「TOEIC Speaking Test」は世界中で実施されており、日本でも有名な「TOEIC Listening & Reading Test」などを含めたTOEICテストのうちの1つです。
「話す」能力に特化したテストですが、ほかのTOEICテスト同様スコアで採点され、そのスコアはスピーキング能力の客観的な証明となります。
今回はTOEIC Speaking Testがどのようなテストなのか、出題内容や勉強法について詳しく解説します。
TOEICスピーキングテストとは
TOIECスピーキングテストは、日常生活やビジネスの場で効果的なスピーキング能力を測定するテストです。
TOEIC L&R Testのような選択式ではなく、すべて英語で発音して答える形式となっています。
また、与えられた問いに対して自分で考えた英語で答え、意見を述べる力が求められます。
自分のスピーキング能力の確認や客観的な英語力の証明として、学生や社会人に活用されています。
テストの所要時間は約20分間で、試験は毎月1回、日曜日の午前と午後に1回ずつ実施されます。
申込方法・受験料
スピーキングテストは、TOEIC公式ホームページよりインターネット申し込みのみ可能です。
受験料は6,930円(税込)です。
申込受付期間は、試験日の約2ヵ月前から2週間前までとなっています。
受付期間を締め切ったあと、追加で申込期間が数日設けられます。
ただし空席がある場合のみ、8,745円(税込)の受験料で申し込みが可能です。
試験日の変更、試験時刻や会場の変更などは、変更手数料1,815円(税込)で手続きができます。
申し込み後であっても3,150円(税込)でキャンセルすることができ、申し込み金額との差額が後日振り込まれます。
- 申込方法:インターネットのみ
- 受験料:6,930円(税込)
- 追加申込期間の受験料:8,745円(税込)
- 変更手数料(試験日・時刻/会場変更):1,815円(税込)
- キャンセル料:3,150円(税込)
試験時間・問題数
スピーキングテストの試験時間は約20分間で、11問の問題が出題されます。
問題は英文の音読から始まり、質問形式に答える問題が順に出題されていきます。
問題数は全部で11問ですが、以下の大問5問に分かれます。
- Q1〜Q2:音読問題/2問
- Q3〜Q4:写真描写問題/2問
- Q5〜Q7:応答問題/3問
- Q8〜Q10:提示された情報にもとづく応答問題/3問
- Q11:意見を述べる問題/1問
解答には制限時間があり、問題ごとに秒単位で解答時間が定められています。
画面の写真や英文などの情報を見て内容を答える問題には、解答時間とは別に問題の解答を考える時間が事前に設けられています。
解答方法・点数
スピーキングテストの解答方法は、コンピューター上でヘッドセットとマイクを使用し、画面に向かって話す形式です。
音声の指示に従って問題が進んでいき、設問によっては問題となる英文やテーマ、質問が画面に表示されます。
解答した音声は録音され、デジタル音声としてETSが開発したインターネット上のシステム、ONE(Online Network of Evaluation)に送信されます。
ETSの認定を受けた採点者によって、答えた解答の内容まで厳密に採点が行われます。
解答の内容に応じて大問1〜4は0〜3、大問5は0〜5のスケールで採点されます。
そのスケールの合計から統計的な処理で点数に換算され、結果として合計0〜200点のスコアで表されます。
難易度
スピーキングテストは問題が進むにつれ配点が高くなり、評価項目も増え、難易度が高くなっていく構成です。
英語を読む力がないと質問に正しく答えられないような内容も含まれています。
解答の内容は、発音・アクセント・イントネーション・文法・語彙・内容などの総合的な観点から採点されます。
また、聞き手にとってわかりやすい内容で話せているか、という点も重要なポイントです。
TOEIC L&R Testは英語をインプットした力が求められるのに対し、スピーキングテストは英語でアウトプットする力が問われます。
TOEIC L&R Testで高得点を取得している方であっても、スピーキングテストは求められるスキルが違うため、思ったよりも点数が取れないといったことも想定されます。
テスト結果
各問題のスコアや合計スコアは試験日から17日後にオンライン上で確認ができます。
TOEICのマイページ上に結果が表示された際は、登録したメールアドレスに通知が届くようになっています。
さらに、Official Score Certificate(公式認定証)が試験日から30日以内に自宅に郵送されます。
公式認定証は公的なスコアとしての使用が可能で、学校や会社に示せるスコアの証明となります。
評価内容は「Pronunciation(発音)」と「Intonation and Stress(イントネーションとアクセント)」で表示されます。
評価は、3(HIGH)・2(MIDIUM)・1(LOW)の3段階の数字で記載されています。
問題形式
TOEICスピーキングテストは大問5問に対し合計11問の問題で以下のように構成され、配点まで決められています。
各問題の内容や配点・評価基準について、詳しく解説します。
問題 | 問題数 | 解答時間 | 配点スケール/評価基準 |
音読問題 | 2 | 各45秒 | 0〜3 ・発音 ・イントネーション ・アクセント |
写真描写問題 | 2 | 各30秒 | 0〜3 ・発音 ・イントネーション ・アクセント ・文法 ・語彙 ・一貫性 |
応答問題 | 3 | 各15秒 もしくは30秒 | 0〜3 ・発音 ・イントネーション ・アクセント ・文法 ・語彙 ・一貫性 ・内容の妥当性 ・内容の完成度 |
提示された情報にもとづく問題 | 3 | 各15秒 もしくは30秒 | 0〜3 ・発音 ・イントネーション ・アクセント ・文法 ・語彙 ・一貫性 ・内容の妥当性 ・内容の完成度 |
意見を述べる問題 | 1 | 60秒 | 0〜3 ・発音 ・イントネーション ・アクセント ・文法 ・語彙 ・一貫性 ・内容の妥当性 ・内容の完成度 |
音読問題
- 準備時間:各45秒
- 解答時間:各45秒
- 評価項目:①発音 ②イントネーション・アクセント
音読問題(Read a text aloud)は、画面上に出てきた英文をそのまま音読する問題です。
英文の内容はアナウンスや広告など日常生活に関するものが題材となり、数文程度で読み終わる短い英文となっています。
ただ淡々と読むだけではなく、強弱をつける、意味のまとまりごとに区切って読む、正しい発音やイントネーションで読むことがポイントとなります。
写真描写問題
- 準備時間:各45秒
- 解答時間:各30秒
- 評価項目:①発音 ②イントネーション・アクセント ③文法 ④語彙 ⑤内容の一貫性
写真描写問題(Describe a picture)では、画面上に出てきた日常生活の写真について内容を考えて説明をする問題が2問出題されます。
適切に写真を描写できていれば、難しい語彙や文法にこだわりすぎる必要はありません。
しかし1文で簡素にまとめるのではなく、人や場面について2〜3文以上で詳しく描写できるようにする必要があります。
応答問題
- 準備時間:なし
- 解答時間:質問を聞いたあとに15秒または30秒で解答
- 評価項目:①発音 ②イントネーション・アクセント ③文法 ④語彙 ⑤内容の一貫性 ⑥内容の妥当性 ⑦内容の完成度
応答問題(Respond to questions)では、身近な問題についてのインタビューや電話を想定した会話など、設問が指示する設定に沿って答える問題が3問出題されます。
場面が設定され、短い質問文で簡潔に答える問題となります。
ここでは問われた質問に関してすぐに答えることが求められますが、聞かれた質問やテーマに沿った形で答えなければいけません。
提示された情報にもとづく応答問題
- 準備時間:45秒(資料を読んで理解する時間)
- 解答時間:15秒〜30秒
- 評価項目:①発音 ②イントネーション・アクセント ③文法 ④語彙 ⑤内容の一貫性 ⑥内容の妥当性 ⑦内容の完成度
応答問題(Respond to questions using information provided)では、提示された資料や文書(スケジュールなど)の情報にもとづいて、その内容に関する質問に答える問題が3問出題されます。
はじめに準備時間が45秒設けられているため、その間に画面に表示された資料の情報を正確に読み取ることがポイントとなります。
そこで得た情報を使って、問われたことに対して正確に答える必要があります。
意見を述べる問題
- 準備時間:30秒
- 解答時間:60秒
- 評価項目:①発音 ②イントネーション・アクセント ③文法 ④語彙 ⑤内容の一貫性 ⑥内容の妥当性 ⑦内容の完成度
意見を述べる問題(Express an opinion)では、社会生活を扱ったテーマについて自分の意見と理由を述べる問題が1問出題されます。
問題文は画面に表示され、音声でも流れます。
問題の背景とそれに対して「あなたはどう思いますか?」というような問題が出題されます。
ここでは与えられたテーマを正しく理解し、何が問われているのかを読み取る必要があります。
賛成もしくは反対の立場を明確に示し、主張だけではなくその根拠となる理由や説明を複数の文章で具体的に述べることも重要です。
TOEICのスピーキングで高得点をとるコツ
スピーキングテストは、IIBCにより採点基準や問題ごとのポイントが公表されています。
高得点をとるために重要なのは、日常生活やビジネスのシーンでネイティブでも理解しやすい適切な英語が使えているかという点です。
理解しやすい言葉で話す
スピーキングテストでは実際に人と話すときのように、意思を伝えるための英語が使えなければなりません。
間違えた発音をしたり、誤った文法や筋の通っていない文章では聞いている相手が理解しにくいです。
日本語で話すときと同じように、相手が理解しやすい表現をするよう心がけましょう。
適切な言葉を使って継続的に会話する
適切な言葉や表現を選択し、話せるようにしましょう。
そのためには文法や語彙力・正しい発音が大事ですが、さらにその文章を組み立て伝わるように説明していくためには、筋道が通っている説明や主張をすることが必要です。
矛盾が生じるような主張や理由は相手にとって理解されづらく、解答としての評価も低いです。
また、一文で終わってしまうような解答も適切で積極的なコミュニケーションとは評価されづらいです。
限られた解答時間で、できるだけ長く文章を組み立て発信していようにしましょう。
スコアごとの英語力の目安
スピーキングテスト受験者の平均点は200点満点中、以下になります。
- 大学生:100.8点
- 新入社員:111.6点
- 海外部門の会社員:121.7点
さらに0〜200点満点のスコアのなかで以下のようにスピーキング力の基準が示されています。
以下で、評価基準をスコアごとに詳しく紹介します。
190〜200点
スコア180点、190点以上の範囲の点数は上級者レベルで、ビジネスの場でもふさわしい継続的な会話ができると評価されます。
TOEICの各テストとCEFRの言語能力の対照表のデータによると、スピーキングテストで180点以上のスコアであれば TOEIC L&R Testで945点以上のスコアに相当します。
明確に意見を述べることができ、複雑な要求にもわかりやすく答えることができるレベルです。
160〜180点
160点以上は、TOEIC L&R Testであれば785点以上に相当し、中上級以上のレベルといって良いでしょう。
ビジネスでふさわしい継続的な会話や要求に答えることができているレベルとされます。
さらに、文法や語彙の選択が全体的に適切で発音やイントネーションも強弱をつけて表現ができるレベルです。
130〜150点
130〜150点のスコアは、英語で意見を述べたり複雑な要求に答えることが問題ないレベルです。
しかし聞き手が理解するにはわかりにくい部分があり、発音やイントネーションが時折はっきりしない部分がみられるといった評価です。
110〜120点
110〜120点ではある程度の範囲で意見を述べる、複雑な質問に答えることが可能なレベルとされています。
しかし語彙が不正確、曖昧で同じ言葉を繰り返すなど語彙力の範囲が狭いといった特徴があります。
80〜100点
80〜100点のスコアは意見を述べたり複雑な要求に答えようとはするが、全体的にうまくできない部分がある評価です。
また、英語を音読するときにわかりにくい箇所も混じっているという特徴があります。
60〜70点
60〜70点では、単純な英語で表現をすることは可能ですが、意見の裏付けや説明が足りないといった特徴があります。
質問に答えたり、情報の展開が不十分であると評価されている傾向があります。
40〜50点
40〜50点は意見を述べること、意見の裏付け両方のコミュニケーションに困難がみられるレベルです。
基本的な質問に答える、情報を提供するなどの日常会話も聞き手にとって理解がしづらいと評価されます。
0〜30点
0〜30点はテストのなかで無回答に近い部分が多いです。
また、リーディングやリスニングの能力の不足でディレクションや設問の内容を理解するのに達していないレベルです。
【問題形式別】TOEICスピーキング対策のポイント
スピーキングテストではネイティブにも伝わりやすい英語を話すことが求められますが、解答の細かいポイントは問題によって異なる部分があります。
問題形式別に、対策のポイントを紹介します。
音読問題の対策
音読問題は対策しやすいパートであり、練習を繰り返すことによって上達を狙えるパートです。
発音やイントネーション、アクセントで評価がされるため、英語を読むときに練習として口に出して音読する機会を増やしていくと良いでしょう。
自然な英語でわかりやすく読むことを意識し、教材の音声やネイティブの発音を積極的に真似て反復をしていきましょう。
また、英単語を覚えるときに音声と一緒に、正しい発音で読めるように練習をしていくと効果的です。
一回で完璧に音読しようとせず、同じ英単語・英文を何回でも反復して発声していくと音読が上達しやすくなります。
写真描写問題の対策
写真描写問題は、何人かの人がスーパーで果物を買っている場面が写真として画面に映され、それを説明する、などの問題が出題されます。
対策としては、以下の方法が挙げられます。
- 日常生活のなかで風景や写真に対してどう説明するかを日頃から考えておく
- 時間があるときに英語で発声して練習をする
日頃から練習すると、本番でも瞬時に英語で文を思い浮かべる練習にもなります。
また、人や物に対してなるべく具体的に描写をしていくと良いでしょう。
そのためには頻出の表現を押さえたり、語彙や表現の幅を増やしていく必要があります。
以下のような定型表現を使い、場面に応じて使っていく練習をしましょう。
“There is 〜” 「〜がある。」
“in the left side of picture 〜” 「写真の左側では〜」
応答問題の対策
応答問題では、市場調査のために電話でのインタビューを受けている設定です。
「どれくらいの頻度でテレビを見ますか?」「どのジャンルのテレビ番組をよく見ますか?」といった質問がされます。
質問は非常にシンプルですが、1つの質問に対して単語や1文のみで簡素に答えるだけではなく、複数の答え方を考えるようにしていくと良いでしょう。
自分のことを英語で表現できるようにするとスムーズに答えられるようになります。
「〜が好きです。なぜなら〜」といった理由や説明を複数の文章で繋げ、話を広げていくと解答に詰まりにくくなります。
さまざまなトピックを想定して、即座に答えるトレーニングが有効です。
提示された情報にもとづく応答問題の対策
このパートでは、仕事上のタイムスケジュールについて、時間や場所・内容を確認する質問を数問されます。
資料や英文で情報が与えられる問題は、読み取りも含めたリーディングスキルが必要です。
文章や資料はあまり複雑なものではないため、素早く読み取る練習をしましょう。
また、内容に関する質問文は画面に表示されないため、リスニング力も必要なパートとなります。
継続的で自然な会話のやり取りを練習し、英語での会話に慣れることがもっとも重要です。
対策としては、授業やスクール、オンラインなどで人と英会話をする機会を増やしていくことが有効です。
自分自身の日常生活について描写
最後のパートは配点が高く、自分の意見を自由に60秒間で述べる形式です。
出題内容は「給料は低くても休みが多い仕事の方が良いと考える人はいるが、あなたはどう思うか?」という問いに対して意見を述べるような問題です。
まずは与えられた文章を読みキーワードを拾いながら、テーマを把握しましょう。
また、賛成か反対かだけではなくなぜそう思うのか、背景となる説明なども加える必要があり、なるべく時間を余らせることなく話すようにすると良いでしょう。
対策として、意見を述べるときに「結論→理由①→理由②→まとめ」といったテンプレートを作っておきましょう。
下記のように、接続詞や定型文など意見を述べるときに使える表現も型として決めておくと良いです。
【意見を述べるとき】
- “In my pinion〜” 「私の意見では〜」
- “I agree” / “disagree with 〜” 「私は〜に賛成/反対です。」
- “In conclusion, 〜” 「結論として〜」
- “To sum up, 〜” 「結論として〜」
TOEICスピーキングのおすすめ勉強法
スピーキングテストのスコアアップを目指すには、どのような勉強法が効果的か紹介します。
前提として、英語でアウトプットする経験が多いほど本番のテストでも解答がしやすいといえます。
また、英語を使った会話の機会を増やしていくことが1番有効的です。
英単語の発音を正しく覚える
スピーキングテストでは発音が重視されますが、発音を一つひとつの単語でいきなり修正をするのは難しいでしょう。
単語を覚えるときは発音も正しく覚えるようにすると、音と一緒に新しい単語も頭に入りやすく効率的です。
問題集や過去問などを解き、発音がしにくい単語や文章は何回も口に出して練習しましょう。
問題集・過去問を解き、 テストの全体像を把握する
スピーキングテストは多くの方にとって、あまり馴染みがない試験形式でしょう。
慣れていないアウトプットをすることは大変なため、本番の試験の形式に沿った問題集や過去問で傾向を掴むことが必須です。
試験1ヵ月前〜数週間前までには予想問題を解き、感触を確かめておくことも忘れないようにしましょう。
また、問題に対する解答を声に出して読む練習を重ねることが上達のポイントです。
TOEICスピーキング対策におすすめの参考書・スクール
では、具体的にどのような教材やスクールの活用がスピーキング対策に有効なのでしょうか。
とくにおすすめしたい参考書、アプリ、英会話スクールを紹介します。
【参考書】TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド
初心者の方におすすめなのが、公式ガイドです。
公式ガイドという名の通り、初心者の入門編として本番形式の問題を解くことができます。
本書ではテスト開発者制作の練習テスト2回分がつき、もっとも本番に近い形の問題です。
問題だけではなく解答も充実し、理想の模範解答例や相手に伝わりやすい表現の解説が入っています。
テストの概要がこの1冊で一通り把握できるため、本番さながらの感覚を身につけるためにも、公式問題集で練習をするようにしましょう。
【参考書】【全学習音声DL・模試付】TOEIC(R)スピーキングテスト究極のゼミ
本書は中上級レベルでスコアアップを目指す学習者向けに、解答のノウハウやレベルの高い模範解答を提供しています。
模範解答は中級者用と上級者用に分かれ、自分の英語力に合わせてどのような解答をすれば良いのかイメージがつきやすくなります。
高得点を目指したい学習者におすすめの参考書で、本番同様のオンライン模試もつき、テスト直前対策まで対応ができます。
【アプリ】HiNative-Trek
スピーキングテストは英語のアウトプットの試験になるため、第三者、とくにネイティブに添削をしてもらうことは対策として非常に有効です。
このアプリでは月額16,333円から、ネイティブ講師にスピーキングやライティングの添削を毎日受けることができます。
1日1題の課題、10分の個別添削で気軽に英語のアウトプット学習ができ、忙しい方も効率的にアウトプット中心に学習ができます。
【スクール】ECC外語学院
ECC外語学院ではTOEIC対策用のコースも充実していますが、アウトプット中心の実践型レッスンであるENVISIONコースがとくにおすすめです。
グループレッスンでほかの方の英語表現を吸収することができ、学びが多い内容となります。
独学では対策が難しいスピーキングも、複数人で話す練習をすることで自然と英語で表現できる能力が身につきます。
【スクール】ワンナップ英会話
ワンナップ英会話は講師との会話を通じて学ぶ、マンツーマンが特徴の英会話スクールです。
コーチング+英会話レッスンがあり、レッスンで英語を学ぶだけではなく英語の学習方法についてもアドバイスを受けながら上達が見込めます。
レッスンの体系や内容に柔軟性があり、自分で持ち込んだ教材でもレッスンをしてもらえます。
そのため、「スピーキング対策に特化したい」といった自分の希望や弱点にあった対策ができる点がおすすめです。
アウトプット中心の対策を
TOEICスピーキングテストは初心者から上級者まで、英語の実力試しやスピーキング力アップにおすすめの試験です。
学校や仕事において英語で発信する能力をより重視する声もあり、今後活用できる場面が増えていく試験となるでしょう。
また、スピーキングはリーディングやリスニングと比べて対策がしにくいと思われがちです。
日頃から英会話に慣れていない方や英語に触れる機会がすくない方にとっては、英語を30秒間話すだけでも長く感じると思います。
しかし、試験の特徴に合わせた対策をしたうえでアウトプットの機会を増やせば、試験で十分に対応できます。
アウトプット中心の対策をして、スピーキング力を上げていきましょう。