2023/01/16

留学生がイギリスにいると聞かれる質問4選!日本が恋しくなる瞬間は?

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この記事を書いた人

Y.D
学習院大学文学部卒業
吉田 大輝 Yoshida Daiki
大学卒業後、バークレーハウスでスクールカウンセラーとして勤務。
IELTS対策を中心に、各種試験対策に励む生徒たちをサポートする中で渡英を決意。現在はイギリスのリーズ大学大学院にて翻訳コース、異文化コミュニケーションを専攻。

皆さん、こんにちは。

2021年9月から2022年8月までイギリスのリーズ大学院留学をし、卒業後現地就職をした、吉田大輝です。

今回は、私がイギリス大学院留学をしていたときのことや、現地で働き始めてからよく聞かれる質問について、4つ回答します。

おそらく、皆さんが一度は思う基本的な質問について、インタビュー形式で答えてみました。

これから留学を予定している方は、ぜひ参考にしてみてください!

目次

なぜイギリスに留学したのか?

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私がイギリスに留学を決めた大きな理由は以下の2つです。

  • 大学院を1年間で修了できること
  • 卒業後2年間の就業ビザが発行されること

大学院を1年間で修了できること

アメリカやオーストラリアなど多くの英語圏の国では、大学院の修了に2年間を要します。

一方、イギリスの場合は、その半分の期間で修士号を取得できます。

そのため、イギリスでの留学生活はかなり忙しくなります。

しかし、ほかの国と比較すると、生活費が半分の期間で済むため、効率よく海外大学の学位を得られます。

卒業後2年間の就業ビザが発行されること

イギリスには大学卒業後、就業が2年間可能になる “ Graduate VISA ” というビザがあります。

Graduate VISAを得るには、以下の条件が必要です。

Graduate VISAの条件

  • 現在、イギリスにいる
  • 現在のビザステータスが学生ビザ
  • 学生ビザでイギリスの学士号、修士号、またはその他の資格のあるコースを最低期間学んでいる
  • コースを正式に修了していること

出典:https://www.london-ryugaku.com/graduatevisa/

私は日本で留学を計画していた段階から、大学卒業後も現地に残り、イギリス企業に就職したいと考えていました。

2021年7月より導入されたGraduate VISAは、現地の大学を修了した留学生が引き続きイギリスに滞在し、2年間自由に働くことを実現しました。

このビザが導入される以前は、イギリスで就業するにはスポンサーを見つけなくてはならないという制限がありました。

しかし、本ビザではそのような規則は設けられておりません。

卒業後も現地に残り働くことができるという点から、私は留学先をイギリスにしました。

留学して英語力は伸びた?

次によく聞かれる質問として、イギリス留学前と留学後で英語力がどこまで伸びたのかについてです。

実際、どれくらい英語力が伸びたのかは数値化できないため、あくまでも私の主観になりますが、英語力はかなり伸びたのではないかと思います。

とくに私が一番成長を感じた点は、スピーキングです。

留学中はもちろん、日常生活のなかで必ず英語を話さなければなりません。

そのような英語を話さざるを得ない環境に自分の身を置くことによって、英会話が楽しくなっていきました。

また、留学前と比較すると、知識としてのボキャブラリーも増えたと感じます。

大学での授業や友達との会話中、先生や友人が自分の知らない英単語を使ったら、その場でその単語の意味を聞くようにしていました。

すると彼らは、英語でその言葉や表現の意味を説明してくれます。

英語で英単語を理解していくうちに、ボキャブラリーが増えていき、覚えていくスピードも速くなりました。

わからない言葉や表現があった際は、恥ずかしがらずに意味を聞くようにしましょう!

普段の生活スタイルはどんな感じ?

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イギリス生活と聞くと、「かっこいい」「華やか」というイメージをもつかもしれませんが、実際はそんなことありません。

基本的な生活スタイルは日本にいた頃と変わらず、週5日は仕事で、土日は家で休むか友達に会う生活です。

そのため、日本の一般的な社会人とほとんど違いはないように思います。

大きな違いが生まれるとしたら、ホリデー(長期休暇)の過ごし方でしょうか。

イギリスでは社員が長期有休を取得し、2週間ほどスペインやポルトガルなどの暖かい国に、バカンスする方が多いです。

また、休日の過ごし方という点では、日本のほうが充実していたようにも感じます。

イギリス国内は娯楽が少なく、あまり友達と遊ぶ場所がありません。

カラオケボックスはリーズにもありますが、料金がかなり高く、日本の歌は登録されていません。

イギリスにもディズニーランドのようなテーマパークはありますが、冬季期間中は閉園されています。

そのため、土日に友人と会えたとしても、行く場所が毎回同じような場所(カフェやレストラン、パブ)になってしまうことが多いです。

日本が恋しいと思う瞬間はいつ?

日本が恋しいと思う瞬間は、やはり日本食が食べたいと思うときです。

イギリスにも多種多様なレストランは存在し、イタリア、中華、インド、ギリシャなど、幅広いジャンルの料理を楽しめます。

その国からやってきた移民が実際にレストランを経営していることも多く、質の高い料理を楽しむことができます。

もちろん日本食レストランも数多くあり、寿司やカツカレー、ラーメンなども注文できます。

味はまぁまぁですが、西洋風にカテゴライズされた日本食が多いです。

しかし、イギリスで外食にかかる費用はかなり高いのです。

日本で生活していたときと比べ、外食する機会は圧倒的に減りました。

とくに物価上昇がひどい現在は、日本食レストラン(WAGAMAMA や WASAB)などのチェーン店でカツカレーを1人前注文すると、12£(日本円で約2,000円)くらいします。

日本にいたときは気軽に食べることができたラーメンも、イギリスでは高級品に感じられるくらい高価なため、必然的に外食の回数は減りました。

そのため、食事について考えると、どうしても日本が恋しくなります。

文化の違いを楽しもう

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今回は、私がイギリスに在住してよく聞かれる質問とその回答を紹介しました。

イギリス生活におけるネガティブな部分も一部紹介しましたが、私はリーズでの生活をとても楽しんでいます。

また、日本とイギリス、それぞれに長所と短所があるため、その違いを楽しもうとする姿勢が海外で生活するうえで大切になってきます。

留学や海外に行く予定の方にとって、すこしでも参考になれば嬉しいです。

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