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オーストラリアのボーディングスクール留学は、質の高い教育と国際的な環境で生活ができる点で、多くの学生に人気があります。
しかし、ボーディングスクールと一概にいっても、さまざまな種類があり、学校ごとに特色も異なるため、学校選びに悩んでしまう方も多いでしょう。
- ボーディングスクールにはどんな種類がある?
- ボーディングスクールに通うメリットは?
- 学校を選ぶ際のポイントは?
といった疑問が浮かぶかもしれません。
本記事では、オーストラリアのボーディングスクールの種類やメリット・デメリットについて詳しく解説します。
あわせて、学校選びのポイントやおすすめの学校情報も紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
オーストラリアは留学先として人気が高い
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オーストラリアは、世界中の学生から高い人気を誇っている留学先です。
その理由の一つは、教育水準の高さにあります。
オーストラリア国内には43校の大学があり、そのほとんどが国公立のため、質の高い教育が提供されています。
さらに、国際的に評価の高いカリキュラムを採用しており、世界大学ランキングではトップ40位以内に6校がランクインするなど、優れた教育環境が整っています。
また、オーストラリアは多文化共生が進んだ国で、200を超える国から移民を受け入れているため、多様な文化に触れられるのも魅力です。
異なるバックグラウンドをもつ方々と出会う機会が多く、英語を母国語としない留学生に対する理解も深いことから、安心して過ごしやすい点も特徴です。
さらに、治安の良さや恵まれた自然環境なども、留学生にとって大きな魅力です。
こうした理由から、オーストラリアは人気の留学先として多くの学生に選ばれています。
オーストラリアのボーディングスクールの種類
オーストラリアのボーディングスクールには、さまざまな種類があります。
共学校、男子校、女子校のいずれかを選択できるほか、公立校と私立校という選択肢もあります。
それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。
共学校
男女が一緒に学ぶ「共学校」では、性別にとらわれずにコミュニケーション能力や協調性を育み、多様な視点を養えるという特徴があります。
グループ活動や課外活動を通じて、異性から異なる視点や価値観を学ぶ機会もあるでしょう。
また、共学校ではすべての生徒が平等に扱われるため、社会的なスキルも自然に身につきます。
とくに、卒業後の進学先や職場環境では、男女問わず協力し合う場面が多くあります。
実際の社会に近い環境で、性別を問わず勉強をしたり生活をすることは、共学校の大きなメリットといえるでしょう。
男子校
男女別の学校では、性別ごとの特性やニーズに特化した教育がおこなわれているのが特徴です。
共学校と比べて生徒間のトラブルも少なく、落ち着いた環境で勉学に励める点も特徴です。
男子生徒だけが在籍する「男子校」のボーディングスクールでは、男子特有の興味や関心に特化したカリキュラムや課外活動が充実しています。
とくに、スポーツや科学、工学などのプログラムに力を入れていたり、課外活動として参加できるスポーツの種類やチームが多い傾向にあります。
女子校
女子生徒だけが通う「女子校」も、女子の特性やニーズに合わせた教育方針が採用されているのが特徴です。
女子生徒が主体的に学び、自己肯定感を高めながら生活できる環境が整えられています。
また、共学には少ない、音楽や美術、ダンス、乗馬などのプログラムに力を入れている学校が多いのも特徴です。
近年では、女性の社会進出が進んでいるため、キャリア形成を重視したカリキュラムを導入している学校も増えています。
こうした学校では、課外活動やイベントを通じて、リーダーシップや自己表現力を伸ばす機会が用意されています。
公立校
オーストラリアでは、「公立校」のボーディングスクールに通う場合、授業料は国が負担します。
ただし、一般的に海外からの直接入学は難しいため、交換留学制度などを利用して留学する必要があります。
また、公立校は地域とのつながりが強く、地元の文化や生活をより深く理解できる点が魅力です。
地元の学生と留学生がともに学ぶ環境が整っており、異なるバックグラウンドをもつ生徒との交流が活発におこなわれます。
公立校のボーディングスクールに留学したい場合は、日本の学校が交換留学制度に対応しているか、オーストラリアに協定校があるかを事前に調べておくとよいでしょう。
私立校
「私立校」のボーディングスクールは、海外からの留学生を受け入れており、高い教育水準を提供することで知られています。
学費は自己負担となるため、公立校より費用がかかりますが、その分、質の高いカリキュラムや充実した施設を利用できるのが魅力です。
さらに、進学実績が高い学校も多くあります。
また、私立校の多くは少人数制の授業を採用しており、教師と生徒の距離が近い環境で学べます。
課外活動やクラブ活動の選択肢も豊富で、生徒の多様な興味や才能を伸ばすサポートがおこなわれていることも多いです。
学校によっては、英語を母語でない生徒向けに「ESL(英語教育プログラム)」が用意されている場合もあるため、英語力が不安な方はESLの有無を確認してみるとよいでしょう。
オーストラリアのボーディングスクールのメリット
ボーディングスクールでは、質の高い教育を受けられ、学力や語学力が向上することができます。
さらに、ほかの学生とともに生活することで、協調性やコミュニケーション能力などの社会的なスキルを磨く環境も整っています。
続いては、オーストラリアのボーディングスクールに通うメリットについて詳しく紹介します。
多様性を尊重する価値観を培える
オーストラリアは多くの国から移民や留学生を受け入れているのが特徴です。
そのため、オーストラリアのボーディングスクールには多様な国籍の学生が集まり、国際的な視野を広げる機会が多くあります。
異なる文化やバックグラウンドをもつ学生とともに生活することで、多様性を尊重する価値観を自然に身につけられる点が魅力です。
また、相手の文化やバックグラウンドを尊重しながら円滑なコミュニケーションを取るスキルは、将来的に国際的な環境で働く場合にも大いに役立つでしょう。
英語力だけでなく、コミュニケーション能力も身につく
ボーディングスクールでは、 授業だけでなく、生活においても英語がベースとなります。
学業はもちろんのこと、寮生活や課外活動など、日常的に英語を使う環境が整っています。
たとえば、ネイティブスピーカーの友人や教師との会話を通じて、表現力やリスニングスキルが自然に向上します。
また、多国籍の学生と交流することで、文化の違いを理解しながら会話をする能力も培われます。
英語力が向上するだけでなく、実践的なコミュニケーション能力が身につけられる点も、ボーディングスクールならではのメリットといえるでしょう。
ESLを取り入れている学校が多い
オーストラリアの多くのボーディングスクールでは、英語が母国語でない学生のために「ESL(English as a Second Language)」プログラムを提供しています。
ESLプログラムでは、英語の基礎から応用まで幅広いスキルがカバーされており、文法や語彙の強化だけでなく、スピーキングやライティングの練習にも重点が置かれています。
そのため、英語力に自信をもって授業や日常生活に参加できるようになります。
英語が母国語でない留学生でも、スムーズに学習環境に適応できるようなサポート体制が整っている点も大きな魅力です。
質の高い教育を受けられる
オーストラリアのボーディングスクールは、世界的に評価の高い教育水準を誇ります。
カリキュラムは最新の教育理論にもとづいて設計され、学問分野も幅広く扱われています。
また、ほとんどのボーディングスクールでは少人数制のクラスを採用していることから、教師が生徒一人ひとりに目を配れる環境が整っています。
さらに、学習環境も充実しており、最先端の施設や技術を活用した授業が多く、理論と実践の両方を学べる場が提供されています。
さまざまな課外活動に参加できる
ボーディングスクールでは、学業以外にも多くの課外活動が用意されています。
スポーツや音楽、演劇、美術、ボランティア活動など、さまざまな分野で生徒の興味を追求できる場が広がっています。
たとえば、スポーツクラブでは仲間との協力やチームプレーを学び、個人競技では自己の目標に向けて努力・挑戦する力を育てることができます。
課外活動は、学校生活をより充実させるだけでなく、協調性やリーダーシップ、創造性などを養える、成長の場です。
課外活動の選択肢が豊富なオーストラリアのボーディングスクールは、学業面のみならず、学生が多角的に成長できる環境が整っているといえます。
将来の進路選択の幅が広がる
オーストラリアのボーディングスクールで学ぶことにより、将来の進路選択の幅を大きく広げられます。
多くのボーディングスクールは、国内外の大学や専門学校とのネットワークがあり、留学生が希望する学校へ進学できるようサポートしてくれます。
たとえば、IB(国際バカロレア)やHSC(高等教育修了証明書)など、国際的に認められた資格を取得できるボーディングスクールに通うことで、オーストラリア国内のみならず、世界中の大学への進学が可能となります。
さらに、オーストラリアでは職業訓練プログラムやインターンシップを通じて、実社会でのスキルを学ぶ機会も豊富に提供されています。
このような経験は、将来のキャリア形成においても、大きなアドバンテージとなるでしょう。
\国際バカロレア(IB)について徹底解説!/親元を離れて自立心を養える
ボーディングスクールでの生活は、親元を離れて自立心を養う良い機会となります。
寮生活では、時間管理や金銭管理も自分でおこなわなければなりません。
日々のスケジュールを管理する力や家事をこなす力、そして同世代の仲間との共同生活を通じて他者への配慮やルールを守る大切さも自然と学べます。
また、家族以外の友人と生活をともにすることで、コミュニケーション能力や問題解決能力も養われるでしょう。
このようなスキルは、将来の社会人生活においても大いに役立ちます。
オーストラリアのボーディングスクールのデメリット
オーストラリアのボーディングスクールのメリットについて紹介しましたが、その反面、いくつかのデメリットも存在します。
続いてのセクションでは、デメリットを詳しく説明します。
メリット・デメリットをきちんと理解したうえで、ボーディングスクールへの留学を検討しましょう。
費用が高い
オーストラリアのボーディングスクールは教育の質が高いため、費用が高額になるケースが多いです。
とくに、私立校は年間の学費だけで数百万円かかる場合もあり、これに加えて寮費や食費、課外活動費などが発生します。
また、留学生の場合は海外保険や航空券、ビザの申請費用など、追加のコストがかかる点も考慮しなければなりません。
そのため、留学を計画する際には、事前に総合的な費用をしっかりと見積もることが重要です。
費用を抑えるためには、奨学金の利用や日本の学校に通いながら公立校のボーディングスクールへの交換留学を検討するとよいでしょう。
ホームシックになる可能性がある
ボーディングスクールに通う生徒の多くは、親元を離れて生活するのが初めての経験となります。
初めて親元を離れるうえに、異国という環境の変化、使用する言語の変化も加わり、ホームシックになる可能性もあります。
とくに、最初の数週間は新しい生活に慣れるのに苦労をする生徒も少なくありません。
ホームシックを防ぐためには、家族や友人と定期的に連絡を取り、学校や寮でも他者と積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。
また、学校が主催する交流イベントへの参加、カウンセリングサービスを積極的に利用することも、ホームシックの解消に役立つでしょう。
学校内でのサポート体制を有効に活用しましょう。
\ホームシックの乗り越え方はどうすればいい?/学校の規則が厳しい場合がある
規律の厳しさは学校によって異なりますが、ボーディングスクールでは生徒の生活を規律正しく管理するために、厳しいルールが設けられている場合があります。
たとえば、消灯時間の厳守、インターネットの利用制限、外出の制約などが挙げられます。
これらのルールは、生徒が規則正しい生活を送り、学業に集中させるために設けられていますが、自由な生活を好む生徒にとっては窮屈に感じることもあるかもしれません。
入学後のギャップを少なくするためにも、事前に学校のルールを確認し、心構えをしておくことが重要です。
もし生活面での規律が気になる場合は、学校の生活ルールが自分に合っているかどうかを学校選びの指標の一つにするのがおすすめです。
文化の違いに戸惑うことがある
オーストラリアに限らず、海外での生活は、日本とは異なる文化や習慣に直面する場面が多々あります。
食事のスタイルや挨拶の仕方、時間に対する感覚など、日常の些細な場面で文化の違いに戸惑うこともあるでしょう。
文化や習慣の違いに戸惑いやストレスを感じる場面もあるかもしれませんが、違いをマイナスに捉えるのではなく、オープンな心で新しい文化を受け入れようとする姿勢が大切です。
ボーディングスクールの生活をとおして、現地の方々やほかの留学生と積極的に交流をはかることで、異文化への理解を深められます。
日本人留学生が少ない場合がある
学校によっては、日本人留学生の割合が非常に少ない場合もあります。
そのため、今まで慣れ親しんだ日本の文化や言語が周囲にまったく理解されない環境で生活することは、ときに孤独感を生んでしまうこともあります。
しかし、日本語を使わない環境に身を置くことは、英語力を向上させ、異文化に深く没入する絶好のチャンスともいえます。
日本人以外の友人をたくさん作ることで視野が広がり、日本人が少ない環境で生活することで、自立心や適応力が自然に養われるという利点もあるでしょう。
オーストラリアのボーディングスクールの費用
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オーストラリアのボーディングスクールの費用は、学費と生活費を合わせると年間で高額になることがあります。
留学計画の初期段階で、費用の見積もりをしっかりおこない、費用面を抑えたい場合は奨学金制度の利用などを検討しておくことが大切です。
学費
オーストラリアのボーディングスクールの学費は、公立校と私立校で大きく異なります。
公立校の学費は年間100万〜200万円程度と比較的抑えられていますが、公立校へ留学するルートは交換留学に限られており、正規留学の場合は私立校を選択しなければならないケースがほとんどです。
私立校の場合は年間400万〜600万円を超える学校もあり、施設やカリキュラムの充実度によってはさらに高額になる場合もあります。
ホームページなどで公開されている学費には、通常、授業料、施設使用料、教材費、試験料などが含まれています。
ただし、細かい費用の内訳は学校ごとに異なり、追加の授業料や登録料などが発生することも考えられます。
そのため、事前に費用の内訳を確認して、予算計画を立てることをおすすめします。
生活費
ボーディングスクールへの留学費用は、学費のみならず、生活費も重要な要素です。
寮費は年間で約100万〜300万円程度が一般的で、寮内での食事や光熱費、インターネット使用料が含まれている場合が多いです。
ただし、生活費は寮費だけでなく、個人的な支出も考慮する必要があります。
たとえば、交通費や娯楽費、衣類や文房具の購入費用などが挙げられます。
都市部の学校では地域の物価が高いため、地方の学校に比べて生活費が高くなる傾向があります。
また、オーストラリアでは18歳未満の生徒が長期留学をする場合、現地の保護者の役割を果たす「ガーディアン」を指定することが法律によって義務付けられています。
ボーディングスクールのように寮がある学校では、学校スタッフがガーディアンとなる場合が多いです。
ガーディアンには、ガーディアン費用を支払いますが、寮費に含まれている場合とそうでない場合があるため、事前に確認しておきましょう。
さらに、留学生はオーストラリアの健康保険(OSHC)に加入しなければならず、年間5万〜10万円程度の支払いが必要です。
これらの費用も含めた総合的な予算を考慮しておくことが大切です!
オーストラリアのボーディングスクールを選ぶポイント
自分に合うボーディングスクールを選ぶためには、学校の性別構成(男子校・女子校・共学校)、教育方針や校風、費用や奨学金制度の有無、そして学校の立地や周辺環境を考慮することが重要です。
自分の目標やニーズに合った学校を選ぶことで、充実した留学生活を送れます。
男子校・女子校・共学校
前述したとおり、オーストラリアのボーディングスクールには、男子校、女子校、共学校の3つのタイプがあります。
男子校・女子校では、性別特有の興味関心やニーズに特化した教育プログラムが採用されており、生徒が安心して学べる環境が整っています。
共学校は、性別を超えたコミュニケーション能力や協調性を養えるほか、 異なる視点をもつ生徒同士が交流することで、幅広い価値観や社会性を身につけることが期待されます。
それぞれに異なる強みがあるため、自分の学びたい環境や過ごしやすい環境、留学を通じて実現したい目標に応じて選択することが大切です。
まずは男子校・女子校・共学のどれが自分に合っているかを考えることで、学校の選択肢を絞りやすくなります。
教育方針・校風
学校を選ぶ際には、教育方針や校風をしっかりと確認しましょう。
学校ごとに独自のビジョンや目標をもっているため、自分の価値観や学びたい内容に合う学校がどうかを見極めることが大切です。
たとえば、厳格な校則のもとで学力向上を重視する学校もあれば、創造性や自発性を大切にする自由な校風の学校もあります。
また、芸術やスポーツなど特定の分野に特化したプログラムを提供している学校もあるため、自分の興味やキャリアの目標に合ったプログラムを重視して選ぶこともできます。
現地で開催されるオープンキャンパスや、日本国内でおこなわれる留学説明会などに参加することで、実際の雰囲気や教育内容をより詳しく知ることができます。
さらに、学校の実態をより深く理解するためには、在校生や卒業生の声を参考にするのもおすすめです。
費用・奨学金
費用は、ボーディングスクールを選ぶ際の大きな要素の一つです。
公立校と私立校では学費に大きな差があるため、自分の予算に合った学校を選ぶことが大切です。
また、多くのボーディングスクールでは奨学金制度を設けています。
学業成績やスポーツ、音楽などの特技に応じた奨学金が提供されることがあり、これを利用することで経済的な負担を軽減できます。
また、奨学金の申請には、事前の準備が必要です。
申請書類や面接が求められる場合が多いため、早めに情報を収集し、計画的に準備を進めることをおすすめします。
立地・環境
学校選びの際は、学校の立地や周辺環境も考慮すべき重要なポイントです。
都市部に位置する学校は交通の便が良く、美術館や図書館、劇場などの文化的施設や、現地のイベントなどのアクティビティにアクセスしやすいという利点があります。
一方、地方の学校は自然に囲まれた静かな環境で、集中して学びやすいのが特徴です。
また、気候や地域の治安も重要な要素です。
自分が快適に過ごせる環境かどうかを確認し、学校訪問や現地の情報を収集することで、より適切な選択ができます。
オーストラリアのおすすめボーディングスクール
最後に、オーストラリアのおすすめのボーディングスクールを6校紹介します。
紹介する学校がすべてではありませんが、学校選びの際の参考にしてみてください。
Brisbane Grammar school/Brisbane Boys’ college
シドニー、メルボルンに次ぐ第三の都市ブリスベンにある、オーストラリア最古の私立男子校です。
少人数制のクラスで勉強に打ち込める環境が整っており、教育の質が非常に高く、優秀な生徒たちが集まっています。
ホームステイも選択できますが、キャンパス内にある食事や掃除のサポート付き学生寮で、仲間たちとともに過ごすことも可能です。
また、スポーツ施設が充実しており、スポーツの科目に力を入れているのも特徴です。
さらに、都市の中心部からは公共交通機関で約10分と、シティセンターまでのアクセスが良い点も魅力です。
生徒の約4分の1が留学生で、ESLプログラムも充実しています。
St Margaret’s Anglican Girls School
セント マーガレット・アングリカン・ガールズスクールは、ブリスベンにある地元での評価がかなり高い私立の女子校です。
ブリスベンがあるクイーンズランド州のなかでもトップクラスの教育の質を誇ります。
音楽やスポーツ、コンピュータなど、選択科目の科目も幅広く、学業以外のスキルを育む課外活動や、オーストラリアの広大な自然を生かしたアウトドア教育にも力を入れています。
また、ブリスベンの都市部からは公共交通機関で約20分ほど、街からもそう離れておらず、設備が充実した落ち着いた環境で勉学に励める点が特徴です。
留学生の受け入れも積極的で、英語を学ぶESLプログラムも提供されています。
Scotch College
スコッチ・カレッジは、オーストラリアの第二の都市、メルボルンにある私立の男子校です。
1851年に設立され、170年以上の歴史をもつ伝統校で、広大な敷地と設備の整った美しいキャンパスが特徴です。
生徒のうち約30%が留学生で、英語が母国語でない生徒への英語教育サポートも充実しています。
学業はもちろんのこと、スポーツや音楽、演劇などの文化活動にも力を入れており、課外活動も豊富です。
また、メルボルンは過去に「世界でもっとも住みやすい都市」に6年連続で選ばれるほど、医療やインフラ、教育、文化、治安が整った魅力的な街として知られています。
St. Catherine’s School
セント・キャサリンズ・スクールは、首都のシドニーにある私立の女子校です。
良い人格と知性を兼ね備えた世界で活躍できる女性の育成を目指しており、幼稚園から日本の高校3年生にあたるYear12までの生徒を受け入れています。
教育の質が非常に高く、オーストラリア国内での大学進学率が高いのも特徴です。
オーストラリアには、入学できるコースや大学を決めるための指標となる「ATARスコア」というものがあります。
Year12の生徒の半数以上がATAR 90を取得しており、これは州の上位10%に入る高成績です。
また、デザインから音楽、ビジュアルアート、演劇などの選択科目も充実しており、生徒一人ひとりに合ったサポートが受けられます。
Geelong Grammar School
ジロンググラマースクールは、メルボルン郊外にあるオーストラリア屈指の名門私立校です。
チャールズ国王が皇太子だった時代に留学していたことでも有名で、世界的にも高く評価され、世界のベスト100校にも選ばれた学校です。
オーストラリア国内はもちろんのこと、世界中から学生が集まる人気校です。
成績や学力のみを重視するのではなく、生徒一人ひとりの才能や強みを伸ばして、自分らしく幸せに生きる力を養うことを目指すポジティブ教育を採用しています。
男女共学の少人数制で多様性を重視した学習環境が魅力です。
St Peters Lutheran College
セントピーターズ・ルーテル・カレッジは、ブリスベンにある男女共学の私立校です。
東京ドーム約49個分に値する230ヘクタールものキャンパスをもち、学業のみならず、多彩なスポーツプログラムや最先端の音楽施設も充実しています。
生徒一人ひとりの興味や才能を伸ばせる環境が整えられているのが特徴です。
カリキュラムは、ビクトリア州教育省が発行する教育修了書を取得する「VCE」か、国際的に認められる大学入学資格である国際バカロレア「IB」かを選べます。
オーストラリアで自分に合ったボーディングスクールを見つけよう!
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オーストラリアのボーディングスクール留学は、語学力や学力を伸ばすだけでなく、国際的な環境でさまざまな感性や人間力を磨くことができ、人生全体を豊かにする貴重な経験となります。
学校によって得られる学びや経験が異なるため、オーストラリアの多様な学校のなかから、自分の目標やニーズに合った環境を見つけることが成功のカギとなります。
本記事を参考に、学校選びのポイントやメリット・デメリットを理解し、理想の留学プランを立てましょう。
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