2024/07/05

イギリス留学に奨学金を活用!その申請方法と手続きの流れ

イギリス留学 奨学金

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。
  • イギリス留学したいけど高額な費用は厳しい…
  • イギリス留学のための奨学金はないの?

やはり、イギリス留学には高額な費用がかかってしまいます。

留学費用を少しでも抑えるために、本記事ではイギリス留学の奨学金について、詳しく解説していきます。

奨学金制度をしっかりと理解して、有効活用しましょう。

本記事では、以下の内容を解説しています。

  • イギリス留学での奨学金制度
  • イギリス留学の奨学金の種類
  • イギリス留学の奨学金申請方法
目次

イギリス留学と奨学金のメリット

uk-bank-pic2

英語発祥の地であるイギリスは世界中の方から人気の語学留学先となっています。

イギリスは、観光スポットも多く、街並みが綺麗なため、日本人にも人気の留学先です。

ただし、イギリスは日本よりも物価が高いため、留学費用も高くなりがちです。

そこで、留学費用を少しでも抑えるために奨学金を利用可能です。

本章では、イギリス留学と奨学金のメリットについて解説します。

イギリス留学の魅力

まず、イギリス留学の魅力について紹介します。

イギリスは英語の発祥地であるため、英語を学びたい留学生が多く訪れます。

また、教育水準が高い国としても知られているため、日本人を含む世界の国々から留学生がイギリスを訪れています。

文部科学省発表の「外国人留学生在籍状況調査」および「日本人の海外留学者数」によると日本からイギリスへの留学生の数は、2022年でおよそ3,425人と5番目に人気の国となっています。

イギリスは、教育環境以外の文化や街並みも人気が高く、勉強とプライベートの両方を充実させることが可能な国です。

【イギリス留学の魅力5選】

  • 英語発祥の地で英語を学べる
  • 教育水準の高い環境で学習できる
  • イギリス文化(スポーツや紅茶など)も一緒に楽しめる
  • 伝統的な建物と最新の施設や設備の両方を体験できる
  • ヨーロッパの各国と近いので、各国の文化や芸術に触れられる

奨学金を活用するメリット

前章でイギリス留学の魅力について紹介してきました。

イギリスへの留学はメリットが多いですが、デメリットもあります。

大きなデメリットとしては、イギリスへの留学は他の英語圏への留学より費用が高額になることがあり、とくに家賃が高騰しています。

イギリス各都市の平均家賃(月)

  • ロンドン:2,047ポンド
  • ブリストル:1,389ポンド
  • マンチェスター:1,070ポンド

留学に人気のロンドンやマンチェスターなどは1,000ポンドを超えています。

1ポンド=200円で計算すると、ロンドンは409,400円/月となります。

これを聞くと、イギリスはお金持ちの方だけが行ける留学先と思ってしまうかもしれません。

しかし、お金がないからといって留学をあきらめる必要はありません。

イギリス留学には奨学金を利用することができます。

奨学金を活用すれば学費や生活費をまかなうことも可能です。

奨学金にはさまざまな種類があり、日本政府やイギリス政府によるもの、民間、企業財団などがあります。

奨学金によって条件や金額は多様なため、自分に合っているかを調べてみましょう。

【奨学金のメリット4選】

  • 留学費用を削減できる
  • 留学への責任感やモチベーションアップにつながる
  • 就職する際の履歴書などに書けることもある
  • 奨学生同士の輪が広がることがある

奨学金は複数併願も可能ですので、まずは応募条件に合う奨学金はないか確認してみましょう。

イギリス留学の奨学金には、大きくわけて下記の2種類の奨学金があります。

イギリス留学の奨学金2選

  • 政府や民間企業が提供している奨学金
  • 大学や大学院が提供している奨学金

日本政府、イギリス政府ともに奨学金制度を持っています。

また、民間企業が留学生のために奨学金制度を持っている場合もあります。

たとえば、イノアックやJASSOや豊田市などの地方自治体が提供している奨学金制度があります。

2つ目に、大学や大学院が提供している奨学金があります。

大学や大学院が提供する奨学金は、基本的には成績優秀者に出されるものが多いのが特徴です。

また、経済的に困窮している場合にも奨学金の対象となる場合もあります。

イギリスの大学の場合、IELTS OA:6〜7スコアが必要となります。

給付型奨学金と返済(貸与)型奨学金の違い

奨学金には、給付型の奨学金と返済型の奨学金の2種類があります。

給付型の奨学金とは、給付された奨学金の返済義務がないものをいいます。

逆に、返済型の奨学金は借りた奨学金を将来的に返済する必要があります。

できれば、返済義務のない給付型の奨学金を借りたいと思う方が多いと思います。

しかし、給付型の奨学金は返済型の奨学金よりハードルが高い場合が多いです。

返済型の奨学金も金利が低めに設定されており、経済的な理由でイギリス留学を諦めている方の救いとなるでしょう。

まずは、給付型奨学金を確認し、条件に当てはまらない場合は返済型の奨学金を検討してみるのがおすすめです。

イギリス留学奨学金

イギリス留学での奨学金が借りられる団体を紹介していきます。

各団体で、奨学金給付条件は異なります。

それぞれの奨学金条件について、下記で詳しく紹介していきます。

奨学金制度名条件金額給付型/返済型
ロータリー財団グローバル補助金奨学金大卒以上
ロータリーの重点分野で学ぶ人
3万ドル〜給付型
独立行政法人 日本学生支援機構基本的には、海外大学などで学位や単位を取得する学生向け
複数種類有り、各種類によって条件は異なる
6万円〜両方
トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム日本の大学、大学院、専修学校、高等学校に在籍する学生/生徒向け
海外留学を目指す30歳以下の方
12万円/月〜給付型

ロータリー財団グローバル補助金奨学金

まずは、ロータリー財団の奨学金制度です。

ロータリーとは、1905年にアメリカのシカゴで創設された団体で社会奉仕活動や人道活動に取り組んでいます。

奨学金の申請条件としては、大学卒業以上でかつ、下記のようなロータリー財団が重点を置いている分野に直接関わる分野で研究する大学院などで研究する方向けの奨学金です。

【ロータリーが重点を置いている分野】

  • 平和構築
  • 戦争予防
  • 地域社会の経済発展
  • 水と衛生
  • 環境

奨学金の費用は、最低3万ドルと比較的高額の奨学金を返済不要で借りることができるので、条件に当てはまる方は奨学金の申請を検討してみましょう。

独立行政法人 日本学生支援機構

次に、日本学生支援機構が提供する奨学金制度について紹介します。

日本学生支援機構で返済不要の3つの奨学金

  • 海外留学支援制度(協定派遣)
  • 海外留学支援制度(学部学位取得型)
  • 海外留学支援制度(大学院学位取得型)

それぞれの奨学金によって条件は異なりますが海外留学支援制度(協定派遣)は、高等専門学校又は専門課程を置く専修学校以上の学校の生徒が対象です。

海外留学支援制度(学部学位取得型)は、学士号の取得を目指す方向けの奨学金、海外留学支援制度(大学院学位取得型)は、修士または博士号の学位を取得する方向けの奨学金です。

トビタテ!留学JAPAN 新日本代表プログラム

次に、トビタテ!留学JAPAN 新日本代表プログラムについて紹介します。

トビタテ!留学JAPANとは、文部科学省や民間企業が官民協働で取り組む留学促進キャンペーンです。

奨学金の申請には、成績や語学力などは不問で自由な留学計画で応募ができるのが特徴となっています。

新・日本代表プログラムでは、下記のような人数に返済不要の給付型奨学金を提供する予定としています。

【トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム】

  • 高校生など4,000人以上
  • 大学生など1,000人以上

新・日本代表プログラムでは、社会にイノベーションを起こすグローバル探求リーダーやみずから社会に変革を起こしていくグローバルリーダーとしての日本の未来を創る人材育成をするプログラムとなっています。

イギリス留学奨学金(大学・大学院)

university-entrance-exam2

次に、イギリスの大学や大学院への留学を検討している方向けの奨学金について紹介していきます。

奨学金の条件や費用については、下記の表をご確認ください。

奨学金名条件費用給付型or返済型
British Council Japan IELTS 奨学金IELTS OA:6.0以上
書類や面接での審査
最大30万円給付型
BCJA英国留学奨学金エッセイの執筆
書類による審査
帰国後のレポート提出
帰国後BCJA会員となる
15万円給付型
日本スコットランド交流協会奨学金&日本スコットランド交流協会トンボ学生服奨学金スコットランドの大学や大学院に進学予定
書類と面接での審査
20万円~給付型
高橋&ハワット記念奨学金スコットランドの大学に進学予定
エッセイの提出
30万円~給付型
公益財団法人 平和中島財団英語力
書類と面接での審査
15万円~給付型
財団法人 本庄国際奨学財団日本国籍を保有
年齢制限あり
留学後は日本で就労する必要あり
書類と面接での審査
15万円/月~給付型
伊藤国際教育財団29歳以下
プログラムによって条件が異なる
1,500ドル~給付型
一般財団法人 国際開発機構(開発学分野)国際開発関連分野での各位取得を目指す
財団が承認する学校への留学
博士号取得後は関連分野のキャリアに就く
書類と面接での審査
~200万円/年給付型
公益財団法人 吉田育英会科学系の分野が対象
一定の英語力
博士号を目指す
日本国籍
35歳未満
書類と面接での審査
生活費(20万円/月)
学費
扶養補助(2万円/月)
往復交通費
給付型
公益財団法人 船井情報科学振興財団該当分野で博士号取得を目指している
留学中と学位取得後のレポート提出が必要
書類と面接での審査
20万円/月~給付型
イノアック国際教育振興財団応募時に大学や大学院に在学または在籍中
所属する学部や担当部署により異なる
10万円/月~給付型
チーヴニング奨学金TOEFLスコア79以上
学士号を持っている
2年以上の就労経験
イギリスの大学から合格許可を得ている
学費
滞在費
往復渡航費
給付型
日本/世界銀行 共同大学院奨学金制度日本人向け特別枠開発関連分野を専攻している
海外の大学院または修士課程への入学許可を持つはたは在籍中
応募締切日から3年以上前に学士号を取得
3年以上の開発分野における就労経験
往復旅費
学費
生活費
保険
給付型
経団連 日本人大学院生奨学事業財団が指定する日本の大学院に在学
成績と人物に優れる
書類と面接での審査
IELTS OA:6.5以上
350万円/年~給付型
村田海外留学奨学会大学/大学院に在学して、特定の分野を目指す日本国籍保有する25歳以下の学生
または満37歳以下の准教授や講師、など
書類試験、語学試験、面接での審査
非公開給付型
豊田市トレヴェリアン基金豊田市限定
筆記試験での審査
エッセイの提出必要
1,000ポンド~給付型
JASSO海外留学支援制度複数種類あり、それぞれ条件が異なる6万円~両方あり
ヤマハ音楽振興会(音楽分野)13歳~25歳の音楽学習者で日本国籍保有
海外で音楽学習予定
書類、映像、面接での審査
10万円/月~給付型
公益財団法人 ポーラ美術振興財団(芸術分野)一定の語学力
絵画や彫刻、工芸などの創作、展示会の企画展示や保存
修復などの活動を行っている
20歳~39歳の日本国籍保有者
~340万円/年
(保存・修復の在外検収に対する助成額は~680万円)
給付型

British Council Japan IELTS 奨学金

British Councilが実施する奨学金で、高校卒業以上の学歴が必要となります。

異文化間交流の促進を目的に創られた奨学金で、応募にはIELTSの英語スコアが必要となります。

イギリスの大学や大学院へ留学する方向けの奨学金です。

募集人数は、4名で30万円程度を学費補助として支給されます。

BCJA英国留学奨学金

BCJA英国留学奨学金は、ブリティッシュカウンシルが実施している奨学金です。

学歴や年齢制限がありませんが、給付額は年間で15万円と比較的少額となっています。

支給費用が少ない代わりに、選考が書類審査のみで、エッセイを書くのみとなっています。

給付期間は1年間となっており、年間5~10名程度の募集をしています。

語学研修ではなく、学士号以上の留学が望ましいとされています。

日本スコットランド交流協会奨学金&日本スコットランド交流協会トンボ学生服奨学金

日本スコットランド交流協会が実施している奨学金です。

大学学部卒業以上の学歴が必要で、スコットランドにある大学の大学院に留学される方向けの奨学金となっています。

奨学金申請に必要な語学力はありませんが、修士課程の入学試験を受けるために英語力は必要となります。

募集期間は、12月~3月で4月に合格通知が出るという流れになっています。

高橋&ハワット記念奨学金

高橋&はワット記念奨学金は、NPO日本スコットランド協会が実施している奨学金です。

大学卒業以上の学歴が必要で、スコットランドの大学院へ留学する方向けの奨学金となります。

募集期間は3月~4月で5月に選考があるという流れになります。

毎年1~2名の募集があり、書類と面接で審査がされます。

公益財団法人 平和中島財団

平和中島財団が実施している奨学金で、高校卒業以上の学歴が必要となります。

年齢制限はとくに無く、海外の大学院や研究機関へ留学する方向けに出している奨学金です。

支給期間は最長2年間で、月額30万円の給付が受けられます。

募集期間は、9月~10月で選考は11月に実施されることが多いです。募集人数は20名程度となります。

財団法人 本庄国際奨学財団

本庄国際奨学財団が実施する奨学金で、4年制大学を卒業した方向けの奨学金です。
入学するときの年齢が、博士課程は35歳まで、修士課程は30歳という年齢制限があります。

大学院修了後に日本で勤務する必要があります。

支給期間は最大5年間で、1,875ドル/月の支給を受けられます。

募集期間は2月~4月で、書類選考は5~6月、面接が7月に実施されます。

伊藤国際教育財団

伊藤国際教育交流財団が実施する奨学金で、4年制大学を卒業している29歳以下の大学院へ留学される方が望ましいとされています。

支給内容は、1,500~2,000USドル相当の円貨で授業料と旅費も併せて2年以内を上限に支給されます。

募集期間は6月~8月で、選考は10月~12月の間で実施されます。

一般財団法人 国際開発機構(開発学分野)

国際開発機構は、国内外の国際開発関連分野で博士号取得を目指す人材へ支援することを目的に、奨学金を支給しています。

年間上限200万円とし、3年間まで支援するプログラムです。応募期間は2月までで、1次選考は書類審査で2次選考が面接となります。

結果は、3月下旬ごろに発表されます。

公益財団法人 吉田育英会

公益財団法人吉田育英会が実施している日本人派遣留学プログラムのなかの奨学金となります。

募集年の4/1時点で日本の大学に在籍しており、日本の大学の学士号以上の学位を留学開始までに取得しているかつ35歳未満の方が対象となります。

支給期間は2年間で、募集人数は5名程度です。

募集期間は7月~9月で、選考は9月~10月となります。

公益財団法人 船井情報科学振興財団

船井情報科学振興財団が実施する奨学金は、日本の高等学校を卒業しており、海外の大学に留学する予定の方向けの奨学金です。

また、将来科学・技術分野を専攻することを目指すことが求められます。年間30,000ドルが支給され、最大4年間の支給が受けられます。

書類選考が10月に実施され、その合格者に対して面接選考が実施されます。

イノアック国際教育振興財団

イノアック国際教育振興財団が実施しており、大学・大学院に在学もしくは在籍中の日本人学生で外国に10か月以上継続して留学しようとしている学生に向けた奨学金です。

年齢制限はなく、大学や大学院に留学する方が対象となります。

毎月10万円の支給が受けられ、支給期間は10か月~2年となります。募集期間は9月~10月で選考は11月~3月となります。

チーヴニング奨学金

チーヴニング奨学金は、イギリス政府が実施している奨学金です。

イギリスの大学院からの入学許可が出ており、必要な英語力があることが求められます。

また、2年間の就労経験が必要な点もチーヴニング奨学金の特徴となります。

募集は8月から開始して面接は、2~3月に実施されることが多いです。

日本/世界銀行 共同大学院奨学金制度日本人向け特別枠

世界銀行が実施する奨学金で、応募締め切り日から少なくとも3年以上前に学士号を取得していることが応募条件となります。

また、応募締め切り日から6年以内に開発関連分野での有給の職歴が3年以上あることも応募条件となっています。

募集期間は1月~3月で、合格発表は5月に実施されることが多いです。

経団連 日本人大学院生奨学事業

経団連国際教育交流財団が実施している奨学金で、将来アカデミアの世界で研究者として働くことが期待される日本国民が対象となります。

申請する際に財団が指定する日本の大学院に在籍し、応募年度末に在学金が修士・博士課程通算5年以内の方が対象です。TOEFL 92点、またはIELTS 6.5以上が必要となります。

募集期間は8月~9月で選考は10月~12月となります。

村田海外留学奨学会

公益財団法人である村田海外留学奨学会が実施している奨学金です。

25歳以下の大学生や大学院生、または37歳以下の大学院博士課程在籍者、准教授、講師、助教、助手、ポストドクターの方が対象となります。

支度金や生活費、往復旅費、その他必要経費が1年間支給されます。

募集期間は7月~8月にかけておこなわれ、選考日程は8月~11月となります。

豊田市トレヴェリアン基金

豊田市トレヴェリアン奨学金は、愛知県豊田市が実施している奨学金です。

学歴は不問で年齢は申請時点で15歳~29歳の方となります。

イギリスの語学学校や大学など幅広い留学先を選択ができます。

豊田市に在住、在学、在勤、出身、または両親のいずれかが豊田市出身の方が対象となります。

募集期間は12月~1月で、選考は2月に実施されることが多いです。

JASSO海外留学支援制度

日本学生支援機構が実施している奨学金で、上記でも紹介しましたが支給型の奨学金には下記の3種類があります。

日本学生支援機構で返済不要の3つの奨学金

  • 海外留学支援制度(協定派遣)
  • 海外留学支援制度(学部学位取得型)
  • 海外留学支援制度(大学院学位取得型)

上記以外にも返済が必要な奨学金制度もあります。

それぞれの奨学金によって、奨学金の条件が異なりますので、自分に合った奨学金はないか確認してみましょう。

ヤマハ音楽振興会(音楽分野)

ヤマハ音楽振興会が実施する奨学金です。

13歳~25歳の音楽学習者でかつ国内外の教育機関で音楽を学ぶ方を対象に奨学金を支給しています。

月額20万円が最長2年間給付されます。

募集期間は1月~12月で、選考は1月~3月に実施されます。

募集人数は5~8名程度です。

公益財団法人 ポーラ美術振興財団(芸術分野)

ポーラ美術振興財団が実施する奨学金で、海外で絵画や彫刻などの芸術関連の展示
会や保存・修復などの活動を行っている方向けの奨学金です。

年齢は20歳~40歳で、日本国籍を持っている方を対象に支給されます。

支給は340万円以内(保存・修復研修には、680万円以内)で1年間支給されます。

イギリス留学の費用と相談先

イギリス留学は、他の欧米圏への留学と比較しても高額になることが多いです。

実際にイギリス留学の費用はどの程度かかるのかを下記で紹介します。

また、資金に困ったときの相談先についても合わせて紹介していますので、確認してみてください。

イギリス留学に必要な費用

イギリスの大学留学には、下記のような費用がかかります。

イギリスの大学留学にかかる費用(年間)

  • ロンドン:500~600万円
  • 地方都市:400~500万円

イギリスは大学費用が高く、学費だけで200万円程度かかる場合が多いです。

円安が進んでいる影響もあり、日本円に換算すると数年前と比較して高額となっています。

イギリスは3年で大学を卒業できる場合が多いので、3年で大学を卒業することで費用を抑えることが可能です。

また、家賃が高く、シェハウスや寮で費用を抑えても、ロンドンでは年間で200万円程度の滞在費となるケースが多いです。

奨学金を有効活用、また現地でアルバイトをするなどして、なるべく節約をしましょう。

資金に困ったときの相談先

イギリス留学は、費用が高額になりがちでなるべく費用を抑えたいと多くの方が思っているかと思います。

そこで、留学費用に困った場合はバークレーハウスへ相談するのがおすすめです。

バークレーハウスは、JAOS認定のカウンセラー資格を取得したカウンセラーに相談をすることが可能です。

資金に困っているなどの相談をすることで、カウンセラーから何らかの解決策を提案やアドバイスをしてもらえるかと思います。

無料相談が可能なので、まずはバークレーハウスへ相談してみましょう。

奨学金申請の手続きと流れ

ここまで奨学金の種類について紹介してきました。

それぞれで申請方法や申請金額が異なりますが、一例としてJASSO(日本学生支援機構)の奨学金申請の流れについて紹介していきます。

申請から受給までの流れ

次に、JASSOの奨学金申込手続きについて、解説していきます。

JASSOの奨学金申込手続きの流れ

  1. 申し込み関係書類などを受け取る(HPや学校にて)
  2. 申込手続き(スカラネットよりマイナンバーや必要書類を提出)
  3. 選考結果通知
  4. 進学後、進学届を提出(スカラネットより)

日本学生支援機構のWEBページであるスカラネットより申込手続きなどが可能となっております。

必要書類などをスカラネットからダウンロードして、学校に提出することで申請完了です。

提出した書類を日本学生支援機構が審査して、合否判定が学校を通じて通知されます。

合格した場合は、スカラネットを通じて進学届を提出することで完了となります。

申請の注意点とコツ

まずは、余裕を持って準備することが必要です。

それぞれの奨学金によって、募集期間が異なるので、募集期間をしっかりと把握して早めに準備を開始しましょう。

また、審査の形式も各団体によって異なります。

例えば、チーヴニングなどはボリューム感のあるエッセイを提出する必要があります。

各奨学金の条件をしっかりと理解して、早めから準備に取り掛かることで、合格する可能性を高めることが可能です。

イギリス留学計画に向けたアクションプラン

イギリス留学をしたいと思ったら、まずは留学の目的を明確にすることが重要です。

語学留学なのか専門分野を学ぶ留学なのか、IELTSスコアをどこまで伸ばしたいのかなどを決めておきましょう。

その目的を達成するために学校の選択や奨学金の選択をしていくことができます。

奨学金や学校は初めから一つに絞る必要はありません。

候補の学校や奨学金をいくつか持っておき、留学エージェントなどと相談しながら、最適な学校や奨学金を選んでいきましょう。

https://berkeleyhouse.co.jp/wp-content/uploads/2024/07/ryugaku-seminar-newbie_cta.jpg
Page
top