2024/10/04

社会人のためのオーストラリア留学!留学スタイルや留学費用など徹底解説

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バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

近年は学生のみならず、社会人も海外留学をすることが一般的となっています。

そのなかでも、とくに日本人に人気がある留学先がオーストラリアです。

今回は、オーストラリア留学のメリットやデメリット、そして社会人がオーストラリアで経験できる留学プログラムについて紹介します。

オーストラリア留学を検討している社会人の方は、ぜひ参考にしてください。

目次

社会人のためのオーストラリア留学とは

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社会人が海外留学をする際、さまざまな国や地域が選択肢として挙がるでしょう。

そのなかでも、とくにおすすめしたいのがオーストラリアです。

以下では、社会人がオーストラリアを留学先として選ぶと、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて詳しく解説します。

社会人がオーストラリアを選ぶメリット

グローバル化が進む昨今では、日本にいても海外の方々と関わる機会が増えており、英語の重要性が高まっています。

社会人がオーストラリア留学を選ぶメリットとして、まず英語力の向上が挙げられるでしょう。

オーストラリアは英語を母語とする国で、日常的に英語を使う環境が整っているため、とくにリスニングやスピーキングのスキル向上が見込めます。

また、教育水準も高く、現地で取得した資格は帰国後のキャリアにも役立ちます。

さらに、多民族国家であるため、さまざまなバックボーンを持つ方々と交流ができる点も、オーストラリア留学のメリットとして挙げられます。

多様な価値観に触れ、見聞を広げることは、社会人にとって貴重な経験になるはずです。

加えて、現地で築いた人脈が新たなビジネスチャンスを生む可能性もあります。

そのほかにも、治安の良さや豊かな自然環境、幅広い留学プログラムが選べる点もオーストラリア留学のメリットです。

オーストラリア留学のデメリット

さまざまなメリットが存在する一方で、考慮すべきデメリットもあります。

オーストラリア留学に限った話ではありませんが、留学には高額な費用がかかります。

とくに、オーストラリアは留学費用が高い国の一つとして知られています。

そのため、十分な留学資金がない場合、留学そのものを断念しないといけない可能性もあります。

また、社会人の場合、留学をすることでキャリアの空白期間が生じることも見過ごせないデメリットです。

留学後に再就職をおこなう際、日本の企業は職歴に空白期間がある応募者を避ける傾向があるため、留学中に就職活動を視野に入れた準備をしておくことが重要です。

そのほかにも、留学先での文化や言語に適応するのに時間がかかることがあります。

とくに短期間の留学では、現地での生活に慣れる前に帰国し、満足のいく成果を得られない場合もあります。

これらのデメリットを考慮しつつ、自分がなぜオーストラリアへ留学をするのかの目的意識をしっかり持つことが大切です。

オーストラリアでの社会人留学の主なプログラム

社会人がオーストラリア留学する場合、語学留学以外にもTAFE留学や大学進学、ワーキングホリデーなどが選択肢として挙げられます。

それぞれの留学プログラムについて以下で詳しく解説します。

語学留学プログラム

留学プログラムのなかでも、もっともオーソドックスなのが語学留学プログラムです。

語学留学の特徴は、幅広い選択肢にあります。

滞在期間も1週間程度の短期プログラムから、1年以上の長期プログラムまで選べます。

そのため、短期間で英語力をアップさせたい方や、長期間のホームステイを通じて現地の生活や文化を学びたい方など、目的や予算に合わせた留学プログラムを見つけやすいです。

語学学校を選ぶ際は、どのようなコースを受講できるかを判断基準にしましょう。

たとえば、英語試験対策に特化したコースやビジネス英語に力を入れたコースを提供している学校は、日本人留学生にも人気があります。

また、英語環境を確実に確保したい場合は英語オンリールールの学校を、手厚いサポートを受けたい場合は日本人スタッフがいる学校を選ぶとよいでしょう。

大学/大学院への進学

ハイレベルな教育を受けたい場合は、大学や大学院へ進学するのもよいでしょう。

オーストラリアは世界的にも教育水準の高い国として知られており、2024年度の「THE世界大学ランキング」では6校がランクインしています。

大学や大学院に進学することで、さらなるキャリアアップを目指せるほか、博士号取得の可能性も広がります。

ただし、オーストラリアの大学や大学院に進学するには、一定の語学力が求められます。

進学するためには、学校が指定する英語試験で一定以上のスコアを取得する必要があり、

とくにオーストラリアの場合はIELTSスコアを求められるケースが多いです。

必要なIELTSのスコアは、進学先の大学や大学院によって異なります。

一般的に、大学進学の場合は6.0〜6.5以上、大学院進学の場合は6.5〜7.0以上のスコアを取得できれば、ある程度希望の学校に進学できるでしょう。

資格取得プログラム

最近では、資格取得を目指す留学プログラムも増えています。

取得できる資格は、美容関連のものからバリスタ、アロマセラピーなど、多岐にわたります。

オーストラリアで資格を取得するメリットの一つは、現地での就職がしやすくなる点です。

オーストラリアで就職するためには、資格と実務経験の有無が重要な要素となります。

そのため、資格を取得すれば、ほかの外国人に比べて現地企業に採用される確率が高まるでしょう。

さらに、現地で習得した知識や経験、技術は、帰国後のキャリアにも活かせる場面が多いはずです。

また、資格の取得を目指す際は、現地の専門学校に通うことが一般的です。

コースによって学習期間が異なるほか、入学条件も専門学校によってさまざまです。

事前に公式サイトやパンフレットなどでコース内容や学習期間、そして入学条件などを確認しておきましょう。

TAFE留学

専門知識や実践的なスキルの習得を目指す場合は、TAFE留学もおすすめです。

TAFEは、オーストラリアにある州立の職業訓練専門学校で、ビジネスやホスピタリティのような汎用性の高い分野から、映像制作やプログラミングといった専門性の高い分野まで幅広く学べます。

とくに、即戦力となる人材育成に特化しているため、インターンシップをはじめとする実地研修がカリキュラムに組み込まれている学校が多いです。

研修先での成果次第では、そのまま正社員として雇用してもらえる場合もあります。

そのため、キャリアチェンジや現地就職を目指す方にも人気の留学スタイルです。

ただし、TAFEに入学するには、一定以上の英語力と学業成績を証明しなければなりません。

英語力はIELTSで6.0以上が一般的ですが、コースによっては7.0以上が必要な場合があります。

学業成績は高校卒業以上が基準となっている学校が多く、高校卒業証書と最終学歴の英文成績証明書の提出が求められます。

ワーキングホリデー

ワーキングホリデーは、ワーキングホリデー協定を結んだ国で長期間滞在しながら就学と就労ができる制度です。

日本は現在、オーストラリアを含む29の国や地域とワーキングホリデー協定を結んでいます。

ワーキングホリデーの特徴は、ほかの滞在スタイルと異なり、就労時間に制限がないことです。

そのため、留学の初期費用が少なくても、働き方次第で現地での生活費や学費を賄いながら英語の勉強ができます。

ただし、ワーキングホリデービザの場合、就学期間が最大4か月までに制限されている点に注意しましょう。

なお、オーストラリアでワーキングホリデーをする場合、滞在期間は通常1年までしか認められていません。

しかし、特定の条件を満たせばセカンドビザやサードビザが取得でき、最大2年間の延長が可能です。

滞在期間を延長するための条件は、オーストラリア政府が指定する職種に一定期間従事することです。

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オーストラリア社会人留学の費用

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オーストラリア留学を検討する際、多くの方が気になるのは留学にかかる費用でしょう。

以下では、オーストラリア留学にかかる費用の目安について解説します。

渡航前の準備費用

オーストラリアへ渡航する前にかかる準備費用として、パスポートの発行費用、そしてビザの申請費用が挙げられます。

パスポートには有効期限が10年のものと5年のものがあり、それぞれ発行費用は16,000円と11,000円です。

有効期限が5年のパスポートの方が値段は安いですが、長期的に見れば10年のパスポートを購入する方が費用は安くすみます。

パスポート申請時は代理申請が可能ですが、パスポートの受け取りは本人がおこなう必要があります。

また、ビザの申請費用は、取得するビザの種類によって異なります。

通常、審査が順調に進めば1か月以内にビザは発行されます。

ただし、1か月以上経過してもビザが発行されなかったり、審査の結果が届かないときは、関係機関に問い合わせて確認しましょう。

学費

語学学校、大学、専門学校に1年滞在する場合にかかる学費の目安は、以下のとおりです。

学校種別学費の目安
語学学校120〜180万円
大学180〜200万円
専門学校50〜120万円

語学学校が不定期に実施している割引キャンペーンを利用すると、入学金や教材費を節約できます。

オーストラリアの大学には日本と同様に私立と国公立がありますが、学費は日本と異なり、私立よりも国公立の方が高いです。

一方、専門学校は語学学校や大学よりも学費が安いため、留学の予算に限りがある方には有力な選択肢の一つとなるでしょう。

今回紹介している学費はあくまで目安であり、オーストラリア留学にかかる費用は、教育機関や滞在期間、プログラム内容によって異なります。

詳細な学費が知りたい場合は、各教育機関の公式サイトやパンフレットなどをチェックしてください。

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生活費(住居費、食費など)

オーストラリアに1年間滞在する際の生活費の目安は100〜300万円です。

住居費は、滞在する都市やエリア、滞在方法などによって大きく変わります。

とくに、シドニーなどの都市部では家賃が高くなりがちですが、郊外に行くほど安くなります。

また、個人で部屋を借りるよりも、シェアハウスやシェアルームを利用して複数人と家賃を分割する方が費用は抑えやすいです。

ただし、シェアハウスやシェアルームはプライベート空間が少なくなるため、費用を重視するのか、快適さを重視するかをしっかり考えて選びましょう。

また、生活費の節約したい場合は、自炊がおすすめです。

オーストラリアは物価が高いものの、野菜や果物など一部の食材は日本より安く購入できます。

自炊をすれば、外食をするよりも栄養バランスの取れた食事ができるため、健康にもよいです。

オーストラリア社会人留学のビザ取得

オーストラリアに留学する際には、かならずビザの取得が必要です。

社会人留学をする際の候補となるビザは、観光ビザと学生ビザ、そしてワーキングホリデービザの3種類です。

ビザの種類期限労働条件料金
観光ビザ最長1年現地での就労は認められていない20豪ドル
(約2,180円)
学生ビザ最長5年就労時間に制限あり
(2週間あたり48時間まで)
1,600豪ドル
(約170,000円)
ワーキングホリデービザ最長3年同一の雇用主のもとで働けるのは半年まで650豪ドル
(約70,850円)
※1豪ドル=109円で計算(2024年7月時点)

滞在期間が3か月未満の場合は、申請費用が一番安い観光ビザの取得がおすすめです。

ただし、観光ビザでは現地での労働が認められていない点に注意してください。

3か月以上滞在する場合は、学生ビザまたはワーキングホリデービザがいいでしょう。

留学費用に余裕がない場合は、就労制限がなく働けるワーキングホリデービザがおすすめです。

ただし、ワーキングホリデービザは最大4か月までしか教育機関に在籍できないため、学業に専念したい方は学生ビザを選びましょう。

アルバイト・奨学金について

オーストラリアでは、学生ビザまたはワーキングホリデービザを取得している場合、現地で働けるため、学費や生活費を稼ぐことが可能です。

英語力に比例して給料が高くなるため、渡航前からしっかりと英語の勉強をしておきましょう。

また、労働以外の留学費用を賄う方法として、奨学金の利用も挙げられます。

奨学金には貸与型と給付型の2種類があり、給付型は返済義務がありません。

留学生専用の奨学金制度もあるため、在籍する教育機関の公式サイトやパンフレットなどをチェックしてみましょう。

ただし、奨学金を利用するためには、成績をはじめ、厳しい条件をクリアする必要があります。

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オーストラリア留学で人気の地域

オーストラリア留学の滞在先は複数ありますが、主に都市部と自然豊かな地域が人気です。

とくに、都市部ではシドニーやメルボルンが人気で、これらの都市は国内外から多くの人が集まる街のため、国際交流を楽しみたい方に最適といえます。

ただし、全体的に物価が高いため、生活コストを抑えることが難しいでしょう。

オーストラリアらしい自然を満喫したい方は、ケアンズやゴールドコーストなどのビーチエリアがおすすめです。

自然が豊かな分、若者向けの娯楽施設は少なめですが、その分勉強に集中して取り組めます。

また、都市部と比較すると物価も低いため、予算に余裕がない方にもおすすめです。

社会人留学するなら、オーストラリアを選ぼう

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オーストラリアは治安や教育水準の高さなどから、社会人の留学先におすすめです。

留学スタイルは、語学留学、資格取得プログラム、TAFE留学、大学・大学院進学、ワーキングホリデーなど、多様な選択肢があります。

留学スタイルや滞在先、留学期間によって必要な費用が異なるため、事前に計画をしっかり立てましょう。

留学先の選定をはじめ、現地の学校情報を知りたい方や留学に関する悩みや疑問がある方は、バークレーハウスの留学相談をご利用ください。

バークレーハウスは、日本ではじめてアメリカへの正規留学を実現させた語学スクールで、英語スクールとしても創業50年のノウハウを有しています。

渡航前に一定レベル以上の語学力を身につけながら、留学準備もワンストップでサポートします。

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