高校生がTOEFLを受験するおもな目的は、将来の留学や大学進学に備えるためです。

そのため、正式なスコアとして国内外の大学に提出できるTOEFL iBTの受験をおすすめします。

TOEFL iBTは、「リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング」の4技能をバランスよく測定できる試験です。

受験を通じて実践的な英語力が身につき、今後の学習にも活かせます。

高校生のうちにTOEFL iBTを経験しておくことで、進学や留学の選択肢が広がり、入試や出願時にも大きなアドバンテージとなるでしょう。

高校生はTOEFLで何点を目指すべき?

海外大学への進学や留学を目指す場合、TOEFLスコアは合否を左右する重要な指標となります。

ここでは、国や大学ごとに求められるスコアの目安を紹介します。

海外大学への進学に求められるスコア

TOEFL iBTのスコアを海外大学への出願に活用する場合、必要なスコアは国や大学によって異なります。

一般的には、「アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア」などの英語圏では、最低でも70〜80点程度が求められることが多いです。

一方で、名門大学や難関校では、90〜100点以上を出願条件としている場合もあります。

また、リーディングやリスニングだけでなく、スピーキングやライティングのスコアに一定の基準を設けている大学もあるため、4技能すべてをバランスよく伸ばすことが大切です。

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国内大学の入試において優遇が受けられるスコア

近年、国内大学でもTOEFLスコアを活用する動きが広がっています。

一部の私立大学や国立大学では、TOEFL iBTのスコアを提出することで英語の試験が免除されたり、得点が加算されたりする制度が導入されています。

多くの大学での優遇対象スコアは、60〜80点程度が目安です。

ただし、同じ大学でも学部や入試方式によってスコア基準が異なるため、志望校の入試要項を事前に確認しておくことが大切です。

また、国際系学部や英語で授業をおこなうコースでは、より高いスコアを求められる傾向があります。

高校在学中にTOEFLスコアを取得しておくことで、受験の選択肢が広がるだけでなく推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)でも有利にはたらく可能性があります。

国内外を問わず進路の幅を広げるためにも、早めのスコア取得を意識して準備をはじめましょう。

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高校生におすすめのTOEFL対策・勉強法

次にTOEFL対策・勉強法の流れやポイントを詳しく解説します。

初心者はまず模試・公式問題集からスタート

TOEFL対策を始める高校生にとって、最初に取り組むべきは「現在の英語力を把握すること」です。

模試や公式問題集にチャレンジすることで、TOEFL特有の出題形式や試験構成に早い段階で慣れることができます。


英検や学校の英語教育とは異なり、TOEFLはアカデミックな内容が中心となっており、リスニングやスピーキングの形式にも独自の特徴があります。

そのため、まずは「TOEFL iBT公式ガイド」や「公式オンライン模試(TPO/ETS Practice Tests)」など、本番と同じ形式の教材で演習するのがおすすめです。

実際に模試を解くことで自分の得意・不得意なセクションが明確になり、今後の学習計画を立てやすくなります。

最初からハイスコアを狙う必要はありません。

形式に慣れ、弱点を一つずつ克服していくことで、自然とスコアアップにつながります。

学校の授業との両立を考えた学習計画を立てよう

高校生にとって、限られた時間の中でTOEFL対策を進めるには、効率的な学習スケジュールを立てることが欠かせません。

学校の授業や定期試験、部活動などで忙しい日々の中でも、毎日少しずつ英語に触れることが大切です。

たとえば、平日は30分〜1時間程度の短時間学習を継続し、週末に模試や長文読解などの集中的な学習をおこなうと、無理なく学習を進められるはずです。

また、TOEFLでは「読む・聞く・話す・書く」の4技能すべてが求められるため、曜日ごとに学習内容を分けるのもおすすめです。

さらに、スケジュール帳や学習管理アプリを活用して「何を・いつ・どれだけやるか」を明確にすることで、学習が習慣化しやすくなります。


中学・高校レベルの文法をマスターする

TOEFLのリーディングやライティングでは、文法力が必要となります。

特別な文法を新しく覚える必要はありませんが、中学・高校で学ぶ基本文法をしっかりと使いこなせることが大切です。

とくに、関係代名詞・仮定法・分詞構文・時制の一致といった文法項目は、複雑な英文を理解したり、論理的に文章を書くうえで欠かせません。


「文法は苦手…」という人は、問題集で練習するだけでなく、文法書を使ってルールを丁寧に復習するのがおすすめです。

文法を単独で覚えるのではなく、例文とセットで学ぶことで、実際の表現として身につきやすくなります。

TOEFLに特化した単語帳で語彙力を鍛えよう

TOEFLでは、大学レベルのアカデミックな語彙が多く出題されます。

日常英会話では見かけない単語や表現も頻出のため、専用の単語帳を使って対策するのが効果的です。

目標スコアごとに必要とされる語彙数(単語数)の目安は下記のとおりです。

  • 60点:5,000〜8,000語
  • 80点:8,000〜10,000語
  • 90点:10,000〜13,000語
  • 100点:13,000語以上

「TOEFL英単語3800」や「TOEFL TEST必須英単語5600」などの教材は、出題頻度の高い単語が体系的にまとめられています。

毎日少しずつ暗記し音読や例文練習と組み合わせることで、定着率がアップします。

アプリを使って隙間時間に学習したり、模試で出てきた単語をストックしておくのもおすすめです。

4技能をバランスよく鍛えることを意識しよう

TOEFL iBTは「読む・聞く・話す・書く」の4技能すべてで構成されており、どれか1つでも弱点があると高得点は難しくなります。

そのため、特定のセクションだけを集中して勉強するのではなく、4技能をバランスよく鍛えることが重要です。

Point

  • リーディングとリスニングは毎日のインプット学習として取り入れ、スピーキングとライティングは週末にまとめてアウトプット練習をするなど、自分の生活リズムに合わせて工夫して取り入れていきましょう

また、TOEFLでは「リスニングで聞いた内容を要約してライティングする」など、複数の技能を組み合わせた統合問題(Integrated Task)も出題されます。

そのため、4技能を連携させた学習を意識することがスコアアップへの近道です。

得意・不得意を把握しつつ、苦手分野も計画的に取り組むことで、総合力が高まり、安定して高スコアを狙えるようになります。

添削サービスやオンライン英語スクールの活用がおすすめ!

TOEFL対策を効率よく進めたい高校生にとって、添削サービスやオンライン英語スクールの活用が効果的です。

独学では見落としがちな弱点を、プロの講師が客観的に分析・指導してくれるため、短期間でスコアアップを狙うことができます。

とくにスピーキングやライティングは、自分では採点や改善が難しいセクションです。

添削サービスを利用すれば語彙の使い方や論理構成、文法の正確さなどについて具体的なフィードバックを受けられ、次の学習につなげやすくなります。

また、オンライン英語スクールなら自宅で受講でき、通学の手間がないため、部活動や学校行事との両立もスムーズです。

TOEFL対策専用のカリキュラムが整っており、4技能をバランスよく鍛えながら苦手分野を重点的に克服できます。

  • 「独学では限界を感じる」
  • 「効率的に点数を伸ばしたい」

上記のような悩みを抱える高校生には、対策サービスをうまく取り入れることで、より確実にスコアアップを実現できるでしょう。

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TOEFLは将来の進学・留学にも役立つ!

高校生の段階からTOEFL対策を始めることで、英語の4技能を効率よく身につけていくことができます。

また、TOEFLは、世界中の大学や教育機関で英語力を証明する国際的な試験として高く評価されています。


海外大学への進学や交換留学や奨学金の申請では、TOEFLスコアが出願条件として求められることが多いです。

国内大学の国際系学部や英語プログラムでもTOEFLスコアの提出によって英語試験の免除や加点といった優遇が受けられるケースが増えています。

高校生のうちからスコアを取得しておくことは、英語力を磨けるだけでなく将来の進学や留学において大きなアドバンテージとなるでしょう。

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