2022/02/01

イギリスのワーホリで必要な費用はいくら?出発前の資金と現地生活費に分けて解説!

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

イギリスは留学先やワーホリ先として人気が高い国です。

イギリスは物価が高い国ということもあり、どのくらい費用がかかるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はイギリスのワーホリで必要な費用を、出発前の資金と、現地生活費に分けて解説します。

イギリスでのワーホリを考えている方、予算を立てている途中の方は、参考にしてください。

※なお、記事内で紹介する費用の金額は、2022年1月現在のものです。

目次

イギリスワーホリで必要な費用相場(1年)

1年間のイギリスワーホリで必要となる費用相場を、
「出発前に必要な初期費用相場」「渡航後に必要な費用相場」
この2つに分けて解説します。

【出発前】イギリスのワーホリの初期費用相場

項目費用
ビザ申請費用4万円
航空券代16万円
海外留学保険代20万円
語学学校の学費30万円
渡航後3ヶ月分の生活費55万円
合計125万円
● ビザ申請費用
イギリスのワーホリビザの申請費用は約4万円です。ビザ申請は抽選式となっており、当選しなければビザを発行してもらうことができません。
● 航空券代
イギリスへの往復の渡航費は、時期によっても変動します。年末年始を除いた冬季なら、航空券を比較的安く購入できます。

反対に夏季は航空券が高くなるため、渡航時期としては避けることがおすすめです。

● 海外留学保険代
海外では日本に比べて医療費が高く、また日本の医療保険が適用されません。

イギリスで病院にかかった場合、医療費が高額となる場合があります。ワーホリ中のケガや病気、思わぬトラブルに備えて、海外留学保険に入っておくと安心です。

● 語学学校の学費
イギリスのワーホリでは、語学学校に通うこともできます。イギリス渡航直後は語学学校に通い、現地での生活に慣れてから就労に集中するワーホリスタイルも人気です。

学費は渡航前に振り込んで払うことも多いため、事前に資金を準備しておく必要があります。

上記の表では3ヶ月通うことを想定した概算費用となっています。

● 渡航後3ヶ月分の生活費
イギリス渡航後すぐに働き始める予定でも、ある程度の期間の生活費を用意しておくと安心です。渡航後すぐには希望の仕事が見つからない場合もあります。

働けない場合を想定し貯金しておくと、余裕をもって仕事探しができます。貯金の目安は渡航後3ヶ月分の生活費です。

なお、渡航前からイギリスでの滞在先を決めておき、滞在費用を先払いする場合では、渡航前にかかる費用として滞在費も加わります。

【滞在中】渡航後のイギリスのワーホリ生活で必要な費用相場

項目費用
滞在費140万円
現地での生活費(食費、日用品代など)55万円
交際費15万円
交通費7万円
通信費3万円
合計220万円
● 滞在費
イギリスのワーホリで一般的な滞在方法は、フラットシェアやホームステイです。語学学校に通う場合は、寮が用意されている場合もあります。ホームステイや学生寮なら、食事がついてくることもあり、食費の負担を減らせます。

1ヶ月の費用目安は、フラットシェアなら6万円、ホームステイなら13万円、学生寮なら15万円です。

1年となるとフラットシェアが72万円、ホームステイが156万円、学生寮が180万円となります。

● 現地での生活費(食費、日用品代など)
イギリスでの食費は1ヶ月に4万円、1年では48万円ほどが目安です。イギリスでは外食代が日本と比べて高いため、外食が多いライフスタイルでは食費が多くなります。

その他、生活費には日用品代なども含まれます。

● 交際費
イギリスではパブに集まって、お酒を飲みながら交流するパブ文化が一般的となっています。友人との交際費として、ある程度の予算を見積もっておきましょう。
● 交通費
行動範囲によって交通費は変動します。イギリスでの主な交通手段は地下鉄やバス、タクシーです。

そのため移動が多いライフスタイルだと、交通費も多くなります。

● 通信費
イギリスでは日本のキャリア会社による通信費が高額となります。イギリスでスマホを使うには、現地でSIMカードを購入するのが一般的です。

SIMカードには月額式とプリペイド式の2種類があります。月額式ならプリペイド式に比べて通信費が安くなりますが、銀行口座が必須です。

プリペイド式なら通信費は1ヶ月に1,500〜3,000円、1年で1万8,000円〜3万6,000円ほどとなります。

イギリスワーホリの費用を抑える方法

イギリスワーホリの費用は決して安くなく、費用の負担をできるだけ減らしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

そこでここでは、ワーホリ費用を抑える方法を3つ紹介します。

語学学校の割引キャンペーンを活用する

語学学校では割引キャンペーンを実施していることがあります。ワーホリ中に就学を予定している場合は、キャンペーンを活用すれば授業料をおさえられます。

語学学校によっては、長期での割引プランが用意されていたり、期間限定で割引を提供していることがあります。キャンペーン情報をこまめにチェックするのがおすすめです。

オフシーズンに渡航する

イギリスへの渡航費は、シーズンによって変動します。渡航費はワーホリ費用でも大きな負担となるため、できるだけ安く済ませたいところです。航空券が安いオフシーズンに渡航すれば、ワーホリ費用をおさえられます。

イギリスへの航空券が安いシーズンは、年末年始を除く1月から2月にかけての時期と、11月から12月の時期です。また、5月中旬から7月上旬にかけても、比較的安く航空券を買うことができます。

反対に夏季はイギリスのオンシーズンとなり、観光客が増えるため航空券も高くなります。

アルバイトをする

生活費を現地で稼げれば、ワーホリ費用の負担を軽減できます。

イギリスのワーホリビザでは、職種や就労時間に条件が設けられておらず、制限なく働くことができます。

現地でアルバイトすれば、ワーホリ費用がおさえられるだけでなく、英語の勉強にもなります。

仕事では英語のインプットとアウトプットの両方が行われるため、効率よく生きた英語を身につけられます。

イギリスで働くことを通して、イギリスの文化や価値観を学べるのもワーホリの嬉しいポイントです。

イギリスワーホリのアルバイトで得られる収入の目安

イギリスワーホリでアルバイトをした場合、どのくらいの収入が得られるのか解説します。

時給の目安

イギリスでは年齢によって最低時給に差があり、年齢が高いほど最低時給も上がります。イギリスの最低時給は毎年4月1日に変更されるため、渡航時にチェックすることが大切です。

なお、最低時給は毎年上昇傾向です。下記は2021年現在のイギリスの最低時給と、1ポンド150円とした場合の換算金額です。

・義務教育を終えた18歳未満:£4.62(693円)
・18〜20歳:£6.56(984円)
・21〜22歳:£8.36(1,254円)
・23歳以上:£8.91(約1,337円)

アルバイトの業種と1ヶ月のお給料の目安

イギリスワーホリで1週間に40時間アルバイトをした場合の、1ヶ月のお給料の目安を業種ごとに解説します。(実際は収入から所得税が引かれます。)

● 日本食レストラン
時給目安:1000円
1ヶ月の収入目安:16万円

日系のレストランなら、英語に自信がない場合でも働きやすく、ワーホリの初めての仕事としておすすめです。

レストランでのアルバイトは、まかないや飲食代の割引が用意されていることもあり、食費をおさえられます。

● 旅行会社スタッフ
時給目安:1,100円
1ヶ月の収入目安:17万6,000円

旅行会社スタッフとして働くには、イギリスの文化や魅力、観光地についての知識が必要になります。

現地での案内を担う場合は、ある程度流暢な英会話力があると安心です。

● 事務
時給目安:1,300円
1ヶ月の収入目安:20万8,000円

通常の英会話力の他に、ビジネス英語などの知識が必要になります。電話対応などの仕事がある場合は、リスニング力が重要です。

イギリスのワーホリで必要になる費用

イギリスのワーホリでは、渡航前・渡航後でそれぞれ費用がかかります。イギリスで働く場合でも、出発前から3ヶ月分の生活費は用意しておくと安心です。

ワーホリ費用にはビザ代や渡航費、現地滞在費や生活費がかかり、語学学校に通うとなると更に費用がかさみます。

費用をおさえるためには、授業料・渡航費をおさえ、アルバイトをすることがポイントです。

イギリスでの最低時給は年齢によって異なり、また時給の目安は業種で幅があります。イギリスのワーホリを検討している方は、参考にしてください。

https://berkeleyhouse.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/kaplan-overlay.jpg
Page
top