2023/08/23

海外のおすすめ大学は?人気の国や各校の特徴、留学の種類なども解説

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この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

海外の大学への留学を考えているものの、留学先や大学を選ぶことに悩む人も多いのではないでしょうか。

この記事では、海外の大学へ留学したい人に向けて、おすすめの国や大学を紹介していきます。

留学方法の種類やメリット、滞在方法なども解説するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

海外大学への留学方法の種類

留学方法には様々な種類形態があります。

  • 交換留学(姉妹提携校やAFS提携校などの特定の定められた国や学校に留学すること)
  • 大学認定留学(大学生、大学院生として合格し、留学先大学の学生となること)
  • 語学留学(短期間のESLプログラムなどに参加すること)

交換留学は、比較的長期間、かつ殆ほとんどの場合無料で留学できるというメリットがあります。

デメリットは自分で行きたい国や大学を選べなかったりすることです。

また、アメリカやヨーロッパなどは倍率が高くなり、自分の希望する通りに留学できないこともあります。

大学認定留学は、いわゆる正規留学のことで、大学であれば4年間、大学院であれば2年間を目安に留学することになります。

メリットは、学位を取得できることです。

ハイレベルな授業を受けることができ、英語力だけではないスキルが身につくことなどです。

デメリットとして、近年の学費の高騰や、円安による為替損や物価上昇などが考えられます。

語学留学は、夏休みのサマープログラムやESLプログラムなどの、1週間〜数ヶ月の短い期間の留学を指します。

メリットは、海外大学での授業を体験できること、英語力が低くても受講できることです。

デメリットは、短期間で終わってしまうためスキルが身につきにくい、また1日あたりの費用で計算した場合は高額になってしまうことなどでしょう。

海外の大学で留学におすすめの国は?

次に、海外の大学でおすすめの留学先を解説していきます。

どの国もすごく魅力的ですが、特に人気の5つの国についてお伝えします!

【おすすめの国1】アメリカ

なんといっても留学先として不動の人気No.1は、やはりアメリカ合衆国です。

日本人にもっとも馴染みのある国というだけではなく、高い教育水準の大学や、メリットがたくさん存在します。

まずは「学校の選択肢が多い」ということです。

コミュニティカレッジ、4年制大学、リベラルアーツカレッジ、など幅広い学びの門戸が開かれています。

また、日本の大学には無い学部も多く存在します。

学部

  • たとえば、演劇、起業、マーケティング、ロボット工学、航空宇宙学など、特定の分野に特化した学部が存在します。

また、大学3年生から編入できる制度が充実しています。

コミカレで英語力を鍛えつつ良い成績を残し、超有名大学に3年生から編入するというコースも可能になるのがアメリカならではですね。

デメリットは、メディアで報道されているような治安の問題や、物価の上昇が考えられます。

治安の悪い地域には立ち入らないように、事前に調べておくことが重要です。

また、留学資金は余裕を持って留学に備えましょう。

奨学金や学費免除制度については大学に問い合わせるなど、しっかりと対策をすることでデメリットは回避できます。

【おすすめの国2】イギリス

伝統ある大学が多く存在するイギリスも、日本人には人気の留学先です。

オックスフォード大学やケンブリッジ大学などは、誰しもが聞いたことがあるでしょう。

イギリスの大学の多くは公立・国立大学です。

大学の特徴は、専門性が高く、実践的な学問の多いアメリカと比較すると理論的な講義が多いと言われています。

日本から正規留学する場合は、1年目にファンデーションコースを受講し、ネイティブレベルの英語力を身に着け、教養課程の科目を履修し、英語の基礎力やレポートの書き方を学びます。

その後、3年間の大学生活を送り、修了となります。

イギリスの大学の最大のメリットは、レベルの高い授業を受けることができることです。

また、広く門戸が開かれているアメリカの大学よりは入学審査が厳しいため、学業に真面目に取り組む学生が多いです。

デメリットは、アメリカと同様に物価が上昇してきているということです。

日本円で資金を準備する留学生にとっては、円安為替の影響が大きな不安材料になるかもしれません。

できるだけ、資金に余裕を持って留学しましょう。

【おすすめの国3】カナダ

「アメリカより日本人に馴染みやすい」と言われるのがカナダです。

大学の教育水準が高く安定していると言われています。

その理由はカナダもイギリスと同じく、そのほとんどが公立大学で、安定した運営資金があり、質の高い授業が提供されているからです。

ただし、州や大学で教育システムが異なります。

各大学のホームページをよくチェックし、情報を集めましょう。

その風土と安定感から、日本人に人気のため、日本人留学生が多いのも事実です。

日本人が少ない地域を希望する人にとっては、デメリットになり得るかもしれません。

【おすすめの国4】オーストラリア

オーストラリアも人気の留学先です。

日本から飛行機で7時間ほどと、他の国と比べるとやや近く、その温暖な気候から留学先としても常に上位に入ります。

大学はイギリス同様に3年制で、ほとんどが公立大学になります。

一般教養科目がなく、入学前にファンデーションコースを受けるのが一般的です。

留学生を守るための法律(ESOS)という、安定した教育環境を提供する取り決めがあり、留学生受け入れに力を入れているのがわかります。

また、大学によりますが、他国と比較して英語力がさほど高くなくても受け入れてもらいやすいようです。

デメリットは、アメリカ英語に慣れている日本人にとって、オーストラリアの英語は訛りがキツく、分かりにくいと言われています。

最初は戸惑うこともあるかもしれません。

ですが、実際に生活をするにつれて慣れていきます。

また、どのような英語の違いがあるのかを事前に知っておくことで短期間のうちに慣れていくでしょう。

【おすすめの国5】ドイツ

意外かもしれませんが、ドイツへ留学する日本人学生も多くいます。

その最大の理由は、学費が安い(公立の大学は無料)ことにあります。

留学生がもっとも心配するのが学費です。

その学費が無料で、しかも教育水準が高いため、留学先としても注目されています。

専攻によりますが、授業をすべて英語でおこなう大学も多く、ドイツ留学して英語を習得することが可能です。

ただし、イギリスなどと同様に大学は3年制が多く、またある程度のドイツ語習得が必要になる点も注意しましょう。

海外のおすすめ大学【アメリカ4選】

ここからは、国別におすすめ大学をチェックしていきましょう。

まずはアメリカの4つの大学をご紹介します。

ニューヨーク大学

その名前の通り、ニューヨークに位置する大学で、世界大学ランキング24位に入ります。

日本人にも人気で、留学生が多く在籍しています。

学生数はおよそ3万人で、そのロケーションから世界の最先端に触れることができ、またノーベル賞を受賞した有名な教授から指導を受けることもできます。

創立は1831年です。

出願の必要最低限のスコア指標はありませんが、多くの留学生がIELTSスコア7.5、TOEFL iBT100以上を取得しています。

英語力において競争力のある学生を優先していることがわかります。

コロンビア大学

ニューヨークにあるコロンビア大学は、世界大学ランキングでも11位にランキングする一流大学で、1754年創立のニューヨーク州で最古の大学でもあります。

アメリカの一流大学群(アイビーリーグ)の一角に数えられます。

ノーベル賞受賞者の輩出数が世界第5位で、その教育水準の高さがうかがえます。

合格率が約5%と、入学難易度も非常に高いです。

20以上の図書館が利用可能で、学業や研究に専念できる素晴らしい環境が整っています。

留学生が出願に必要なスコアはとても高く、TOEFL iBT105以上、IELTSスコア7.5以上が求められます。

南カリフォルニア大学

1880年創立のカリフォルニア州ロサンゼルスにある大規模私立大学です。

世界大学ランキング65位で、学生数は2万人ほどです。

そのロケーションから映画学科が有名で、留学生が多いのも特徴です。

スポーツも強豪校、オリンピック選手も多く輩出するなど、幅広い分野で学生も活躍しています。

南カリフォルニア大学に留学するには、IELTS (or IELTS Indicator) 7.0以上、TOEFL(TOEFL iBT)は全体100以上、各セクション20以上が最低でも必要です。

アリゾナ州立大学

創立年は1885年と比較的新しく、アリゾナ州のフェニックスに位置しています。

学生数は約7万人と多く、大規模な州立大学です。

世界大学ランキングでは132位に位置しています。

研究に特化している学部が多く、最も革新的な研究をしていると定評があります。

特に経営・ジャーナリズムなどが人気です。

また所在地ゆえに自然が豊富であること、州立大学なので学費が比較的抑えめであることから、留学生に人気の大学でもあります。

TOEFL iBTは最低79以上(個々のMy bestスコアも有効、登録から2年以内の日付であることが必要)、IELTSは総合スコアが最低7.0以上、どの科目も6.0以上である必要があります。

先述の有名私立大学よりは合格のハードルは低いと言えるでしょう。

海外のおすすめ大学【カナダ2選】

次に、カナダの大学について見ていきましょう。

ここでは、上位2校を紹介します。

トロント大学

1827年創立で、約7万人の学生が在籍しています。

世界大学ランキング18位と、カナダの大学でもっとも高く評価されている大学です。

専攻分野が幅広く、約700の学問分野が選択可能です。

文系・理系問わず評価が高く、ノーベル賞受賞者も多く輩出しています。

マギル大学

1821年創立の大学で、ケベック州モントリオールに位置します。

学生数はおよそ3万人で、世界大学ランキング46位に入ります。

日本での知名度はあまりありませんが、300以上の専攻分野があり、医学部が特に有名です。

地域はフランス語圏に入りますので、フランス語もある程度は必要になるかもしれません。

また、人気の医学部のレベルが高いため、入試難易度もかなり高めです。

海外のおすすめ大学【オーストラリア2選】

日本人に人気の留学先、オーストラリアの大学を見ていきましょう。

代表的なオーストラリアの2つの大学を紹介します。

シドニー大学

1850年に創立されたシドニー大学は、その名前の通りシドニーにあります。

学生数はおよそ6万人で、世界大学ランキング54位にランクインしています。

オーストラリア最古の大学として有名で、400以上の専攻コースがあります。

文学・アート系が高く評価されています。

オーストラリアの中でももっとも人気があり、入学難易度が高いと言えます。

マッコーリ大学

1964年創立の比較的新しいマッコーリ大学は、シドニー北部に位置しています。

学生数はおよそ5万人で、世界大学ランキング175位に入ります。

研究機関としての評価も高く、さまざまな施設や駅が備わっているので利便性が高いです。

学部によりますが、入試難易度はシドニー大学よりは低くなりますので、留学しやすい大学と言えるでしょう。

海外のおすすめ大学【ドイツ2選】

意外と人気の留学先、ドイツについて見ていきましょう。

人気の大学をご紹介します。

ミュンヘン工科大学

1868年に創立されたミュンヘン工科大学(TUM)は、ドイツのミュンヘンに位置する大学です。

学生数はおよそ5万人で、世界大学ランキング30位に位置します。

ドイツの大学らしく、科学技術に特化しており、ノーベル賞受賞者や有名な科学者を多く輩出しています。

留学生でも授業料は無料で、世界中から留学生が集まるため、入学難易度は極めて高いと言えるでしょう。

ハイデルベルク大学(ルプレヒト・カール大学ハイデルベルク)

1386年創立のドイツ最古の大学です。

フランクフルトからバスで1時間ほどの、ハイデルベルクに位置しています。

学生数は3万人ほどで、世界大学ランキング43位にランクインしています。

ドイツ最古の大学として安定した教育環境を提供してくれるため、留学生が多いという特徴があります。

160以上の専攻課程があり、学生の学問ニーズを満たしてくれます。

海外の大学に進学するメリットとは?

各国の代表的な大学をご紹介しました。

改めて、海外大学に進学するメリットをお伝えします!

  • 専門分野の最先端の知識、技術が学べる
  • 多様な価値観に触れられる
  • 人脈が広がる
  • 語学力がつく

海外の大学は、日本の大学よりも研究費用に恵まれており、実験許可の法整備が寛容であることが多く、最先端の技術を研究しやすくなっています。

また、多様な価値観を持つ学生同士が、自由な発想で学び、研究しているという特徴があります。

世界中から集まる学生と切磋琢磨したり、世界的レベルの教授陣から学べるというメリットはとても大きく、日本の大学ではなかなか体験できないものになるでしょう。

また、そういった環境のなかで培った人脈は、その後のキャリア形成にも大いに役立ちます。

近年では、日本企業が積極的に海外大学を卒業した日本人を採用したいと考えています。

海外大学在籍中から、地元企業や団体に参画する(インターンシップやボランティアなど)ことでさらに人脈を広げることができるでしょう。

そして間違いなく、専門分野の知識だけではなく、英語や第二言語も習得できることが留学の最大のメリットです。

海外大学進学中の滞在方法

海外大学に留学した場合、二つの滞在方法があります。

一つはホームステイです。

大学キャンパス近くにある一般家庭に、家族の一員として加わり、生活を共にします。

メリットは、現地で頼れる家族ができること、卒業後も交流を続けることができること、体調不良のときには保護者の代わりに対応してくれることです。

デメリットは、相性が合わないことが考えられます。

また、ホームステイも基本は有料ですので、生活コストと自分のライフスタイルを考えてから決めましょう。

もう一つの方法は、学生寮に住むことです。

多くの大学はキャンパス内に学生寮を保有し、管理・運営しています。

同世代の学生たちと共同生活をするので、良い刺激をもらえることは間違いないです。

メリットは大学内で生活が完結するので学習に専念できること、友人を作りやすいことなどが挙げられます。

デメリットは、ルームメイトとの相性が合わない、隣人トラブルなどです。

ホームステイか学生寮かは、メリットとデメリットを考慮した上で決めてください。

また、大学付近のアパートを借りることも可能です。

気の合うルームメイトを見つけて、アパートで共同生活をする学生もたくさんいます。

上手くできれば、大学寮やホームステイよりも生活コストを抑えることができるかもしれません。

まとめ

世界中の国々から、自分の留学先や、大学を選ぶのはとても楽しいです。

英語学習の息抜きに、行ってみたい大学のホームページや体験談などを覗いてみると、より英語学習へのモチベーションが高まります。

  • 「英語力が伸び悩んでいる」
  • 「どの国や大学を選んで良いかわからない」

上記のようなお悩みをお持ちの方は、留学カウンセリングへ相談することをおすすめします。

50年以上の歴史あるバークレーハウスの経験豊富なスタッフが英語、留学に関するご相談にお答えします。

バークレーハウスは、IELTS・TOEFLの試験対策レッスン、英会話(一般&ビジネス)レッスン、外国語(40言語対応)レッスン、留学支援、IELTS公式テストセンターの運営など、幅広くサポートしています。

どんなご相談でも結構ですので、まずはメールで相談からはじめてみてください。
留学実現へ、大きく一歩を踏み出しましょう!

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