みなさん、こんにちは。
イギリスのリーズ大学院を卒業後、現地企業に就職し、引き続きイギリス生活を楽しんでいる吉田大輝です。
今回は、現地で暮らしてみてわかった海外生活に向いている人の特徴3選について解説します。
本ブログの読者のなかには、留学を計画している方もいると思います。
実際、自分が海外での生活に向いているのかどうか、あらかじめ知りたい方もいるのではないでしょうか。
私もリーズ大学院へ留学中、海外の生活になじめず、コースの途中で帰国してしまう日本人の友人を数名みかけてきました。
そうならないためにも、「留学前に自分が実際どれくらい海外の生活に向いているのか」を確認することは大切です。
今回紹介する3つの特徴に当てはまるかどうか、自分の性格に照らし合わせてみてください!
1.適応能力が高い人
まず、海外での生活に向いている方の特徴として、適応能力が高いことが挙げられます。
海外では、日本では当たり前だと思っていたことが当たり前ではなかったり、逆に日本ではありえないことが普通だったりします。
そのため、その場の環境にすぐ順応できる方は、海外での生活に困らないかと思います。
とくに、留学生活前半は自分の想定を上回る出来事がたくさん起こります。
日本では決してみることがない場面を目の当たりにすることもあるでしょう。
たとえば、公園で人々が薬をやっていたり、変な格好をした酔っ払いグループが路上で叫んでいたり、イレギュラーを日常的に目にします。
また、とくにイギリス留学の場合になりますが、食事面での適応能力が求められます。
留学中は基本的に自炊になると思うのですが、あまり食のクオリティにこだわらなくなり、料理も面倒になってきます。
また、現地のスーパーで売っている冷凍食品や市販の調味料、カレーやパスタソースは、不味くはないけど美味しくもないです。
そのため、「まあ食べれればいいや」と振り切れる方はイギリス留学に向いていると思います。
2.自立している人
海外の生活では自立心が求められます。
やはり異国で一人生活するには、「自分で何とかするんだ!」という考え方が強く求められます。
たとえば、シャワーが出てこない、授業がわからない、財布や携帯を失くしたなど、このようなトラブルは自分で解決する必要があります。
しかし、これは決して一人ですべて抱え込むということではありません。
困ったときに人に助けを求められるという力も立派な自立心だと思います。
課題がわからなければ、同じコースの友達に相談する、体調を崩したら友達に助けてもらうなど、自ら行動を起こせる方は海外に向いています。
またこれに関連して、留学中は日本人の友人と一緒にいてはいけないと語られることがよくありますが、私はこの考え方に反対です。
たしかに、毎日一緒に時間を過したり、日本語でしかコミュニケーションしない場合は留学の意味を失います。
しかし、たまに交流する程度であれば、メリットの方が大きいように感じます。
留学生活は情報戦です。
周りの日本人から有益な情報を聞くことは、留学を成功させるうえで非常に大切だと思います。
そのため、日本人との交流も大切にしましょう。
3.細かいことを気にしない人
海外で生活するうえで、細かいことを気にしていたら疲れてしまいます。
とくに最初は、言語面で恥ずかしい思いをすることがたくさんあるでしょう。
私も「相手が何を言っているのかわからない」「自分の言いたいことが相手に伝わらない」など、英会話において数えきれないほど嫌な思いをしてきました。
しかし、このネガティブな感情をいちいち引きずらず、10分後には忘れているくらいの単純さで過ごすことが、言語上達へのカギです。
そのため、「間違えたらどうしよう」と不安になるのではなく、「間違えたから何?」くらいの強気な態度で英語を話しましょう。
そして、自分のなかの英会話に対するハードルを低くしましょう。
完璧な英語を話すことは無理ですし、ネイティブですらたくさんのスペルミス、文法ミスをしています。
「英語で自分の伝えたいことが相手に理解されれば満点!」という感じで、自分を甘くして留学生活を楽しみましょう。
また、そのように英会話を楽しんでくると上達のスピードも上がりますし、場数を踏むため緊張しなくなります。
とくに細かいことを気にしてしまう方は、自分にストレスをかけやすい性格なため、できる限りポジティブに過ごしましょう。
留学中の失敗は、失敗した分だけ面白いストーリーになりますし、自分の経験値も上がります。
現地の方は、あなたの失敗を気にしないので安心してください!
まとめ
今回は、海外の生活に向いている人の特徴3選について解説しました。
今回紹介した3つは海外で生活するにあたって、なくてはならない能力です。
これから留学をする方は、ぜひ一度自身の性格と比較してみてください。
また今回の記事を読んで、自分は海外に向いていないのではないかと不安に思った方もいるかもしれませんが、そこは問題ありません。
日本にいながら想像する留学生活と、実際に渡航してから体験する留学生活は、かなり違います。
いざ留学してみたら、とても楽しいと感じる場合もあります。
また個人的な経験から、留学生活を楽しんでいる方の多くは、留学前に不安を感じていた方たちです。
不安を感じる方は、その不安を残しつつ、これから新しい生活が待っているとわくわくしてみてくださいね。