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2021/2/10

IELTSは就職にも役立つの?転職活動が有利となるスコアは?

この記事を書いた人

バークレーハウス IELTSプログラム総責任者/IDP公式IELTS教員研修修了
正木 伶弥 Reiya Masaki
中学卒業後に単身渡英。ロンドン大学クイーン・メアリー校卒業。日・英バイリンガル。豊富な海外生活経験や、資格試験受験経験から日本人が最も苦手とする「スピーキング・ライティング」に特化した独自のIELTS学習法「Mメソッド」を開発。大手IT企業のCEOや役員への英語コーチング、有名私立大学のIELTS対策講座、IELTSに特化した教材開発、IELTS単語帳、IELTS対策本などの執筆を担当。Youtubeチャンネル「満点講師 正木のIELTS学習動画」に出演し、IELTSに関する情報発信を行う。IELTS 9.0、TOEFL iBT120点、英検1級、TOEIC 980点、CELTA取得。趣味は、写真と旅行。ジェレミー・クラークソンの大ファン。

IELTSは、母国語を英語としない人が、「英語圏への大学進学や移住をする際に必要な英語力を判断する英語試験」として知られています。このIELTSの用途だけを見ると「進学や移住にしか使えないの?」、「就職や転職にIELTSは役立つ?」という疑問を持つ方も少なくないでしょう。今回は、IELTSのスコアが就職活動や転職活動で使用できるのかどうか、どのように評価されるのかを詳しく紹介しましょう。

目次

IELTSのスコアは就職や転職活動でも有利なの?

結論から言えば、IELTSのスコアは就職や転職活動においても効果を発揮します。海外への事業展開をしている企業においては、「語学力が堪能な人材」や「英語を話せる人材」は重宝される傾向が強くなっています。日本では、ビジネスにおける英語能力を測る試験として、TOEIC®の認知度が高いものの、TOEIC®は一般的に「リスニング」と「リーディング」の2技能で構成されています。

一方IELTSは「リスニング」、「リーディング」、「ライティング」、「スピーキング」の4技能を総合的に測る試験で、世界10,000以上の企業や団体が公式に英語の選考基準として用いており、IELTSのスコアは、特にグローバルビジネスにおいて、有効な基準となっています。(※TOEIC®スピーキングテスト/ライティングテストも別途あります)

分かりやすく言えば、IELTSは「学業だけでなくビジネスで必要となる英語の総合力を証明できる英語テスト」なのです。そのため、新卒学生や転職希望者の英語力を測る採用基準として、IELTSを用いる業界や企業は数多く存在します。もちろん、すべての業界や企業がIELTSを採用しているとは限りませんが、就職や転職に備えて英語力を身につけたいという方であれば、IELTSの受験を検討しても良いでしょう。

IELTSのスコアが有利となる業界や仕事を教えて

すべての業界や企業でIELTSを採用しているわけではないのであれば、「どこの業界や企業ならIELTSは役立つの?」と思った方も少なくないでしょう。とりわけ英語を必要とする仕事の中でも、日本国内には「IELTSが評価されやすい仕事」が存在します。

特に、日本でIELTSを受けておくべき就職先は、外資系企業やJICAなどの海外へ赴く機会が多い機関といえます。

こうした英語を必要とする企業や団体では、英語での面接でスピーキングも含めた総合的な英語力を求められることが多いため、IELTSで鍛えておけば英語面接もそつなくこなすことができるでしょう。このほか邦人企業では、海外営業や海外営業事務、貿易事務の職種、航空会社、旅行業界、翻訳・通訳、英語教員、語学スクールのスタッフなど英語を必要とする職種で一定以上のIELTSスコアを持っていることで有利となるでしょう。

「就職や転職にはIELTSのスコアが必要?」というのは、職種や業務によって大きく異なりますが、英語能力を証明するため、履歴書に記載するには、IELTSオーバーオールスコアで、6.0以上はほしいところです。なお、外務省ではIELTSを採用基準とすることを正式に表明していて、7.0以上が必須となります。もちろん、IELTSのスコアが高ければ高いほど「優れた英語力を備えている」という証明になるため、就職や転職活動も有利に働きやすくなるでしょう。端的に言えば、IELTSを学習することは「転職や就職対策に通ずる」と言っても過言ではないのです。

ちなみに、海外ではIELTSの認知度が高いためIELTSスコアを持っていることがアピールポイントにもなります。中でもイギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどの英語圏の国での就職にも就労ビザを申請する際、IELTSの一定のスコア以上を取得していることを証明するよう義務づけられています。就労ビザ申請に必要なIELTSオーバーオールスコア(4技能総合評価)の目安は以下の通りです(2021年2月現在)。

国名 就労ビザ申請に必要なIELTSのスコア
イギリス IELTS4.0以上
オーストラリア IELTS5.0以上
カナダ IELTS4.0以上
ニュージーランド IELTS4.0以上

IELTS4.0や5.0は、英語初心者の方でも目標にしやすいスコアのため、就労ビザ申請を検討している方にとっては嬉しいポイントと言えるでしょう。ですが、現地で就労する企業や業務内容によっては、必要なスコアが変わるケースもあるため注意が必要です。

なお、日本国内では知名度の高い英検やTOEIC®といった英語資格も、海外では「知名度の低い英語試験」という扱いとなっているケースも少なくありません。そのため、海外への就労を考えている方であれば、英語力を証明する手段としてIELTSの受験を検討しても良いでしょう。ただし、繰り返しになりますが国内外を問わず「企業ごとに採用している英語試験は異なる」ため、就職や転職を検討する企業情報を事前に確認しておくことをおすすめします。

働きながらIELTSのスコアアップを目指すなら

先の項で紹介した通り、英語能力が求められる業界への転職を考えている人は「リスニング」、「リーディング」、「ライティング」、「スピーキング」の4技能を総合的に評価するIELTSの一定以上のスコアを取得していれば、優位に進めることができます。

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