2021/08/05

【社会人必見!】イギリスの大学院にオンラインで留学できる?特徴や費用を紹介

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

留学したいと考えても、なかなか海外には行きづらいですよね。

そんな悩みを解決できる画期的な留学方法があります。

今回は、国内でも可能な方法として、イギリスの大学院へのオンライン留学についてご紹介します。通学制との共通点や違いについてご説明します。

目次

イギリスのオンライン大学院ってどんな感じ?

このような厳しい経済状況のなかで、今や国内の大学のオンライン授業はさほど珍しいものでなくなりました。

しかし、オンライン留学というと、馴染みのない方もいるのではないでしょうか。

海外の大学や大学院では、国外からオンラインで授業を受けることのできるプログラムを用意しているところも数多くあります。

そのなかでも、イギリスのオンライン大学院についてご説明します。

特徴

イギリスは、世界のなかでも、オンライン教育に力を入れている国です。

世界で初めて公式に通信教育を採用したのは、ロンドン大学だと言われています。

1858年にロンドン大学インターナショナル・プログラムの提供が始まりました。

当時は、郵便を利用した講座がおこなわれていました。

元南アフリカ共和国大統領のネルソン・マンデラ氏は、ロベン島の刑務所に収監されていた間、このロンドン大学の通信教育を利用し、大学教育を受けていました。

このような歴史のあるイギリスの通信教育。

現在でも、イギリスはオンライン教育の体制が充実しています。

オンライン留学の1日のスケジュールとしては、社会人の場合、平日なら仕事を終えた後、帰宅後2、3時間ほど授業を受けるようなイメージになります。

そして、休日にまとまった勉強時間を確保し、学習や修士論文を進めていきます。

費用相場

イギリスのオンライン大学院の費用についてご説明します。

大学にもよりますが、通学でもオンラインでも、授業料はあまり変わらないものと考えてよさそうです。

履修するコースにもよりますが、2年間の学費は約260万円~540万円となります。

一般的に、イギリスの教育機関の学費は、イギリス国籍の有無で違いがあり、留学生の学費は高くなることが多いです。

それは、オンライン留学でも変わりません。

そのほか、入学審査料や教科書代などがかかる場合があります。

オンライン大学院留学の特徴

オンライン大学院留学は、従来の通学制と比較し、どのように違うのかご説明します。

特徴1. スケジュールが柔軟

オンライン大学院なら、キャンパスに通う必要がありません。

パソコンさえあれば、家にいながら一歩も移動することなく、授業を受けることができます。

また、授業にリアルタイムで参加する必要がないため、オンライン大学院なら、自分にあったペースで学習を進めることができます。

遅刻することもありません。

これは、とくに多忙な社会人にとっては大きなメリットです。

なお、時間が合う場合は、授業にリアルタイムで参加し、同じく授業を受けている学生とディスカッションができる場合もあります。

特徴2. 仕事と両立できる

これも、社会人の方にとっては嬉しいポイントです。

一般的に、フルタイムで仕事をしながら大学院に通うのは、たとえ国内であってもあまり現実的ではありません。

しかし、オンライン大学院なら仕事との両立が可能なのです。

1日の就業を終え帰宅してから、自宅で授業を受けることができるため、仕事をしながら大学院に通うことができます。

これは夜勤がある方や、毎日働く時間が変動する方でも同じです。

どんな勤務形態でも、無理なく自分に合ったスケジュールで授業を受けることができるのです。

特徴3. 留学費用がおさえられる

一般的に留学というと、渡航費や海外保険費用、ビザやパスポート申請費、現地生活費と、学費以外にも費用の負担が大きくなるものです。

オンライン大学院なら、学費以外の費用負担が、大幅におさえられます。

たとえば、渡航費がおおよそ20万円、海外保険費用が20万円、ビザやパスポートの申請費が合わせて7万円、現地生活費が2年で500万円とすると、2年間の現地大学院留学で、学費以外に約547万円もかかることになります。

これが、オンライン大学院留学なら、すべて必要なくなるわけです。

同じ博士号をとるにあたってこれほど費用に差が出ると、オンライン留学のコストパフォーマンスの良さがよくわかります。

【イギリスの大学院】オンラインと通学制で変わらない点

オンラインであっても、通学制と変わらない点もあります。

以下では、イギリスの大学院へオンラインで進学しても、通学制と変わらない点を解説します。

出願要件

まず、出願要件で、英語が母国語ではない方は、英語力を証明する資格やスコアを提出する必要があります。

これは、オンラインであっても、大学院で希望するコースの授業を受ける際は、英語力が求められるからです。

英語力を証明する試験には、IELTSやTOEFLが世界的によく知られていて、海外の多くの学校で出願要件の英語試験として承認されています。

学位取得

オンライン大学院留学によって得られる学位は、多くの場合通学制で得られるものと変わりがありません。

授業の質についても、オンラインと通学制では違いがない場合が多いです。

前述したとおり、イギリスは通信教育に歴史があり、オンライン授業に力を入れている大学が数多くあります。

ただし、気をつけなければならないのが、非認定の教育機関によるオンラインコースです。

学位を授与する権利を持っていないにもかかわらず、不正に大学等の教育機関のふりをし、偽の学位を授与する、ディプロマ・ミルと呼ばれるような機関もあるため、注意が必要です。

学生同士の交流

通学制との共通点として、オンラインでも同じく友人作りをすることができます。

一見、対面と違い、オンラインではコミュニケーションがとりづらそうな印象があります。

しかし、オンラインでも学生同士で交流することは可能です。

リアルタイムで参加できる場合は、授業前後に会話やチャットをすることができますし、そうでなくても、SNS等で繋がることが可能です。

そして、授業は英語でおこなわれるため、オンラインであっても通学制と同じく、英語力を向上させることができます。

イギリスのオンライン大学院は多忙な社会人におすすめ!

イギリスのオンライン大学院は、誰にとってもメリットがありますが、そのなかでもとくにおすすめなのが多忙な社会人の方です。

学生なら、交換留学制度を利用したり、休学したりと、海外留学をするハードルは比較的低いです。

一方、社会人となると、そうそう休職をするわけにもいかない場合が多いかと思います。

また、時間にも融通がききにくいですよね。そんな方にとってオンライン大学院は、柔軟なスケジュールで、仕事を辞めずに学位の取得ができるためおすすめです。

また、同じくオンライン大学院の授業を受けているクラスメイトにも、社会人の方は多いので、話が合う友人と巡り会うチャンスともいえます。

まとめ

本記事ではイギリス大学院へのオンライン留学についてご紹介しました。

現在、オンライン留学はますます注目を集めています。

そして、イギリスは世界の中でも通信教育に力を入れている国です。

オンライン大学院留学は、柔軟なスケジュールで仕事をしながら、そのうえ留学費用をおさえて学習することができます。

また、通学制と変わらず、質の高い授業を受け、世界中の学生と交流し、英語力を伸ばすことができます。

このような特徴から、イギリスのオンライン大学院は、忙しい社会人の方にとくにおすすめです。

メリットの多いイギリス大学院のオンライン留学。

オンラインでイギリスの大学院に通いたいと考えている方は、参考にしてください。

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