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イギリスのサウス・ヨークシャー州シェフィールド市に位置するシェフィールド大学(The University of Sheffield)には、インフォメーション・コモンズ(Information Commons)と呼ばれるアイコニックな図書館があります。
この図書館は、19世紀から20世紀初頭にかけて世界的に有名な鋼鉄生産地として繁栄したシェフィールド市に位置しています。
今回は、インフォメーション・コモンズ(Information Commons)通称ICについて紹介します。
図書館にはICの住民がいる
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24時間365日オープンのこの図書館はシェフィールド大学の中心にあり、学生たちのハブとなっていて試験期間にもなると7階建ての図書館が学生で溢れかえっています。
私が留学していた頃は、ICの住民と呼ばれる2〜3日間同じ服装で図書館で過ごしている学生がいました。
年中無休の図書館には、シャワーや横になれるソファが完備されています。
さらに、近くにはカフェやスーパーもあるため、本気で勉強したい学生にとっては夢のような環境です。
シェフィールド大学には、もう一つ2015年に設立された24時間365日オープンの “The Diamond” という19の研究所を完備する工学部の図書館があります。
シェフィールド大学は、大規模研究型大学24校で構成されるラッセル・グループ(Russell Group)、別名赤レンガ大学群(Red Brick Universities)の1つです。
学生の40%が留学生
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シェフィールド大学は遊ぶ環境が少ないためか、勉学に熱心な学生が多く集まることで知られています。
世界中から優秀な学生が集い、学生の40%以上が留学生です。
私が留学していた頃は、大学寮のフラットメイトが全員中国人、9割が中国人で構成されるクラスなども存在しました。
付属の語学学校、English Language Teaching Centre(ELTC)には充実した語学学習環境があります。
シェフィールド大学は、英語を鍛えて学問を極めたい日本人におすすめの大学です。