日本人が知らないスペイン文化
プリメラ・コムニオン
スペインには、日本のように一定の年齢を迎えると祝福をするという習慣がありません。宗教は自由ですが昔の名残もあり、たいていはカトリックに由来するため、子供が生まれたら最初に洗礼式があります。プリメラ・コムニオンが行われるのは、5月~6月の頭です。女の子は白いドレス、男の子はスーツや海軍の制服のような格好で参加します。儀式のあとはパーティーがあります。
年越しにブドウを食べる
スペインでは新年を迎えるときに12粒のブドウを食べる習慣があります。これは、日本の「年越しそば」と同じようなものです。このブドウは新年の12ヶ月を象徴し、毎月の幸運を祈る意味があります。新年に時計台で鳴る12回の鐘に合わせて12粒食べていきます。
世界最大の賞金総額「クリスマス宝くじ」
200年以上ある由緒正しい「クリスマスの宝くじ」。こちらは国民の8割の人が毎年購入します。また賞金は世界最大で、売上金額の70%が賞金に還元されています。
食事の時間
朝食(desayuno デサジュノ)
7-8時
第2の朝食(desayunoデサジュノ/almuerzoアルムエルソ)
10-11時
昼食(comidaコミダ/almuerzoアルムエルソ)
2時から3時
シエスタ(siestaシエスタ)
お昼寝タイム(15-30分程度)
おやつ(meriendaメリエンダ)
人によってバラバラであるが6-7時
夕食(cenaセナ)
21-22時
オリーブの連発
スペインで採取されるメインのオリーブは以下の通りです。
ピクアル:スペイン南部で多く栽培されているオイル用品種。ピクアルは自家受粉でも実をつけることができる。
オヒブランカ:温度差が激しい地域でも育てることができる品種。比較的大きい実が多い
アルベキナ:スペイン北部のカタルーニャ地方で多く栽培されている。小さい実が特徴
ネバディロブランコ:スペインで最も一般的なオリーブで、オイル用の品種である。やや縦長の実
マンザニロ:世界中各地で栽培されている有名な品種。
トイレ事情
無料トイレは都市部には多いですが、そうでないと有料のことがあります。また、バルやレストランのトイレは、注文をしないと利用できないので注意しましょう。また、トレイは清掃が行き届いてないところも多く、ウェットティッシュを持ち歩いた方が良いです。
交通ルール
特に信号無視をする歩行者が多いです。
若者の政治への話し
LINEやTwitterなどで、政治家や思想に対して若者が面白おかしくつぶやいたり、またコメントを多くします。日本の若者の政治離れと違い、国民全員が政治を意識しています。