2022/06/27

2ヶ国留学の魅力とは?おすすめの組み合わせも紹介!

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

「留学やワーホリに行きたいけど、費用や英語力が心配」、このようにお悩みの方もいるのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが2ヶ国留学です。

2ヶ国留学では、留学費用を抑えながら効率的に英語力をアップさせることができます。

今回は2ヶ国留学の概要や魅力、おすすめの国の組み合わせや、どんな人に2ヶ国留学が向いているのかを解説します。

2ヶ国留学に興味がある方、いろいろな国に行ってみたいと考えている方は、読んでみてください。

目次

2ヶ国留学とは?どういう留学方法に活用できる?

AirPortLg

2ヶ国留学の概要や、どんな留学方法に活用できるのかを解説します。

2ヶ国留学とは

2ヶ国留学とは文字通り、2つの国に続けて留学する方法です。

まずは1ヶ国目で英語力を鍛え、その後2ヶ国目にステップアップする形態の新しい留学です。

フィリピンのように公用語が英語かつ生活費が安価な国と、欧米諸国を組み合わせるのが一般的なパターンです。

2ヶ国留学は、以前から韓国では定番の留学スタイルの1つでした。

韓国では英語を安く学べる国としてフィリピンの人気が高く、多くの留学生がまずはフィリピンでの語学留学を経験しています。

近年では日本でも2ヶ国留学の人気が高まりつつあります。

2ヶ国留学には、英語学習・異文化体験・費用の3つの面でメリットがあります。

語学留学をした後にワーホリが一般的

2ヶ国留学で人気なのは、語学留学をした後に、別の国にワーホリに行く方法です。

まずは1ヶ国目の語学留学で徹底的に英語を勉強し、2ヶ国目のワーホリで英語学習だけでなく、海外での生活や異文化交流を満喫するスタイルが人気です。

1ヶ国目に選ばれることが多いのは前述のフィリピンです。

コストが比較的安く、また地理的に近い国が選ばれやすい傾向です。

2ヶ国目として人気があるのは、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアです。

これらの国は、従来の留学やワーホリでも人気が高い国です。

2ヶ国留学の期間は人それぞれですが、合計で半年ほどの留学期間を設定し、1ヶ国目は短め、2ヶ国目で長めの滞在をするパターンが多いようです。

2ヶ国留学の魅力

2ヶ国留学の魅力を3つ解説します。

魅力1.英語力を伸ばしてからワーホリできる

2ヶ国留学なら、前半の留学でまず英語力を強化し、十分なコミュニケーションスキルを身に付けてから、後半のワーホリに取り組むことができます。

まったく英語がわからない状態で欧米圏に行ってしまうと、生活で大きな苦労をする上に、英語学習の効率も落ちてしまいます。

英語の基礎がない状態で英語圏に飛び込んでしまうと、いわゆるブロークンイングリッシュが身に付いてしまうことが少なくありません。

これは一度覚えてしまうと、癖をとるのが難しいとも言われています。

座学などで文法や英語構文の基礎を作っておいた方が、英会話もより効率的に覚えられ、またネイティブに近いきれいな英語が身につきます。

そのため、まずは語学留学で英語力の土台を作り、その後ワーホリに行く留学方法は理にかなっているのです。

魅力2.複数の国の文化を体験し、比較できる

フィリピンに代表される発展途上国と、欧米の先進国では、文化や価値観がまったく異なります。

異なる国での生活を身をもって体験し、比較することで、多角的な思考が養われます。

2ヶ国留学なら、1つの国にのみ留学した場合と比べて、よりグローバルな感覚が身につけられます。

将来国際的に活躍したいと考えている人には、特に大きなメリットです。

魅力3.総合的な留学費用をおさえられる

2ヶ国留学では、1ヶ国目にフィリピンなどの生活費や授業料が安い国を選んだ場合、合計の留学費用を抑えられます。

1ヶ国目では英語学習に重点を置くことが多いため、できるだけ物価や滞在費が安い国に行くのがおすすめです。

フィリピンなどの東南アジア諸国の留学費用は、欧米と比べて約3分の1〜3分の2だといわれています。

また授業料が安いため、欧米ではなかなか受けることのできないマンツーマンレッスンでのきめ細やかな指導を受けることもできます。

コストを抑えながら短期で集中して英語を勉強することで、2ヶ国目での留学やワーホリがより充実した有意義なものになります。

2ヶ国留学におすすめの組み合わせ

2ヶ国留学におすすめの組み合わせを3つ紹介します。

語学留学+ワーキングホリデー

ワーホリとなると現地で働くことになるため、仕事ができるだけの英語力が必要となります。

ワーホリ中は、座学としての英語学習の時間が取りづらい場合もあります。

また、ワーホリでは、仕事の求人の募集条件として、英語能力に基準を課している職場も少なくありません。

そのため、1ヶ国目で英語文法や単語をしっかりと覚えておくことが、ワーホリ成功の鍵ともいえます。

語学留学+ワーキングホリデーでおすすめの国は、「フィリピン・オーストラリア」です。

オーストラリアはワーホリ環境が整っており、滞在可能期間も他国より長いことが特徴です。

ワーホリ終了後も条件をクリアしていれば、そのままオーストラリアにとどまることができ海外在住の道が開けます。

語学留学+大学留学

初めから大学に留学してしまうと、授業内容が理解できなかったり、グループディスカッションで自分一人だけまったく発言できなかったりと、苦労することが少なくありません。

欧米圏の大学は日本の大学と比較し、課題が多く進級が厳しい傾向です。

大学留学で失敗しないためには、事前の英語力強化が欠かせません。

まずは語学留学で、海外の大学での授業にもついていけるだけの英語力を身につけておきましょう。

語学留学+大学留学でおすすめの国は、「フィリピン・イギリス」です。

イギリスは大学教育に力を入れており、ほとんどの大学が国立のため、高い教育水準が保たれています。

イギリスでの学位は世界的に権威があるため、卒業後のキャリアも広げやすくなります。

語学留学+インターンシップ

インターンシップでも、ワーホリと同じく現地で働けるだけの英語力が必要となります。

ワーホリと比較し、さらに高い基準の英語力が求められることも多くあります。

また、高い英語スコアが必要なだけでなく、インターン中にはビジネスにも通用する流暢な英会話力が要求されます。

実りのあるインターンシップのためにもやはり、事前の英語力強化が不可欠といえます。

語学留学によって、実用的な英語力を養っておくことが大切です。

語学留学+インターンシップでおすすめの国は、「フィリピン・アメリカ」です。

アメリカはインターンシップ制度が充実しており、大企業も数多くあります。グローバルな環境で実務経験を積み、ビジネススキルを鍛えるには最適の国です。

2ヶ国留学がおすすめな人

2ヶ国留学がおすすめな人は、英語力に不安のある人や留学費用を抑えたい人、そして複数の国の文化を体験したい人です。

お伝えした通り、2ヶ国留学では1ヶ国目で英語を集中的に鍛えます。

そのため、今まであまり英語を勉強してこなかった人や、英語力にそれほど自信がない人でも、語学留学によって英語の土台を作ることができます。

そして、通常1ヶ国目では生活費や授業料が安い国に留学するため、たとえ留学期間が長期になっても、合計の留学費用は抑えられます。

また留学では、旅行では知ることのできないその国の側面に触れられます。

複数の国で生活してみたい人にも、2ヶ国留学はぴったりです。

まとめ

本記事では2ヶ国留学について解説しました。

2ヶ国留学は、留学費用を抑えながら効率的に英語を学べ、複数の国での生活を経験できる人気の留学スタイルです。

1ヶ国目としてはフィリピンが一般的ですが、ほかにも選択肢があるため、目的や希望によって選ぶことができます。

2ヶ国目としては、欧米諸国の英語圏の人気が高い傾向です。

英語に自信がない人でも、2ヶ国留学なら充実した留学にすることができます。

2ヶ国留学に興味がある方は、参考にしてみてください。

https://berkeleyhouse.co.jp/wp-content/uploads/2024/07/ryugaku-seminar-newbie_cta.jpg
Page
top