2025/11/07

【2025年最新】IELTS対策におすすめのアプリ12選!スコアアップに役立つ無料・有料アプリを紹介

ielts アプリ

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。
  • 「効率よく学習を進めるには?」
  • 「語彙力やリスニング力を伸ばすのに便利なアプリは?」
  • 「スピーキングやライティングもアプリで練習できる?」

IELTSのスコアアップを目指す中で、このような悩みを持つ方は少なくないでしょう。

本記事では、総合対策ができる公式アプリから、語彙力を強化できる単語帳アプリ、さらには各セクション別に特化した学習アプリまで幅広く紹介します。

さらに、アプリを効果的に活用する勉強法や、スクールとの併用方法も解説し、効率的にIELTS対策を進めるためのポイントをまとめます。

目次

IELTS対策にアプリを使うメリットとは?

IELTS対策にアプリを取り入れる一番のメリットは、効率的かつ手軽に学習を進められること です。

スマートフォンさえあれば場所を選ばず学習できるため、通勤・通学時間やちょっとしたスキマ時間を有効活用できます。

また、アプリは問題演習や模試だけでなく、リスニング・スピーキング・ライティングなど特定のセクションに特化したものも多く、学習レベルや目的・自分の弱点に合わせて柔軟に選べる点も魅力です。

紙の参考書とは異なり、音声再生や録音機能を活用できるのもアプリならではの利点です。

さらに、進捗管理機能を備えたアプリなら、自分の学習ペースや成果を可視化でき、モチベーション維持にもつながります。

こうした特長を活かすことで、短期間でも効率よくスコアアップを目指せるでしょう。

【総合対策】IELTS対策におすすめのアプリ

まずは、とくに信頼性の高い公式アプリを紹介します。

Quizlet(無料・アプリ内購入あり)

Quizletは、世界的に利用されているアメリカ発の単語帳アプリです。

フラッシュカード形式で単語を身につけることができます。

自分で単語帳を作成するだけでなく、ほかの受験生や教師が作成した単語帳も活用できる点が大きなメリットです。

既存のIELTS専用単語帳を利用すれば、試験に直結する語彙を効率的に覚えられます。

また、フラッシュカード形式・テスト形式・ゲーム感覚で学べるモードなど複数の学習方法があり、飽きずに続けられるのも魅力です。

苦手分野に特化した自分専用の単語帳を作成するのもおすすめです。

便利な機能

  • 学習履歴が保存されるため、自分の進歩を可視化できます。モチベーション維持にもつながります。

無料版でも十分活用できますが、有料版ではオフライン学習や高度な機能が使え、さらに効率的に学習を進められます。

クイズレットの詳細が知りたい方はこちらから!

関連記事
クイズレットとは?英単語学習アプリの使い方や機能を徹底解説!

クイズレットとは?英単語学習アプリの使い方や機能を徹底解説!

続きを読む

IELTS by IDP(無料)

「IELTS by IDP」は、試験運営団体であるIDPが公式に提供しているアプリです。

受験者に合わせてカスタマイズした対策ができる練習問題を通じて、本番に近い形で学習できる点が魅力です。

また、問題だけでなくIELTSのエキスパート達によるスコアアップのヒントや本番試験での注意点などの情報もたっぷりと掲載されており、総合的にスコアアップをサポートしてくれます。

また、試験日程や会場検索、受験申し込みといった実務的な情報にもアクセスできるため、学習から受験準備までを一括管理できるのがメリットです。

公式提供ならではの安心感と利便性があり、IELTS対策を始めたばかりの方から上級者まで幅広く役立つアプリです。

【語彙力強化】IELTSにおすすめの単語帳アプリ

IELTSのスコアアップには、語彙力の強化が欠かせません。

単語を効率よく覚えるためには、アプリを活用して日常的に触れることがポイントです。

フラッシュカードやスピード学習、進捗管理機能を備えた単語帳アプリなら、スキマ時間を使って無理なく学習を継続できます。

mikan(無料・アプリ内購入あり)

mikanは日本人英語学習者に人気の単語学習アプリで、スピード感のある学習スタイルが特徴です。

1回あたり数分でテンポよく単語を確認できるため、通勤・通学のスキマ時間を効果的に活用できます。

とくにIELTSやTOEFLなど試験向けの単語帳が充実しており、目標スコアに応じた学習が可能です。

また、アプリが自動的に正答率を分析し、覚えていない単語を重点的に出題してくれるため、効率的に弱点克服ができます。

現在、無料プランで利用できるIELTS専用単語帳はありませんが、有料プランでは旺文社「実践IELTS英単語3500」やジャパンタイムズ出版の「ビジュアルで覚えるIELTS基本英単語」など、多数の教材が利用可能です。

英単語 by 物書堂(無料・アプリ内購入あり)

「英単語 by 物書堂」は、紙の単語帳をそのままアプリ化したような使いやすさで人気の高いアプリです。

現在はiOS専用で、Google Playでは利用できません。

アプリ自体は無料でダウンロードできますが、使用する単語帳教材をアプリ内で購入する仕組みです。

IELTS対策には、旺文社「英単語ターゲット」シリーズや「実践IELTS英単語3500」などを選ぶことができます。

単語を見て覚えるだけでなく、選択問題や入力式解答でも理解度を確認でき、覚えた単語と覚えていない単語を自動で仕分ける機能も搭載されており、自分の理解度を把握しながら効率的に学習できます。

学習履歴も確認できるため進捗管理にも便利です。

【セクション別】IELTS対策におすすめのアプリ

IELTSでスコアアップを目指すには、それぞれのセクションに必要なスキルを集中的に鍛えることが重要です。

セクションごとに特化したアプリを活用すれば、弱点を効率的に克服でき、実力を段階的に伸ばせます。

リーディング:News in Levels(無料・アプリ内購入あり)

News in Levelsは、1つの英語ニュース記事を3つのレベルに分けて配信しているアプリです。同じニュースを難易度別に読み比べられる点が大きな魅力です。

まず初級レベルで内容を把握し、中級・上級レベルで複雑な表現や語彙に触れることで、自然に読解力を高めることができます。

また、記事は短く構成されているため、毎日の習慣として続けやすいのもメリットです。

さらに最新の時事テーマに触れられるため、スピーキングやライティングの背景知識としても活用できます。

リーディング:NHK World Japan(無料)

NHK World Japanは、日本発の国際ニュースを英語で配信しているアプリです。

記事の内容は社会問題・環境問題・経済などグローバルなトピックが中心で、IELTSリーディングで頻出するテーマに直結しています。

そのため、語彙力強化に加え、試験での背景知識としても役立ちます。

比較的わかりやすい英語で書かれているため、中級者から上級者まで幅広く対応可能です。

さらに記事には音声も付属しており、リーディングと同時にリスニング力も鍛えられます。

読むだけでなく聞く練習も取り入れることで、総合的な英語力を伸ばせるのが大きな強みです。

リスニング:TPO TOEFL リスニング TOEFL Plan(有料)

TOEFL受験者向けのアプリですが、両試験ともアカデミックな講義や会話を聞き取る力が求められる点で共通しており、IELTSのリスニング対策としても活用できます。

リスニング力を着実に伸ばしたい方や、教材のバリエーションを増やしたい人におすすめです。

ただし、TOEFL iBTとIELTSでは問題形式が異なるため、あくまでも補助的なトレーニングとして利用するのが効果的です。

リスニング:LearnEnglish Podcast(無料・アプリ内課金あり)

LearnEnglish Podcastは、ブリティッシュ・カウンシルが提供する公式アプリで、IELTS対策としても信頼性の高い教材です。

ポッドキャスト形式で日常会話から社会的テーマまで幅広い題材を扱っており、自然なスピードの英語に慣れる練習に最適です。

スクリプトも付属しているため、聞き取れなかった部分を確認しながら学習でき、リスニング力を段階的に向上させられます。

さらに、イギリス英語の発音や表現に触れられる点も、IELTSの出題傾向に直結するメリットです。

ライティング:IELTS Writing Tutor(無料・アプリ内課金あり)

IELTS Writing Tutorは、エッセイの構成や表現方法を実践的に学べるライティング特化型のアプリです。とくにIELTS独自の問題形式に対応している点が大きな特徴です。

サンプルアンサーや詳しい解説を参考にしながら、自分の答案と比較できるため、改善点を見つけやすくなります。

さらに、よく使われる表現やフレーズもまとめられており、語彙力強化にも効果的です。

ライティングは独学での改善が難しい分野ですが、このアプリを活用することで論理的な文章構築を練習でき、短期間でのスコアアップが期待できます。

ライティング:IDIY(英語添削)

IDIYは、英作文をプロの講師に添削してもらえるサービスをアプリ化したものです。

自分で書いた文章を送ると、世界中の講師から文法や語彙の誤り、より自然な表現方法などを具体的にフィードバックしてもらうことができます。(有料サービス)

IELTSライティングでは減点対象になりやすい文法ミスや不自然な表現を改善できるため、独学の限界を補う手段として非常に有効です。

また、無料の英語講座や日替わり英作文課題も配信されており、継続的な学習に役立ちます。

添削結果をストックして振り返ることもできるため、自分の弱点傾向を把握しやすく、ライティング力を効率的に伸ばしたい人におすすめです。

スピーキング:IELTSpeaking – スピーキング模擬練習(無料・アプリ内課金あり)

IELTSpeakingは、IELTSのスピーキング試験を模擬的に体験できるアプリです。

実際の試験形式に沿った問題が収録されているため、本番を意識した練習が可能です。

自分の回答を録音して聞き返すことで、流暢さ・発音・語彙の使い方を客観的に確認できます。

さらに、模範解答や評価ポイントも確認できるため、高得点につながる答え方を学べるのも大きな魅力です。

スピーキングは一人で練習しにくい分野ですが、このアプリを活用すれば独学でも実戦的なトレーニングができ、効率よく実力を伸ばすことができます。

スピーキング:ELSA Speak

ELSA Speakは、AIを活用した発音矯正アプリです。

自分の発音を録音するとAIが即座にフィードバックし、弱点となる音や修正すべき部分を具体的に指摘してくれます。

発音練習に加え、イントネーションや流暢さを高めるトレーニングも可能で、自然でわかりやすい英語を身につけられます。

IELTSスピーキングでは発音の明瞭さが評価項目のひとつであるため、ELSA Speakを取り入れることで高得点につながりやすくなります。

独学で弱点を克服できる点も大きな魅力であり、とくに発音に不安がある人におすすめのアプリです。

IELTS対策アプリを使った効果的な勉強法

アプリを使うだけでは十分な効果を得られないこともあります。大切なのは、学習スタイルに合わせてどのように活用するかです。

ここでは、スキマ時間の有効活用、参考書との併用、そして試験本番を意識した練習という3つのポイントに分けて、効果的な勉強法を紹介します。

通勤や通学などのスキマ時間を活用する

アプリ学習の大きな利点は、短い時間でも効率よく学習できることです。

とくに通勤や通学の移動時間、待ち時間などを活用すれば、毎日少しずつでも学習を積み重ねられます。

たとえば、10分のスキマ時間があればリーディングアプリで短い記事を読む、リスニングアプリでポッドキャストを聞く、5分未満なら単語アプリで10個だけ復習するなど、小さな積み重ねがスコアアップにつながります。

まとまった学習時間が取りにくい人でも、スキマ時間を習慣化すれば効率的に力を伸ばせます。

さらに、スマホさえあればどこでも勉強できるため、学習のハードルを下げられるのもメリットです。

参考書と併用して学習する

アプリ学習は便利ですが、それだけに頼るのではなく、参考書と併用することが効果的です。

アプリでは日常的な演習や発音チェック、単語暗記を効率的に進められますが、体系的な解説や模試形式の実践練習は参考書を使うほうが適しています。

たとえば、単語アプリで覚えた語彙を参考書の模擬問題で使ってみると定着度が一層高まります。

また、参考書で理解した文法や解法をアプリで繰り返し練習すれば、弱点克服もスムーズです。

2つを組み合わせることで、インプットとアウトプットのバランスが整い、学習効果を最大化できます。

試験本番を意識して学習する

IELTS対策を効果的に進めるには、常に試験本番を意識して取り組むことが重要です。

IELTSは時間制限が厳しいため、参考書やアプリを使って演習するときもストップウォッチを設定し、時間を意識して解答する練習を積みましょう。

とくにリスニングやスピーキングでは、できるだけ本番と同じ状況を再現することで緊張感を和らげ、実力を正しく発揮できるようになります。

また、ライティングではアプリを利用して定期的に答案を作成し、時間内に書き切る練習を重ねることがおすすめです。

単に学習するだけでなく、本番の流れや時間感覚をシミュレーションすることで、当日の焦りを減らし、安定したスコアにつなげられます。

ライティング・スピーキング対策は英語スクールの利用もおすすめ

IELTSの4つのセクションのうち、ライティングとスピーキングは独学だけでは伸びにくい分野です。

なぜなら、自分では気づきにくい文法ミスや発音の癖、論理展開の不自然さを修正するには、第三者からの客観的なフィードバックが必要だからです。

英語スクールを併用することで、講師による添削や実践的な会話練習を通じて、弱点を的確に改善できます。

たとえばライティングでは、論理的な文章構成や評価基準を意識した指導を受けられ、スピーキングでは模擬試験形式で本番に近い練習を積むことができます。

アプリで日常的に基礎力を鍛えつつ、スクールで実践力を強化すれば、短期間でも大幅なスコアアップが期待できるでしょう。

アプリを味方に!効率的にIELTS対策を進めよう

IELTSのスコアアップを目指すうえで、アプリは非常に心強い学習ツールです。

総合対策から語彙力強化、リーディング・リスニング、さらにはライティングやスピーキングに特化したものまで、多様なアプリを組み合わせることで、弱点を補強しながら効率的に学習を進められます。

さらに、スキマ時間の活用や参考書との併用、本番を意識した練習を取り入れることで、学習効果を最大化できます。

そして必要に応じて英語スクールを活用すれば、アプリでは補いきれない部分も強化でき、バランスの取れた対策が可能になります。

自分に合ったアプリを賢く選び、学習スタイルに合わせて活用することで、効率的にIELTSスコアアップを実現しましょう。

https://berkeleyhouse.co.jp/wp-content/uploads/2025/08/ielts_free-counseling-2401_cta_new.jpg
Page
top