2025/11/18

IELTSは国内の入試でも使える?スコアの目安や優遇制度のある大学を解説

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この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。
  • IELTSのスコアは国内の大学入試でも使えるの?
  • 大学入試に使うならどのくらいのスコアが必要?
  • 海外の大学に行く場合の目安のスコアは?

IELTSは、海外大学への進学だけでなく、日本国内の大学入試でも活用できる英語試験です。

多くの大学では、IELTSスコアを出願資格として認めたり、英語試験の免除や得点加算といった優遇制度を設けています。

とくに推薦入試では、IELTSスコアが大きなアピール材料となりえる可能性もあるでしょう。

本記事では、大学受験におけるIELTSの優遇制度を解説し、バンドスコア別にスコアが活用できる大学一覧を紹介します。

また、海外大学で必要なスコア基準やIELTSスコアを大学入試で使う際の注意点についても詳しく解説します。

目次

大学受験におけるIELTSの優遇制度

IELTSのスコアは、国内外の大学入試でさまざまな優遇制度を受けられる場合があります。

多くの大学では、IELTSスコアを活用することで出願資格を得られるほか、英語試験を免除されたり、スコアを入試の得点に換算する制度を採用しています。

このセクションでは、IELTSを使ったおもな優遇制度の種類を解説します。

出願資格の獲得

大学や学部によっては、IELTSなどの英語能力試験で、一定以上のスコアを取得していることが出願条件となっている場合があります。

つまり、IELTSを含む英語能力試験のスコアが規定に達していなければ、出願自体ができなくなってしまいます。

自身の英語力を証明できるよう、IELTSスコアを取得しておくことで、多くの大学で出願資格を得ることができ、進路の選択肢が広がります。

国内の大学のみならず、多くの海外大学でも英語能力試験の規定が設定されていますので、とくに英語が重視される学部や学科を目指している場合は、早めにIELTSスコアの取得を目指すとよいでしょう。

英語試験の免除

規定以上のIELTSスコアを取得しておくと、大学入試における英語試験が免除される場合があります。

基準スコアを超えている場合、大学側が入学に必要となされる英語能力をすでに証明済みと判断するため、独自の英語試験を課さないという仕組みです。

この優遇制度は、とくに英語や国際に関係する学部や学科で多く、推薦入試やAO入試でも適用されることが多いです。

免除されるIELTSスコアとは?

  • 学校や学部によって差はありますが、IELTSスコアが5.5以上であれば、一般入試の英語試験が免除される大学が多く存在します。

英語試験が免除されることで、ほかの科目に集中して入学試験対策をおこなうことができるため、効率的に受験準備を進められます。

事前に希望する大学の入試要項を確認し、自分のIELTSスコアが活用できるかを調べておきましょう。

英語試験の点数に換算

IELTSのスコアを、大学独自の英語試験の点数に換算してもらえる場合もあります。

たとえば、IELTSスコア6.0を大学の英語試験の80点に換算するなどのルールを設けている場合があります。

取得しているIELTSスコアによっては、英語試験を満点として換算してくれる大学もあり、IELTSのスコアが高ければ、入試における英語の点数を実質的に引き上げることができます。

換算方法は大学ごとに異なるため、事前に各大学の公式サイトや入試要項を確認することが必要です。

自分のスコアがどのように評価されるかを把握し、計画的に受験準備を進めましょう。

入試の得点加算

IELTSスコアを持っている場合、スコアの点数に応じて、大学独自の英語入試に得点が加算される大学もあります。

具体的には、IELTSスコア5.5以上で10点加算、スコア6.0以上で20点加算など、大学によって異なる基準が設定されています。

とくに入学試験による競争率が高い学部では、この加点が合否を分ける重要な要素となること可能性も少なくありません。

このような制度を有効に活用するためには、事前に希望する大学の加点条件を確認しておき、IELTS の目標スコアを設定しておくことが重要です。

計画的にスコアを取得することで、入試での大きなアドバンテージを得ることができます。

推薦入試でのアピール材料

IELTSスコアは、推薦入試やAO入試での重要なアピール材料として活用できます。

推薦入試やAO入試では、高校での学業成績や課外活動の実績だけでなく、英語力を証明する要素も評価の対象となる場合が多いです。

とくに、国際系学部や英語力を重視する学科では、IELTSスコアを提出することで、英語力の高さを具体的に示すことができます。

さらに、面接の際にスコアを取得した経緯や、それを活用したい将来の目標を語ることで、説得力のある自己PRが可能になります。

このように、IELTSスコアは面接においても自分を効果的にアピールするための大きな武器となるでしょう。

【バンドスコア別】IELTSが使える大学一覧

IELTSは、取得したバンドスコアに応じて利用できる大学や優遇制度が異なります。

4.0以上のスコアで出願資格や優遇制度を得られる大学もありますが、6.0以上のスコアを取得しておけば、さらに多くの選択肢が広がります。

続いてのセクションでは、バンドスコア別にIELTSが使える大学と具体的な優遇制度を一覧形式で紹介します。

受験計画を立てる際の参考にしてください。

IELTS4.0が使える主な大学と優遇制度

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