2021/07/26

オーストラリア留学のメリットは?国の特徴や費用、おすすめ都市を解説!

australia-study-abroad_thumbnail

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

英語圏の国はたくさんありますが、なかでもオーストラリアは魅力が多い留学先です。

自然が多く暮らしやすいうえ、留学費用を安く抑えやすい国として知られています

今回の記事では、オーストラリア留学を検討している方に向けて、オーストラリアの特徴や留学費用、おすすめの都市について紹介します。

目次

オーストラリアの特徴

オーストラリアは、南半球に位置しており、世界で6番目に大きな国です。

最大の特徴として、日本とは季節が逆になっている点があげられ、季節を問わず、紫外線が強いことでも有名です。

文化の面においては、オーストラリアは長らくイギリスの統治下にあったため、西洋の影響を強く受けています。

一方、先住民族であるアボリジニの文化も根強く残っており、独特の文化を形成しています。

また、オーストラリアは移民大国としても知られており、約3割は国外出身の方といわれています。

そのため、さまざまなバックグラウンドをもつ方が住んでおり、多様な文化や考え方に触れられるのも特徴の一つです。

オーストラリア留学のメリット

次に、オーストラリア留学のメリットについて解説します。

ワーキングホリデーができる

オーストラリアは、日本とワーキングホリデー協定を締結しています。

そのため、ワーキングホリデービザを取得すれば、オーストラリアでフルタイムで働くことができます。

オーストラリアと日本のワーキングホリデー協定には約40年もの歴史があり、日本人をスタッフとして受け入れている職場が多いため、ワーキングホリデーを活用しやすい環境といえます。

また、基本的には1年間となっていますが、条件をクリアすれば最大3年まで滞在が認められます。

長期のワーキングホリデーを経験できるのもオーストラリア留学ならではの魅力です。

日本人が多くて安心

オーストラリアには、約10万人の日本人が暮らしています。

日本を除くと、アメリカ・中国に次いで、世界で3番目に日本人が多い国です。

また、アメリカ・イギリスに続いて、世界で3番目に留学生の多い国でもあり、2019年には約1万2,000人ほどの日本人留学生がオーストラリアに留学していました。

そのため、留学先でも孤独を感じにくく、はじめての留学が不安な方におすすめです。

快適な環境が揃っている

オーストラリアは治安がよく、生活しやすい環境といわれています。

世界の都市安全性指数ランキングにおいても、シドニーやメルボルンなどの主要都市は、10位以内にランクインしています。

また、エアーズロックやグレートバリアリーフなどの大自然があり、観光地としても人気があります。

さらに日本との時差が小さく、渡航した際に適応しやすいのも特徴です。

オーストラリア国内は3つのタイムゾーンに分かれていますが、もっとも時差が大きい地域でも日本とのズレはたった1時間となっています。

1年間のオーストラリア留学の費用相場

オーストラリア留学は欧米圏への留学と比較すると、比較的費用が安く、コストパフォーマンスに優れています。

以下では、オーストラリアへ1年間留学した場合、どれくらいの費用がかかるかについて紹介します。

学費 120万円~240万円
居住費 60万円~120万円
生活費 36万円~120万円
渡航費 6万円~15万円
パスポート費用 1万1,000円~1万6,000円
ビザ費用 2,000円~5万円
合計 223万3,000円~501万6,000円

学費

留学費用のうち、多くを占めるのが学費です。

学校やコマ数によって異なりますが、オーストラリア留学の学費は年間120~240万円ほどです。

居住費

滞在する都市や滞在方法によって異なりますが、オーストラリア留学の居住費は年間60~120万円ほどです。

ホームステイ・学生寮・シェアハウスをはじめ、さまざまな選択肢があるため、コストだけで考えるのではなく、自分に合ったものを選びましょう。

生活費

オーストラリア留学の生活費は、年間36~120万円ほどです。

生活費には食費・交通費・交際費などが含まれています。

オーストラリアは世界的にみても物価が高い国であるうえ、とくに飲食店の商品価格は日本よりもかなり高く設定されています。

そのため、節約したい方はできるだけ外食の頻度を減らして、自炊などを検討してみましょう。

渡航費

オーストラリア留学の渡航費は、往復で6~15万円ほどです。

シーズンによってかかる費用が異なるため、航空券が安い時期を狙って留学に行くのもおすすめです。

パスポート費用

オーストラリア留学のパスポート費用は、1万1,000~1万6,000円ほどです。

年齢や有効期限によって手数料が異なるため、事前に確認しておきましょう。

また、パスポートは申請してから利用できるようになるまでに時間がかかるため、早めに準備を済ませておくと安心です。

ビザ費用

オーストラリア留学のビザ費用は、2,000円~5万円でほどです。

取得するビザの種類によって費用に幅があるほか、就学期間や目的によって必要となるビザが異なります。

オーストラリア留学におすすめの都市

オーストラリアには、魅力的な都市がたくさんありますが、なかでも留学におすすめの都市を3つ紹介します。

治安や暮らしやすさはもちろん、いずれも日本からの直行便があるため、渡航時の利便性にも長けています。

メルボルン

メルボルンは、オーストラリアで2番目に人口の多い都市です。

ビクトリア州南東部に位置しており、伝統的なビクトリア調の建物が多いため、ヨーロッパらしい雰囲気を味わうことができます。

英誌『エコノミスト』が発表する「世界の住みやすい都市ランキング」において、メルボルンは何度も1位となっており、世界的にみても人気の高い都市です。

同ランキングは、生活環境の安定度のほか、インフラ・教育・医療へのアクセスなどを基準に決定しており、留学生にとっても重視したいポイントがおさえられているといえるでしょう。

勉学の面でもメルボルン大学をはじめとする有名大学が点在しており、各国からの留学生も多く滞在しています。

また、人口の25%ほどが移民となっており、英語のなまりもそれほど強くないため、コミュニケーションもとりやすいでしょう。

シドニー

シドニーは、オーストラリア国内で最大の都市です。

ニュー・サウス・ウェールズ東に位置しており、行政機関や観光地などが集中しています。

交通機関も発達しているため、便利で住みやすい環境です。

学校の数もオーストラリア国内でもっとも多く、自分に合った学校を探しやすいでしょう。

また、大都市であると同時に海に囲まれている地形のため、マリンアクティビティも楽しめます。

ケアンズ

ケアンズは、オーストラリアのクイーンズランド州北東部に位置しており、日本からも比較的近い都市です。

亜熱帯気候エリアに属しており、年間を通して温暖な気候が特徴です。

また、世界最大級の珊瑚礁「グレートバリアリーフ」を目当てに、世界中から観光客が訪れるため、にぎやかな街としても知られています。

先住民であるアボリジニも多く暮らしており、アボリジニ文化に触れることができるのも魅力です。

オーストラリア留学で必要な準備

最後に、オーストラリアへ留学に行くにあたって必要な準備について紹介します。

ビザの発給を申請する

留学先の国に入国する際にはビザが必要です。

滞在する期間や目的によってビザの種類が異なるため、どのビザを申請すべきかは事前にチェックしておきましょう

たとえば3か月以内の就学を予定している場合、ETA(Electronic Travel Authority)という電子渡航許可が求められます。

3か月以上の就学では学生ビザとなり、そのほかにワーキングホリデービザなどもあります。

英語力の基礎をつくる

オーストラリアに限らず、留学に行く前には英語力の土台をつくっておくことが大切です。

英語力の基礎ができていないと、現地の人たちと話すだけでも苦労してしまい、留学生活を十分に楽しめません。

日本にいる間に文法や単語などの基礎を固めておき、留学中はどんどんアウトプットできるように練習しておくとよいでしょう

滞在予定先の気候を調べる

オーストラリアは日本と季節が逆であることは理解している方が多いでしょう。

しかし、国土が広いため、地域によって気候や気温には違いがあります。

そのため、留学前に滞在予定の都市の平均気温などを調べておき、必要な服やグッズを用意しておくと安心です。

もちろん現地で揃えることもできますが、慣れない環境で店や商品を探すのはなかなか大変です。

オーストラリアは治安のよさと自然の豊かさが魅力

オーストラリアは、日本人が生活しやすい環境として人気の留学先です。

国として教育に力を入れているため、大学や大学院のレベルも高く、長期のワーキングホリデーも受け入れています。

また、オーストラリアのなかでも、メルボルン・シドニー・ケアンズなどの都市はおすすめの滞在先です。

それぞれ特色があるため、オーストラリア留学を検討している方はぜひ自分に合う都市を探してみてください。

https://berkeleyhouse.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/kaplan-overlay.jpg
Page
top