2023/04/04

【目的・期間別】イギリス留学費用まとめ!留学費用を抑えるコツも紹介

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バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

イギリスへ留学してみたいけれど、費用がどれくらいかかるか、わからない方もいるのではないでしょうか。

留学は、行く国や留学する目的、留学期間によっても費用が変わってきます。

今回は、イギリス留学にかかる費用が知りたい方のために、イギリス留学にかかる費用の相場を目的別・期間別に紹介します。

そして、留学費用をすこしでも抑えるためのコツもあわせて紹介します。

イギリス留学を考えている方は、参考にしてみてください!

目次

イギリス留学の特徴とメリット

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数ある留学候補地のなかからイギリスを選んだ方のなかには、すでに具体的な目的をもっている方もいるかもしれません。

しかし、まだ留学先をどこにするか決めかねている方もいると思います。

そんな方のために、イギリス留学の特徴とメリットを紹介します。

イギリス留学の特徴

イギリスは長い歴史のある国で、歴史的建造物が並ぶ古い街並みが残っています。

アートや音楽などの芸術にも触れられる、とても素敵な国です。

また、最先端の流行の発信地である、ロンドンでのショッピングも楽しめます。

そして、ヨーロッパ各国へのアクセスも良く、LCCなどやユーロスターなどで気軽に旅行もできます。

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留学をするメリット

そもそも、留学をするメリットとはなんだろう?と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。

留学をするメリットは、英語圏で生活をしながら英語を学ぶことで、習った表現がどのような場面で使われているのかを体で覚え、使える英語が習得できることです。

語学学校などへ通う方もいるかと思いますが、授業で学んだだけでは、英語力はなかなか身に付きません。

生きた英語を習得し、慣れていくことで、格段に英語力は上がります。

イギリスには「クイーンズ・イングリッシュ」とよばれる貴族の発音があり、イギリス英語というとその発音を思い浮かべる方も多いかもしれません。

しかし実際には、地域や階級によって発音が異なります。

留学をしながら各地を周り、地域ごとの文化に触れてみるのも良い体験になるでしょう。

【目的別】イギリス留学でかかる費用

次に、イギリス留学にかかる費用の目安を、留学の目的別に紹介します。

留学の目的を、大きく6つに分けてみました。

留学の方法

  • 語学留学
  • 短期留学
  • 大学留学
  • 大学院留学
  • ワーキングホリデー
  • インターンシップ

以下で、それぞれの留学目的別と期間別に費用を紹介していきます。

語学留学

まずは語学留学にかかる費用の総額を、1か月間から1年間の期間別で紹介します。

期間費用
1か月間25〜60万円
3か月間60〜150万円
半年間110〜280万円
1年間220〜540万円
※海外留学保険費・ビザ申請費・おこづかいなどは含みません。
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短期留学

短期留学にかかる費用を内訳ごとに分けて、1週間から3か月間の期間別で紹介します。

【1週間】

内訳費用
学費1.5〜3.7万円
渡航費5〜20万円
居住費1.7〜4万円
生活費1〜5万円
合計10〜32万円

【1か月間】

内訳費用
学費7〜20万円
渡航費5〜20万円
居住費7〜15万円
生活費4〜8万円
合計20〜60万円

【3か月間】

内訳費用
学費21〜60万円
渡航費5〜20万円
居住費21〜45万円
生活費12〜24万円
合計60〜150万円
※いずれも海外留学保険費・ビザ申請費・おこづかいなどは含みません。

大学留学

大学留学にかかる費用を内訳ごとに分けて、半年間から3年間の期間別で紹介します。 

【半年間】

内訳費用
学費50〜75万円
渡航費5〜20万円
居住費42〜90万円
生活費24〜48万円
合計121〜233万円

【1年間】

内訳費用
学費100〜150万円
渡航費5〜20万円
居住費84〜180万円
生活費48〜96万円
合計237〜446万円

【2年間】

内訳費用
学費200〜300万円
渡航費5〜20万円
居住費168〜360万円
生活費96〜192万円
合計469〜872万円

【3年間】

内訳費用
学費300〜450万円
渡航費5〜20万円
居住費252〜540万円
生活費144〜288万円
合計701〜1,298万円
※いずれも海外留学保険費・ビザ申請費・おこづかいなどは含みません。

大学院留学

大学院留学にかかる1年間の費用を内訳ごとに紹介します。

海外への大学院留学では、MBAの取得を目指す方も多いでしょう。

イギリスの大学院では、1年間でMBAを取得できます。

大学院留学は、学部留学よりも費用がかかりますが、MBA留学はさらに高額です。

しかし、ほかの国よりも短期間での取得が可能なため、時間や滞在費を節約できます。

なによりイギリスの大学院でMBAを取得すれば、日本での就職にも有利なため、待遇のアップも期待できます。

内訳費用
学費
(修士課程とする)
200万
渡航費5〜20万円
居住費84〜180万円
生活費48〜96万円
合計337〜496万円
※海外留学保険費・ビザ申請費・おこづかいなどは含みません。
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ワーキングホリデー

ワーキングホリデーの費用を1か月間から1年間の期間別で紹介します。

【1か月間】

内訳費用
学費15〜23万円
渡航費5〜20万円
居住費7〜15万円
生活費4〜8万円
合計31〜66万円

【3か月間】

内訳費用
学費17〜41万円
渡航費5〜20万円
居住費21〜45万円
生活費12〜24万円
合計55〜130万円

【半年間】

内訳費用
学費19〜58万円
渡航費5〜20万円
居住費42〜90万円
生活費24〜48万円
合計90〜216万円

【1年間】

内訳費用
学費20〜116万円
渡航費5〜20万円
居住費84〜180万円
生活費48〜96万円
合計157〜412万円
※学費は、語学学校などに通う場合として記載しています。※海外留学保険費・ビザ申請費・おこづかいなどは含みません。
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インターンシップ

インターンシップの費用を半年間から1年間の期間別で紹介します。

【半年間】

内訳費用
渡航費5〜20万円
居住費42〜90万円
生活費24〜48万円
合計71〜158万円

【1年間】

内訳費用
渡航費5〜20万円
居住費84〜180万円
生活費48〜96万円
合計137〜296万円
※いずれも海外留学保険費・ビザ申請費・おこづかいなどは含みません。
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イギリス留学でかかる費用の項目

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イギリス留学でかかる費用を一つずつ、項目ごとに説明します。

学費、渡航費、ビザ、保険から現地での生活にかかるさまざまな費用まで、見落としがないように確認しましょう。

学費

目安として、1か月にかかる学費は約7〜25万円です。

ワーキングホリデーでも、最初の数か月は語学学校に通う予定の方も多いかと思います。

語学学校や大学、大学院などにいく場合は学費が必要となります。

イギリスの大学はほとんどが国立であるため、大学間の学費にあまり差がありません。

ただし専攻によって授業料の差が出てくるため、自分の希望する専攻について、よく調べる必要があります。

滞在費

目安として、1か月にかかる滞在費は約7〜15万円です。

滞在費は、地域やどのような場所に泊まるのかによって費用が変わります。

ロンドンで1人暮らしの物件を探す場合、1か月あたり15万円以上を基準に考えた方がいいでしょう。

昨今、イギリスの家賃は上がるばかりです。

シェアハウスや学生寮であれば、比較的安く滞在できます。

あまり予算のない学生やワーホリの方は、シェアハウスが一般的です。

相場より安い物件は周りの治安が悪かったり、家の設備に不備が多かったりする可能性が高いです。

日本では利便性によって住居費が変わることがありますが、イギリスは治安によって上下することも多くあります。

住居費はできるだけ削らずに、安全を優先しましょう。

生活費

目安として、1か月の生活費は食費を含めて約4〜8万円です。

外食をするとランチでも10ポンド(約1,500円)以上かかるのは当たり前です。

ディナーでは20〜30ポンド(約3,000〜4,500円)くらいは最低でも必要になるでしょう。

イギリスでは、チップ制度は絶対というわけではありません。

食事代にサービス料金がすでに含まれているケースも多くありますが、含まれていなければチップを追加するといいでしょう。

外食への税金が高いこともあり、外食をするとなると、かなり高額になります。

それに比べてスーパーでの買い物はとても安いと感じます。

野菜や肉も新鮮で量が多く、すこしの予算で十分に食べることができます。

すこしだけ割高ではありますが、オーブンに入れるだけで食べられる便利な料理も売っているため、うまく組み合わせることで安くておいしい食生活を送ることができます。

日用品・通信費

イギリスでは、基本の生活必需品に消費税がかかりません。

そのためスーパーでの買い物が安く感じるのです。

日用品も、ものによっては消費税がかからず、日本よりも安い場合もありますが、トイレットペーパーなどの紙類、洗剤などは高めです。

また、安いものはそれなりの質となり、食品ラップなども値段によって質が変わります。

スマートフォンや携帯電話の通信費は比較的安く、毎月約3,000円ほどです。

水道・光熱費

シェアハウスだと水道・光熱費込みの家賃となっていることもあります。

日本でも光熱費は高騰していますが、イギリスでも今年の冬はガス、電気代が昨年と比べて倍以上に値上がりしています。

水道代も日本よりはすこしだけ高めです。

余裕をもって予算を組んでおくといいでしょう。

渡航費

往復で5〜20万円くらいです。

昨今の社会事情の影響を受け、飛行ルートが変更され飛行時間が長くなり、運賃も上がっている傾向があります。

時期によっては往復で20万円を超えることもあるため、シーズンオフのときや、早めに航空券を取ることがおすすめです。

直行便よりも経由便は安い傾向にあります。

日程変更ができない航空券は割安ですが、フレキシブルな航空券を購入しておくと、急な日程変更などのときには安心です。

ビザ代

ビザについての費用の詳細を紹介します。

ビザのルールや費用についてはイギリス政府によって頻繁に変更されることがあります。

ビザの取得前に、必ず最新の情報を確認するようにしましょう!

ビザの種類費用
観光ビザ
(6か月まで)
無料
短期学生ビザ
(11か月まで)
200ポンド
(約 32,000円)
学生ビザ363ポンド
(約 58,000円)
ワーキングホリデービザ
(YMS)
259ポンド
(約 42,000円)
※1ポンド=160円として計算
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海外留学保険

海外留学保険の費用を紹介します。

期間費用
1か月間約1〜3万円
半年間約7〜9万円
1年間約14〜20万円

滞在期間が6か月間を超えるかどうかによって、入る保険が変わります。

また、イギリスではスマートフォンを盗まれるなどの被害も多発しています。

とくに渡航したばかりで慣れないうちは被害に合う可能性が高いでしょう。

そんなときにも保険に入っておくと費用を請求できることがあり、安心です。

イギリスに6か月間以上滞在する場合は、滞在期間中にNHS(National Health Service)という健康保険へ加入し、地域のGP(かかりつけ医)に登録する必要があります。

基本的に医療費は無料ですが、歯科では費用が発生する可能性もあるため注意です。

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その他

交際費・交通費などに1か月間にかかる費用として3〜4万円は確保しておきましょう。

外食費が高いため、交際費も必然的に高くなります。

エンターテインメントにかかる税金も高いため、日本で遊ぶよりも割高に感じることが多いと思います。

そしてイギリスでは電車などの交通費は距離だけではなく、時間帯によっても変わります。

また、通勤・通学ラッシュの時間は高くなります。

ワーホリやインターンなどで仕事をする予定の方でも、基本的に会社から交通費は支給されないため、自分で用意しておく必要があります。

イギリス留学におすすめ都市

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留学生におすすめなイギリスの都市は、ロンドンだけではありません。

ロンドンだけでなく、そのほかにもおすすめの都市について紹介します。

ロンドン

イギリスの文化的にも経済的にも中心地であるロンドンでは、歴史を間近で体感し、アートや最先端の流行に触れ、刺激的な留学ライフを送れることは間違いないでしょう。

大きな公園も数多くあるため、都会にいながらものんびりと息抜きもできます。

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ケンブリッジ

大学の街ケンブリッジでは、歴史的建造物にかこまれた街の間を川が流れ、比較的治安も良く、静かに過ごすことができます。

学生が多く住む街のため、学業にも集中できるでしょう。

ケンブリッジは小さな街ですが、生活必需品などは街ですべて揃えられるため、生活しやすいです。

オックスフォード

こちらもケンブリッジと同様、大学の街のため、落ち着いた環境のなかで生活や勉強ができます。

週末にはハリー・ポッターの映画で使われた建物などを巡ることができ、ファンにはたまりません。

また、オックスフォード大学が有名ですが、実は40校ほどの大学が街に集まっています。

有名な大学だけでなく、ほかの大学でも高い水準の教育を受けられます。

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留学費用を抑える方法

留学にかかる費用をさまざま紹介しましたが、すべての費用を計算してみると、かなり高額になります。

できるだけ費用を抑えて留学したいと考える方も少なくないはずです。

以下で、留学費用をできるだけ抑える方法を紹介します。

航空券を早めに購入する

日程の目処が立ったら、できるだけ早く航空券を購入しましょう。

また、直行便よりも経由便の方がお得です。

直行で行ける都市でも、時間や気持ちに余裕があれば経由便にしてみるのもアリかもしれません。

ただし、空港で夜を過ごすようなスケジュールや深夜便で現地に到着したり、現地からの早朝便での移動には危険も伴います。

無理のないようにしましょう。

生活費が安い都市に留学する

次に、生活費が安い都市へ留学するという手です。

ロンドンはイギリスのなかでも家賃が高いです。

ケンブリッジやオックスフォードなども検討してみてください。

マンチェスターも日本からの留学生が多く、人気の都市となっています!

2人以上で暮らす

イギリスでは学生の1人暮らしというのはあまり現実的ではありません。

学生寮やシェアハウスなどに住み、家賃を節約しましょう。

ただし、治安の悪いエリアは避けてください。

税率ゼロの食品を利用する

スーパーを上手に利用しましょう。

スーパーごとにも特徴があり、安いスーパーから高級スーパーまで、さまざまなスーパーがあります。

お気に入りをみつけるのも楽しいでしょう。

スーパーでの焼きたてのパンも安くておいしいため、ハムや野菜を簡単に挟んで、学校に持っていけば簡単にランチがとれます。

外食も良いですが、自炊が一番の節約方法です!

イギリス留学におすすめの奨学金

高額なイギリス留学の費用を抑えるために、奨学金を利用するのも選択肢の一つでしょう。

イギリス留学の際に利用できる奨学金はいくつか種類がありますが、そのなかでもおすすめなものを3つ紹介します。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)

日本でもっとも知名度のある奨学金制度がこちらです。

貸与型奨学金と、給付型奨学金の2種類があります。

給付型奨学金のうちの海外留学支援制度(協定派遣)では、海外の大学などに派遣される学生に対して留学費用の一部を支援する、返還が不要の奨学金制度となっています。

資格・要件を満たす場合は、月6万円〜10万円の給付を受けることが可能です。

IELTS奨学金

IELTS奨学金制度とは、ブリティッシュ・カウンセルが主催する奨学金制度です。

大学や大学院へ留学予定の方が対象で、学費補助として30万円が支給されます。

この奨学金を利用する場合は、奨学生は留学予定先への入学に必要な英語スコアをIELTSで証明する必要があります。

海外の大学が留学生の入学条件として、IELTSのスコアを条件に設けていることがよくあります。

トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム

トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラムとは、文部科学省を中心とした官民協働の海外留学支援制度です。

世界を視野に入れて活躍できる人材の育成を目指して設立されました。

応募の条件には、日本の大学などに在籍している必要があります。

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計画を立てて留学ライフを楽しもう

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イギリス留学にかかる費用は、予想していたよりも高額でしたか?

イギリスでは現在、急激なインフレーションが起き、すべての費用が上がっています。

実際に現地へ行ってみると、予想していたよりもさらに多くの費用がかかってしまうということもあるかもしれません。

もちろん、それぞれのライフスタイルや学習計画によっても差が出てくるでしょう。

できるだけ不必要な費用は削り、かけるべきところにかけて、使える制度は積極的に利用しましょう。

安全性を優先しながら、有意義な体験となるようなことには投資をしてみてください。

この記事を参考に、十分な計画をたてて準備をし、あなたにとって理想的な留学ライフを叶えましょう!

バークレーハウスでは、あなたの留学を支援するサービスを提供しています!

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