2022/05/17

トロント留学のメリット・デメリット。特徴やおすすめな人も紹介

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

カナダ随一の大都市であるトロントに留学を考えている方もいるのではないでしょうか。

今回は、トロントの特徴や留学のメリット・デメリットについてご紹介します。

1ヶ月にかかる費用も合わせてご紹介するので、留学費用が気になる方にも有益な情報が満載です。

これからトロントに留学する予定の方はぜひ読んでくださいね。

目次

トロントはどんな都市?

トロントは、カナダ最大の都市で知られる街です。

カナダ経済の中心地で、国内企業や外資系企業の支店が数多くあります。

そんなトロントは都会的な一面がある一方で自然豊かな地域もあり、各国から観光客が大勢訪れるほど人気が高い街です。

トロントの気候は、日本と同じように春夏秋冬が明確に分かれている特徴があります。

夏は7月に暑さのピークを迎え、ビーチでマリンスポーツが楽しめます。
冬は1月に寒さのピークを迎え、マイナス20度まで冷え込みます。

アイススケートやスキーなどウィンタースポーツを楽しめますが、トロントは急に雨が降ることが多いので、天気予報のチェックは欠かさず行いましょう。

トロントは、世界で最も住みやすい都市ランキングに常に上位に位置するほど人気がある街です。

治安の面においても比較的良く、現地の人は親切で困っていたら助けてくれます。

長期留学になると滞在期間も長くなるので、住みやすさに定評のあるトロントは留学先として最適です。

トロントの交通機関は、バスや地下鉄、路面電車などが充実しています。

観光地巡りや友達と遊ぶ時など、交通機関を使えば便利に移動できます。

平日に毎日学校に通うなら、定期券を購入して交通費を安く抑えられるのも嬉しいポイントでしょう。

冬になると急激に冷え込むトロントですが、交通機関内は暖房設備が整っているので寒さ対策も万全です。

トロント留学のメリット

トロント留学を検討するとき、どのようなメリットがあるのか知りたい方も多いはずです。

トロント留学には、次のようなメリットがあります。

・移民が多く、留学生も馴染みやすい
・他の国・都市に比べると治安が良い
・自然が豊かで、アクティビティも楽しめる

それぞれの項目を確認していきましょう。

メリット1.移民が多く、留学生も馴染みやすい

トロントは有数の多民族都市で、移民が多く住んでいます。

海外留学するとアジア人で浮かないか心配に感じる方もいますが、移民が多いので留学生も馴染みやすいです。

疎外感を感じることも少ないので、留学先でも生活しやすいといえます。

また多民族都市の中で、それぞれの背景は違えど多くの人が共存する姿を見れます。

自分たちの文化に誇りを持つ姿を見れるのは、価値観を広げられる良い機会でもあるので有意義な時間を過ごせるはずです。

メリット2.他の国・都市に比べると治安が良い

トロントは、他の国と比べると治安が良いと言われています。

治安の良さは住みやすさにも関わってくるので、留学先を選ぶにあたり重要視している方も多いはずです。

海外の地で治安の良い場所に住めるのは、大きなメリットだといえます。

ただ治安が良いトロントとはいえ、日本と比べると安全な国とは言い切れません。

たとえば、夜中に一人で歩き回ったり貴重品を置いてその場を離れたりなど、基本的なことは注意しておくことが大切です。

メリット3.自然が豊かで、アクティビティも楽しめる

トロントは都会的な印象を抱く方も多いですが、実は自然豊かな場所も多くあります。

たとえば都心から車で2時間足らずの場所にナイアガラの滝があり、50メートルもの高さから流れる滝は圧巻です。

またハイ・パークやドン・バレー・トレイルなど、ハイキングスポットもたくさんあります。

トロントは春夏秋冬も明確なので、夏にはマリンスポーツ、冬にはウィンタースポーツを楽しめます。

英語を学びながら、四季折々のアクティビティを楽しめるのはトロントを選ぶメリットでしょう。

トロント留学のデメリット

トロント留学は、さまざまなメリットがあります。

ただ一方でデメリットもあるので、十分に考慮しなければいけません。

実際にトロント留学では、以下のようなデメリットもあります。

・物価がやや高い
・日本人と出会うことが多い
・冬はかなり寒い

それぞれの項目を確認していきましょう。

デメリット1.物価がやや高い

世界的には、トロントの物価が高いわけではありません。

ただ、日本と比べると物価が少し高いデメリットがあります。

コストを抑えて留学したいなら、費用が負担になるかもしれません。

授業料やビザ代と異なり、滞在費や航空券代は工夫すればコストを抑えられます。

たとえば外食の回数が増えると食費は高くなるので、自炊をするのがおすすめです。

航空券はハイシーズンを避けて購入すれば費用を抑えられます。

デメリット2.日本人と出会うことが多い

トロントは留学先として人気が高いので、日本人留学生も多いです。

大学や語学学校に日本人が多く、ついつい日本人同士で集まってしまうこともあるはず。

100%英語環境にできない場合があるので、英語力を向上したい方にはデメリットでしょう。

ただ、初めて留学する方にとっては日本語が通じる人が近くにいると安心して生活できるはずです。

また大学や語学学校によっては、日本人が少ない学校もあります。

100%英語環境にしたいなら、学校を選ぶときに日本人の割合を確認しましょう。

デメリット3.冬はかなり寒い

トロントは日本と同じく四季があり、四季折々の風景やアクティビティが楽しめるのが魅力です。

ただ、冬はかなり寒く冷え込みます。

寒さが苦手な方にとってはデメリットといえるかもしれません。

ただし、バスや電車、路面電車など交通機関は暖房設備が備わっているので室内に入れば寒さ対策はバッチリです。

体を温めてくれるカイロを日本から持参すれば、外出するときの寒さ対策にもなります。防寒着も多めに持参するとよいでしょう。

トロント留学の費用相場【1ヶ月】

トロントは物価が安いとはいえ、やはり留学費用が気になりますよね。

ここからは、1ヶ月間の留学でかかる費用や内訳を確認していきましょう。

項目費用
授業料8万円〜15万円
滞在費4万円〜20万円
諸経費4万円~5万円
航空券9万円~12万円
観光ピザ0円
海外旅行保険0円~2万円
生活費10万円〜15万円
総額35万円~66万円

トロント留学がおすすめな人


カナダの英語は癖のない発音で、英語が苦手な方にも聞き取りやすいメリットがあります。

地域によって発音にも個人差はありますが、トロントではきれいな発音のカナダ人が多いです。

癖のない発音を学びたいなら、留学先にトロントを選びましょう。

またカナダは多民族都市なので、さまざまな国籍を持つ人が多くいます。

日本人が現地にいても違和感がないので、自然に溶け込めるはずです。

またトロントでは移民に慣れているので、たとえ英語をうまく話せなくても気持ちを汲み取ってくれます。英語が苦手でも安心して生活できるはずです。

さらに、トロントは英語だけでなくスポーツやアクティビティを楽しみたい方にもおすすめです。

たとえば社会人であれば、英語力の向上に加え留学期間にリフレッシュしたいと考える方も多いでしょう。

そのような方には、スポーツやアクティビティを楽しめるトロントがおすすめです。

まとめ

本記事では、トロント留学のメリット・デメリットをご紹介してきました。

トロント留学は、移民が多く留学生が馴染みやすかったり他の都市に比べると治安が良かったりするメリットがあります。

自然豊かな地域もあるので、季節に応じてスポーツやアクティビティを楽しめるのも嬉しいポイントです。

一方、トロント留学には日本と比べると物価がやや高かったり、日本人が多かったりするデメリットもあります。

冬は急激に冷え込むので、寒さが苦手な方は要注意です。

現在トロントへの留学を検討している方は、今回ご紹介したポイントを踏まえ、具体的な留学プランを立ててみましょう。

https://berkeleyhouse.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/kaplan-overlay.jpg
Page
top