日本人が知らない台湾文化
「飲食禁止」!破ると罰金に!
夜市で食べ歩きは一般的ですが、台湾の地下鉄では、ホームや車内で飲食すると罰金が科せられます。スナックは勿論、ジュースやお茶を飲んだり、飴を舐めたり、ガム噛んだりするのも違反です。
甘いお茶
台湾では紅茶だけでなく、緑茶やウーロン茶、ほうじ茶、麦茶まで、さまざまな種類のお茶に砂糖が入っているのが一般的です。台湾のコンビニや自販機でペットボトルのお茶を買う場合も同様です。無糖のお茶が欲しい方は「無糖」の表記を確認してから買うようにしましょう。
厳しい禁煙ルール
2009年から、台湾の公共交通機関、ホテル、ショップピングセンター、飲食店の室内スペース等が禁煙になりました。違反者への罰金制度もあり屋内での喫煙場所を見つけるのは非常に困難です。また、2014年から、喫煙区域を除いて国立公園や国立自然公園も禁煙になり、ますます喫煙者には風当たりの強い状況に成っています。
屋台での飲酒は持ち込みで?
台湾では、外食時、アルコールを飲むという習慣はあまり一般的ではありません。屋台でもアルコール類の提供が無い屋台が多く、アルコールや日本的な飲みニュケーションが苦手な人には絶好の環境といえるのではないでしょうか。どうしても屋台で飲みたい人は、近くのコンビニやスーパーで購入したアルコールを持ち込んでも良いか店主に聞いてみましょう。殆どの店で問題無いことが多いです。
台湾のレシートは宝くじになっている!
コンビニや飲食店などでもらえるレシートには8桁の番号が書かれていますが、実はこの番号は宝くじになっています。当選発表は2か月に1回、引き換え期間は、3カ月間です。外国人であっても当たっていれば換金可能ですので、台湾でもらったレシートは大切に保管しましょう。但し、ICカードで支払えば、紙のレシートを受け取る必要はありません。決済済みICカードの中には、レシート情報が宝くじ番号付きで残るので、ICカードの中にあるレシートが当選しているかどうかは、コンビニの端末で確認することができます。
昼寝先進国、台湾
台湾の学校では、小学校、中学校、高校でも「午休時間」という昼寝の時間が設けられています。子供たちには、昼食後に30分ほど、必ず睡眠をとらせるようなルールが有ります。この習慣は学校だけでは無く、企業の中でも見られます。昼休みになるとオフィスの電気が消され、昼寝OKの時間になるのです。ある統計によると、台湾のビジネスパーソンの9割以上が必ず昼寝をするといいますので驚きです。最近では日本でも、アメリカ発祥の「パワーナップ」が話題です。仕事の効率を上げたり、病気のリスクを低下させる効果が有ると、大企業でも昼寝を導入する事例が増えている中、日本は、台湾に比べるとだいぶ遅れているのかもしれません。
テーブルマナー
台湾では、スープを飲んだり、麺類を食べる時に、音を立てるのはマナー違反です。スープだけでは無く、麺類を食べる時もスプーンやレンゲを使い、ズルズル音を立てて麺をすする様な食べ方は避けましょう。ただしゲップはOKです。特に、食後のゲップは、調理をしてくれた人や、もてなしてくれた人に対して、「満腹になった、おいしかった」という意思表示として好意的な意味合いが有るそうです。