オランダ語 学習
オランダ語を話す国はどんな国?
西ヨーロッパに位置する立憲君主制国家です。東はドイツ、南はベルギーと国境を接しています。カリブ海のアルバ、キュラソー、シント・マールテンと共にオランダ王国を構成しています。また、カリブ海に海外特別自治領としてボネール島、シント・ユースタティウス島、サバ島があります。
まとめ情報
正式国名 | オランダ語でNederland(ネーデルラント) |
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面積 | 約41,864km2 |
首都 | アムステルダム(憲法)/デン・ハーグ(事実上) |
人口 | 1,728万人(2018年現在) |
言語 | 公用語はオランダ語 |
通貨 | ユーロ |
宗教 | 50.1% 宗教に関心がない/43.8% クリスチャン |
時差 | マイナス7時間 |
チップ | レストラン:店の格にもよりますが、サービス料が請求されないときに10%程度。 ホテル:ベルボーイやルームサービスに対し、1回につき€0.50~1程度。 トイレ:料金が表示されている所もある。サービス係がいて指定がない場合は€0.25~0.50程度。 |
基礎会話とフレーズ
Goedemorgen(フッデモルヘン) | おはようございます |
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Goededag(フッデダッハ) | こんにちは |
Goedenavond(フッデアボント) | こんばんは |
Tot ziens(トッツィンツ) | さようなら |
Hoi(ホイ) | Hiの意味(友達との挨拶) |
Hoe gaat het?(フハッテット) | 元気ですか? |
Dank je wel(ダンキュウェル) | ありがとう |
graag gedaan(フラヘダン) | どういたしまして |
alsjeblieft(アッシュブリフツ) | どうぞ |
オランダ語 基礎
文法 |
直説法(現在形、過去形、未来形、現在完了形、過去完了形、未来完了形)、仮定法現在形、命令法があります。ドイツ語と異なり、仮定法(ドイツ語の接続法に相当する)はあまり用いられません。 [動詞] 動詞は主語に応じて人称変化をします。1つの主語に複数の動詞・助動詞が対応する場合、人称変化するもの(定動詞)は1つだけで、他は不定形のままとなります。ドイツ語と同様に分離動詞と非分離動詞があります。英語のto不定詞、ドイツ語のzu不定詞に相当する「te不定詞」も用いられます。分離動詞の「te不定詞」はドイツ語と異なり、「分離接頭辞」+te+「動詞本体」を離して書きます。 例)到着すること:独 anzukommen、蘭 aan te kome [名詞・代名詞] 名詞の性に関して、オランダ語では男性と女性が融合して通性(共性)になり、通性と中性の2クラスになっています。ただし非常に堅苦しい文章では、単数の女性名詞を受ける代名詞は、男性名詞を受ける代名詞と別のものを用いることがあります。 このため、オランダ語の辞書には今でも男性・女性の区別が掲載されています。また、代名詞以外の名詞の格変化は、かつてはドイツ語と同様でしたが、現在は3語以上からなる固有名詞や一部の定型句の場合のみです。形容詞が名詞を修飾する場合、形容詞は名詞の前に置かれ、不特定単数の中性名詞を修飾する場合を除いて、形容詞の語尾にeが付きます。 性が通性(共性)と中性の2つとなったことや、格変化がほぼ消滅したことなどは、北ゲルマン語群のデンマーク語・ノルウェー語・スウェーデン語などと同じです。 |
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文字 | オランダ語の格は主格、属格、与格、対格、呼格、前置格、造格の7つです。 オランダ語はラテン文字を用いて表記します。オランダ語のつづりに特有の「ij」は慣習的に1文字のように扱われ、語頭で大文字にする場合には「IJzer」のように「j」も大文字にします。連母音と二重母音と区別するために分音記号「¨」が用いられます。また強調や同じつづりの語を区別するため鋭アクセント符号「´」を用いることがあります。例えばeenは不定冠詞と数詞「1」の両方の意味を持ちますが、数詞であることを明示したい場合にはアクセント符号を付けてéénと書きます。 |