2023/05/19

イギリス留学の大きな特徴とは?イギリス留学のメリットや、人気都市についても解説!

イギリス_留学_メリット

この記事を書いた人

イギリス/リーズ大学在籍
Yukina Yukina
ニューヨークに短期留学後、医療従事者として勤務。
専門学校卒業後、現在はイギリスのリーズ大学にて社会学を専攻。

みなさんこんにちは、リーズ大学へ留学中のYukinaです!

海外留学を検討する際、イギリスを留学先の候補として検討している方は多いのではないでしょうか。

今回は現役留学生の私が、留学先としてイギリスを選ぶメリット・デメリットについて説明していきます。

また、どんな人におすすめか、人気の都市も合わせてご紹介させていただきます!

留学先をご検討中の方や、イギリス留学に興味がある方の少しでもお役に立てたら嬉しいです。

目次

イギリス英語を学ぶ

イギリス留学の最大の魅力は、イギリス英語を学べることでしょう。

英語はイギリス発祥の言語です。

日本では映画やドラマ、音楽などのエンターテイメントを通してアメリカ英語に触れる機会が多いと思います。

また、戦後からアメリカ英語が教育現場で採用されました。

発音などはアメリカ英語に馴染みがある人のほうが圧倒的に多いと思います。

実際、私もそうでした。

しかし、世界規模で見たときにヨーロッパをはじめ、多くの国でイギリス英語が使われています。

ビジネスシーンなどを想定すると、イギリス英語を習得しておくと良いという方もいらっしゃいます。

イギリス留学のメリット

さっそくですが、イギリス留学のメリットからご紹介していきます。

本物のイギリス英語が学べる

前述した通り、英語はイギリス発祥の言語です。

つまり、由緒正しい正統英語とも言えるかもしれません。

こうして、英語と入力しているときに、いつも思うのが、”英”語と書くため、やはり「英国の言語」なんだなと思います。

英語圏で使われている英語は、イギリス英語が多いそうです。

オーストラリアやニュージーランドもそれぞれ特徴的なアクセントはありますが、ベースはイギリス英語となっています。

また、シンガポール、インド、マレーシアやタイなどのアジアの国々でもイギリス英語を使用しています。

上記をふまえると、イギリス英語を学ぶことはビジネス、または日常会話でもメリットがあります。

Point

  • イギリスに留学して感じたことは、BBCで使われているようなRPアクセント、日本語で言う標準を聞く機会はそこまで多くないです。

現地の人々の生きた英語はそれぞれの地域のアクセントなどにあり、非常に感情豊かだなと感じました。

教育水準の高い大学が多い

イギリスは高い教育水準を誇る、質の高い大学が多く存在します。

実際に、オックスフォード大学やケンブリッジ大学は世界大学ランキングで常に上位に位置している常連校です。

また、学位取得が可能な大学やカレッジがとても多くそのほとんどが国立です。

イギリスの国立大学は、教育水準が高く、クオリティが保証されています。

アメリカの私立大学と比較すると、学費は安い傾向があります。

国際的な評価が高い学校が大きく、イギリスでの学位の取得は大きなメリットになるとも言えるでしょう。

専門知識を学べる

イギリスは大学の他にも専門学校が多く、下記のような専門知識などを学ぶことができます。

ビジネススクール
ファッション
アート
音楽
バレエ
演劇
美容

多種多様な専門学校がたくさんあり、より専門的な知識を伸ばしたいという方におすすめです。

また、英語習得クラスが併設されているところもあるため、英語と専門知識を一緒に学ぶことが可能です。

一石二鳥で学べるのは、留学生にとっては魅力的だと思います。

世界中の学生と交流ができる

イギリスには世界各国から留学生が集まります。

ヨーロッパ、アジア、南米、アフリカ、中東など、本当にたくさんの国から留学生としてきています。

実際に、フラットメイトにはタイやロシアから来ている子もいます。

また、イギリス国内の学生も様々なバックグラウンドを持っている生徒が多くいますので、異文化交流を楽しむことが可能です。

私は、友人の住むフラットのキッチンで手巻き寿司パーティーをして、日本の文化に触れてもらいました。

みんな美味しいと言いながら、とても楽しんでくれました。

他にも、インドからの留学生と話した時には、私が社会学専攻ということもあり、ヒンドゥー教について詳しく教えてもらったりしました。

これらの経験は自分の価値観や視野を広げる絶好のチャンスです。

日本人留学生が少ない

これは学校ごとに違いがあるかもしれませんが、アメリカやオーストラリアに比べて、日本人留学生が少ないと言われています。

実際に、私の留学経験がある日本の友人はアメリカに行ったと言う人が圧倒的に多かったです。

次点で、オーストラリアが多いように感じます。

ロンドンや、日本の大学と提携している大学では交換留学生の日本人が多いのも事実ですが。

しかし、私が日本で通っていた外国語専門学校では、卒業後の留学先としてアメリカの大学が圧倒的に多かったです。

日本人が少ない方が英語を学ぶ上では絶対に有利ですので、その点から考えても留学先にイギリスを選ぶのはいい選択なのではないかと思います。

留学生のアルバイトが認められている

留学時にどうしても避けては通れない経済的な不安。

ですが、イギリスでは留学生がアルバイトとして働くことが認められています。

学生ビザを取得すれば、週20時間のバイトができます。

さらに、休暇中はフルタイムで働けます。

一方、アメリカでは学生ビザではバイトができません。

キャンパス内でのバイトやインターンシップは可能みたいですが、イギリスと比較するとその差は歴然としています。

また、イギリスではワーキングホリデーも可能です。

これは” Youth Mobility Scheme “と呼ばれています。

ですので、イギリス留学では、学校以外でも働きながら英語を学べちゃうわけです。

私自身は、英語力は触れ合った時間に比例すると考えているので、バイトができるのは英語学習の面から見てもメリットになると思います。

大学の在籍期間が短い

イギリスの大学はコースにもよりますが、基本的には3年で卒業です。

修士課程は1年です。

期間が短いとその分、学費も安く済みますし、滞在費や生活費も抑えることができます。

また、キャリアアップなどを考えている社会人留学希望の方にとって、一年間も早く卒業できるのはとても魅力的なのではないでしょうか?

しかし、残念ながら、日本の高校卒業生は一年間の大学準備コース(ファウンデーションコース)に通う必要があります。

これは、日本とイギリスでは教育形態が異なるためです。

また、英語力が不足している方は語学学校などで英語力を身につける必要があります。

たとえば、大学への入学ですと、IELTSでのスコアで基準を満たしている必要があります。

イギリスの伝統・歴史・文化が楽しめる

イギリスは古くからの歴史があり、長く存在している国です。

ですので、街の至る所に古くからある素敵な建物があります。

古城や教会など中世からの建物が多く残っていて、どの街にもあります。

散歩がてら、街を歩いているだけで楽しいです。

煉瓦造りの古い建物を見ると、イギリスに居るんだなと、ついウキウキした気分になります。

また、イギリスは古くからの伝統を重んじる国でもあります。

キルトを着て、バグパイプを演奏している人を見かけることもあります。

アフタヌーンティーで有名なカフェも多くあります。

週末は昼からパブが賑わっていることもしばしば。

サッカーやラグビーの観戦も楽しめますし、美術館も多くあるのでアートに触れるなど、イギリス文化を楽しめること間違いなしです。

ヨーロッパ各国を気軽に旅できる

イギリスは島国のため、ヨーロッパ諸国と隣接こそしていませんが、1〜2時間ほどでさまざまな国に遊びに行けます。

私も先日、オランダに住む友達に会いに行ってきました。

マンチェスター空港からたったの1時間半で着きました。

東京から北海道に行く感覚に似ていて、気軽に行ける距離なのです。

中には、旅先で仲良くなった友達同士で旅行に行く人もいます。

留学先で出会った仲間と海外旅行なんて、とても素敵ですよね。

ヨーロッパ諸国に近いイギリスだからこそできる体験でしょう。

ケンブリッジ英検を取得できる

ケンブリッジ英検とは、世界130ヶ国以上で年間250万人以上もの人が受験している世界的に有名な英語検定試験です。

CEFRという言語能力を評価する国際指標があるのですが、これはケンブリッジ大学が開発に携わっています。

ケンブリッジ英検はその名の通り、ケンブリッジ大学が運営しているため、CEFRとの整合性が非常に高く、世界中の大学や企業、政府、省庁などの機関で活用されているグローバルスタンダードな検定です。

ケンブリッジ英検の取得は明確な目標設定になるので英語学習のモチベーションにつながりますし、何より、本国であるイギリスで学べるのは利点ではないでしょうか?

また、取得できればイギリス留学の成果にもなりますのでおすすめです。

イギリス留学のデメリット

残念ながら、イギリス留学はメリットだけではありません。

次に、デメリットについて説明していきます。

留学のためのビザの取得が難しい

イギリス留学でのビザ

  • 観光ビザ
  • 6ヶ月以下の語学留学
  • 短期学生ビザ
  • 6ヶ月以上11ヶ月未満の語学留学
  • 学生ビザ
  • 11ヶ月を超える語学、大学、大学院、専門学校への留学

上記の3種類があります。

ビザの申請はとてもわかりにくいと言われていて、書類などに些細な間違いがあっただけで承認されないことがあります。

注意点

  • かならず最新の情報をチェック
  • 学校は英国国境国認定校を選択
  • 提出書類などに不備がないように注意

ご自身での申請が心配な方は、代行サービスなどをご利用するのがいいと思います。

イギリス英語に慣れるまでに時間がかかる

日本の学校教育ではアメリカ英語が使われるため、イギリス英語になじむまでには少し時間がかかります。私もそうでした。

留学して9ヶ月が経ちますが、アクセントが強い人は何を言っているのかわからないなんてこともいまだにあります。

喋る速度が早い人も本当に多く、リスニングには日々苦戦しています。

ですが、これは時間が経てば徐々に慣れてきますし、ネイティブ同士でも、アクセントが違うと何を言っているのかわからないこともあるそうなので、そこまで心配しなくてもいいのかなと思っています。

英語は慣れることが一番大切なので、現地で実際に本場の英語と触れ合っていれば、時間が解決してくれるでしょう。

生活費が高い

イギリスではここ最近、生活費の高騰が問題になっています。

特に光熱費。冬は寒いのでヒーターなどを利用しますが、これがまた高いそうです。

私は寮で生活しているので、家賃にすべて含まれているため、あまり実感がありません。

ですので、留学の際は寮に滞在することを強くおすすめします。

一人暮らしをする際は、光熱費やインターネット料金などが家賃に含まれているところを選びましょう。

また、食費に関しても値段が上がってきています。

外食なんかした日には、この質でこの値段?なんてこともありました。

当たり前ですが、基本的に自炊をするのが節約には最適です。

自炊をすれば食費はかなり抑えられますよ。

私のフラットメイトは、ほぼ全員自炊しています。

自炊に自信がない方は、少しお値段は上がりますが、食事付きの寮を選ぶといいでしょう。

また、ロンドンなどの大都市は物価が高いと言われているので、それ以外の地域にするのも良いです。

イギリス留学をおすすめしたい人

イギリス留学はどんな人におすすめできるかご紹介していきます。

私、個人の考えとしては住めば都、習うより慣れろの精神で生活していますので、合う合わないなどはあまり感じませんでした。
ですが、人によってここは妥協できないこだわりがあるかもしれません。

その際には、本記事がお役に立てれば幸いです。

クイーンズイングリッシュを学びたい人

クイーンズイングリッシュとは” Received Pronunciation ”つまり、容認された発音、日本語でいう標準語みたいなものです。

BBCニュースなどニュース番組で聞くイギリス英語は、PRに当たります。

歴史的な背景から、上流階級の人特有の発音とも言われていますね。

英語発祥の国イギリスの標準語であるRPを学ぶことは、正しい英語を学ぶと言っても過言ではないでしょう。

イギリス英語のアクセントを学びたいなら、イギリスを選ぶといいでしょう。

しかし、語学学校にはイギリス出身ではない教師もいるのでご注意ください。

また、大学でも他国からきている講師陣がたくさんいます。

ですが、RPだけではなくさまざまな英語アクセントを聞くことはリスニング力強化にも繋がります。

ヨーロッパで英語を学びたい人

ヨーロッパは歴史が長く、異国情緒に溢れた国がたくさんあります。

ですので、ヨーロッパで英語を学びたい方は多いと思います。

しかし、実際、ヨーロッパで英語を公用語としている国はさほど多くないのも事実。

ですので、ヨーロッパで英語を学ぶならイギリスが断然お勧めです。休日にはヨーロッパ各国への旅行も簡単にできますよ。

英語以外の分野も学習したい人

専門分野の学校が豊富に存在するイギリス。

英語と一緒に専門分野を学びたい、そんな方にはイギリスがおすすめです。

  • 芸術
  • 音楽
  • ファッション
  • スポーツ
  • 美容

上記を見ると、イギリスで学べる分野は幅広いです。

また、イギリスの大学には一般教養の授業がなく、入学とともに専攻科目の授業がスタートします。

専門分野だけに集中したいと言う方はイギリスを選ぶべきでしょう。

イギリス留学におすすめの人気都市5選

続いて、イギリス留学におすすめの人気都市をご紹介します。

ロンドン

まずは、やはりロンドンです。

ロンドンはグローバル都市ですので、各国から観光客や留学生が訪れます。

人種の多様さはニューヨーク以上だと言う人もいます。

美味しい日本食屋さんもあり日本人の医師も多くいます。

なにかあったときでも、安心して生活ができる街です。

また、バッキンガム宮殿やビッグ・ベンなどのザ・イギリスといった風景を楽しむことができるはずです。

世界中から人が集まるロンドンはやはり魅力的な街でしょう。

オックスフォード

次に紹介したいのが、世界屈指の名門校オックスフォード大学があるオックスフォード。

オックスフォード大学への入学は、容易なことではありません。

しかし、オックスフォードに行けば、未来のエリートたちと同じ環境で学ぶことができます。

さらに地方都市であるため、静かな環境で勉強ができます。

歴史ある街でイギリスの歴史や文化を学ぶこともできます。

また、街自体が小さいため移動も楽です。

ちなみに、ロンドンと比べると物価が安いです。

ブライトン

ロンドンから電車で1時間ほどの場所にあるブライトン。

海辺に面したリゾートで人気の街です。

治安が良く、学生都市として知られています。

学生都市であるがゆえ、色んな国から留学生が訪れます。

そのため、学生に寛容でLGBTQ+のパレード「Brighton Pride 」が開催されていることもあり、差別が少ないとも言われています。

ボーンマス

ボーンマスは、イギリス南部の海岸沿いに面したリゾート地で、ビーチは10kmもあるそうです。

世界各国から多種多様な海洋生物が集まる「ボーンマス海洋大水族館」などがあります。

生活費はロンドンと比較すると2〜3割安いと言われているのでお財布に優しいですね。

イギリス国内でも寒暖差がさほどなく、降水量も他の地域に比べると低いです。

ボーンマスは日本人留学生が少なく、英語の習得に集中できる環境です。

エディンバラ

スコットランド南部に位置するエディンバラは歴史ある美しい街並みが特徴です。

数多くの伝統料理があるスコットランドは食事が美味しいと言われています。

食事は生活する上でとても重要なので、これは明確なメリットです。

また、日本人留学生もそこまで多くなく、英語を学ぶ環境として優れているでしょう。

さらに、街自体が小さく、街の端から端まで約1時間で行けます。

世界大学ランキングで上位に入っている名門校エディンバラ大学もあります。

ケンブリッジ

オックスフォード大学と同じく超名門校ケンブリッジ大学があるケンブリッジ。

ケンブリッジは学生都市で、治安も良く、街中の小売店や飲食店では学割を利用できるお店がたくさんあり、留学生も対象なので学生にとって住みやすい街です。

ロンドンから1時間ほどの距離にあるので、週末にはロンドンへ遊びに行けます。

まとめ

イギリス留学では、本場の英語を学ぶことができ、さまざまな国々から集まった留学生と知り合えたり、ヨーロッパ旅行を楽しむことができます。

また、教育水準が高く、世界的に見ても大学への評価が高いと言われています。

英語以外にも専門分野を学ぶことができ、まさに留学にはふさわしい国だと思います。

留学準備や行くべき国がわからないときには、プロに相談するのが一番です。

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