オーストラリアは英語圏のなかでも、語学留学やワーキングホリデーの留学先として、高い人気を誇っています。
留学を検討している方のなかには、「オーストラリアが留学先として人気なのは知っているけど、その理由は何だろう?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
今回は、オーストラリアが留学先として選ばれる理由や、オーストラリア留学のメリット・デメリット、さらにおすすめの留学方法について紹介します。
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オーストラリアの人気の理由
オーストラリアは毎年世界各国から多くの留学生が集まる人気の国です。
人気の理由としては、治安の良さや、教育水準の高さなど、留学生が安心して快適に過ごせる環境の良さが挙げられます。
英国の政治経済誌、「エコノミスト」が毎年発表している「世界でもっとも住みやすい都市」ランキングでも、オーストラリアの都市は毎年上位にランクインしています。
2023年度のランキングでは、世界172の都市が安定性、医療、文化、教育、インフラの5つの観点で評価され、総合ランキングが発表されました。
その結果、メルボルンが3位、シドニーが4位にランクインしています。
このように、世界的にも住みやすい国であるオーストラリアは、留学先として魅力的な国です。
以下では、オーストラリアが人気の理由を7つ紹介します。
さまざまな特色をもつ都市が選べる
オーストラリアは、日本の約22倍の国土をもつ広大な国であり、都市ごとに気候や気温、雰囲気が大きく異なります。
たとえば、ケアンズは世界遺産のグレートバリアリーフをはじめとした大自然を満喫できる都市です。
南国らしいリラックスした雰囲気のなか、ダイビングやシュノーケリングが存分に楽しめます。
一方、メルボルンは歴史あるビクトリア調の建物と現代的なビルが融合する、美しい街並みが特徴です。
芸術の都としても知られており、有名な美術館や展示館が多くあります。
また、カフェ文化の中心でもあり、街中に個性豊かなカフェが点在していることもメルボルンの魅力です。
そのほかの主要都市も、その土地ならではの独自の魅力があり、自分のライフスタイルに合った都市を選べる点が、人気の理由の一つです。
豊かな自然環境と快適な気候
留学生に選ばれるもう一つの理由は、豊かな自然環境と快適な気候にあります。
オーストラリアは日本とは異なる広大な自然に恵まれており、世界遺産に登録されている観光スポットも数多くあります。
前述したとおり、広い国土をもつことから、地域ごとに気候が異なることも特徴です。
南部に位置するメルボルンは日本と同様、冬は寒くなりますが、北部のケアンズやゴールドコースト、ブリスベンは年間を通して温暖で過ごしやすい気候です。
また、内陸部は砂漠地帯となっており、アボリジニの聖地である世界最大級の一枚岩、エアーズロック(ウルル)は、この地域にあります。
治安が良く、安心して生活できる
オーストラリアは治安が良く、安心して生活できるのも人気の大きな理由です。
日本も治安が良い国として知られていますが、とくにはじめて海外留学する方は、安全面が不安という方も多いでしょう。
オーストラリアでは銃規制がされており、大陸全体が一国で成り立っているため、他国からの銃や違法薬物の流入リスクも低く、比較的安全な国とされています。
また、飲酒や喫煙に対するルールも厳しく、お酒やたばこの購入にはかならず身分証明書が必要です。
パブやクラブといったお酒が飲める場所に入店する際も、身分証明書の提示が義務付けられています。
さらに、公共の場での飲酒は法律で禁止されており、違反をすると罰金が科せられます。
このように、オーストラリアではトラブルを防ぐためのルールがしっかりと定められているため、留学生にとっても安心して生活できる環境が整っているといえます。
質の高い教育を受けられる
質の高い教育が受けられるのもオーストラリアの魅力です。
オーストラリアには43校の大学があり、数は多くないものの、ほとんどが国公立大学のため、教育の質が高いとされています。
英国の大学評価機関による、世界大学ランキング2025では、メルボルン大学が13位、シドニー大学が18位にランクインしています。
トップ40位以内に6校が選ばれるなど、オーストラリアの大学のレベルの高さが証明されています。
オーストラリアの大学では、日本のような入試制度ではなく、高校の成績や英語力を総合的に判断して入学が決まります。
また、大学は3年制が一般的で、1年次から専攻に分かれて専門分野を学び、最短で3年で卒業資格が得られます。
ただし、医学や工学などの理系学部では、修了までに4年〜6年かかることもあるため、希望する学部のカリキュラムを事前に確認するようにしましょう。
多様な文化に触れられる
オーストラリアでは、多種多様な文化に触れる機会が多くあります。
世界200か国以上からの移民を受け入れており、とくにイギリスやヨーロッパ諸国からの移民が多いことが特徴です。
また、最近では、インドや中国からの移民も急増しています。
2023年にオーストラリア統計局が発表したデータによると、海外生まれの方がオーストラリアの総人口の29.5%を占めています。
そのため、オーストラリアは留学生が異文化理解力や対応力を高めるのに最適な環境といえます。
さらに、多くの移民がレストランやお店を開いているため、多国籍な料理や食材が楽しめる点も魅力の一つです。
出典:オーストラリア統計局
フレンドリーな国民性
オーストラリアの方々は明るく陽気で、フレンドリーな方が多いです。
街中を歩いていると、見知らぬ人でも気軽に挨拶をしてくれたり、困っているとすぐに助けてくれることがよくあります。
温暖な気候の影響か、マイペースで細かいことにこだわらず、おおらかな性格が特徴です。
このように、全体的にフレンドリーな国民性のため、海外留学が初めての方にとっても安心でしょう。
アジア人でも住みやすい
オーストラリアはアジア人にとっても住みやすい国といわれています。
前述のとおり、オーストラリアは移民が多く、ヨーロッパやアジア、中東など、さまざまな民族が暮らす多民族国家です。
そのため、オーストラリアの方々は英語を母国語としない方や外国からの留学生に対して非常に理解があります。
たとえ英語が流暢に話せなくても、ボディランゲージなどを交えつつ一生懸命伝えようとすれば、きちんと話を聞いてくれるでしょう。
多様な民族がともに暮らしているオーストラリアでは、アジア人だからといって差別される心配も少ないといえます。
オーストラリア留学のメリット
オーストラリアの国の特徴や、住みやすさについて紹介しました。
次に、オーストラリアへの留学が学生にとってどのような魅力をもつのかについて解説します。
オーストラリア留学の8つのメリットについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
多国籍な環境でさまざまな英語に触れられる
オーストラリアに留学することで、多国籍な環境でさまざまなアクセントの英語に触れることが可能です。
移民が多いオーストラリアでは、語学学校の講師も必然的に多国籍になります。
オーストラリア人だけでなく、アメリカ、カナダ、イギリス、ニュージーランド、南アフリカなど、さまざまな国の講師から学ぶチャンスがあるでしょう。
ただ、留学を検討している方のなかには、英語のアクセントが気になる方もいるかもしれません。
しかし、実際に世界で英語を使ってコミュニケーションを取る際には、会話をする相手に訛りがあることがほとんどです。
たとえば、アメリカ英語やイギリス英語のネイティブな発音だけしか聞き取れないと、実践の場では困ることもあります。
そのため、多種多様なアクセントの英語に慣れておけるのは、オーストラリア留学の大きなメリットです。
政府登録制度
オーストラリアでは、留学生を受け入れるすべての教育機関は、政府登録制度(CRICOS)で認定を受ける必要があると、法律で定められています。
CRICOSで認定を受けるには、学校であれば教師の資格や授業内容、設備、料金設定など、政府の基準を満たしていなければなりません。
また、学生ビザを申請するには、CRICOSの認定を受けた学校やコースを選ぶ必要があります。
これにより、留学生が学ぶすべての学校で質の高い教育とサービスが保証されているため、安心して学ぶことができます。
時給が高く、経済的に恵まれている
オーストラリアはアルバイトの時給が高く、経済的にも恵まれています。
ここ数年はインフレの影響もあり、毎年時給が上昇しています。
オーストラリアの公正労働委員会(Fair Work Commission)は、2024年7月1日から最低賃金を時給24.10オーストラリアドル(約2,500円)に引き上げると発表しました。
東京の最低賃金も近年上昇傾向にありますが、現在は1,113円です。
つまり、オーストラリアでは日本の2倍以上の時給で働くことができます。
また、土日や祝日はさらに時給が上がるため、オーストラリアの学生は週末にアルバイトをすることが多いです。
学校に通いながら、アルバイトで留学費用を稼ぎやすい点もオーストラリア留学の魅力です。
日本からのアクセスが良く、時差も少ない
オーストラリアは日本からのアクセスが良く、時差が少ないため、留学生に人気の国です。
成田、羽田、関西空港から主要都市への直行便が運航されており、乗り換えなしで行けるため、初めての留学の方でも安心です。
また、ジェットスターなどの格安航空会社(LCC)を利用できるのもメリットの一つです。
LCCを利用すると、従来の航空会社(FSC)に比べて快適さはやや劣りますが、航空券の費用を大幅に抑えられます。
さらに、日本との時差がほとんどないため、留学中に日本の家族や友人と連絡を取る際も、時差を気にせずに済みます。
学生ビザでアルバイト可能
学生ビザで留学する場合、語学留学生でもアルバイトが可能です。
学期中は2週間あたり最大48時間、休暇中であればフルタイムで働けます。
実際、オーストラリアに留学する多くの学生がアルバイトをしながら学校に通っています。
一方、アメリカやイギリス、カナダに留学する場合も学生ビザでアルバイトはできますが、学校の種類によってさまざまな制限があり、語学留学生は基本的に就労できません。
留学資金を親に頼らず自分で準備したい方や、長期留学を希望している方にとって、オーストラリアは生活しやすい国といえるでしょう。
留学の選択肢が豊富
オーストラリアは、多様な留学スタイルを選べる点も人気の理由です。
海外留学の一つの方法として、ワーキングホリデーがあります。
オーストラリアのワーキングホリデービザは、発給数に制限がなく、条件を満たせば誰でも取得可能です。
さらに、一定の条件を満たすと、セカンドワーキングホリデービザ(2年目)やサードワーキングホリデービザ(3年目)の申請も可能です。
働きながら生活費を稼ぎつつ、オーストラリアに長期滞在できるため、学生だけでなく社会人にとっても利用しやすい制度です。
また、ワーキングホリデー中は、1年間で17週間未満であれば、語学学校に通うことも認められています。
オーストラリアは、学生ビザでの長期留学、またはワーキングホリデービザでの留学など、目的や予算に合わせて自由に選択できる点も魅力です。
滞在先もさまざま
オーストラリアは、滞在先も学生寮やホームステイ、シェアハウスなど、さまざまな選択肢があります。
滞在先は、日本から学生寮やホームステイへの入居手続きを済ませておくのが一般的です。
学生寮は学校の敷地内にあるため、通学時間も交通費もかからず、遅刻の心配も少ないため、学生にとても人気の滞在方法です。
ホームステイでは、ホストファミリーとの共同生活を通して、現地の文化を体験する機会が多くあります。
また、英語漬けの環境もつくりやすいため、英語力の向上も期待できるでしょう。
現地の生活に慣れた学生のなかには、シェアハウスに引っ越す人もいます。
シェアハウスはオーストラリアで人気の滞在方法で、マンションタイプや戸建てタイプなど、種類もさまざまです。
留学生同士でシェアすることもあれば、現地ファミリーの空き部屋を使わせてもらう場合、または独身の社会人と一緒に暮らすといったケースもあります。
社会人でも留学しやすい
社会人でも留学しやすい環境が整っていることも、人気の理由です。
オーストラリアの語学学校に通っている学生は、20代の社会人の方が多いです。
専門学校に通う学生も社会人が多く、年齢に関係なく留学しやすい点が魅力といえます。
また、オーストラリアの学生ビザでは、語学留学生でもアルバイトが可能で、ワーキングホリデービザを利用して働きながら語学学校に通う選択肢もあります。
働きながら学べる環境は、留学資金を自分で準備する社会人にとって、非常に留学しやすい国といえるでしょう。
オーストラリア留学のデメリット
オーストラリア留学は日本人に人気が高く、治安の良さや教育水準の高さなど、多くのメリットがあります。
一方で、いくつかのデメリットもあります。
以下では、オーストラリア留学のデメリットを5つ解説します。
留学後に焦ることがないよう、注意点についても事前にしっかり理解しておきましょう!
天気が極端
オーストラリアは地域ごとに気候が大きく異なり、四季がはっきりしている場所や、1年中温暖な場所もあります。
さらに、日によって気温差が激しかったり、天気が変わりやすいことがあります。
とくに、メルボルンは「1日のなかに四季がある」と言われるほど天気が不安定で、朝晩の気温差が激しく、急な雨も珍しくありません。
そのため、外出する際は、温度調節がしやすい服装で出かけるといいでしょう。
留学先の都市を選ぶ際は、各都市の天候の特徴をよく理解したうえで、検討するようにしてください。
訛りが強い
オーストラリアの英語は「オージーイングリッシュ」と呼ばれ、独特の発音が特徴です。
たとえば「Today」はアメリカ英語で「トゥデイ」と発音しますが、オーストラリア英語では「トゥダイ」と発音することなどが有名です。
最初は、現地の英語が聞き取りにくいと感じるかもしれませんが、語学学校の先生は聞き取りやすい英語で話してくれることがほとんどです。
また、都市部は多くの移民が住んでいることから、英語の訛りもそれほど強くない傾向があります。
地方やオーストラリア人同士の会話では訛りが強く感じるかもしれませんが、生活するうちに自然と聞き慣れていくでしょう。
日本にも方言があるように、オーストラリアの訛りや表現も含めて楽しみながら学ぶことで、英語の理解力の幅が広がります。
物価が高い
オーストラリアの物価は日本に比べて全体的に高く、とくに外食や家賃は高めです。
外食すると、費用は日本の約2倍かかると考えておいた方がいいでしょう。
家賃も日本より高く、とくに人気の都市部に行くほど、値段は上がります。
生活費を抑えたい方は、シェアハウスやルームシェアを利用して家賃を抑え、できるだけ自炊を心がけるとよいでしょう。
また、自炊する際も、ルームメイトと食材をシェアすれば、食費をさらに節約できます。
オーストラリアは物価が高いですが、その分アルバイトの時給も高いです。
語学留学生でも就労可能なため、学校に通いながらアルバイトをすれば、生活費の心配はそれほどいりません。
アルバイトを通じて英語を使う機会も増えるため、英語力の向上にも繋がります。
紫外線が強い
オーストラリアの紫外線は非常に強いため、対策が必要です。
紫外線を吸収するオゾン層が薄いため、紫外線の強さは日本の約5倍といわれています。
在日オーストラリア大使館の公式サイトでも、外出時には帽子やサングラスの着用や、2時間おきの日焼け止めの塗り直しなどが推奨されています。
渡航前に紫外線対策について、しっかり確認するようにしましょう。
また、オーストラリアは湿気が少なく、空気が乾燥しているため、肌が荒れたり髪が傷みやすい環境です。
乾燥による皮膚トラブルなどを防ぐためには、こまめな保湿が必要です。
日本で使い慣れたスキンケアやヘアケア用品がある方は持参すると安心です。
水不足対策が必要
オーストラリアは砂漠が多く乾燥した気候のため、長年水不足に悩まされています。
そのため、日本のように湯船に浸かってゆっくりお風呂に入ることや、毎日洗濯することは難しいかもしれません。
実際に、ホームステイ先ではシャワーの時間が5分〜10分以内に制限されたり、洗濯できる曜日が決められてることも多いです。
とくに地方では水不足が深刻で、水を使いすぎるとトイレの水が流れなくなるケースもあります。
毎日お風呂に入ったり、洗濯できることが当たり前の環境で生活している日本人にとっては、不便に感じることもあるでしょう。
おすすめの留学方法
オーストラリアでの留学には、大きく分けて3つの留学方法があります。
以下では、語学留学、ワーキングホリデー、そして大学や専門学校への留学について、それぞれの特徴やメリットを紹介します。
自分の希望に合った留学スタイルを選ぶ際の参考にしてください。
語学留学
オーストラリアに語学留学をする場合、留学期間によって、必要なビザが異なります。
3か月未満の短期留学の場合は観光ビザ(ETA)で留学できますが、3か月以上の長期留学の場合は学生ビザが必要です。
観光ビザでは就労できませんが、学生ビザもつ留学生は語学留学中でも就労が認められています。
学生ビザを利用した語学留学の場合、2023年7月現在で2週間あたり最大48時間の就労が可能で、休暇中はフルタイムでの就労が可能です。
ワーキングホリデー
オーストラリア留学では、ワーキングホリデーも人気な留学方法となっています。
ワーキングホリデービザを利用すると、同じ雇用主のもとで最大6か月まで働けます。
留学先で収入を得ながら海外生活を楽しみたい方にとって、ワーキングホリデーは最適な留学方法です。
また、多くのワーキングホリデー協定国のなかでも、オーストラリアは最低賃金が非常に高い国として知られています。
大学・専門学校留学
大学
オーストラリアの大学は、ほとんどの大学が国公立で、教育の質が高いとされています。
また、学士号が3年で取得できることも大きな特徴です。
日本の大学では一般教養の授業はなく、大学入学後すぐに専門課程が始まります。
一方、オーストラリアでは、Year11とYear12(高校2、3年)で一般教養や大学の専門課程に必要なスキルを勉強します。
そのため、日本の高校を卒業したあとにオーストラリアの大学に入学したい日本人留学生は、オーストラリアの一般教養に相当するコースを修了する必要があります。
オーストラリアの各大学では、留学生向けに1年間で一般教養や英語を学べる「ファウンデーションコース」を開講しており、このコースに入学するには、IELTS 5.5以上の英語力が必要です。
高等職業訓練専門学校(TAFE)
TAFE(Technical and Further Education)は、オーストラリアにある州立の高等職業訓練専門学校です。
留学生向けの英語コースをはじめ、さまざまな専門コースが提供されています。
TAFEに通う学生の約9割は現地のオーストラリア人で、ビジネスや福祉、農業、ツーリズムなど、幅広い分野の専門知識を学ぶことが可能です。
また、TAFEに進学すると、学習レベルや期間によって、以下のような証明書や資格が取得できます。
- Certificate1〜4
- Diploma
- Advanced Diploma
DiplomaやAdvanced Diplomaは上級コースにあたり、これらの資格を取得することで、大学2年次に編入も可能です。
なお、TAFEに入学するためには、高校卒業以上の学業成績と英語力が求められます。
必要な英語力はコースによって異なりますが、CertificateレベルではIELTS 5.0〜5.5、DiplomaレベルではIELTS 5.5〜7.0レベルが目安となります。
私立専門学校
私立専門学校においても、州立のTAFEと同様にさまざまな専門コースが設置されています。
コースによってCertificate1〜4やDiploma、Advanced Diplomaなどの資格の取得が可能です。
州立のTAFEがオーストラリア全土にあるのに対し、私立専門学校は主に主要都市にあります。
私立専門学校はビジネス、美容、ツーリズムといった特定の分野に特化し、少人数制のきめ細やかな指導を提供しているのが一般的です。
カリキュラムが集中的に組まれているため、コースの期間が短く、早く卒業できるというメリットがあります。
また、TAFEの入学時期が年2回であるのに対し、私立専門学校は学校によって毎月入学日を設けていることから、留学生を柔軟に受け入れていることも魅力の一つといえるでしょう。
入学条件については、同じコースであればTAFEと私立専門学校に大きな差はありません。
まとめ
オーストラリアは自然が豊かで治安が良く、質の高い教育が受けられる魅力的な国です。
語学留学生でも就労しやすく、ワーキングホリデーの自由度も高いため、働きながら英語を学びたい留学生にとって、最適な留学先といえるでしょう。
また、世界各国からの移民が多く、フレンドリーな国民性のため、初めて海外留学をする方でも安心して過ごせます。
バークレーハウスでは、海外留学を検討している方に向けてさまざまな留学サポートを提供しています。
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