2022/06/13

【国・方法別】1年でかかる留学費用の総まとめ!費用を抑えるプランも紹介します

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この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

英語の習得やキャリアアップのために、海外留学をしたいという方は少なくないでしょう。

留学後の渡航先での生活などを想像すると楽しいものです。

留学においてもっとも重要な点、気になる点は、何といってもやはり費用ではないでしょうか。

英語の習得にはある程度の時間が必要です。

しかし、長期の留学になればなるほど費用がかかるものです。

そこでこの記事では、1年間留学する場合の留学タイプ別の費用、コスト削減のコツについてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

目次

【語学留学】1年の留学費用一覧

語学留学の場合にかかる費用目安を国別に紹介します。

下が国別の表です。

留学費用の総額
アメリカ450万円
カナダ330万円
イギリス460万円
オーストラリア330万円
ニュージーランド330万円

留学先として昔からポピュラーなのは、アメリカとイギリスです。

語学学校も多く、世界中から人が集まります。

非常に刺激的で、英語のみならずたくさんのことを学ぶことができる場所です。

しかしながら、留学費用は高額になる傾向にあります。

またアメリカ・イギリスといっても、場所によってさまざまです。

特にアメリカではニューヨークやロサンゼルス、イギリスではロンドンといった大都市での留学は、費用がかなり高額になります。

一方、カナダや、オーストラリア・ニュージーランドのオセアニア地域はそれに比べるとリーズナブルです。

物価も安く住みやすいため、留学先としておすすめです。

またワーキングホリデービザの制度も設けており、これら3つの国は留学先として常に人気の高い国になっています。

【大学留学】1年の留学でかかる費用一覧

続いて、大学留学にかかる費用一覧です。

留学費用の総額
アメリカ380万〜600万円
カナダ320万〜660万円
イギリス390万〜800万円
オーストラリア350万〜550万円
ニュージーランド340万〜410万円

大学留学にかかる費用の50%以上が、学費です。

通う学校や滞在先、公立(州立)か私立か、専攻が文系か理系かによっても費用は異なりますが、語学留学よりも学費は高額になります。
大学の場合は入学から卒業まで数年かかり、アメリカとカナダでは日本と同様に4年間オーストラリア、ニュージーランド、イギリスでは3年間かかります。

合計すると、かなりの金額が必要になります。

【ワーキングホリデー】1年の留学でかかる費用一覧

最後に、ワーキングホリデーにかかる費用の目安を紹介します。

留学費用の総額
カナダ200万円
イギリス310万円
オーストラリア230万円
ニュージーランド215万円

ワーキングホリデービザでの滞在は、就学のみならず就労も可能です。

ビザも留学ビザに比べて取得しやすく、留学の難易度が高くない点も人気の理由のひとつです。

ワーキングホリデーの最大のメリットとしては、留学でかかる費用を現地での就労による収入で補える点でしょう。

週5日フルタイムで働けば、かなりの金額を稼ぐことができます。

もう一つのメリットとしては、現地で働くことで英語力の向上が期待できることです。

学校に通う以上に、実践的な英語を身に付けることができます。

1年の留学で人気がある国

ここからは、主要留学先のそれぞれの特徴について解説していきます。

アメリカ

アメリカは留学先として最もポピュラーな国です。

語学学校や大学の数も、他の国と比べるとダントツに多いものとなっています。

アメリカは物価の高い国です。

特にニューヨークやロサンゼルスは人気がありますが、留学費用は相当な金額になります。

留学生も世界中から集まり、人種のるつぼと呼ばれています。

英語以外にも、たくさんのことが学べるでしょう。

アメリカには、ワーキングホリデー制度がありません。

しかし、ダンス留学やファッション留学のようなユニークな留学制度を設けています。

カナダ

広大な自然に囲まれたカナダは、住みやすさと教育レベルの高さで有名です。

カナダの中心都市であるバンクーバーは、「世界で最も住みやすい都市」の調査で5度も世界1位に選出されています。

そんなカナダの留学制度では、ワーキングホリデーの人気が高いです。

ワーキングホリデーには、バリスタコースといったバリスタコーヒーで働きながら英語が学べるというユニークな制度もあります。

カナダでは、中学生や高校生の留学生への教育制度も整っています。

10代の早い段階からの留学を考えている方にも、カナダはおすすめです。

イギリス

英語発祥の地でもあるイギリスは、アメリカと同様に留学先として最もポピュラーな国のひとつです。

その教育の歴史はとても深く、大学・語学学校の数も豊富です。

世界の中心都市のひとつでもあるロンドンには、大学進学・語学留学を目的に世界中からたくさんの留学生が集まります。

ただし、物価が高いことが難点です。

費用を抑えたいという方には、ワーキングホリデーがおすすめです。

イギリスのワーキングホリデーは最大2年間の滞在が可能になります。

オーストラリア

日本の20倍もの面積を持つオーストラリアは、シドニーのような都市とエアーズロックのような大自然の双方をあわせ持った国です。

教育の質は高く、シドニー大学などの特に教育レベルの高い8大学は「Group of Eight」と呼ばれ世界中に知られています。

アメリカやイギリスと比べて物価が安く、リーズナブルに留学することができます。

またワーキングホリデー制度を設けているので、現地の収入次第では費用をさらに抑えることも可能です。

ニュージーランド

ニュージーランドは、北島と南島の2つの島からなる国です。

マオリと呼ばれる先住民の文化を知ることができます。

国内の大学はすべて国立大学であり、どの大学も教育水準は高いレベルとなっています。

また、ニュージーランドでもワーキングホリデー制度が採用されています。

治安も良く、物価もアメリカやイギリスと比べると安いため、留学費用を抑えることができます。

1年の留学費用を抑える留学プラン

ここでは、留学費用を抑える方法を紹介します。

もっともおすすめなのは語学留学+ワーキングホリデー

最もおすすめなのが、ワーキングホリデーをしながらの語学留学です。

ワーキングホリデービザは就学・就労ともに可能となるので、稼ぎながら語学留学をすることができます。

職種によっては最低限の英語力があれば働ける仕事もあるので、渡航してすぐ仕事に就ける可能性も少なくありません。

ワーホリできる国の中でも費用を抑えやすいのは?

ワーキングホリデー制度を設けている国の中で費用を抑えやすいのは、物価の安いオーストラリア・ニュージーランドです。

その一方で、最も物価が高いのはイギリスです。

ただし、イギリスのワーキングホリデービザは最大2年間有効なので、お金を貯めてからもう1年イギリスで過ごすということができる魅力もあります。

1年の留学費用をさらに抑えるコツ

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ここからは、いずれの留学方法でも使える留学費用を抑えるコツを紹介します。

滞在先をシェアハウスやルームシェアにする

ホームステイや語学学校の寮よりも、シェアハウスやルームシェアの方が生活費を安くすることができます。

ホームステイや寮の費用には、一般的に食事代・管理費・サポート費用・人件費などが含まれています。

その点、シェアハウスやルームシェアは予算に合わせて部屋を選択することができますし、不要な出費を抑えることも可能です。

留学当初はホームステイや寮が安心ですが、ある程度英語力がついてきたらシェアハウス・ルームシェアへ移行するのがおすすめです。

航空券はLCCを使う

LCCとはLow Cost Carrierの頭文字の略で、格安航空会社のことです。

渡航先によっては5万円から10万円ほど変わるので、航空チケットは可能な限り安いところを探すようにしましょう。

奨学金を活用する

大学であれば、奨学金を利用することも可能です。

また大学以外でも、キャンペーンやお得なプログラムを用意している語学学校もあります。

それぞれ条件がありますから事前に確認し、可能であればそれらを活用することで留学費用を抑えることができます。

まとめ

この記事では、1年の留学にかかる留学方法ごとの費用について解説しました。

最もおすすめが、ワーキングホリデーを利用した留学です。

また、「滞在方法をルームシェアやシェアハウスにする」「格安な航空会社でチケットを取る」など、費用の節約方法についても解説しました。

今回の記事の内容を、ぜひ留学方法や留学先の選択に役立ててください。

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