2021/08/12

イギリス留学のホームステイ事情とは?費用やトラブル対策を徹底解説

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

イギリス留学の滞在方法は、学生寮やシェアハウス、独り暮らしなどさまざまな方法があります。中でも、現地での生活を体験できるホームステイに憧れる方も多いかもしれませんね。

そこで今回は、イギリス留学でホームステイを選択するメリットやデメリットについて紹介します。ホームステイにかかる費用相場や知っておきたいマナーも紹介するので、これからイギリスに留学する予定の方は参考にしてくださいね。

目次

イギリス留学でホームステイをするメリット

現地の一般家庭に泊まり生活体験ができるホームステイ。イギリス留学をする方に人気の高い滞在方法です。

そんなホームステイのメリットでは、以下のことが考えられます。

・ネイティブの英語を学べる
・日本人の対応に慣れている
・他の留学生と交流できる
・食費を抑えられる

それぞれのメリットを見ていきましょう。

メリット1. ネイティブの英語を学べる

ホームステイのメリットは、ネイティブの英語を学べることです。一緒に生活することで日常生活で使われるリアルな表現や言い回しを学べます。

また私生活でも英語環境に身を置けるため、自然と英語力が高まることも大きな魅力でしょう。

メリット2. 日本人の対応に慣れている

留学生を多く受け入れるホストの場合、日本人の対応に慣れていることもメリットです。

特に初めて留学する方は、日本と異なる現地の文化に戸惑うことも少なくありません。そんな場合は、ホストに尋ねればサポートしてもらえます。

メリット3. 他の留学生と交流できる

多くの留学生を受け入れるホストの場合、自分以外の留学生と交流できるメリットもあります。同じ年代であれば、一緒にイギリスを観光して留学生活を楽しめることも。

イギリスだけでなく、他の国の文化も学べるでしょう。

メリット4. 食費を抑えられる

ホームステイの費用には、食費が含まれていることも多いです。この場合はホストが食事を用意してくれるので、自分で外食する以外は基本的に食費はほとんどかかりません。

食費を最小限に抑えられるのは大きなメリットだといえるでしょう。

イギリス留学でホームステイをするデメリット

ホームステイは、ネイティブの英語を学べたり日本人の対応に慣れていたりなど多くのメリットがあります。

しかし、ホームステイはメリットだけではありません。デメリットもしっかり理解して決断することが大切です。

ホームステイで考えられるデメリットは、以下のことが考えられます。

・ネイティブの家庭に滞在できるとは限らない
・食事の回数など家庭によって異なる
・ホストマザーが作る食事が合わない
・ホストファミリーが協力的でないこともある

それぞれのデメリットを見ていきましょう。

デメリット1. ネイティブの家庭に滞在できるとは限らない

ホストファミリーは多種多様な家庭があるため、ネイティブだけとは限りません。例えば、アジア系やヨーロッパ系、中国系などさまざまな家庭があるのです。

生活を英語環境にできますが、英語の訛りが気になることもあるかもしれません。ネイティブ以外の家庭にホームステイする可能性があることを理解しておきましょう。

デメリット2. 食事の回数など家庭によって異なる

ホームステイをした場合、基本的にホストの生活に合わせなければいけません。例えば食事や洗濯の回数、お風呂に入る時間など、家庭によってさまざまなルールがあります。

家庭のルールはホームステイ先を決める前にある程度共有してもらえますが、現地で知ることもあるでしょう。

デメリット3. ホストマザーが作る食事が合わない

日本とイギリスでは料理の味付けに違いがあることも多く、「味が合わない」「美味しくない」と感じることもあるかもしれません。

基本的に食事代は費用に含まれているので、たとえ味が合わなくても食べなければいけないこともあります。

デメリット4. ホストファミリーが協力的でないこともある

ホストファミリーには、さまざまな人がいます。中には、自分と相性が合わないと感じることもあるかもしれません。

相性は第一印象では分からないことも多く、一緒に生活をしないと見えてこないこともあります。ホストファミリーによっては、サポートに協力的でない場合もあることを理解しておきましょう。

イギリス留学のホームステイでかかる費用相場

イギリスの主要エリアごとのホームステイ費用の相場はこちらになります。

地域 目安費用(4週間) 特徴
ロンドン 800£(約11万6,000円) 滞在費用は比較的高い
ブライトン 640£(約9万3,000円) 滞在費用は比較的安い
エディンバラ 720£(約10万4,000円) 滞在費用は比較的安い
オックスフォード 800£(約11万6,000円) 滞在費用は比較的高い

イギリス留学のホームステイで知っておきたいこと

ホームステイでの生活を成功させたいなら、知っておくべきことがいくつかあります。

滞在費用を支払っているとはいえ、ホームステイはサービスを受けられるホテルとは異なります。ホテルの気分で滞在すると予期せぬ問題が発生することも。

イギリス留学のホームステイで知っておくべきことは、以下のことが考えられます。

・お土産を持参する
・家事は積極的に手伝う
・家庭によってルールがある

それぞれの特徴を見ていきましょう。

1. お土産を持参する

留学中にお世話になるホストには、挨拶の意味も込めてお土産を持参するのがおすすめ。欧米では日本ほどお土産を持参する習慣はないので、必ず持っていかなければいけないわけではありません。

しかし、お土産を渡されて嫌な気分になるホストはいないはずです。逆に、ホストとの距離が縮まり仲良くなれるかもしれません。日本を感じさせる手ぬぐいやお茶、扇子などが良いでしょう。

2. 家事は積極的に手伝う

上述しましたが、ホームステイはホテルに滞在するのとは違います。一般家庭に泊まり現地の生活を体験するのが、ホームステイです。

お互いに気持ちよく生活をするには、料理や後片付け、掃除など家事を積極的に手伝いましょう。

ただしホストによっては、家事を手伝われることを不快に感じる方もいます。家事を手伝う時は、ひと言かけるようにしましょう。

3. 家庭によってルールがある

ホスト先によってそれぞれ異なるルールがあります。例えば、食事をする時間やお風呂に入るタイミングなど家庭によってルールがあるのです。

初日にどのような家庭のルールがあるのか確認しておきましょう。中には、「朝食は自分で作る」ことが家庭のルールである場合もあるため、ルールに沿った対応が求められます。

他人ではなく家族の一員として振る舞いましょう。

イギリス留学のホームステイはエージェントの仲介があると安心

イギリス留学におけるホームステイ先は、自分でも見つけることができます。

しかし自分で探す場合、たとえホームステイ先が見つかったとしてもホストファミリーがどのような家族なのか細かく把握することはできません。

こんな時に頼れるのが、イギリス留学の経験が豊富なエージェントの仲介です。エージェントならホストファミリーの過去の評判などのデータもあるので、自分で手配するよりも安心できます。

まとめ

本記事では、イギリス留学におけるホームステイのメリットやデメリットをご紹介しました。ホームステイはリアルな英語を学べたり食費を抑えられたりなど多くのメリットがあります。

ただ一方で、家庭のルールがあったりホストが作る食事が口にあわなかったりなどデメリットがあることも事実です。留学先で安心して生活するためには、ホストの情報を保有する留学エージェントに依頼するのがおすすめです。

現在イギリスへの留学を検討している方は、今回ご紹介したポイントを踏まえ、具体的な留学プランを立ててみてはいかがでしょうか。

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