2024/11/13

【はじめてのイギリス留学】現地生活で困らない!絶対知っておきたい注意点20選

イギリス 留学 注意点

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

「現地の生活に馴染めるかな?」
「イギリスの治安ってどうなの?どんなことに注意すべき」
「ホストファミリーと良い関係が築けるか心配…」

はじめてのイギリス留学で、上記のような悩みや不安を抱えている方はいませんか?
 
現地の生活で困らないようにするためにも、これらの悩みや不安を解消してから留学することをおすすめします。
 
この記事では、イギリスに留学に出発する前に知っておくべき注意点20個について詳しく解説します。

読み終わる頃には、イギリス留学がより具体的にイメージできるようになるとともに、出発前に準備すべきことや心構えなどがわかるようになるでしょう。

イギリス留学を控えている方は必読です!

目次

イギリス留学について

イギリス留学には、下記のようにさまざまな魅力があります。

イギリス留学は、本物のイギリス英語を学び、教育水準の高い大学で専門知識を深める絶好の機会です。

多様な国からの学生と交流でき、日本人留学生が比較的少ない環境で学べます。

また、留学生のアルバイトも認められており、大学の在籍期間も短めです。

さらに、イギリスの伝統や文化に触れながら、ヨーロッパ各国への旅行も気軽に楽しめ、ケンブリッジ英検の取得も可能です。

それぞれの魅力についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

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次にイギリス留学の注意すべきことについて、下記の2つの点から解説します。

  • 小学校、中学校、高校
  • 大学、大学院

これを読めば、日本とイギリスで教育制度が大きく異なることがわかるでしょう。

小学校・中学校・高校

イギリスの学校は「公立校」がメインですが、保護者がイギリスで納税していない限り、その子どもはイギリスの公立中学・高校に通学できないことになっているため注意が必要です。

つまり、日本の中高生がイギリスに長期で正規留学をする場合、私立学校に留学することになります。

中学生・高校生それぞれのイギリス正規留学の種類は、下記の表を参考にしてください。

留学者留学先の教育機関
中学生【短期留学の場合】
サマースクール(ボーディングスクールが夏休みに開催)
【長期留学の場合】
ボーディングスクール(全寮制の私立校)
高校生公立高校
私立のボーディングスクール

また、公立高校に留学したい場合には下記の2つの条件を満たす必要があるので注意しましょう。

  • 日本の高校1年生を修了している
  • 両親が英国に住んでいる

下記の記事では、高校生のイギリス留学について詳しく書かれています。

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中学生のイギリス留学については、こちらの記事を参考にしてみてください。

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また、日本と同様に、イギリスのほとんどの公立小学校・中学校(一部の私立学校を含む)では、居住地から学校までの距離を基準に就学先が決定します。

学業成績は入学条件には含まれていません。

しかし、一部の私立小学校・中学校(一部の公立学校を含む)は、一定の学業成績を入学条件としており、なかには保護者と生徒と面接試験を実施する学校も存在します。

大学・大学院

イギリスで大学に進学するためには、義務教育最後の2年間でA-LevelまたはIB(国際バカロレア)の資格を取得することが必要です。

しかし、ほとんどの大学で留学生向けにファウンデーションコースという大学進学準備コースを用意しており、日本からイギリスの大学に入学する場合は、このファウンデーションコースを受講しなくてはなりません。

ファウンデーションコースとは?

  • 約1年間で英語学習やレポートの書き方、ディスカッションの進め方など大学の授業についていくためのスキルを学ぶコースです。
  • ファウンデーションコースの卒業時には英語力を測るテストが実施され、その成績で大学に進学できるかどうかが決定します。

次に、大学院留学についてですが、専攻分野に対する知識や経験が足りない場合は志望する大学院の専攻に直接入学できないことがあります。

この場合、専攻分野に対する知識や経験を補うために大学院留学の前に大学院進学コースを受講することが必要です。

イギリスの大学・大学院留学を検討している方は、下記の記事も参考にしてみてください。

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イギリスの文化・マナーへの理解を深める

海外留学を成功させるためのコツの1つに、留学先の国のマナーやルールの理解と尊重が挙げられます。

イギリスにも、下記のようにさまざまなルールやマナーがあるので注意してください。

イギリスのルールやマナー例

  • 食事中に音は立てない
  • 鼻水はすすらずにかむ
  • レディファースト
  • 子どもの頭は撫でない
  • 子どもの写真を無許可で撮影しない
  • ドアは次の人のために開けておく

このようなルールやマナーを理解することで、イギリス人と良好な関係を築ける可能性が高まるでしょう。

そのほかの、イギリスの文化やマナーについて下記の4点を詳しく解説します。

  • サマータイムについて
  • 特有の言葉遣いやジェスチャー
  • 交通機関
  • アルコールや喫煙

イギリスでの留学生活をスムーズに送るためにも、ぜひ読んでください。

1. サマータイムについて

イギリスには「サマータイム」が存在します。

サマータイムとはその名の通り「夏時間」のことで、イギリスでは3月最終日曜日の午前1時から10月最終日曜日午前1時まで、標準時間よりも1時間時計を早く進めます。

主にカナダ(一部)やフランス、スペインなど夏に日照時間が長くなる高緯度の国で実施されており、日没から就寝時間が1時間早くなることで国全体の省エネ化を図れることがメリットです。

サマータイム前後でアナログ時計の針を動かす必要があること、サマータイム時にはイギリスと日本の時差が変わることを頭に入れておきましょう。

2. 特有の言葉遣いやジェスチャー

「外国人は”Yes.”と”No.”を明確に表現する」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、イギリス人は日本人と同様に「遠回しな表現」や「前置き表現」をよく使うので注意が必要です。

たとえば、「コーヒーを飲む?」と尋ねられたら、「欲しい」と直接言わず”It could do.”という回答が返ってくることがあります。

この回答は直訳すると、「コーヒを飲むことはやぶさかではない」=「コーヒーを飲んでも良いと思う」=「飲みたいです、お願いします。」ということです。

また、ジェスチャーについても日本とイギリスで大きく異なり、その代表例が写真を撮影する際によく使う「ピースサイン」です。

最近では手の甲を返してピースするポーズが流行していますが、イギリスでは「侮辱」を意味し、中指を突き立てるサインと同じ意味になってしまうため絶対にやらないようにしてください。

3. 交通機関

イギリスでは電車が遅れたり、ストライキが行われて公共の交通機関の乱れが発生したりすることはよくあることです。

遅延やキャンセルだけでなく、電車の到着ホームも変更になることが度々あるので、アナウンスをよく聞いて臨機応変に対応できるようにしましょう。

また、ロンドンには「ブラックキャップ」と「ミニキャップ」と呼ばれるタクシーがあります。

ロンドンのタクシー特徴
ブラックキャップ非常に難易度の高い試験に受かったドライバーだけが運転できるタクシーのこと
ミニキャップ比較的リーズナブルな価格で乗れる合法のタクシー

これらのタクシーは合法であるため、安心です。

しかし、なかにはいずれにも当てはまらない違法なタクシーも存在し、そちらはかなり危険であるため注意しましょう。

ほかにも、UberやBoltなどの配車アプリを利用することも検討しましょう。

4. アルコールや喫煙

イギリスでは、アルコール類の飲酒や購入は18歳以上であれば合法です。

ビールやサイダー(リンゴの発泡酒)など一部のアルコールは、地域によって異なりますが16歳以上から飲むことができます。

タバコについてですが、購入は18歳以上、喫煙については地域によっては16歳以上が合法です。

しかし、イギリスでは下記のような公共の屋内では全面禁煙となっているため、喫煙する場所については十分注意しましょう。

イギリスで喫煙が禁止されている場所

  • カフェ
  • パブ
  • レストラン
  • ショッピングモール
  • 駅構内

イギリスの学校生活への準備と注意点

次に、イギリスの学校生活への準備と注意点について下記の3つの観点から説明します。

  • 授業を理解しきれない時の対応
  • クラスレベルが合わない
  • 滞在先

これらについて知っておけば、イギリスでの学校生活に対する不安が軽減されるでしょう。

5. 授業を理解しきれない時の対応

留学先での授業やクラスについて下記のような悩みや不安を抱えて焦りを感じ、落ち込んでしまう留学生は少なくありません。

  • 学校で授業が聞き取れない
  • 先生の質問に答えられない

このような場合、スマホなどに搭載されているレコーダー機能を活用して授業を録音し、授業後に再度聞き直すことをおすすめします。

日本人によくあることですが、分かったふりをすることや理解したふりをすることは決して良いことではありません。

わからないことをそのままにしてしまうと、そのあとの授業の内容がさらに理解できなくなる恐れがあります。

諦めずに理解できるまで何度も授業を聞き直す、あるいはクラスメイトか先生に相談して必ず疑問を解決しましょう。

6. クラスレベルが合わない

学校で先生の言っていることが理解できず、明らかに自分の学力とクラスのレベルが合わないと感じる場合は、早急に学校の職員に相談しましょう。

クラス替えなど適切な対処をしてもらえる可能性があります。

英語力を向上させるためには、自分のレベルに合った学習をすることが大切です。

60〜70%程度の内容が理解できるレベルの授業を受けましょう。

7. 滞在先

「滞在先」も、留学の成否を決める重要な要素です。

イギリス留学での滞在方法は主に5種類あります。

イギリス留学における滞在方法

  • ホームステイ
  • 学生寮
  • シェアハウス
  • アパート
  • ホテル

それぞれのメリットとデメリットについては、下記の通りです。

 メリットデメリット
ホームステイ・リアルなイギリス英語を学べる
・ホストファミリーとの生活を通じてイギリスの文化や慣習を学べる
・食事も用意してもらえる
・ホームステイ先がイギリス人家庭であるとは限らない
・他の滞在方法よりも高額である
・ホストファミリーとの相性は暮らしてみるまで分からない
学生寮・友達を作りやすい
・学校の近くに滞在できる
・食事や洗濯、掃除など身の回りのことをすべて自分で行う必要がある
・相部屋の場合、他のルームメイトと相性が悪い可能性がある
シェアハウス・学校以外で友達が作れる
・自由度が高い
・滞在先によっては費用を安く抑えられる
・物件探しから契約まですべて自分で手配する必要があるため、ある程度の英語力が求められる
・ロンドンなどの都市部は家賃が高い
・シェアメイトとのトラブルは自力で解決する必要がある
アパート・1人で生活できるため、人間関係のストレスを感じにくい
・自由度が高い  
・物件探しから契約まですべて自分で手配する必要があるため、ある程度の英語力が求められる
・滞在費用が高額である
・地方は物件が少ない
ホテル・清掃をスタッフに任せられる
・ゲストハウスであれば他の旅行者と交流できる
・都市部のホテルの滞在費用は高額である
・時期によっては予約できない
・友達を作りづらい

それぞれの方法にメリットとデメリットがありますが、下記の3点に留意しながら自分に合った滞在方法を選びましょう。

  • 留学期間
  • 英語力
  • 予算

ホームステイを成功させるためのポイント

前章ではイギリス留学時の滞在方法について説明しましたが、ここでは現地での滞在方法で「ホームステイ」を選んだ場合の成功ポイントについて、下記の3つの観点から解説します。

  • ホストファミリーとの関係構築
  • 食事や生活スタイルへの合わせ方
  • トラブル時の相談先とその方法

これらのポイントを押さえておくことで、ホストファミリーと良好な関係を築けるでしょう。

8. ホストファミリーとの関係構築

「お金を払っているから」という理由で、お客さんのような態度でホストファミリー宅と生活をする方がいますが、これはやってはいけません。

ホームステイはホテルではないからです。

ホストファミリーと一緒に生活をする場合は、積極的に家事を手伝い、「家族の一員」として迎えられていることを忘れないようにしてください。

9. 食事や生活スタイルへの合わせ方

外国の食事の量や味が自分に合わないということは、よくあることです。

「せっかく作ってくれたから」と我慢してしまいがちですが、ホストファミリーとの食事は毎日のことであるため、下記のように自分の意思を伝えておかないとのちに自分が苦しむことになります。

量が多いので、少し減らして欲しいです。
この味は自分には合いませんでした。次回は自分で味付けしても良いですか?

さまざまな国や地域の留学生を受け入れており、外国人との食事の違いには理解を示してくれるホストファミリーも多いです。

自分の意思や改善してもらいたいことを、早い段階ではっきりと伝えましょう。

10. トラブル時の相談先とその方法

ホストファミリーを選定する際には、エージェントが仲介することが一般的です。

エージェントは、食物アレルギーや喫煙状況などあなたに希望を聞き、その希望に合った家庭を選定します。

また、エージェントが行う審査や面接を通じてホストファミリーに認定されるので、変な家庭に送られる心配はほとんどありません。

しかし、稀にエージェントでも見破ることができなかった怪しい家庭環境を持つホストファミリーに当たってしまうことがあります。

滞在先のホストファミリーに何か違和感を覚えた場合は、我慢するのではなく仲介してくれたエージェントに相談することがおすすめです。

場合によっては、ホストファミリーを変えてくれます。

留学先での友人関係構築のコツ

次に、留学先で友人関係を構築する際には、下記の3点に留意しましょう。

  • 文化や習慣への尊重
  • 安全についての自己判断力
  • マイノリティであること

ここでは、それぞれの注意点について詳しく解説します。

11. 文化や習慣への尊重

イギリスは、日本だけでなく、下記のように世界中のさまざまな国や地域から移民や留学生を受け入れている国です。

  • アフリカ
  • アジア
  • ヨーロッパ

そのため、留学中はイギリス文化だけでなく、世界のさまざまな国々や地域の文化に触れる機会が多いでしょう。

場合によっては、カルチャーショックを受けたり、理解しがたい文化や習慣に遭遇したりすることもあります。

そのようなときには、無理に受け入れなくても構いませんが、「そのような考え方もある」と相手の考え方を理解するように努めることで、相手と良好な関係が築きやすくなります。

12. 安全についての自己判断力

IEP(経済平和研究所)が作成した「世界の平和指数ランキング」によると、イギリスの治安・安全性は34位にランクインしており、17位である日本と大きくかけ離れています。

このような理由から、留学中はとくに貴重品の管理を徹底する、夜道は1人で歩かないといった工夫を凝らして自分で自分の身を守ることを意識することが大切です。

また、「ドラッグ」についても注意しましょう。

イギリスでも薬物、ドラッグの使用や所持は違法になりますが、日本よりも容易に入手できるため身近な存在です。

そのため、友達に誘われたり、買わされそうになったりすることもあるかもしれません。

ドラッグの使用や所持が発覚した場合、日本への強制送還あるいは逮捕となる可能性があるため、絶対にドラッグには手を出さないでください。

13. マイノリティであること

世界中のさまざまな国や地域から移民や留学生を受け入れているイギリスではありますが、差別が多い国であるとも言われています。

とくに、ロンドンやマンチェスターといった大都市ではなく、地方や田舎の年配の方で差別的な発言がよく見られるため注意が必要です。

イギリスでは自分が「マイノリティ」であることを忘れないように気をつけましょう。

イギリス留学での治安と犯罪対策

つづいて、イギリス留学での治安と犯罪対策について、下記の3点から解説します。

  • 一般的な治安状況
  • イギリスの犯罪・詐欺
  • 緊急時の対応と連絡先

イギリスにおける治安の状況や緊急時の対応について事前に知識を持っておくことで、留学中に何かトラブルに巻き込まれた際にもスムーズに対処できるようになるでしょう。

14. 一般的な治安状況

前章でも少し触れましたが、イギリスの治安は他のヨーロッパ諸国と比較すると良い方ではあるものの、日本よりも治安が良いとは言えません。

とくに、盗難やスリ・空き巣といった軽犯罪が多く、留学生や旅行者はターゲットになりやすいので注意が必要です。

下記のように人が多く集まる場所では、バッグは肌身離さず持つ、現金やカードの出し入れは素早く行うなど貴重品の管理を徹底しましょう。

  • オックスフォード・ストリート
  • コヴェント・ガーデン
  • ボートベロー・マーケット
  • ファストフード店

また、日本とは異なり、日中であっても地下鉄や電車、バスなどの公共の交通機関で居眠りをしないように気をつけてください。

15. イギリスの犯罪・詐欺

最近のイギリスに多い犯罪や詐欺は、下記の通りです。

イギリスで発生する犯罪や詐欺の種類特徴/詳細
ニセ警察・路上で警察官のふりをして身分証明書かクレジットカードを提示するように指示して、それらを盗む犯罪
置き引き/スリ・人が多く集まる場所や観光地などに多い犯罪
花売り・ジプシーのような高齢の女性が無理やりポケットやカバンのなかに造花を押し込んで、その代金を要求するという犯罪
・観光地でよく発生する
クレジットカード・イギリスではICチップのついたクレジットカードは「サイン」ではなく、「PIN ナンバー」と呼ばれる4桁の暗証番号を機械に打ち込んで使用します。
・PINナンバーを他人に知られてしまうと、クレジットカードを不正に利用されてしまう恐れがあるため注意が必要です。
・PINナンバーを入力する際に、周囲に見られていないかよく確認したり、手でカバーしながら入力をしたりすることで、暗証番号の漏洩を防げます。
住居のトラブル・シェアハウスやアパートの退去時にデポジット(退去時費用のことで、日本の「敷金」のようなもの)の返金トラブルが発生することがよくあります。
・退去時に家賃の滞納や物件に目立った損傷がなければ返金されることが一般的です。
・納得のいく理由がないにも関わらず、デポジットが全額返金されない場合は、家主に交渉するか、Deposit Protection Schemeを通して異議申し立てをしましょう。

16. 緊急時の対応と連絡先

緊急連絡先

  • イギリスの緊急電話は”999”と覚えよう

上記の番号で、警察や消防、病院すべてにつながります。

「トリプルナイン」と覚えておき、何かトラブルに巻き込まれたらこの番号にかけてください。

ちなみに、公衆電話であっても、この番号についてはお金を入れなくてもつながります。

電話がつながったら、下記のいずれかより自分に必要なサービスを選びましょう。

  • 警察:Police
  • 救急車:Ambulance
  • 消防:Fire Brigade

イギリス留学を成功させるための準備物

最後に、イギリス留学を成功させるための準備物について、下記の4つの点から解説します。

  • ガイドブック
  • 病気になった時
  • 常備薬に関する注意点
  • ホームシック

現地での対処法を知っておくことで、実際に体調を崩した際にも冷静に対処できるようにしておきましょう。

半年以上留学する長期留学の場合は、体調を崩す可能性があることからよく読んでおいてください。

17. ガイドブック

留学したら、現地の観光をしたいと考えている方も多いはずです。

イギリスの英語版のガイドブックは、現地の本屋や観光名所の土産屋などで販売されています。

日本語版のガイドブックも現地で入手することは可能ですが、割高であったりセカンドハンドで情報が古かったりする可能性があるため、日本で購入した方が良いです。

18. 病気になった時

留学生活で変わることは言語環境だけではありません。

時差や食生活、現地の文化や習慣などあらゆることが日本と異なります。

このように普段とは異なる環境に身を置いていると、自分では気づかないうちにストレスや疲労を感じてしまうものです。

発熱や風邪など体調不良になってしまうこともあるかもしれません。

イギリスで体調不良になった際には、下記のいずれかの方法で対処しましょう。

  • 薬局で薬を購入して薬剤師に相談する
  • GP(”General Practitioner”の略で「一般医」や「家庭医」を意味する)の診察を受ける
  • ウォークインセンターや大きな病院に併設されているA&E(救急センター)で診察を受ける
  • 日系の医者などプライベートの医者に診察してもらう

現地に到着したら、万が一に備えて滞在先の近くの薬局や病院をチェックしておいてください。

19. 常備薬に関する注意点

イギリスで販売されている薬は欧米人向けに作られているため、強すぎたり、体に合わなかったりする可能性があります。

そのため下記のような薬については、日本から持参することがおすすめです。

日本から持参すべき薬

  • 風邪薬
  • 胃腸薬
  • 頭痛薬
  • 乗り物酔いの薬
  • 目薬

現地の薬局で薬を購入する際には、子ども用の薬を購入する、あるいは大人用の薬で記載されている量の半分を目安に服用するといった工夫を凝らしましょう。

20. ホームシック

留学をして2〜3ヶ月ほど経過すると、ホームシックにかかる方がいます。

ホームシックになると、突然すべてを投げ出して日本に帰国したくなってしまい、結果として留学を途中で断念せざるを得ない状況になる可能性があるので注意が必要です。

そのような状況にならないようにするためにも、支え合える日本人の友達を現地で作ったり、美味しい日本食が食べられるレストランを見つけたりと、寂しい思いをしなくて済むように工夫を凝らしましょう。

留学サポート情報

この記事では、イギリス留学をする際に注意すべき点20個について詳しく解説しました。

これらの注意点を留学前に押さえておくことで、現地でトラブルが発生したり悩んだりした際にスムーズかつ適切に対処できる可能性が高まります。

イギリス留学が決まったら、出発前に再度読んでみてください。

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