2023/05/17

イギリス留学時の服装は?季節ごとの服装や日本との違い、注意点を解説

イギリス留学_服装

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。
  • イギリスへの留学は決まったけど、どんな服を持って行けばいいの?
  • 現地でどんな服が買えるかわからないから、何を持っていけばいいかわからない…

イギリスへの渡航を予定している方の中には、持っていく服の種類や量に悩んでいる方もいると思います。

長期留学であれば、ある程度現地で揃えることも可能ですが、数週間の短期留学ならばできるだけ持っていく荷物は減らしたいものです。

今回はイギリスに留学する際の服装のポイントをはじめ、季節や地域ごとの服装の選び方や注意点も解説します。

本記事を参考にして渡航時に持っていく服装の悩みを解決しましょう。

目次

イギリス留学におすすめの服装は?

基本的には、日本と同じ服装で問題ありません。

留学先が高校以上の学校であれば、学校へもカジュアルな私服で登校できます。

以下に注意点をまとめます。

カジュアルな服装

普段着はジーンズをベースとして、Tシャツやセーターなどを合わせるカジュアルな服装でいいでしょう。

また、普段からオシャレをする必要はなく、逆に張り切ってオシャレしすぎると周りから浮いてしまうかもしれません。

意外かもしれませんが、イギリス人にはファッションに無頓着な人が多いので、ファッションに気合を入れすぎると拍子抜けする場合があります。

気温の変化に対応できる服

イギリスには、1日のなかに四季があると例えられるほど、天気の移り変わりが激しい地域が存在します。

朝は晴れていて暖かくても、午後には急ににわか雨が降り出して気温がグッと下がることはよくあります。

多少の雨では傘をささない人は多く、雨が降り出したらジャケットのフードを被り、そのまま歩いています。

薄手で撥水性があって、気温が下がればサッと羽織れるような、季節に関係なく肌寒い気候に対応できるウィンドブレーカーのようなものがおすすめです。

歩きやすい靴

履き物は使い慣れた歩きやすいスニーカーがよいでしょう。

イギリスは大都市でもレンガや石畳などで出来た道が多く、歩き慣れていないとすぐに足が疲れてしまいます。

学校の友達と観光やショッピングに出かける機会は増えるでしょう。

公共の交通機関であっても値段が高いので、徒歩や自転車での移動は多くなりがちです。

スニーカーや靴底のしっかりした歩きやすい靴を持っていきましょう。

イギリスのファッション事情

あなたがイギリス発祥のファッションブランドで思いつくのはどのブランドでしょうか?

ポール・スミスやバーバリーなどの有名ブランドは思い浮かびやすいと思います。

男性ならアクアスキュータム、女性ならキャスキッドソンというところでしょうか?

注目!

  • イギリスには伝統的なデザインを使用したファッションブランドがたくさんありますが、イギリス人はあまりブランドにこだわらず、色や柄を活かして着こなすのがオシャレとされています。
  • ただし、普段着はいつもカジュアルな服装をしていても、パーティに行くときはスーツやドレスなどフォーマルな服装が好まれます。

TPOに応じて服を使い分ける必要があることに注意しましょう。

イギリスと日本のファッションの違いとは?

日本では年齢や体形によって着る服を選ぶことが多いですよね?

シニアの方であれば派手よりも地味な服装を選んだり、ふくよかな体形の人は体のラインを隠す服を着ることが多いでしょう。

一方でイギリスでは年齢や体形に捉われることなく着たいものを着ている人が多いです。

おばあちゃんであっても派手で露出の多いデザインの洋服を着たり、体にフィットしたシャツを着るポッチャリ体形の人はいます。

自分が着たい服を着てオシャレを楽しんでいるんですね。

ブランド品への関心が薄いこともイギリスの特徴です。

日本で有名なイギリスブランドであっても、イギリス人は知らないこともあります。

注意!

  • わかりやすいブランド品を身につけていると、スリなどに狙われやすいという事情もあります。
  • ブランドロゴが目につく位置にデザインされているファッションは、イギリスでは避けた方がいいかもしれません。

シーズンごとの服装

イギリスには日本ほど明確ではありませんが、同じように四季があります。

7月の暑い時期にいきなり肌寒くなったり、5月に季節はずれの暑さを感じることもあります。

昨日まではTシャツ1枚で快適だったのに、今日は急にジャケットが必要になる、ということも少なからず発生します。

急な天候の変化があるとはいえ、ある程度季節の目安はあるので、季節ごとの特徴と、必要な服装の参考にしてください。

3月はまだ冬の寒さを感じ、4月でも冷え込む日が続くものの、5月は比較的暖かく過ごしやすい気候になります。

日中は暖かいものの、朝晩は冷え込むことが多いです。

ジャケットやパーカーなど、1枚上に羽織る服を用意して寒さ対策をしましょう。

6月になればだいぶ気温があがり25度を超える日もあります。

暑いですが、日本ほど蒸し暑さは感じにくいでしょう。

最近では熱波の影響で30度を超す日もありますが、日本より緯度が高いぶん日差しが強くなり暑く感じます。

日中は半袖短パンで過ごせますが、8月になると朝晩は気温が下がり肌寒く感じることもあるので羽織りがある方が安心です。

9月、10月、11月は寒気が北から流れてくるので不安定な天候が続きます。

気温が下がり雨も降りやすくなるので、両方の対策が必要です。

11月には冬へ向けてだんだんと日が短くなり、雪が降る日もあります。

ダウンやセーター、手袋など本格的な防寒具が必要です。

12月、1月、2月は寒さもいっそう厳しくなり、風が吹き、曇りがちな天気が続きます。

年間で一番気温が下がる時期で、雪が降ったり凍結する路面もあります。

雨雪対策で防水性の高いアウターや、防風機能のある温かいジャケットがおすすめです。

【地域ごと】イギリスの気候の特徴

イギリスは大きく4つの地域に分けられ、地域ごとに気候の特徴が異なります。

南東部

南東部の代表的な都市は、ロンドン、ケンブリッジ、ブライトンです。

大陸風の影響で年間を通じて暖かく、冬の平均気温は東京とあまり変わらないので比較的過ごしやすいでしょう。

夏に雨が多いのが特徴ですが、実は年間降水量は東京の方が多いんです。

前述のように1日のうちでも天気が変わりやすいので、急なにわか雨にも対応出来るよう、折りたたみ傘や防水性のジャケットがあると便利でしょう。

南西部

南西部の代表的な都市は、オックスフォード、ボーンマス、ウェールズなどです。
熱帯風がヨーロッパ大陸から吹いてくる影響で夏は暖かく、冬でも比較的暖かい一方で、天候が読みにくい地域でもあります。

1日のうちに四季を感じると言われるほど、変化が大きいことに注意が必要です。

初夏から9月くらいまでは過ごしやすいですが、10月に入ると気温がグッと下がり雨が降る日が多くなります。

防寒性、防水性の高いジャケットやブーツを用意して対策しましょう。

北西部

北西部ではグラスゴー・マンチェスター・リバプールなどが代表的な都市です。

西から湿った海風が吹く海洋性気候で、年間を通じて大雨が多いのが特徴です。

6月は雨が少なくもっとも過ごしやすい時期ですが、7月になれば雨の日が増え湿気の高いジメジメした日が続きます。

秋は急に大雨が降ることもあります。

冬は雪が降ることは多くありませんが、雨や霧が多く、もっともイギリスらしい気候の地域とも言えるでしょう。

北東部

北東部ではヨーク・ニューカッスル・エジンバラなどの都市が有名です。

北極風の影響で、他の地域よりも気温が低く雨が多いという特徴があります。

夏の最高気温は暑くても23度程度。

冬になれば雨の日が増えるうえ、気温は0度近くまで下がります。

寒い時期にエジンバラなどへ留学を考えているのであれば、しっかりとした防寒具を用意する必要があります。

服を選ぶ際の注意点

これまで紹介したように、イギリスでは1日のなかでも気温が変化しやすいので、防寒対策が必須です。

しかし全ての防寒具を揃えて日本から持っていくよりも、現地調達した方が価格が安い場合が多いので、思い切って現地で揃えることも検討してはいかがでしょうか。

サイズ表記などに注意しながら、安くて品質の良いアウターを探すことも現地の楽しみの一つです。

ただ、女性は露出の多い服装には注意しましょう。

日本と同じような露出の多い服装をしていると、売春婦と間違われたり思わぬ犯罪に巻き込まれる可能性があります。

パーティに参加する際の服装

留学中にはパーティに出席する場合があるかもしれません。

普段はカジュアルな服装をしていても、パーティーではドレスアップが必要です。

フォーマルなパーティーは、タキシードやダークスーツ、ドレスなどで参加するのがマナーです。

ドレスアップしなければいけないシーンはそんなに多くはないでしょうから、フォーマルウェアを購入しなくてもレンタルで済ませば負担は減ります。

イギリスのおすすめファッションブランド3選

イギリスには、安価なファストファッションから、伝統的なハイブランドまでたくさんのファッションブランドがあります。

ここではおすすめのファッションブランド3選をご紹介します。

PRIMARK

アイルランド発祥のファストファッションブランド。

メンズ、レディース、キッズ、生活雑貨までが激安で購入可能です。

Marks and Spencer

スーパーとデパートの中間的な存在で、衣類のみならず食料品店としてもイギリスで定番のショップです。

店舗のジャンルは高級スーパーの部類ですが、プライベートブランドは手頃な価格で品質の良い商品を揃えています。

上品でさりげないオシャレさが特徴です。

Burberry

イギリスのブランドといえば、バーバリーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

誕生から100年以上愛されている、落ち着いた色合いのバーバリーチェックと洗練されたデザインが特徴です。

ただ、バーバリーは比較的高級志向のブランドですので、値段が高くなっています。

留学中はお金をできるだけ節約して生活している方が多いです。

また、海外は上述のスリが多いこともあり、購入する際には予算とデザインをよく見てから購入しましょう。

まとめ

今回はイギリス留学時の服装について、季節や地域ごとの特徴、服装の注意点などを説明しました。

日本でも地域ごとに服装の違いがあるように、イギリスでも留学する地域によって服装に注意する必要があるでしょう。

準備の際に疑問や不安に思うことがあれば、専門家に相談するのも一つです。
バークレーハウス語学センターでは英語に関する各種試験対策を始め、留学支援にも対応しています。

経験豊富な留学カウンセラーから、留学希望者それぞれに最適なアドバイスをしてもらえます。

無料相談を受け付けているので、下記リンクからお気軽にご連絡ください。

https://berkeleyhouse.co.jp/wp-content/uploads/2024/01/ryugaku-sup-2401_cta.jpeg
Page
top