2021/09/14

TOEFLの試験会場のおすすめはどこ?会場を選ぶポイントは?

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バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

TOEFLには、アメリカやカナダなどの英語圏の大学や大学院への留学を目的とした個人向けのTOEFL iBT(Internet Based Testing)と、英語の能力測定やクラス分けなどを目的とした大学や企業などの団体向けのTOEFL ITP(Institutional Testing Program)があります。

TOEFLというとインターネットを利用して受験する、個人向けのTOEFL iBTを指すことが一般的です。

今回はTOEFL iBTのテスト実施回数やおすすめの試験会場と選ぶポイントなどについて解説します。

TOEFL iBTの受験を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

TOEFL iBTはいつ・どこで受けられるの?

TOEFL_いつ受験?

TOEFL iBTテストは、月3~6回、年間45回以上実施されています。

テスト会場は、北海道から九州・沖縄まで日本のほぼ全域にわたる60ヶ所以上でTOEFL iBTテストを受けることが可能です。

開催される曜日は原則、土曜日と日曜日。

ただし、予定されるテスト日程が、すべてのテスト会場で実施されるとは限らないため、下記のTOEFLテスト日本事務局のページで最新の情報を確認することをおすすめします。

おすすめの試験会場はどこ?

すべてのテスト会場において、パソコンやインターネットなど基本的な設備は同じように整っているものの、パソコンの機種やアクセスの良し悪しなど会場によってさまざまです。

ここでは、全国で最もテスト会場が多い、東京のおすすめテスト会場を3ヶ所紹介します。

御茶ノ水ソラシティテストセンター

JR御茶ノ水駅と東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅の出口から近く、アクセスがよいテスト会場です。

きれいで清潔な会場として定評があります。

また、会場は広く、テストを受ける部屋も多いため、各部屋の受験者の数も少ないです。

隣の受験生との仕切りも比較的しっかりしているので、ほかの受験者の声やパソコン操作などの雑音が気になって、テストに集中できなくなるような心配はあまりありません。

田町テストセンター

都営地下鉄三田線の芝公園駅と都営地下鉄大江戸線の赤羽橋駅から向かう場合、会場までの距離は長くないため、迷わずに辿りつけるでしょう。

JR田町駅から向かう場合は多少歩くため、時間に余裕を持って行きましょう。

席は高さが十分な仕切りで区切られているので、周囲の雑音も気になることはなく、テストに集中できる環境が整っています。

また、それほど広い会場ではないので、受験者の数も多過ぎることはなく、受付での待ち時間が比較的短いです。

東京八重洲南口テストセンター

JR東京駅の八重洲南口から近い場所にあります。

TOEFL iBTの試験日は原則土曜日と日曜日です。

この会場はオフィス街にあり、土日は人も少なくなるため、とても静かな環境で受験することができます。

特にリスニングのテストに集中できることで評判を得ています。

TOEFL iBT試験会場を選ぶポイントは?

choice_one

TOEFL iBTは、インターネットを利用して、パソコンでテストが行われます。

ライティングではキーボードを使ってタイピングしたり、スピーキングではヘッドセットのマイクで録音したりするため会場の設備や環境によってもスコアが左右されると言えます。

ここでは、少しでもテストを有利に進めるために、TOEFL iBTの試験会場を選ぶポイントを紹介します。

ポイント①:自宅や最寄り駅からのアクセスが良いか

試験会場選びで、まずポイントになるのが、アクセスの良さです。

会場名に聞き覚えがあり、問題なくわかる場所であれば心配はないですが、あまり知らないエリアにある会場で受験をする場合は、アクセスの良さが重要になってきます。

TOEFL iBTの試験は約3時間と長丁場です。

試験だけに集中するためにも、極力短い時間で移動できるアクセスが良い会場を選びましょう。

また、電車の場合は最寄り駅からの道順や所要時間、車の場合は駐車場が会場または会場の近くにあるかなど、事前に調べておくと、試験当日に焦ることなく安心して試験に臨めます。

ポイント②:席と席の間にしっかりとした仕切りがあるか

隣の受験者との間に仕切りがない試験会場では、隣の受験者がマウスをクリックする音やタイピングの音、スピーキング試験のときの話す声などが気になり、試験に集中できなくなってしまうケースがあります。

試験会場の席と席の間に厚くて、しっかりとした仕切りがあれば、集中して試験に取り組めるでしょう。

会場の中には仕切りがなく、隣の人と肘が触れるくらい狭い会場もあるため、事前によく調べてから会場の予約をしましょう。

ポイント③:パソコンはデスクトップかノートPCか

会場により、用意されているパソコンの種類は異なります。

日頃からノートPCを使っている方は指の感覚や目の配り方などでノートPCの方が慣れているため良いという場合もあります。

このように普段使い慣れているパソコンのタイプを使える会場を選ぶと良いでしょう。

どちらのタイプのパソコンでも問題ない方は、アクセスの良さやほかのポイントを優先してOKですが、パソコンのタイプにこだわりたい方は、会場に用意されているパソコンがどちらのタイプなのか事前に調べておく必要があるでしょう。

試験会場によっては、デスクトップとノートPC両方のパソコンが用意され、座席によってパソコンのタイプが異なる会場もあります。

必ずしも自分が望むタイプのパソコンが使えるとは限らないため、要注意です。

ポイント④:会場の受験者の収容人数はどれくらいか

試験会場の広さに対するスタッフの人数やオペレーションにもよりますが、受験者数が多い大規模な会場より小規模の会場の方が、IDの確認などの受付が短時間で済むという特徴があります。

会場の受付では受験者1人ひとりのIDのチェックを行うため、受験者数が多い会場では、その分受付に時間がかかり長い時間待たされてしまうことがあります。

せっかく試験前に集中力を高めて試験会場に乗り込んでも、受付に時間が長時間かかると試験への集中力が途切れてしまう恐れがあります。

会場が小規模で受験者の収容人数が少ない会場であれば、受付で待つ時間が短くなり、試験が始まる前に慌てる心配が減るため、受験者数にも気を配ると良いでしょう。

ポイント⑤:トイレの数は十分あるか

TOEFL iBTの試験時間は、はじめにリーディング、続いてリスニングを約2時間で実施します。

その後10分間の休憩をはさんで、スピーキングとライティングのテストが約1時間で行われます。

試験開始から休憩まで2時間はトイレへ行くことはできないため、試験前や休憩時間には大勢の受験生がトイレを使用します。

休憩時間も10分しかないため、早く済ませなければなりません。

心配な方はトイレの数が十分にあるか、加えて試験を行う部屋からトイレの場所が遠くないかを事前に確認しておきましょう。

人気の試験会場を予約するためのコツ

TOEFL_会場予約

試験会場によって、受験環境もさまざまなTOEFL iBTですが、やはり、設備や環境が比較的充実している試験会場は人気があります。

TOEFL iBTを受験するには、人気の試験会場で受けたいものです。

ここでは、人気のある試験会場を予約するためのコツを紹介します。

試験会場の評判をチェックする

実際にTOEFL iBTの試験会場で受験した受験者の感想や体験談をチェックすることがおすすめです。

試験会場に関する口コミや体験談などが紹介されているサイトが色々あるので、口コミサイトで受験者の声を参考にして、評判が良いと思われる試験会場を選ぶようにします。

会場選びには情報収集をすることも大切です。

早めに予約する

人気がある試験会場は、試験日のずいぶん前から埋まってしまうケースもあります。

TOEFL iBTのテスト日程と試験会場は、通常試験日の約6ヶ月前からTOEFL iBTのテストを運営しているETSのTOEFLテスト公式Webサイトの「テスト日程・会場検索」ページで公表され、受験の申し込みが可能になります。

評判が高い人気の試験会場での受験を希望する方は、TOEFL iBT受験の計画を立てたら、なるべく早いタイミングで受験を申し込み、試験会場の予約をしましょう。

キャンセルを狙う

人気の試験会場の予約が取れなかった方へのアドバイスです。

第1希望の試験会場の予約が取れなかったら、次の候補を見つけて、試験会場を一旦予約しておきます。

その後、試験日が近くなったら再度第1希望のテスト会場の予約状況を確認します。

その理由は、試験日が近くなると、予約のキャンセルがでることがあるからです。
TOEFL iBTテストのキャンセルが可能なタイミングは試験日の4~7日前で、その期間にキャンセルが多く発生するため、その時期を狙って第1希望の試験会場の予約をします。
その際は、すでに予約していた第2希望の会場の変更手続きと会場変更の追加料金を支払う必要があります。
会場変更は試験日の4日前まで可能で、追加料金は60ドルです。

試験会場のキャンセルがでる試験日の直前を狙って、申し込むという手もあります。

ただし、直前の申し込みは、受講料が通常の235ドルより60ドル高い275ドルになります。

いずれにしても、通常の受験料に60ドルの追加料金の支払いが必要ですが、試験会場の設備や環境によって、目標のスコアに届かずもう一度受験することを考えれば無駄ではないと言えるでしょう。

TOEFL iBTはパソコンを操作してテストを行い、スピーキングでは、受験者各自がヘッドセットのマイクを使って録音します。

なるべく周囲の雑音が気にならず、テストに集中できる試験会場を選ぶことも試験対策の1つです。

試験会場は万全でも、やはり、TOEFL iBTの試験自体の対策をしておくことは欠かせません。

バークレーハウス語学センターでは、TOEFL iBT120点満点取得の講師をはじめとするTOEFLに精通した講師陣によるTOEFL対策プログラムを用意しています。

目指しているスコアに応じて、わかりやくすく、丁寧に指導を行います。

詳しくは下記のTOEFL対策でバークレーハウスが選ばれる理由でご覧いただけます。

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