2024/03/06

カナダ留学での寮生活ってどんな感じ?寮の種類やメリット・費用を紹介

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この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

カナダ留学をしようと考えている方のなかには、滞在方法として寮生活を検討している方も多いのではないでしょうか。

カナダの寮には、学校が直接運営する学生寮や、学校がアパートや一軒家を借りて学生に貸すケース、さらには学校がほかの学生寮を借りる場合などがあります。

本記事では、カナダ留学で利用できる寮の種類や、寮生活のメリット・デメリット、寮生活にかかる費用などについて詳しく紹介します。

また、カナダ留学で寮生活をする際のポイントについても解説するため、寮生活を検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

カナダ留学の寮生活の特徴

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カナダ留学で寮生活を希望する場合、学校が寮を持っている学校寮タイプは少ないことが現状です。

学校が寮を紹介してくれる場合でも、実際は民間の学生寮やサービスアパートメントを利用するケースがあります。

また、学校がほかの学生寮を借りている場合は、学生が休みの間だけ借りられるなど、滞在期間に制限が設けられていることもあるため注意しましょう。

カナダ留学で寮に入りたいと考えている方は、早めに計画をたて、空き状況や入室の条件を事前に確認するようにしてください。

寮の種類

カナダやアメリカの大学は、一般的に学生寮や住宅施設に対して多額の投資をおこなっているため、設備が充分に整っていることが多いです。

ただし、大学の地域やプログラムによって設備の充実度は異なることがあり、カナダの寮には、さまざまな種類があります。

以下では、カナダの寮の特徴をタイプ別に紹介します。

ベッドルームスイート

ベッドルームスイートは、日本のアパートやマンションと同様の建物です。

玄関は1つ、部屋は2〜3つあり、バスルームやトイレ、キッチンは共同で使用します。

カナダは国土の広い国のため、大都会にある小規模の大学の場合、学生が外部のアパートや住宅を借りることが一般的です。

タウンハウス

タウンハウスは、複数の住宅が繋がっている、2〜3階建の長屋の一部です。

玄関が1つで、建物内には部屋が5つ前後あります。

ほとんどの場合、学生は個室を使用し、バス・トイレやキッチンは共同で使用することが多いです。

ドミトリー

カナダの多くの大学には、キャンパス内に学生寮があります。

アメリカと同様に、キャンパス内での生活は利便性が高く、学生同士の交流が盛んです。

ドミトリーは、日本によくある「寮」に似ており、食堂、バス、トイレ、リビングなどを学生同士で共有します。

カナダの寮では、ドミトリータイプが1番多いです!

寮生活のメリット

カナダ留学で寮生活を選択する際のメリットは、どのようなものがあるのでしょうか。

以下では、寮生活で得られる4つのメリットを紹介します。

友達がつくりやすい

寮生活のメリットの1つは、友達がつくりやすいことです。

留学では、勉強に励むことはもちろん、友達との交流も大切です。

寮生活では、同じ学校に通う学生達と共同生活を送ることになるため、授業など共通の話題も多く、親しくなりやすいでしょう。

また、リビングなどの共用部分でも日常的に触れ合うことで、英語でコミュニケーションを取る機会が増えます。

2人部屋の場合、かならずしもカナダ人がルームメイトとは限りませんが、外国人の友達を作るチャンスともいえます。

ただし、異なる文化や生活習慣をもつ留学生と一緒に生活することは、文化を学ぶ素晴らしい機会である一方、ストレスを感じる可能性もあります。

たとえば、イスラム教徒の学生は毎日礼拝する習慣があったり、アフリカから来た学生が、朝晩大声を出してお祈りをすることがあったりします。

このような状況に耐えられない場合は、自ら寮長に相談し、部屋を変えてもらうことも可能です。

自分から相談しない限りは問題ないと捉えられるため、何か困ったことがあれば、積極的に主張することが重要です。

英語を話す環境

寮生活は、1日を通して英語を話す環境をつくりやすい点が魅力です。

寮に住むさまざまな国の学生と毎日顔を合わせるため、必然的に会話が英語になります。

カナダ人をはじめ、世界中の友達をつくることは、英語学習にとってプラスになることは間違いありません。

また、多くの寮では、さまざまなイベントが開催され、異文化交流が盛んにおこなわれています。

イベントにも積極的に参加することで、たくさんの友達がつくりやすくなり、留学生活が充実したものとなるでしょう。

異文化を学べる

寮生活では異文化を学ぶ機会が多いこともメリットの一つといえます。

世界中から集まった多くの学生と寮で知り合うことで、日常的に異文化交流ができます。

各国の文化を理解するだけでなく、他国の言語を学ぶチャンスもあるでしょう。

また、日本の文化を外国人に紹介する機会でもあるため、お互いの国を理解することで教養の幅も広がります。

さらに、カナダは一般的に外国人に対して友好的で、多文化が共存している国です。

寮での共同生活も、異なる文化やバックグラウンドをもつ学生同士が交流しやすい環境が整っています。

学校に通いやすい

寮生活をする最大のメリットは、学校へ通いやすいことが魅力といえます。

多くの寮は学校に近い場所に位置しており、通学がとても便利です。

学校の敷地内にある寮であれば、通学時間はかかりません。

しかし、敷地外の寮でも、徒歩圏内にある場合がほとんどのため、電車やバスに乗る必要がなく、交通費がかからないというメリットもあります。

通学時間がかからない分、勉強に充てる時間が確保しやすく、学生にとって恵まれた環境といえるでしょう。

寮生活のデメリット

寮生活にはさまざまなメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットも存在します。

寮生活を始める前に知っておきたいデメリットを、以下で3つ紹介します。

ルームメイトと相性が合わない場合がある

寮生活では、同じ部屋でルームメイトと一緒に過ごす場合があります。

運良く気が合うルームメイトに巡り会うこともありますが、一方でルームメイトと相性が合わないケースも考えられます。

共同生活では、相手との生活スタイルの違いから、些細なことでもストレスに感じることがあります。

日本人特有の察する文化は海外では通用しないため、思うことがあるときは直接ルームメイトへ伝えることが大切です。

寮生活では、ルームメイトとの意思疎通を図ることがとても重要といえます。

プライベート時間の確保がしにくい

寮生活は基本的に集団生活のため、プライベートの時間を確保しにくい面があります。

寮は、つねに人が出入りするため、1人の時間は必然的に少なくなるでしょう。

コミュニケーションを取ることには適した環境ですが、プライベートの時間が少なくなることをメリットと感じるか、デメリットと感じるかは個人の性格やライフスタイルによります。

休日は1人でのんびりリラックスして過ごしたい、1人の時間が好きという方にとってはデメリットになる可能性があります。

門限が定められている場合がある

寮生活では、寮の規則として門限が定められていることがあります。

門限がある場合、22時から23時の間に設定されていることが一般的です。

普段の生活の帰宅時間としては問題ありませんが、友達との食事や飲み会に出かけるときは時間を気にする必要があり、場合によっては早めに帰宅しなければいけないかもしれません。

寮は共同生活のため、門限など寮の規則は守る必要があり、ルームメイトや同居人に気を配りながら生活することが求められます。

カナダ留学での居住費はどのくらい?

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カナダ留学の費用では、学費に次いで、居住費が大きな割合を占めます。

滞在方法によって費用は異なり、一般的には寮がもっとも安く、次にホームステイ、そしてアパートの順に価格が高くなる傾向にあります。

以下では、寮生活にかかる費用の目安について解説します。

寮の居住費

カナダの寮の費用は、1人部屋の場合は月700〜1,200カナダドル、2人部屋の場合は月500〜800カナダドルが目安となります。

アメリカと比較すると、カナダの寮費は安価といえるでしょう。

一般的に、寮費は大学の所在地や施設のクオリティによって異なりますが、大都会にある大規模な大学の寮費は、すこし高めに設定されている傾向にあります。

また、大学寮は、一般的に2人部屋が基本であり、1人部屋も用意されていますが、費用がすこし高くなります。

1人部屋は、大学院生が優先されることが一般的なため、希望する場合はまず入居可能かどうかを確認する必要があります。

寮を選択すると、初期費用が節約できたり、交通費や食事などの生活費が安く抑えられるといったメリットがあります。

以下に、滞在方法別の費用の目安をまとめました。

居住費にかけられる予算や生活スタイルなどを考慮し、最適な滞在方法を選択しましょう。

滞在方法費用の目安
500〜1,200カナダドル/月
ホームステイ700〜1,200カナダドル/月
アパート700~2,000カナダドル/月

次に、ホームステイとアパートの居住費について解説します!

アパートの居住費

カナダでアパートを借りる場合、1か月の費用の目安は700〜2,000カナダドルです。

都市の中心部では、家賃が1か月1,200カナダドルかかり、郊外では1か月1,000カナダドルが平均的な相場となります。

人気の都市であるバンクーバーなどの場合は、家賃がさらに高くなる傾向にあります。

アパート暮らしでは、契約などにかかる初期費用が高額になることがあります。

家具や公共料金の契約など、生活に必要な費用もすべて自分で負担しなければなりません。

アパート暮らしは自由度が高い反面、負担額も大きいため、アパートを借りることを検討している方は、留学費用の計画をしっかり立てることが重要です。

ホームステイの居住費

カナダでホームステイする場合の費用の目安は、3食付きの場合は月1,000〜1,200カナダドル、食事なしの場合は700カナダドルです。

ホームステイの費用は、3食付きで水道・光熱費込みであることが一般的なため、一見するとアパートや寮に比べて高額に感じられるかもしれません。

しかし、自炊が苦手な方にとっては、食事を用意する必要がないホームステイは費用面でもメリットがあるといえます。

カナダ留学で寮生活を選ぶポイント

最後に、カナダ留学で寮生活を選ぶ際のポイントについて解説します。

自分にとって、寮生活が最適な滞在方法かどうかを見極めるための参考にしてください。

英語力

英語力は、滞在方法を選択するうえで、とても大切なポイントです。

アパートを選ぶ場合は、契約や生活上の問題解決において英語力が必須となります。

また、ホームステイでは、ホストファミリーとの意思疎通が必要不可欠であるため、自分の意見をしっかり伝える必要があります。

寮以外の滞在方法を選ぶ場合、日常生活のあらゆる場面で英語でのコミュニケーションが求められると思ってください。

一方、寮の場合、人気の都市ほど日本人留学生と同じ寮になる可能性が高いです。

困ったときに助け合える一方で、日本人同士での交流が多くなりがちな側面もあります。

滞在方法を決める際は、自分自身の英語力を踏まえて適切な選択をすることが重要です。

費用

滞在費用も滞在方法を決めるうえで、重要な要素です。

寮の場合は、居住費が学費やプログラムの費用に組み込まれていることが多いです。

滞在方法を決める際は、費用だけでなく、居住費に食費が含まれているかを確認するようにしましょう。

居住費に食費が含まれているかどうかで、生活費全体が大きく変わってきます。

寮を選択する場合、自炊がほとんどのため、食事制限がありません。

しかし、食事が含まれない分、居住費と食費を合わせると、生活費がやや高くなるケースもあります。

また、カナダの食費は1か月2万〜4万円程度が相場です。

外食が増えるほど食費は高くなるため、食費を抑えたい場合は、自炊中心の生活を心がけるといいでしょう。

性格

滞在方法を選択する際は、どの滞在方法が自分の性格に合っているかも考慮して決めることがおすすめです。

1人の時間を大切にする方はアパートがおすすめの滞在方法といえますが、一方で英語を使う機会が少なくなってしまい、英語力が伸びない可能性もあります。

人と過ごすことが好きな方は寮生活が向いていますが、プライベートの時間の確保がしにくかったり、自由な環境をつくりにくいというデメリットもあります。

留学の1番の目的は英語学習であることを念頭に置きながら、自分の性格に合った滞在方法を選択するようにしましょう。

初心者は寮がおすすめ

留学を初めて経験する方は、寮がおすすめです。

寮は、学生や学校のスタッフなど現地の方が身近にいる環境であり、何か困ったことがある際、すぐに相談できます。

日常生活でわからないことがある場合でも、ルームメイトやほかの学生に気軽に助けを求めることが可能です。

また、寮はあらかじめ料金が決まっているため、金銭管理がしやすく、留学初心者の方にとっては安心材料となるでしょう。

まとめ

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カナダ留学での寮生活は、友達がつくりやすく、英語や異文化を学ぶ環境があることが特徴です。

留学中の居住費は寮、アパート、ホームステイのどれを選ぶかによって、それぞれ予算が異なります。

予算や生活スタイル、自分の英語力などを考慮して、最適な滞在方法を選択してください。

とくに、留学初心者の方は寮がおすすめです。

寮生活では、ほかの学生や学校のスタッフに助けを求めやすく、安心して生活ができるでしょう。

もし、留学に関して不安や疑問点がある方は、バークレーハウスへご相談ください。

バークレーハウスは、日本で初めてアメリカへの正規留学を実現させた語学スクールです。

創業50年の実績とノウハウを活かし、海外留学を検討されている方に向けた留学サポートを提供しています。

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