2022/02/24

半年のイギリス留学にかかる費用は?3ヵ月や一年留学した場合の費用と比較!

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

イギリスはヨーロッパで唯一の英語圏であり、イギリス英語はアメリカ英語と比べて発音が美しいことで知られています。

イギリスに語学留学をしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

イギリスへ語学留学に行くなら、気になるのは留学費用ですよね。

そこで今回は、半年のイギリス留学にかかる費用を3ヶ月または1年留学した場合の費用と比較しながら解説します。

あわせて語学留学によってどのくらい英語が上達するのか、期間別にその目安を紹介しています。イギリス留学を考えている方は、読んでみてください。

目次

半年のイギリス語学留学でかかる費用の相場

予算

半年のイギリス語学留学ではどのくらい費用がかかるのか、相場を解説します。

項目費用
学費15万円
滞在費50万円
生活費35万円
海外留学保険8万円
航空券代15万円
ビザ代2万円
費用合計125万円
※2021年12月時点

半年のイギリス語学留学の費用内訳

半年のイギリス語学留学の費用について、内訳や詳細を解説します。

学費

学費は語学学校の設備や教育の質、立地などで変動します。都心に近いほど学費は高くなり、地方へ行くと学費は安くなる傾向があります。

また、履修する授業数によっても学費は大きく変わります。

滞在費

一般的な滞在方法は、フラットシェア、学生寮、ホームステイの3つです。学生寮やホームステイなら食事がついてくる場合もあるので、食費を節約できます。

生活費

生活費には食費や光熱費、交通費、通信費が含まれます。

イギリスでの1ヶ月の食費目安は5万円、半年なら30万円ほどです。光熱費は1ヶ月に1万円、半年で6万円ほどかかります。

交通費はライフスタイルによっても大きく変わり、移動が多い場合には金額が増えます。通信費は1ヶ月に3,000円、半年で2万円ほどです。

海外留学保険

イギリスでは日本の医療保険が使えないため、医療費は全額自己負担となります。

医療費は日本より高いので、病院にかかった場合は治療代が予想外に高額となる場合もあります。

そのためイギリス留学時は海外留学保険に加入しておくと、怪我や病気、思わぬトラブルに備えられて安心です。

航空券代

イギリスへの航空券代はシーズンによって変動します。

一般的に航空券が安いのは、年末年始を除いた冬季のオフシーズンです。反対に航空券が高いのは夏季で、イギリスのオンシーズンとなるため観光客が増えます。

ビザ代

6ヶ月以内の語学留学であれば、観光ビザ(Standard Visitor Visa)での就学が可能です。観光ビザでは、最長で6ヶ月間語学学校に通えます。

ただしビザの延長はできないため、6ヶ月以上滞在する場合には短期学生ビザ(Short-term Study Visa)が必要です。
短期学生ビザなら6ヶ月以上11ヶ月以内の期間、イギリスで就学できます。このビザは事前の申請が必要で、費用は約3万円です(2021年12月現在)。

半年のイギリス留学で伸びる英語力の目安

stretch_english

半年のイギリス留学によって、どのくらい英語力が伸びるのか、その目安を解説します。

英語初心者の場合

対象:英語力がほぼゼロ、もしくはTOEIC300〜400点

このような段階で語学留学しても、留学初期は慣れない土地で会話もほとんど成り立たないでしょう。

英語初心者は、英語の土台を作るための座学が必要です。基礎の文法であったり、日常会話レベルの単語の習得が必要不可欠です。

語学留学中は授業と並行して、自分でも文法や単語を勉強しましょう。

学んだ知識を先生や他の生徒にすぐに実践できることが、留学の強みです。

そうすることで半年のイギリス留学後には、英語での日常会話が少しずつ聞き取れ、質問に対してもゆっくり返答できる状態になります。

中級者レベルの場合

対象:TOEIC600点ほどの場合

TOEIC600点というと、TOEICの日本平均スコアである約530点を超えています(2021年10月現在)。

文法などの英語の基礎はできており、語彙力もある程度ついている状態です。

半年の語学留学に行けば、日常生活での英会話が上達し、困ることが少なくなります。

スピーキングとリスニング力が大きく向上するので、TOEICスコアも100〜200点アップも目指せます。

努力や学習時間によっては、TOEICのスコアを800点代まで伸ばすこともできるでしょう。

他の留学期間の費用相場と英語力の伸び

イギリスに3ヶ月・1年留学した場合の費用相場と、上述した中級者レベルの人の英語力の伸びの目安をそれぞれ解説します。

3ヶ月留学した場合

・費用相場

項目費用
学費8万円
滞在費25万円
生活費20万円
海外留学保険5万円
航空券代15万円
ビザ代2万円
費用合計75万円
※2021年12月時点

3ヶ月の留学では、留学費用に占める航空券代やビザ代の割合が高くなるため、留学費用は半年留学の場合と比べて割高になります。

・中級者レベルの人の英語力の伸び
3ヶ月といっても、「日本人とは一緒に行動しない」など24時間英語を話せる環境を作ってしっかりと勉強をすれば、TOEICスコアの大幅なアップも目指せます。

留学後には、50〜100点ほどTOEICスコアを伸ばすことも期待できるでしょう。

1年留学した場合

・費用相場

項目費用
学費120〜300万円
居住費85〜180万円
生活費50〜100万円
海外留学保険20〜25万円
健康保険付加料(IHS)11〜13万円
航空券代10〜25万円
ビザ代5〜10万円
費用合計331〜700万円
※2024年3月時点

滞在期間が長いため、留学でかかる滞在費や生活費の合計金額も上がり、留学費用の負担が大きくなります。

また、イギリスに1年間滞在する場合は、ビザ申請時にイギリスの保険制度である健康保険付加料(IHS)の支払いを求められます。

・中級者レベルの人の英語力の伸び
1年のイギリス留学では、日常会話において聞き取りで困ることが減り、ある程度思ったことを流暢に表現できるようになります。ネイティブのフランクな会話の聞き取りや、ある程度学術的な事柄についても話せるようになります。

1年間の留学中に英語学習を頑張れば、TOEICやTOEFL、IELTSスコアも900点以上のスコアを取ることも可能でしょう。

まとめ

半年のイギリス留学では、1年の留学と比べて費用が安く済み、3ヶ月の留学と比べて英語力の向上が期待できます。

目標とする英語力や予算に合わせて、留学期間を決めてみましょう。

この記事がイギリスへ語学留学を検討している方の、参考になると幸いです。

https://berkeleyhouse.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/kaplan-overlay.jpg
Page
top